MHXで初登場した操虫棍。
同作の初期装備の一つ。
この記事では同じ見た目の「オブシドロッド」や「エルダーロッド」も扱う。
目次
ベルダーロッド
- 虫を操る道具として作られた棒に、石の刃を取り付けた操虫棍。
納刀時は上下の刃が内側にスライドされ、少しコンパクトになる。
抜刀時にそれが外側に展開し、印弾を撃つと下部分が更に外側にスライドする。 - 猟虫は切断属性のクルドローン。
性能
MHX
- 生産直後の性能は、
- 攻撃力60
- 無属性
- 斬れ味は初期装備で唯一緑が…と思いきや、他と同じ
- 会心率0%
- スロットなし
前作の初期装備操虫棍が短いながら素で緑があったためか少し頼りなく感じてしまう。
まぁあちらは次の強化まで間があったため仕方ないだろう。 - LV2で「フェーダーロッド」、
LV3で「怪鳥矛」と「ロアルブルーム」、
そしてLV5で後述の「オブシドロッド」に派生強化が可能。 - ベルダーロッドのまま強化するとLV8で最終強化を迎え、
「サージュロッド」となる。- 少し高めの攻撃力210
- やはり無属性
- 長めの緑と短い青、斬れ味+2でようやく短い白が出現
- 会心率は0%のまま変わらず
- 増えたスロット1
だがそこまでしなくても属性付きで優秀な性能の操虫棍は他にごまんとあるため、
こちらは鈍器使いを使った緑ゲージでの運用が基本となる…のだが。 - なまくらで高火力の操虫棍業界も結構な激戦区だった。
- ドスランポスの「銃剣【青大将】」。
こちらより高い攻撃力230を持つ。
素で緑しか出ておらず、こちらと比べると少し短いがそれでも十分な長さ。
それに加えスロット3が光る。 - ドスガレオスの「サンドヘルアンカー」。
水属性20を持ちながら、こちらを上回る230という高い攻撃力。
素で緑だが、その長さはサージュロッドの緑を上回る。 - 今作のラスボス、オストガロアの「白骸の邪操棍」。
会心率-25%や斬れ味の悪さという枷はあるが、
260というトップタイの攻撃力に龍属性18のおまけ付き。 - HR解放後に参戦、ウカムルバスの「崩天杖キキリオンカム」。
やはり悪い斬れ味と会心率-30%が足を引っ張るが、
白骸の邪操棍と並びトップタイの攻撃力260。
氷属性10と防御+10のおまけ付き。 - ベルダーロッドのもう一つの姿、
オブシドロッドの最終形「歴耀棍トリアス」。
詳しくは後述にて。
スロット数で勝負をすると、今度は銃剣【青大将】に負けてしまう。
やはり初期装備の限界と言ったところか。 - ドスランポスの「銃剣【青大将】」。
- ならば強化時期で差を付けたい。
サージュロッドと銃剣【青大将】は★7、サンドヘルアンカーは★6で完成する。…あれ?- 一応やろうと思えば、
そこまでする必要があるかどうかは別としてイベントクエストを利用すれば
上位に上がってすぐ最終強化可能である。
- 一応やろうと思えば、
MHXX
- MHXXでは更なるレベルアップが可能に。
LV9へはG★1ですぐに手に入る小型モンスター素材や採取系素材で強化できるため、
G級序盤の攻略用に使えないこともない。
ただしスロットは2に増えるものの斬れ味はあまり変化がなく、素材も5つ必要なモンスターの特濃がやや面倒。
攻略用ならば攻撃力がこちらよりも高く、素材も比較的楽に集めやすい
後述のエルダーロッドの方が適しているだろう。
- その後はG★3でLV10に、G★4到達段階でLV11に強化できる。
LV11では究極強化となり、武器名は「ソフォスロッド」となる。
性能は以下の通り。- 攻撃力320
- 無属性
- 斬れ味は素で白40、匠でも白が延長されるのみ
- スロット3
とはいえ簡単な素材で作ることができ、素で十分な白ゲージにスロット3と扱いやすいため、
HR解放までの繋ぎとして作っておくには十分かもしれない。
ラスボスを倒すことが出来たならばほぼ上位互換の「真名メトイエル」が作製できるので、
そちらに乗り換えるといいだろう。
- MHXXでは猟虫の交換が可能になったが、ベルダーロッドは武具屋で購入可能であり、操虫棍では一番安価なので、
切断型の猟虫を入手したい場合はベルダーロッドを購入することで容易に調達可能である。
オブシドロッド
- ベルダーロッドをLV5で派生強化させると、このもう一つの姿オブシドロッドになる。
ベルダーロッドと比べると、全体的につやっとした光沢が出て色も青みが強い感じになる。形は変化なし。
猟虫は同じく切断属性のクルドローン。
- 銘に使われている「トリアス」とはトリアス紀を指す。
ジュラ紀のひとつ前の地質時代であり、つまりは三畳紀の別の呼び名である。
恐竜が誕生したのはこの時代の中期とされる。
性能
MHX
- LV6で最終強化「歴耀棍トリアス」となる。性能は、
- サージュロッドより高い攻撃力220
- 同じく無属性
- サージュロッドより長い緑と青、斬れ味+1から白が出現
- こちらも会心率0%
- こちらはスロットなし
だが属性付き武器にはさすがに敵わず、
鈍器運用をするにしてもやはりサンドヘルアンカーの存在が痛い。
更に言うと最終強化に古龍の浄血が必要になるため、
サンドヘルアンカーはおろかサージュロッドより最終強化は遅い。なんとHR解放後である。
サージュロッドより性能は上なのに…勿体無い話だ。
MHXX
- こちらも強化先が登場。
LV7への強化は獰猛化狩猟の証IVが必要なため、ベルダーよりも遅れG★2終盤となってしまう。
そしてLV8で究極強化「エテル=トリアス」となる。
その性能は、- 攻撃力330
- 無属性
- 素で白50、斬れ味+2でしっかり紫30が出現
- スロット2
ただし強化できるのはまたしてもHR解放後。
そうなるとやはり優秀な無属性武器「真名メトイエル」の存在により、
こちらを作る価値はほぼなくなってしまう。
エルダーロッド
- MHXXで登場した、G級に挑むハンターのために龍歴院が作り出した新たな化石武器。
見た目は赤褐色のベルダーロッドである。
ただしベルダーからの派生ではなく直接生産での作製となる。
- 猟虫は他の2本と同じく切断属性である。
性能
MHXX
- G★1で少し採取すればすぐに作製が可能。
無属性だが高めの攻撃力260に、素で短めの白ゲージを持っている。
今作から猟虫を他の棍と付け替えることが出来るようになったため、
上位までに育てた猟虫を相棒にすることによってスムーズにG級を駆け出すことができるだろう。
- G★2に上がるとLV2の「サルビアロッド」への強化が可能になる。
攻撃力は280に上がり、斬れ味は素の白が40になったため扱いやすくなった。
しかし次のLV3への強化はHR解放後となっているため、
この辺りで乗り換え先の武器を探しておいた方がいいだろう。
よくオススメされているのはロアルドロス素材等で簡単に作製可能なロアルブルーム系統である。
- HR解放後に手に入る希望の証XX等を使用してLV3にすると、究極強化「フィロゾフロッド」となる。
その性能は以下の通り。- 攻撃力320
- 無属性
- 素で白70、匠は無効
- スロット無し
汎用素材で楽に作ることはできるものの、この時期に作れる武器としては物足りないものがある。
匠要らずで継戦能力のある武器目当てならば「鎧裂棍ドナギハライ」の方がいいだろう。
余談
- サージュロッドの説明文には
「度重なる強化の末、強烈な連続攻撃が可能になった」
とあるが、別に強化しなくても赤エキスを取れば連続攻撃可能である。
強化で武器性能は上がっていくので、一応間違いではないが… - 歴耀棍トリアスの説明文には「古代の力が蘇る」とある。
そういえばカブトムシの化石なんてのがあったような…- ベルダーロッドの刃の片面にはアンモナイトのような古代の巻貝の化石が紋様の様に浮かび上がっている。