回転する刃が特徴的な泥翁竜の
双剣。その独特な駆動技術は、
泥をも切り裂くと言われる。
(セツ=D)
研究を重ねることで駆動技術は
より洗練されていった。爆発の
如き破壊力が獲物を切り刻む。
(D=ジーカッター)
MHRiseにて初登場した、オロミドロ素材の双剣。
目次
概要 
- 生産画面で見るとチャクラムのような輪の中心に取っ手がついたような構造をしているが、
実際に作って手に持ってみると、取っ手部分が一段ずれるようになっており、
腕の上に輪が浮くような持ち方になる。
フレーバーテキストには回転すると書いてあるのだが、
構えてみても振り回しても鬼人化しても残念なことに一向に回転しない。- 一応オロミドロ武器の特徴である輪状の黄色い発光機能はあるが、それだけである。
今鬼人化しているのかどうかを武器の持ち方で判別できないという欠点もある。
サイズはそこそこ大きく、納刀時は2本をほぼぴったり重ねるようにするため、
その姿はまるでタイヤでも背負っているかのようである。
その見た目に不満を抱く双剣使いも少々いるとか。
DとYの名前を持つタイヤだからってダン〇ップやヨ〇ハマとは関係ない。
性能 
MHRise 
- オロミドロの素材をひたすら投入して強化していく。
最終強化には古龍骨が必要なのでD=ジーカッターの銘を拝めるのはラスボス撃破後になる。
その性能であるが- 属性武器らしい低めの攻撃力170
- 水属性双剣トップの水属性29
- かなり長めの青ゲージだが匠を積んでも白が出ない
- スロットはLv2とLv1が一つずつ
- 百竜スキルは攻撃力強化III・属性強化【水】II・弱点特効【属性】
百竜強化の水属性強化II込みなら水属性35と高い属性値を誇る。
- 水属性双剣は数あれどver.2.0になっても最終強化がまだ出ていなかったり
攻撃力も属性値もD=ジーカッターに劣っていたりと比較しようのないものもあり、
物理特化して属性を捨てた、こちらと対極に位置するジュラトドス武器のリムズパルヴィリングか
こちらより物理に勝り属性値で劣るバランス型のホーリーセーバーの2本が対抗馬となるか。
D=ジーカッターは属性こそ十分ではあるもののこの3本の中で最低の攻撃力と
ver2.0で匠の発動が容易になったことで白ゲージを出せない弱点が浮き彫りになっている。
高い属性値とスロットによる拡張力を軸にした構成で差をつけていきたい。
- USJコラボが配信されたことで、ちょうど打ってつけの装備がやってきた。
属性を最大限生かしながら、体術まで付いてくるという嬉しい装備である。
百竜強化抜きで水38、込みだと46にまで膨れ上がる。
これを双剣の手数でばら撒けるのは脅威という他ない。
物理が不満なら属性系スキルを軸に混成装備を組んで見切りや弱点特効を発動するといい。
MHR:S 
D=シュレンダ 
- マスターランク素材をつぎ込んで完成するのはD=シュレンダ。
- 低めの攻撃力300
- 水属性双剣1位の水属性62
- 非常に長い白90、斬れ味ゲージ+30以上で紫
- 多くのスキルに対応するスロットLv2×1、ロットLv1×1
- ○○特効、弱点特効【属性】を使い分けられる百竜スロットLv3
一方、こちらは(百竜装飾品の)弱点特効【属性】があるのがメリット。
属性肉質の柔らかい相手なら、こちらの方が火力を出せることもある。
- しかしライバルのエスパーダも傀異錬成によって、
属性値を大幅に引き上げることができ、属性特化運用もできてしまう。
ただ向こうは紫維持に鉄蟲研糸や剛刃研磨などが半ば必須となるため、
こちらは素の白の長さを活かし、該当スキルを切ることで差別化は可能。- ただしあちらは物理で大きく離しつつ属性で僅差にまで近寄ってくるため、
こちらは完全に属性に振り切ったスキル構成にしないと寝首をかかれることも。
下記の亜種武器のように、属性に滅法弱いモンスター(例えばバサルモス)相手に
地上戦で立ち回るのもいい。
バサルモス前提だと龍属性のカトルクスに襲撃されるが。
- ただしあちらは物理で大きく離しつつ属性で僅差にまで近寄ってくるため、
- 匠を積んで紫ゲージを出してしまえば、他の武器では到底出せない属性火力が発揮される。
鋼殻の恩恵や奮闘等で属性値を底上げすれば、水属性弱点のモンスターに対しては無類の強さを発揮するだろう。
紫ゲージの維持に関しては、達人芸や鉄蟲研糸を用いればそこまで難しくはない。
ジオメトル=Y 
- 亜種武器も登場。銘はジオメトル=Y。
読み方は幾何学を意味する『ジオメトリー』(Geometr+Y)。
やはり攻撃力300と最終強化の武器としては低いが、
火属性64とこちらも圧倒的すぎる属性値が双剣の長所にマッチしている。
斬れ味に関しては通常種武器と同様。
こちらも最強クラスの火属性双剣と言えるだろう。
瞬間火力では剛刃研磨による紫ゲージ運用の双炎刃リュウノツガイが勝ることもあるが、
なにせこちらは斬れ味フォローが一切不要。
いくらでもスキルを積み込めるという長所は捨てがたい。
装飾品スロットがLv3で、属性珠を詰め替えるだけで原種武器と同じ装備を使いまわせるのも地味に嬉しい。- 最強の属性値を持つものの、斬れ味紫が匠+3からであることと、
全双剣中ワースト4位タイと言う凄まじい低さの物理期待値がネック。 - 双剣自体の攻撃力が全体的に引き上がっている事もあり
他の属性双剣とも20以上の期待値差を付けられるのも普通にある。
剛刃研磨によって紫を維持する武器、特に高めの属性を持つリュウノツガイに火力で敵わない事が多い。 - そして最終強化の一つ前で天鱗が必要というのも難しい。
実用レベルに落とし込むにはレア素材を求めての連戦がほぼ必須であるため、
特に複数の武器種を使い分けるハンターにとってはかなり悩ましい問題。- そういったハンターには暁光の双剣シルスラヴで十分と判断されることもある。
シルムズベネットはバランスが非常に優秀でスキル自由度が高く、安定して強いという特徴がある。
オロミド兄弟の双剣が作成難易度に見合うかどうかは人によって分かれるだろう。
- そういったハンターには暁光の双剣シルスラヴで十分と判断されることもある。
- ver11.0.1へのアップデートの影響で亜種武器に更なる逆風が吹くことになった。
ゲキリュウノツガイの登場で、しかも白の時点で通常種ツガイの紫とほぼ並ぶ瞬間火力まで持っている。
こちらは兎も角、属性を活かすことが重要。突進連斬を基礎とした地上戦の立ち回りが更に重要となるだろう。- 地上戦にうってつけな相手として、全身が切断・火属性弱点で、
睡眠耐性さえ積んでしまえばカモになるドスバギィが居る。
会心撃【属性】や連撃、弱点特効【属性】なども搭載すれば、螺旋斬1回で約2500超のダメージを与えられ、
Lv100の傀異化個体でも短時間で轢き逃げ討伐できる。精気琥珀集めのために作ってみるのも一興。
今日もどこかで灼熱のタイヤによる螺旋斬がどこかで繰り出されているだろう。
強敵であるオロミドロ亜種の天鱗があるなら、の話だが。
- 地上戦にうってつけな相手として、全身が切断・火属性弱点で、
- 最強の属性値を持つものの、斬れ味紫が匠+3からであることと、
- 原種武器と同様、紫ゲージを出してしまえば他の武器には真似できない属性火力を出せる。ゴア・マガラのような
属性肉質の硬いモンスターでもない限りは、上記のゲキリュウノツガイにすら火力で勝るようになる。
余談 
- 名前の由来は雪泥(せつでい)から。読んで字のごとく、雪と泥、あるいは雪解けのぬかるみを指す。
同時に、双剣のイメージである「切 」からもきているのだろう。
また、Dを「ダン」と読めば「切断」となる。
- 最終強化銘の由来はDaisy Cutter。デイジーとはヒナギクのこと。
原産地の欧州においては芝生の雑草扱いのため、「雑草を狩るもの」という意味を持つ。
この武器の形状も回転する丸鋸の刃を水平にしたような形状であり、さながら原始的な芝刈機のようである。
しかしフレーバーテキストの「爆発」の文字からして由来は恐らく同名の爆弾であろう。
長い延長信管が弾頭より先に地面につくことで地上1m程度の高さで爆発し、
地面にクレーターを作ることなく地表の障害物を一掃することからその名がついており、
ヘリの着陸地点用に広い平地が必要になる場合などを想定して開発されたと言われている。- ちなみに、この兵器が元ネタであろう銘を冠した武器の先輩がいる。
- 亜種武器の初期名であるリ=Yは離溶の事。
混ざった鉱物などを熱した後、ゆるやかに冷却するとそれぞれの鉱物に分離する現象である。