MHXにて初登場。欠けた石像を素材に作られる双剣。
目次
概要 
- 天翔ける鋼龍を崇めるため造られた石像をわざわざ精製して作られた
罪深き存在。
- 恐らくこの双剣自体をクシャルダオラの両翼に見立てているのだろう。
片側にはクシャルらしき頭が確認出来るため、他の石像武器より小さいなりに再現している。
とは言え再現率が高いとは言いがたく、あくまでそれっぽいとしか言いようがない。
- ただの石像であるためか、鋼龍の名を冠していながらも無属性。
強化の途中でしっかりとクシャルダオラの素材を要求されるが、やはりというべきか属性は付かない。
性能 
MHX 
- 作りやすく生産段階で攻撃力140を備える無属性武器、と言えば攻略用に最適そうだがメリットはそれだけである。
素の斬れ味は緑20と物足りず、会心率-30%によって予想よりも火力は出ない。
双剣は手数で戦う武器なため、物理面を馬鹿に出来ない今作でも属性を持つ武器を用意したほうがいいだろう。
一段階強化で180という破格の攻撃力を持つものの、やはり斬れ味や会心率の悪さは改善されない。
下位とは言え強敵のクシャルダオラを倒して優先的に作るほどの逸品とは言いがたい。
- では最終強化である「風翔ガルグイユの雄飛」まで鍛えればどうかというと
- 高いがぶっとんではない攻撃力220
- 無視できない会心率-30%
- 当然ながら無属性
- 素で緑60ゲージ、匠+2により青10と白40が出現
- スロットなし
実用面だけで言えば担ぐ意味がなくなってしまっている。
活用するとなると匠か鈍器に加えて見切りなどの会心率を補うスキルが必須になるが、
他のスキルはほぼ追加出来ずそこまで用意しても同じ無属性にすら勝る点がないのが厳しいところ。
上位互換に近い性能であるチーフシックルすら使われない環境が物語っていると言える。
MHXX 
- 続くMHXXでは究極強化で「荒ぶる風翔ガルグエル」の銘を手にする。
- 肝心の攻撃力は370と文句なし。
- 会心率は相変わらず-30%
- 最後まで無属性
- 斬れ味は素で緑100と伸びたものの、匠+2によって伸びる白40は上位と変わらず
- スロット0のまま
酷い会心率も痛恨会心の登場によってフォローしやすくなり、クシャルだけに追い風になった。
物理性能がそこそこ有効なのも健在なので総じて扱いやすくなったと言えるだろう。
素では全無属性双剣中でブービーの期待値という点は気にしないように。
- と褒めてみたものの一応前作よりはマシ、というだけであって担ぐ必要があるかどうかは別問題である。
やはり攻撃力以外の部分が厳しく、期待値だけで考えてもこの武器より高いものは
いくらでも存在してしまうため上位からの立場は変わっていない。- 該当項目に詳しくあるが双剣の鬼人化時は斬り方補正を無視できるため黄色まで実用圏内となることもあり、
鈍器運用だと同攻撃力でありながら会心率30%で長めの黄色+緑を持つイクセアムカムの存在は無視できない。 - 匠で出る白ゲージで差別化を図ろうとすると同攻撃力同会心率で素白に加え匠で紫が出るミトリダーテに完全敗北。
- ほかにも、素の黄色+緑の量が近い上に匠で出る白の量が同じでありながら
攻撃力380に会心率-20%で龍属性と1スロがついてくるカストルなど、
ライバル(というか上位互換)の枚挙にいとまがない。
むしろネタ武器としても扱いづらく、色んな意味で冷遇された武器となってしまった気がする。ダメ押しとばかりに同シリーズの武器は、ロマンあふれる実用品・無二の個性を持つ一発屋・
古代人の祟りを一身に受けたネタ枠…と、この武器以外は非常に個性的な特徴を持っているのが泣ける。
- 該当項目に詳しくあるが双剣の鬼人化時は斬り方補正を無視できるため黄色まで実用圏内となることもあり、
関連項目 
アイテム/欠けた石像 - 素材元
モンスター/クシャルダオラ - デザイン元
武器/炎妃龍の石重弩 - 「欠けた石像武器」の一つ。ナナ・テスカトリがモデル。
武器/炎王龍の石銃槍 - 同上。テオ・テスカトルがモデル。
武器/霞龍の石斧 - 同上。オオナズチがモデル。
武器/鋼氷狼牙 - 後の作品で登場した純正クシャル双剣。