◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ベッピン】 ◆殺◆
登場エピソード
人物
- ハトリ・ニンジャの娘。本名「ハトリ・ベッピン」。現時点ではニンジャかモータルかは明言されていない。
- ニンジャは子を成せないはずだが、二人の関係については深掘りされておらず、詳細は不明。常識的な推測の範囲内では「血の繋がりのない養子」などの説が考えられるが、あるいはさらなるニンジャ真実が隠されているのかもしれない。
- サンダーフォージは彼女に対して密かに恋心を抱いていた。
外見
- サンダーフォージの回想によると、美しい横顔や豊満な胸の持ち主であったらしい。
- ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(23)によると、ニンジャを狂わせるほどの美貌とも言われていたという。彼女に惚れたサンダーフォージの行動を思えば、実際頷ける話である。
元ネタ・考察
- 名前の由来は「美人」を意味する日本語「別嬪(べっぴん)」であろう。
ストーリー中の活躍
妖刀「ベッピン」
登場エピソード
「フジオ・カタクラよ!汝の呪いは解かれたり!」
概要
- サンダーフォージ=カジヤ・ニンジャが作り上げたカタナ。その名は彼の想い人である「ハトリ・ベッピン」に由来する。
- ニンジャスレイヤープラスのディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(9):世界各地に遺されたニンジャレリックによると、レジェンダリー(ニンジャ神話級)レリックである。
- ニンジャ大戦において、ベッピンはハトリ・ニンジャが総大将を務める東軍に属していたが、西軍の総大将カツ・ワンソーは人間の武器でもニンジャの武器でも殺すことができず、東軍は次第に敗色濃厚となっていく。
- ベッピンが東軍もろともワンソーに殺されることを危惧したカジヤ・ニンジャは、西軍から東軍に寝返り、ワンソーを殺すための武器として一振りの魔剣を鍛えた。このカタナこそが妖刀「ベッピン」である。
- カジヤ・ニンジャが盗み出した「カツ・ワンソーのケジメされし左薬指」を混ぜた鋼鉄を素材とし、人間の生き血で熱を冷ましながら鍛えるという禍々しい工程を経て作られた。それだけに驚異的な強度を誇り、ワンソーが繰り出すどんな攻撃にも折れることはなく、逆に彼の身体を傷つけたという。
- 刀身には数々の禍々しいエンシェント・カンジやカタカナと共に、ベッピンの名が刻まれている。カンジの内側からは紫色の光が放たれる。
- ダークニンジャによると、刻まれた文字はハイクを成しているらしい。
- 後のサンダーフォージの言動から推測するに、これらの文字には呪術的な意味が込められている模様。
- カジヤ・ニンジャから東軍の剣豪ハガネ・ニンジャに捧げられ、彼の得物となる。以後、ワンソーやベッピンの危険性を察知し滅ぼそうとしたハトリを始め、数々のニンジャの血とソウルを吸い上げるも、ハガネの失脚・逃亡劇と共に歴史の闇に消えた。
- 再び日の目を浴びたのはそれから千年以上の後。エジプトの古代ニンジャ文明ピラミッド遺跡に封印されていたベッピンを、考古学者フジオ・カタクラが発見・入手する。この時、彼はカタナに封じられていたハガネのソウルを身に宿し、「ダークニンジャ」となった。
- 神話級リアルニンジャたる刀鍛冶の作であるだけに、カタナとしての完成度の高さは他に類を見ず、抜き身の刀身は静止した状態でも空気を斬り裂くほどである。
- また、その刀身を直視しようとする者は
漢字が読めなくて視界がぼやけ、太刀筋を追うことができない。イアイの一撃として振るえば、ニンジャといえども回避困難のヒサツ・ワザ「デス・キリ」となる。 - さらに、ニンジャの心臓を貫くことでソウルを吸収し、カタナの強度と使い手のカラテを高めることも可能。鍛え直されたベッピンを手にしたダークニンジャは、新たなヒサツ・ワザとして禁断のニンジャソウル吸収技「ヤミ・ウチ」を披露している。
- 「メナス・オブ・ダークニンジャ」におけるダークニンジャとニンジャスレイヤーのイクサの最中、ニンジャスレイヤーが繰り出した渾身のチョップにより叩き折られたが、マスター・トータスが現場から刀身と柄を回収し、再びダークニンジャの手に戻る。
- 「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」にて、ダークニンジャと契約を交わしたサンダーフォージにより鍛え直された。この際、ナラク・ニンジャによっても決して折られぬよう、新たなルーンカタカナが刀身に彫られている。
- 第3部最終章「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」にて、ダークニンジャはベッピンをニンジャスレイヤーに突き刺しナラクのソウルを吸収したが、直後に「サツバツナイト」として覚醒したフジキドに再びベッピンを叩き折られ、さらに刀身の切っ先部分を握り砕かれる。これを以て、ナラクはベッピンから解放された。
- 第3部終了後、ベッピンの破片はセトがネオサイタマに派遣したブラックティアーズによって回収され、セトからサツガイに授けられた。
- ベッピンの破片の全てがサツガイに譲与されたわけではなく、後にブラックティアーズは破片を芯に鍛造したカタナを使用している。
- 第4部シーズン2の「アルター・オブ・マッポーカリプス」にて、サツガイはベッピンの破片を用いてヒャッキ・ヤギョを引き起こしたが、そこにダークニンジャ率いる新生ザイバツの軍勢が乱入。最終的に破片はダークニンジャに奪還され、キョート城周辺の鍛冶場で鍛え直されることとなった。
- シーズン5の時点でベッピンは復活しており、再びダークニンジャの得物となっている。
元ネタ・考察
- ニンジャスレイヤーに折られた状態のベッピンは「折れたるベッピン」と称されていたが、これはJ・R・R・トールキン作の小説『指輪物語』に登場するアーティファクト「折れたる剣ナルシル」に因んだものと思われる。
一言コメント
- ニンジャだったのか、モータルだったのか。モータルなら、彼女の子孫はいるのか(ニンジャは血縁の父親にはなれないので、彼女とネンゴロになったのは何者か)。 -- 2015-07-28 (火) 19:57:12
- 彼女がハガネ・ニンジャを探しに行くと言って戻らなかったのはなぜか?それは彼女がハガネの子を身籠っていて誰にも知られないよう子を産むためだったのだ。彼女はハトリによって作られた唯一の生殖能力を持つニンジャでありニンジャと子を成すことができた。ゆえに彼女はハガネとネンゴロになり彼の子を身籠ったが、ハガネが失脚した後は身籠った子の命まで狙われ、なおかつ彼女の特異な体質から他の男ニンジャ達から子を産む機械としてウスイタカイホンのようにされてしまうだろう!ゆえに彼女は誰にも知られない遠い地まで逃げたのだ(彼は真顔で書き終えた) -- 2016-08-25 (木) 07:36:18
- ↑実際面白いがそれはハガネの忘れ形見が主役のストーリーの筋書きに見える! -- 2016-08-25 (木) 07:48:33
- 「ニンジャスレイヤーです」「ダメだ!お前は通さん!」「サツバツナイトです」「どうぞどうぞ!」 -- 2016-08-25 (木) 22:23:55
- ↑2…確かにニンジャ超越存在のワンソーならば全能めいた感じで付与することができそうだ -- 2016-08-25 (木) 22:27:38
- 折れない、絶対折れない→サツバツには勝てなかったよ…… -- 2016-10-17 (月) 15:42:52
- 折れたる剣マルシル! -- 2017-08-30 (水) 13:36:31
- ベッピンがフジキドに折られたのって、考えてみると相当おかしい気がする。ベッピンはワンソーとのイクサに耐えたカタナであり、ヌンジャに折られなかったカタナがニンジャによって折られるとは通常考えられないのでは。ナラクやフジキドはベッピンに対してメタを張る何らかの性質を持っていると言うことだろうか -- 2017-11-28 (火) 18:03:45
- 折れないようにする呪いは、カツ・ワンソーは折ることができない、あるいはナラク・ニンジャには折ることができないという形で、対象を限定しないと無理なのかもしれない。 -- 2017-11-28 (火) 19:08:41
- ベッピン自体に絶対折れないマジナイみたいなのがかかってたはず。ベッピンには世に存在する全てのニンジャの名が刻まれてて、名前が刻まれたニンジャにはベッピンは絶対に折れない仕様になってるとかなんとか。そんで作ったニンジャがナラク・ニンジャの存在を知らなかったためベッピンにはナラク・ニンジャの名前だけが刻まれておらず、対フジキド(ナラク)戦で折れてしまったんじゃなかった。たしかそんな設定だったような・・・ -- 2017-11-28 (火) 19:13:57
- ↑ごめん、全然違ってたw上のは無視して下さい。サンダーフォージ=サンが「ベッピンが弱ってたから」と言ってるね。 -- 2017-11-28 (火) 19:24:41
- メナス~ではベッピンが弱っていたとしても、サンダーフォージが鍛え直した神殺しの魔剣が、一介のリアルニンジャに過ぎないはずのサツバツナイトに折られてしまうのはどうにも奇妙に感じる。こうなると、むしろナラクではなくフジキドの方に特別な理由があるのではないかと勘ぐってしまう。確かに、折られない対象は限定されるとすれば、考えすぎかもしれないけれど -- 2017-11-28 (火) 20:30:57
- 禁呪というのは相応の代償を払うものという伝承もある。「人間の男には殺せない」とされた「乗り手」も女性と小さき人の手に掛かって死んだ。ナラクへの免疫と引き換えに何らかの強度的代償を負っていた可能性は有るのではないか? -- 2017-11-29 (水) 17:57:27
- カンジ#5、45番目のツイート -- 2017-11-29 (水) 18:30:51
- 折られる前に呪いがなければ折れているはずの威力のあるチョップを受けていたんだから耐久力的には限界だったとか? -- 2017-11-29 (水) 19:28:12
- サンダーフォージがドラゴンニンジャ・クランには折れないと言っていたことから、チャドーなどの古代からのアーツが原因ではなさそう。すると、比較的最近できたクランであり、フジキドにメンキョを与えた可能性のあるマスターヴォーパルのクランに何か秘密があるのかもしれませんね -- 2017-11-29 (水) 21:44:27
- フジキドに折られたが、フジキドもナラクの力が溶けこんだニンジャだから引っ掛かるな。 -- 2017-11-29 (水) 21:44:44
- ベッピン=サンも実際ニンジャだと思う。もし彼女がモータルなら、ハトリがリアルニンジャとなりイサオシを立ててアーチネームを授かり東の総大将になってニンジャ大戦を起こし、大戦を経てベッピン=サンがハガネと結ばれた後ハガネが乱心しソガに秘密を暴かれ姿を消すまでが長くても数十年のうちに起こったことになり、流石に急すぎる気がする。ハトリの実の娘だとしたらどこかのタイミングでニンジャとなっていると思う -- 2018-08-04 (土) 00:25:53
- 「奪わせはせぬ。二度とは!」この祈りにペッピンの内より応えた力があり、完全なアラシノケンめいた超越的破壊力を生み出したのかもしれない -- 2018-09-26 (水) 23:37:57
- ↑場所がギンカクの真上なので、モータルの怨念パワーとかの可能性もありそうですね。ニンジャの力とは違うから、エンシェント・カタカナの防御に引っかからなかったとか? -- 2018-09-27 (木) 21:35:34
- ベッピン=サンもゾーイ=チャンと同じような存在じゃないか?どちらも生殖不能なはずのニンジャの「娘」と言える存在であることを考えると -- 2019-01-03 (木) 23:16:31
- ハトリ生存時から居るんだろうから単にモータル時代に作った娘では -- 2019-01-04 (金) 00:16:11
- わざわざニンジャの捜索隊で探しても見つから無かったのは引っ掛かる。 -- 2019-02-12 (火) 23:01:11
- コトダマ空間の奥地にでも消えたのかな -- 2019-02-12 (火) 23:54:46
- レッドハッグ=サンのソウルはこの人なのかな? -- 2019-05-22 (水) 11:47:49
- その発想はなかった! -- 2019-05-24 (金) 12:34:22
- ↑2ハガネの系譜のアーチソウルで、神話級のヤバげなレリックと縁がありそうな女性といえば確かに -- 2019-05-24 (金) 13:29:25
- レッドハッグ=サンに限らず、既出キャラで、このヒトのソウルを宿してる人がいる可能性もあるのか! あるいは、本人とか。(本人の可能性はほとんどないけど、例えば、ドラゴン・ニンジャ=サンの正体が実は――とか) -- 2019-05-24 (金) 21:23:36
- しかしその場合、かつて「別嬪」と謳われた存在が「醜女」を名乗ってる事になってしまう…………「レッドハッグ」のネーミング由来を参照な。 -- 2019-11-16 (土) 15:56:04
- ウキヨエ版はハガネが父の敵と知って、復讐を誓って旅立ったのか・・・ -- 2020-01-01 (水) 07:29:41
- ↑2 ベッピンソウル「もうベッピンなんてこりごりだ!」ということかもしれませんね! -- 2020-01-01 (水) 10:45:07
- ベッピンがあまりにも美人だったからベッピンという単語に美人を指す意味ができた可能性があるかもしれない -- 2020-01-01 (水) 21:58:36
- でもそれだと、父を殺した呪いのカタナを連想させるから、ベッピン本人にしたら嫌でしかないよな。 -- 2020-01-02 (木) 05:38:26
- 美人が故に不幸な目にあった為に、自身の生まれた故郷で生まれた女の容姿が悪くなるみたいな言い伝えのある地方があったような… -- 2020-11-01 (日) 12:29:49
- 彼女自体はモータルなのか?そうだとしたら彼女の外見年齢からハトリはかなり若いニンジャになるな。 -- 2021-01-23 (土) 21:41:52
- やはり彼女もニンジャで、その正体はコヨイ・ニンジャと予想してみる。ハガネを追って出奔後にニンジャの捜索隊によっても発見されなかったのは、トバリ・ジツによって身を隠していたためではないか。そして復讐すべきハガネが討たれたことを知った彼女はハガネ(とソガ)が生み出したニンジャ社会そのものを破壊せんと機を伺い、エド・トクガワに協力してついにそれを成し遂げたのではないか。 -- 2021-01-24 (日) 14:15:10
- そうだとしたら、コヨイ・ニンジャの憑依者でありかつ同じ名を持つソルスティス=サンとよく似たフユコ=サンがハガネを宿すフジオによって殺害され、さらにはコヨイ=サンの肉体がトゥララ・ニンジャに操られた時にそれを再び殺したのもまたフジオであったのは因縁めいた巡り合わせなのかもしれない。 -- 2021-01-24 (日) 14:27:53
- ベッピンが折れないのは「ニンジャ・ヌンジャには折れない」ってエンシェントカンジで書いてあって、それを見たニンジャソウルが「これでは折れない…!」って納得しちゃうからかもしれない。ナラク抜きサツバツナイトにはニンジャ考古学力が無いから暗示が効かないので折れる。 -- 2021-05-13 (木) 09:07:03
- まさかとは思うけど、ナラク・ニンジャの素材の首とかではないよね? -- 2021-05-18 (火) 22:29:45
- ザヴの冒険に出てきたハトリ、「ハトリ・ニンジャを襲名した」ハトリ・ベッピンじゃなかろうな 「同じニンジャネームを襲名するクラン」について触れられはしたけどいまだに出てないから、ハトリがそれの可能性あると持ってる -- 2022-05-29 (日) 03:51:27
- ベッピンは実はフジキドの祖先で、ハガネすなわちダークニンジャとの因縁は太古の昔から定められていたもの…とかだったりするかな?漫画版でのハトリの容貌がフジキドと似ていた点から想像しての話だけど。(ハトリの娘なら、家系の男児が似ていてもおかしくない) -- 2022-11-01 (火) 01:10:42
- 3部まではハトリの養子orリアルニンジャ化する前の実子だろうと思ってたけどハトリの出自が明らかになった今だとストーリーの進行で徐々に謎が明らかになっていくワンソーやハトリよりもこの人の方が謎が多い気がする…どう生まれてどこに消えたんだろう? -- 2023-04-20 (木) 06:02:06
- ヌンジャ※1を含む全てのニンジャ※1※2の攻撃に耐える最強のカタナです! 最新モデルではなんとナラク※1※3※4※5※6対策も完璧! -- 2023-04-21 (金) 16:41:38
- 令和最新版めいた欺瞞な。「全てのニンジャ(新規リアルニンジャは非対象)」とかなんだろ俺は詳しいんだ! -- 2023-04-22 (土) 18:02:33
- 偽りの三神器ソード、ジュエル、ミラーのうちソードに該当するのが妖刀ベッピンであると解釈すれば他にジュエルとミラーに該当するカジヤ・ニンジャ=サンの作品、すなわち宝玉ベッピン、魔鏡ベッピンが存在するはずなんだ!俺は詳しいからわかるんだ! -- 2024-04-03 (水) 10:25:21
- ↑2大将でもへし折れることになるんだが。そもそも名前を刻んで耐性を付けるなら、古代が近代のリアルニンジャを知っているのかよというパラドックステキゼンモンドーが生まれてしまう訳だけど。 -- 2024-04-06 (土) 04:22:11
- この刀もベッピン以外で名前を付けた場合"ニンジャスレイヤー"になるんですかね…? -- 2024-11-26 (火) 13:14:22
- ↑カツワンソーが仮想敵であるから、ヌンジャスレイヤーの可能性も! -- 2024-11-27 (水) 20:46:12
