ディミヌエンド

◆忍◆ ニンジャ名鑑#371 【ディミヌエンド】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルド所属。ダガーや小振りの円月刀の二刀流戦闘を得意とする若い女ニンジャ。キョート・ワイルダネスの廃墟に一人で暮らしていたが、ニンジャクエスト時にその存在を見出されザイバツ入りした。

登場エピソード

• 「ザイバツ・ヤング・チーム」
• 「ア・クルエル・ナイト・ウィズ・レイジング・フォース・フロム・ソー・サイレント・フィアフル・レルム」
• 「ニンジャスレイヤー：ネヴァーダイズ」

「そうね。カラテで判らせてやるのが一番だよね」

人物

• 第2部終了後に新体制となったザイバツに所属する女性ニンジャ。
  • ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ア・クルエル・ナイト・ウィズ・レイジング・フォース・フロム・ソー・サイレント・フィアフル・レルム】によると、位階はアデプト。
• 「ザイバツ・ヤング・チーム」の時点では新参者であり、クアースによると彼女がザイバツ入りしてからまだ一ヶ月も経っていないらしい。年齢も若手ニンジャのドモボーイやクアースよりさらに若いが、ダークニンジャにニンジャクエストのリーダーを任されるなど、上層部からはすでに一目置かれる存在となっている。
• かつてはキョート・ワイルダネスの「美しい馬平原」にある地下シェルターに父と二人きりで暮らし、シェルターに近づく人間を狩り殺していたが、「～ヤング・チーム」より一年ほど前に父は恐るべき熱病に冒され、彼女の身を守るべく自らシェルターを去ったという。その後も彼女は独りでシェルター生活を続けていたが、やがて彼女のもとを訪れたニーズヘグにスカウトされ、ギルドに加入した。
  • この「父」もニンジャであったようだが、「ニンジャは子を成せない」という法則通り、ディミヌエンドとの血の繋がりはなかった模様。
  • ニーズヘグが彼女と相対するまでの経緯から、彼は父のことを知っていたと推測されるが、その詳細は現在まで語られていない。
• 出自の割に性格は奥ゆかしく、師ニーズヘグを始めとする目上の者に対しては丁寧に振る舞う。また、コトダマ転送に不慣れなクアースを気遣ったり、戦死した味方の爆発四散跡に石を積んで弔ったりと、仲間への情の深さが窺える言動も多い。
  • もっとも、ただ大人しい女の子というわけでは決してなく、同格のニンジャがナメた態度で接してくれば、容赦なく言葉なりカラテなりでお返しする。
• 同じくニーズヘグ配下のスパルトイからは、名前を縮めた「ディム」という愛称で呼ばれている。ディムライトとの混同に注意重点。
• N-FILES【ザイバツ・ヤング・チーム】にて、マンジ・ニンジャクランの高位ソウルの憑依者であることが明かされた。

外見

• 小柄な体格で、顔つきも若い。胸部についての言及は特にない。
• 黒灰色の装束を身に纏う。また、得物の短剣を収めたベルトを身体に巻いている。
• 「メンポも破壊されて剥がれたと見え、～」との記述があり、普段はメンポを着用していることが分かる。
• ディム＝サンではないから、キノコは生えないし、生えていない。いいね？
   
• 初めてビジュアル化された「ニンジャスレイヤー　グラマラス・キラーズ」では、挑発に物怖じしない性格や身軽さを意識してか、へそ出しルックとなっている。カワイイヤッター！
  • その胸は豊満である。
• 物理書籍版に掲載されたイラストでは、裾の短いキモノに網タイツなど、『水戸黄門』のような時代考証をあまり重点しない時代劇に見られる典型的なくノ一装束に身を包んでいる。
  • 本編の描写とは異なり、メンポを着用していない。
  • その胸は標準的である。多様性！

元ネタ・考察

• ディミヌエンド（Diminuendo）はイタリア語に由来する音楽用語で、「だんだん弱く」の意味。
  • 彼女のパーソナリティーとニンジャネームの関連性は判然としない。ヒット・アンド・アウェイ重点のカラテで敵の力を徐々に削いでいく様を表した名前だろうか。

ワザ・ジツ

• 亡き父にカラテ戦闘訓練を施された経験を持ち、そのワザマエはヤング・チームの中でも傑出している。
  • ドモボーイに挑発された際には、顔面へのパンチ一発で這いつくばらせ、唾を吐きかけた上に脇腹にケリ・キックを見舞い、己のカラテを示した。
    • なぜか一連のシーンを目にして「ありがとうございます！」と書き込むヘッズが相次いだ。
• 短剣（ダガーとも）や円月刀など、小振りの刃物を用いた二刀流のカラテを得意とする。
  • 前者は投擲武器として使うこともある。このため彼女は複数本の短剣を予備として携行している。
• 地の文からは「俊敏なるディミヌエンド」と称されており、素早さに重きを置いた戦闘スタイルであることが窺える。

ストーリー中での活躍

第4部以降

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0051 【ディミヌエンド】 ◆殺◆
タント・ダガーの二刀流で戦闘する、ザイバツのマスターニンジャ。素手のカラテよりもなお至近の距離から繰り出される連続攻撃が、相手をなすすべ無く八つ裂きにする。遠距離にあってはダガーをブンシンさせながら投擲する。

登場エピソード

• 「アルター・オブ・マッポーカリプス」
• 「シャドウズ・アゲインスト・ヴァイン」
• 「トレイス・オブ・ダークニンジャ」

「どんな存在を相手にしているか、私達はずっと昔からわかっている」

人物

• 第4部現在も新生ザイバツに所属している。
• 本編への登場に先駆けて掲載された名鑑にて、マスター位階に昇格していることが明かされた。

外見

• 「シャドウズ・アゲインスト・ヴァイン」の冒頭では、黒紫の襤褸マントを身に纏っていた。
• 同エピソードにて敵に右手を押し潰されたが、ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版（77）にて、痛々しい傷跡は残っているものの、適切な治療を受けて問題なく動くようになったことが明かされた。実際、後の登場エピソードでも戦闘に支障が生じている様子はない。

ワザ・ジツ

• カラテのワザマエはさらに向上しており、マスター位階の基準でも何ら見劣りしない実力を備えている。
  • 地の文からは、ファイアウィルム、スパルトイ、アガートラムと共にザイバツの精鋭として名を挙げられている。
• 戦闘スタイルは概ね第3部以前と変わらず、タント・ダガーや三日月刀の二刀流で戦う。また、飛び道具としてクナイを用いる。
  • ここぞという場面では黒曜石のダガーを使用しているが、他のダガーと異なる特別な武器なのかは不明。
• 素手のカラテも鍛え上げているようで、研ぎ澄ませたサマーソルトキックを披露している。

ストーリー中での活躍

一言コメント