人を海に引き込むという人魚の
手を模した双剣。その爪は、
逃げる者を決して許さない…。
(メロウクロウ)
磨き抜かれた人魚の爪は、鋭い
刃となった。獲物はこの手に
抱かれ、夢路へと旅立つ…。
(夢幻のメロウクロウ)
人魚竜の情念を宿した双剣。
両の腕に抱かれた獲物が瞬きの
間に夢魘の中に沈んでゆく。
(夢魘双爪メロウクロウ)
目次
概要
- MHRiseで初登場した人魚竜イソネミクニの双剣。
- デザインは熊手を縦並びにしたような刺々しいデザインで、
その複雑な傷を刻みそうな形に惹かれたハンター諸氏は百竜武器のデザイン変更や武器の重ね着にて一考しては如何だろうか。
メロウクロウ
MHRise
- 一発生産もしくはルドロスツインズIからメロウクロウIへ派生可能。
- 最終強化の夢幻のメロウクロウの性能は以下の通り。
- 少々物足りない攻撃力180
- 会心率0%
- 双剣であることを考えると十分な睡眠15
- 斬れ味は素で緑止まり
- スロットはLv2とLv1が1つずつ
- 百竜強化は「攻撃力強化III」・「属性強化【睡眠】I」・「鈍刃の一撃」
- ライバルとなるのは忍団子【睡蜜玉】雅と睡眠属性を付与した百竜双刃【瞬息万変】。
どちらも攻撃力がこちらよりも高く、物理ではどう足掻いてもこれらに追いつく余地がない。
睡眠属性値では勝っているものの、大剣やハンマーならまだしも手数に優れる双剣では大した差にはならない。
よほどのイソネミクニ好きでもない限りそれらを差し置いてこれを担ぐ必要性は薄いだろう。
MHR:S
- MR素材で2度の強化の後、傀異化素材を用いて夢魘双爪メロウクロウ改に最終強化できる。
性能は、- 結構高めの攻撃力330
- 会心率は0%のまま
- 状態異常属性故に仕方ないがあまり伸びなかった睡眠24
- 斬れ味は素白、匠延長をしても紫は出ない
- スロットはLv2,1が1つずつ据え置き
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 百竜武器のMR強化が存在しない影響で、比較対象となるのは忍団子【睡蜜玉】極のみ。
攻撃力はあちらの方が10高く、スロットもLv1が1つ多いが、負けている部分はその程度にしか差がない。
属性値は勿論、百竜スロットもこちらの方が大きい分で優位と言える。 - とはいえ、素白の斬れ味もさほど長くないので、他の双剣を置いて使っていくには愛が必要だろう。
ラージャンの角等の破壊するのが難しい部位を睡眠爆破で破壊するならおすすめ。
- ちなみに本作で登場したオルドマキナ武器の剣士武器の多くは睡眠属性なのだが、
オルドマキナ武器の双剣担当は睡眠ではなく毒と爆破の双属性なので、そちらとのライバル争いは免れている。
雪華のスノウクロウ
人を凍えさせ命を奪うという
悪鬼の手を模した双剣。その
無数の刃から逃れる術はない。
(雪華のスノウクロウ)
極光を放つ双爪の舞は、猛り
狂う悪鬼の如く獲物を貪り、
血濡れの銀世界を創り出す。
(極光雪爪スノウクロウ)
MHR:S
- MHR:Sではイソネミクニの亜種が登場し、この武器も亜種仕様で登場。
全体的にモノトーンに近い落ち着いた色合いに変わり、
中央に位置する結晶の様な部分がイソネミクニ亜種の髪ヒレの如くオーロラ色の輝きを見せる。
- 最終強化する事で銘は極光雪爪スノウクロウに変わる。性能は
- 攻撃力はあまり高くない300
- こちらも会心率は0%
- 凄まじい物量の氷64
- 斬れ味は素で白50。Lv3から紫
- スロットはLv1が2つ
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 今作の属性特化双剣としては雷神龍や泥翁竜とその亜種の武器に続く属性値であり、
MR中盤から高属性値で弱点を突いていけるのは双剣としてはかなり嬉しい。
上記の3つと比べると百竜装飾品はLv2までなので属痛竜珠は付けられないが、
属性値を伸ばすスキルが今作は充実しているので元が高水準な分かなりハイスペックと言える。
- しかし、本作は優秀な属性武器が豊富であり、この属性値を持ってしてもスノウクロウ一強とは言いがたい。
- まず、懸念点として物理期待値の全武器中下から同率4位と言う凄まじい低さが目につく。
物理も同時に通したい……と言うシチュエーションには一切向かない。
どのくらい低いかと言うと次に物理期待値が低いラヴィナサスペンディと26も差がある。
紫を出しても追いつかない程。- 一応、この武器だけでLv1スロットが2つも空いているので、氷属性強化を入れきった後
砥石使用高速化と剛刃研磨で短く出した紫を活用するのも手。 - とは言ったものの、本作の双剣は基本的に属性に全振りした方が火力が出るので、
傀異討究や傀異錬成をやり込むなら最終的にこの点は実のところあまり気にしなくてよい。
実際に上記の雷神龍・泥翁竜・溶翁竜の双剣も攻撃力300属性60台であり、
そしてそれぞれ雷・水・火の代表双剣となっている。
- 一応、この武器だけでLv1スロットが2つも空いているので、氷属性強化を入れきった後
- 次に百竜スロットLv2で、属痛竜珠(弱点特効【属性】)が入らない。
むしろ紫かつ氷属性2位のウェントゥス=ダオラに属痛竜珠が付くという事態になっている。
属性偏重武器としてこれは痛く、多くの場面でウェントゥス=ダオラに大敗している。- 傀異錬成実装後はウェントゥス=ダオラに属性を盛れるようになり、
向こうが物理・氷双方 or 氷特化を一本で賄えるようになったため、更に立場が悪化。
錬成の中には、百竜スロット拡張もあるのだが
これをすると傀異スロットが食われるため、属性強化はレベル6止まりとなる。
一方、ウェントゥス=ダオラは拡張不要な分だけ属性強化を最高レベルである8まで上げられ
こうなると、属性値で逆転されてしまう*1。
幸い今作の氷弱点のモンスターは属痛竜珠が有効な部位が殴りにくかったり、
そもそも常時有効では無かったりするものも多いので、
こちらも傀異錬成は属性に全振りしてそれらの相手に担いでいくと良いだろう。
属痛竜珠の通らない相手であれば本武器もタイヤ陣営の如くの活躍も夢では無い。 - 上記のウェントゥス=ダオラとの差別化を考えるなら、
問題となってくるもう一つの要素として優秀とは言い難い斬れ味が挙げられる。
現在では傀異スロットのボーナスで斬れ味が最大+20されるとはいえ、紫を出したいなら匠は必須となる。
さすがに斬れ味が白では勝ち目がないので、実用圏内の紫ゲージを確保しつつ、
属痛竜珠が有効でないモンスターに対して火力で上回る構成を目指そう。
斬れ味並びにスキル自由度の問題だけなら、火属性や水属性にも言えることではあるが*2
そこに百竜スロットの問題が重なったのが本武器の悲劇か。
紫ゲージ問題と百竜スロット問題が重なって、属性二位(以下)に逆転された例は他にも龍属性がある。 - 実は、鉄蟲斬糸運用に適性がある。低い物理火力ゆえ一見そうとは思えないが、
ヒット数を稼ぐ段階で与える属性ダメージを数えれば総合的には(あくまで斬糸運用の比較では)トップクラス。
斬糸ならば百竜スロットの拡張は必須ではないので、
氷双剣第一位の属性値を存分に活かせるスタイルとなるのだ。
とはいえ鉄蟲斬糸自体が最終Ver.ではマイナーな技。相当に上級者向けの構築であることは了解しておきたい。
- 傀異錬成実装後はウェントゥス=ダオラに属性を盛れるようになり、
- まず、懸念点として物理期待値の全武器中下から同率4位と言う凄まじい低さが目につく。
- 上記の通り使いこなすには装備構築の難易度が高いのだが、それとは別にこの武器が光る場面が存在する。
二段階前の雪華のスノウクロウである。
作成時期はMR★3で、攻撃力260/氷属性56/青ゲージ(匠Lv1で白)を備える。
匠Lv1でわずかに白を出しての、剛刃研磨運用が向いているか。- 一見ただの氷双剣に見えるが、ライバルのルプス=ダオラはMR★5までお預け。
スノウジェミニ改に至っては攻撃力230/氷属性34/青ゲージの下位互換で、強化先はクリア後。
それ以外の氷双剣は物理寄りで、つまりMR★3~4帯における唯一の属性寄り氷双剣なのである。 - ★4にはディアブロス、ジンオウガ、ライゼクス等の氷弱点の強敵が控えており、
後ろ2体は雷双剣の素材元でもあるので、それらの狩猟に雪華のスノウクロウは大いに役立つ。
- 一見ただの氷双剣に見えるが、ライバルのルプス=ダオラはMR★5までお預け。
- 総評としては総合的にはより上が存在するものの、
高属性値の双剣である本武器が全く使えないという事では当然ない。
実用ラインを大きく割っているわけではないのだし、
愛着があるなら攻略中から手を加えながら担ぎ続けても問題はない水準だと言える。
余談
- 体験版の双剣はイソネ一式にこの双剣であったため、
マガイマガド等に果敢に攻め入ったハンターは既に愛着を抱いているかもしれない。
関連項目
モンスター/イソネミクニ
モンスター/イソネミクニ亜種
武器/イソネ武器
武器/双星の紅蓮刃 - 強化を続けると武器名に「夢幻」が付く双剣の先輩。