スパルトイ

◆忍◆ ニンジャ名鑑#370 【スパルトイ】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルドのニンジャ。サンシタじみた言動の目立つ粗忽者であるが、確かなカラテで頭角をあらわす。イクサにおいてはニーズヘグと組む事が多く、常にそのワザを盗もうと躍起になっている。

登場エピソード

• 「ザイバツ・ヤング・チーム」
• 「アンダー・ザ・ブラック・サン」
• 「ア・クルエル・ナイト・ウィズ・レイジング・フォース・フロム・ソー・サイレント・フィアフル・レルム」
• 「ニンジャスレイヤー：ネヴァーダイズ」

「あーん？グランドマスターの覚えもめでたい俺様の出世街道に嫉妬か？」

人物

• 第3部で新体制となったザイバツに所属する若手ニンジャ。
• 名鑑にある通り、ヤンクめいた言動のお調子者。ニーズヘグの押しかけ弟子めいて彼の後ろについて回っており、「センセイ」と呼び慕っている。一方で、ニーズヘグ以外の相手には目上の者に対しても生意気な態度を取っており、旧ザイバツではムラハチ待ったなしであったことは想像に難くない。
• 対するニーズヘグにはクエストの帰りに「なんじゃお前。生きとったのか」と言われた上にバカ呼ばわりされるなど、あまり相手にされていない。
  • しかし、グランドマスター級のクエストへの同行を許される、キョート城への帰還時には殿を務めて生還するなど、その実力は確かに認められてはいる様子。
• 同じくニーズヘグ配下のディミヌエンドとは、少なくとも愛称で呼ぶ程度には親しい。一方的に馴れ馴れしく接している可能性もあるが……。
• 同性同年代のクアース、ドモボーイとは犬猿の仲。特に二人は自分達と同レベルと見ていたスパルトイが一足先にイサオシを得たことに相当焦りを感じているようだ。

外見

• 体格は長身痩躯。髪をまだらに染めて弁髪に結い、顔の左半分に黒い刺青を入れている。
• 装束はニーズヘグと同じオーカー色。ドモボーイからはコスプレ野郎と挑発され一触即発アトモスフィアに。
  • 「アンダー・ザ・ブラック・サン」では黄と黒の迷彩装束に身を包んでいた。詳細な理由は不明だが、とうとう禁止されてしまったらしい。

元ネタ・考察

• スパルトイ（Spartoi）とは、ギリシャ神話に登場する英雄カドモスの従者となった5人の戦士のこと。カドモスによって退治された竜の牙から生まれたという。
  • 大蛇の名を冠するニーズヘグの弟子を自認するゆえのダブルミーニングであろうか。

ワザ・ジツ

• ここでもセンセイを意識しているのか、ヘビ・クリスやアフリカ投げナイフめいたスリケン、蛇矛といった得物を扱う。
• 名鑑にある通りカラテは確かで、同行していたニンジャを軒並み即死させるアンブッシュをやり過ごして生還し、また位階・カラテ共に上位であろうベオウルフやグリフォンと高度な連携攻撃を行いうる。そのワザマエと素質の高さは、彼の性格を苦々しく思うベオウルフやザ・ヴァーティゴからも高い評価を受けている。
• 負けイクサに際しては咄嗟の逃走・撤退指示も素直に聞き入れるなど、しっかりとした状況判断力も持ち合わせている。

ストーリー中での活躍

第4部以降

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0183 【スパルトイ】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルドのニンジャ。極めて好戦的かつ残虐なニンジャで、常にイクサの最先陣に立ち、得物の蛇矛とヘビ・タントで切り込んでゆく。師と仰ぐニーズヘグは彼に手厚いインストラクションを与えなかったが、めきめきと頭角を現した。

登場エピソード

• 「アルター・オブ・マッポーカリプス」

「テメェ大したことねえな！今の切り結びで知れたぜ……！」

人物

• 第4部においても新生ザイバツに所属している。
• ディミヌエンドはマスター位階に昇進しているが、彼の位階は現時点では明言されていない。
  • 「スレイト・オブ・ニンジャ」では、アデプト数名を率いてクエストに挑む姿が描かれている。

ワザ・ジツ

• カラテのワザマエにはさらに磨きがかかっており、リアルニンジャを相手にしてもある程度渡り合える。また、シャドーバージを用いた高速戦闘にも長けている。
  • 地の文からはファイアウィルム、ディミヌエンド、アガートラムと共にザイバツの精鋭として数えられている。
• 第3部以前と同じく蛇矛を得物とする。

ストーリー中での活躍

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