ドリフト

Last-modified: 2023-04-07 (金) 22:32:38

元々は(団体、資料などによって解釈は違うが)タイヤを滑らせながら曲がる技術全般の事を指す。
クルマをちゃんと制御させつつ滑らせながら曲がるのがドリフトだが、クルマの制御を失った場合、ドリフトではなくスピンになってしまう。

 

ドリフトの方法も様々だが、もっとも有名かつ手軽なテクニックとしては、

  • パワードリフト
    後輪駆動車において、コーナリング中にアクセルを全開にし、タイヤのグリップの限界を超えさせて空回りを起こし、テールスライドさせるドリフト。パワースライドとも呼ぶ。
  • ブレーキングドリフト
    コーナーの手前でフットブレーキによる急ブレーキをかけて荷重をフロントに集め、リアの荷重を減らしたところでステアを切り、リアを滑らせるドリフト。
  • サイドブレーキドリフト
    サイドブレーキを一瞬だけかけて後輪をロックし、滑り出したところでテールスライドさせるドリフト。
    ジムカーナやラリーで使われていたサイドターンの応用技としてドリフトに落とし込んだのが始まりとされる。また、ドリフト状態の維持にも一役買うテクニック。

などがある。

一概には言えないが、主にFR車がドリフトに向いているとされている。

 

湾岸マキシでは上記のようなテクニックはあまり必要なく、コーナーの少し手前でハンドルをクイックに60度~90度程度動かすだけでドリフトを始める。しかしドリフトをすれば速く走れるというものではなく、大振りなドリフトは派手で格好はいいが遅くなってしまう。
しっかり減速してグリップさせて曲がった方が速いコーナーも多いが、広いコーナーではドリフトで攻略するのが醍醐味である。

また日本ではドリフト走行そのもののかっこよさ・美しさを競う文化、そこから派生した選手権大会までもが存在する。
詳細は当該項目を参照。

 
  • 関連項目
    ゼロカウンタードリフト
    グリップ走行
    D1グランプリ(D1GP)