- このSSはHarrington Waistguardを使用していますが、
無しでも1反射100M突破を確認できました。まだまだいけそうです。
コンセプト 
- ver2.1.0現在、全職中で最も反射に適したスキルを揃えるクルセイダー。ソーン値を高めてIron SkinのReflective Skinを使うと、シチュエーション次第ではT4程度のエリートが蒸発する程の超常的なダメージが弾き出されるようになる。持続4秒に全てを賭けろ!!
長所 
- 僕のクルセイダーは引きちぎると狂い悶えるのだ…喜びでな!!
- 相性の良い敵に対しての瞬間火力は入門レベルからでもDPS200M超えてもおかしくない勢い。
これが4秒も続く。敵は死んだ。 - 低難易度ならただそこに居るだけで敵が死ぬ。
- 入門はソーンさえ付いてればゴミのような装備でもOK。
短所 
- Iron Skinの持続4秒に全てが凝縮される。外したらどうなるか…わかるね?
- これまで即分解していたであろうゴミレジェの一部がむしろ欲しくなる。
- 本格的にソーン装備を集めだすとそれはそれで大変である。
- 逆に大した事をやってこない敵ほど面倒くさいという逆転現象が起こる。まさにドM。
- RIMEのような超強いくせに全然反射させてくれない敵とか大っ嫌いです。
- T6以上は極みに達しないと無謀。敵のMHPが多すぎてお得意様でも速攻できず大苦戦。極まっても不向き。
Iron SkinとThornsについて 
説明文からは想像も付かない異様なダメージを叩き出す謎スキル。
よくわからん事になってるソーンについても検証し、謎を紐解いていこうではないか。
実はソーン10000なら10000ダメを反射するというステではありません。長文ご容赦。
Regular Attack
((S / 100 / 4) + 1) * T
Reflective Skin Attack
((S / 100) + 1) * 2T * (P / 100 + 1)
S = Strength (or 各職コアステータス)
T = Thorns 装備品などで得られるソーン値の合計
P = Physicalダメージボーナス(%)
色々調べまわってみた所、こうなっていたらしい。そうだったのか!
そして、なんと通常ソーンはコアステを25%しか参照しない仕様であった。
いや、それでもカスみたいなソーン値なのに何でこんなダメージになるの?とは思ったが…。
つまり。反射とはよく表現されるが、その正体は敵からの攻撃をトリガーとする
「自動反撃」であって、ソーン値とは反射量などではなくそれ専用に用いられる攻撃力である。
よってコアステがダメージ計算に用いられるし、ダメージを撥ね返す訳でもないから、
こっちは普通に攻撃を食らう。反射という言葉のイメージを頭から拭い去る事から始めましょう。
(便宜上、反射という言葉は以降も使います)
では、ここでSTR8,000・ソーン35,000・ボーナス+30%を仮定してみよう。
内訳は多くの人がだいたいこのくらいには出来るであろうSTR、
そこそこ積んだソーン、ほとんどの人が採用するHoly Cause分とPhysical+20%を想定。
Regular Attack
((8,000/100/4)+1)*35,000=735,000
これが通常ソーンのダメージとなる。クリティカルは発生しない。
ところがReflective Skinだとこうなる。
Reflective Skin Attack
((8,000/100)+1)*2*35,000*(30/100+1)=7,371,000
Reflective SkinはPhysical属性のスキル攻撃なので属性ボーナスが乗る!
そしてクリティカルも発生する!
アカラッツ時
9,950,850
クリティカル(+300%と仮定)
29,484,000
アカラッツ時クリティカル
39,803,400
見よこのダメージを!!額面通りとは限らないが実際似たようなダメージが本当に出ます。
本来の用途である被ダメージ50%カットに加えて、このような攻撃性能も秘めたこのスキルとソーン。
興味が湧いてきた人もいるんじゃないです?
Orbiter・FireChains・Frozenが特にカモ。相手は死ぬ。
Frozenは敷かれたのをうまく見極めて合わせるように発動すると良い。
ワールウインドっぽい回転斬りなんかも狙い目だ。
何も考えずにIron Skinを無駄打ちしてしまう事がないよう、
装備の持ち替えをするべきか否かの判断ができるよう、
反射できない攻撃に突っ込まないよう、冷静に敵のMODを確認しましょう。
基礎として、以下、他ビルドにIron Skinを組み込む場合ではなく、
純ソーンセイダーとしてのビルドに適したスキルを検討していく。
アクティブスキル 
アイコンをクリックすると各スキルの個別ページへジャンプします。
推奨プライマリ 
![]() | Slash / Guard | 最大+25%のアーマーバフ。これで殴りながらIron Skinのクールを耐えるのが基本行動。バフを除けばただの殴打なので武器の特殊Procを発動していくのが良いだろう。Carve以外のルーンはProc率が高いのも長所である。例えば普段はMaximusやStalgard's Decimatorなどで戦い、Iron Skin発動直前にセカンダリにソーン値が乗っている反射重視の物に持ち替える。Iron Skinが終わったら普段通りに戻す(2Hなら実際これらはかなりオススメだ)Falling Swordを入れるなら飛んでる間に落ち着いて装備変更も出来る。 |
![]() | Punish / お好みのルーン | ver2.1.0以降、Angel Hair BraidにPunishの全ルーンが乗るという特殊効果が追加された。これを装備するのであれば選択肢に挙がる。 |
![]() | Blessed Shield / Divine Aegis | Gyrfalcon's Footeを持っているならなかなか優秀なプライマリ代わりとして使える。Shattering Throwでも構わないが、ここではアーマーバフの付く物を推しておく。 |
推奨アクティブ 
あとひとつ 
いずれかのセカンダリ
リソースはFalling Sword発動分さえあれば良いので、適当に撃ってもOK。
ただ、Falling Swordの分は残しておかないと、いざという時の死因になりかねないので注意。
![]() | Condemn / お好みのルーン | Blade of Prophecyがあれば、あっという間に連爆ビルドとのハイブリッド型に。ルーンはEternal Retaliationが基本だが、十分なRCDがあれば連発ばかりを考えるよりも確実な命中や連鎖に重きを置いても良いかもしれない。Shattering ExplosionはPhysicalなのも気になる。Reciprocateは正直Fire化だけが狙い。プレイヤーの被ダメなんぞ数字にすれば微々たる量で、しかもその50%しか積まれないから大して変わらん…。Blade of Prophecyありきのスキルと言えなくもないため、無いならHeaven's Furyでも良い。 |
![]() | Phalanx / Bodyguard | Falling SwordのRise Brothersと合わせてアバター召還ビルドとのハイブリット型に。Bowmenでも良い。 |
![]() | Bombardment / Impactful Bombardment | より速攻に向く。Physical特化ならImpactful Bombardmentが良いだろう。しかしValorのCriticalを入れるのだから属性関係なくAnnihilateも凄まじい火力になる。一瞬か5秒継続かの特性も少々異なるのでこの辺りはお好みで。 |
![]() | Steed Charge / Endurance | farmのお供。もし高難易度でもセットするならRejuvenationも良いだろう。 |
![]() | Provoke / 非推奨 | あれ?意外。反射ダメを2倍に出来るVo'Toyias Spikerなんてものもあるのに?これはIron SkinとProvokeの4秒という持続時間と、挑発を取った後の状況を思い浮かべてみて欲しい。おそらく1発分しか恩恵を受ける事は無いだろう。また、ボス格などの挑発を取れない敵も存在し、Vo'Toyias共々大して役に立たないシーンも。よって最低限Vo'Toyiasとのセット運用が必須で、基本的には他スキルを入れた方がマシというのが結論だ。 |
![]() | Consecration / Bathed in Light | v2.1.0から回復量が大幅UP。当ビルドとしては中々の継戦能力の向上が期待できる。 |
パッシブスキル 
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装備考察 
敵の攻撃を食らっても簡単には死なないタフネスは必要。
余りがちなのではないかと思われるアメジストを防具に埋めるのは一つの指針。
ただし、頭はダイヤでRCDを稼ぐべき。
武器へのトパーズ埋めだが、確かにソーンダメージは一気に伸ばせる。
しかし、それだけでは生きていけないからエメラルドの方が満遍なく強化できるだろう。
- Nailbiter
- Neanderthal
- Faithful Memory
一発目から「えっ」という声も聞こえそうなゴミ揃い。だが分解するのは待って欲しい。
こいつらには確定でソーン値が付くため超強い(Reflective Skinが)
- Nagelring
今となっては貴重なMFが付く指輪だが、なんとソーン値も確定付与される。
引き次第では堂々と装備できるソーンセイダー向けの一品に。美味しい!
※2.1.0以降はソーン確定とは限らなくなった模様です。
- Maximus
- Stalgard's Decimator
- Scourge
Slashの項目でも述べたが、常用にお勧め出来る2H。大幅強化されたScourgeも良いだろう。
- Doombringer
- Heart Slaughter
Physicalボーナスが付く1Hおよび2H。
- Hellskull
RCDの確定付与と、2Hのダメージを+10%するクルセ盾。
これは2H時のソーンダメージにも影響する。シンプルイズベストな一枚。
- Vo'Toyias Spiker
注意点はProvokeの項目にて述べた。なお、確定でソーン値が付く。
- Depth Diggers
プライマリのダメージが80-100%アップするパンツ。
後述するセット品との兼ね合いをさておくと、プライマリを起用する当ビルドとは相性抜群!
- Vigilante Belt
RCDが付くベルト。
- Angel Hair Braid
プライマリにPunishを選択する際の優秀な候補。というか装備するならPunishが候補に浮上する。
- Thorns of the Invokerセット
反射ビルド向けにデザインされたセット。
2セットでソーンを4,000も稼げるので、是非とも2部位は装備したい。
どこでも良いが肩と腕にはソーンが確定付与、特に肩は数値が高くなりやすい。
4セットボーナスの方は絶対的に優先すべき程の内容でもないのでRoRG込みで考えたい所。
効果は反射ダメージを自分の周囲15yardにも同時に与えるという物だが、
誠に残念ながらReflective Skinには関係しない。
反射が1M近くにもなってくると塵も積もればなんとやらで結構馬鹿に出来ないのだが、
もしこちらを2部位で妥協するならRoRG込みでArmor of Akkhanとの両立もギリギリ可能。
なお、ソーン付きAkkhan厳選という苦行が待ってます。
- Armor of Akkhanセット
上述の通りInvokerとの両立は可能だが、Invokerを3部位装備するとこちらを5部位装備する事は出来ない。
RoRG込みで4セットボーナスまでとなるが、変身中のリソース消費半減はビルド次第では無意味だ。
Invokerの4セットボーナスを優先するなら、こちらは2部位のSTR+500しか要らないかも。
- Roland's Legacyセット←New!
パッチ2.2.0によってShield BashとSweep Attackを使用する度に
LawsとDefensive Skillのcooldownを減少させる効果を発動できる様になった。
Wrathの続く限りShield BashやSweep Attackを使いまくり
その分Iron Skinを含む各種DefensiveやLawを発動して、どんどん敵より優位に立てる。
更にこの役立つ効果は2セットボーナスなので、他のセット装備を優先していても余裕で発動できる。
また、セット効果の該当するスキルはいずれもクルセイダーの主要スキルである為
充分なソーンダメージを稼げているのであれば、Invokerセットを切っても
こちらを6セット揃えてThorn&Roland'sのハイブリッド型にできる。
- Demon's Hideセット
2セットでFireソーン6,000が付く…のだが要注意!
このエレメンタルソーンというのはやっかいな代物で、
ステータスのソーン値にはそのまま追加されて表示されるが、
Fireなのはこの6,000の分だけで、ソーンがFireに変化する訳ではない。
そしてReflective Skinにはなんと関係しないのである。
これを着てソーン50,000にしてFire特化した所で、
Reflective Skinのダメージはソーン44,000で計算されるし、Fireボーナスも無意味。
通常ソーンのダメージは無論伸びるが、通常は所詮通常。たかが知れてるとも言える。
入門には良いが、最終的には除外していっても問題ないだろう。
- Sanguinary Vambraces
ACT1のHoradric Cache限定。普通ならRoRG狙いでプレイしている所にコレが出てこられても
破壊の衝動しか沸いてこない代物だが、君ならば使いこなせる!!
効果は時折ソーンダメージを10倍にするというもので、
先に言っておくがReflective Skinには関係しない。してたらやばかった。
装備に値する状況は無論ソーンダメージが高くなってから、
そしてThorns of the Invokerの4セット効果を発動してからとなる。
塵も積もればなんとやらを本当に馬鹿に出来ないレベルに引き上げてくれる。
通常ソーンが1M前後の域まで達したと仮定すれば、それなりの頻度で(殴られまくるほど頻繁に)
約10Mを周囲15yardに反射するようになり(計算の都合上ぴったり10倍ではなく9倍強といった所)
もはや自動でCondemnか何かが発動しているようなものである。
とくれば、絶対優先すべき程ではないにせよDemon's HideのFire6,000なんかも俄然嬉しくなってくる。
STR8,000時のソーン6,000は126,000ダメージに相当する。つまり効果発動時に約1Mの差が出る。
- Hack
攻撃時にソーンダメージが追加ダメージとして発生する1H斧。
ダメージは合算されず、ソーンが発生したかのように扱われるので、
その分にはクリティカルが発生する事は無いし、
Reflective Skinも、Sanguinary Vambracesも全く関係しない。
しかも効果100%が確約されていないので、ただでさえ大した事の無い通常ソーンの威力が
減じられてしまう場合が大半だろう。セカンダリにソーン値が確定付与される訳でもない。
ソーンセイダーに向いているようで向いていない。つまり誰にも向いていない。
使う必要はないだろう。
コメント 
- これは良い記事。乙です。 -- 2014-08-20 (水) 00:34:57
- このビルド試してみたけどエリートの特殊能力に対する姿勢・見方が180度変わるね。同じゲームをやっているのにここまで変わるなんて!記事の編集乙です。 -- 2014-08-23 (土) 18:57:58
- 面白いびるど -- 2014-09-11 (木) 04:28:51
- 弱点は金ゴブ倒せないところw -- 2014-09-12 (金) 17:51:37
- ビルド記事の情熱に当てられてdiablo2にハマった頃を思い出します。良記事 -- 2014-09-15 (月) 17:36:06
- すみません盾のHallowed Bulwarkの説明が無いようですが純ソーンセイダービルドから外れてるのですか? -- 2014-09-16 (火) 04:02:13
- なるほど、それは失念しておりました。ただ盾の中では割と出やすく、そこまで激的な変化もない普通の盾+αくらいかも?とは思いますw 作者は長いことソーン3000以上ついた黄アイテムを使ってた位です。mysticリロールも安い! -- 2014-09-16 (火) 04:27:14
- ちなみに今は引きが良かったDenialを使ってます!追記するようなモンでは…^-^; -- 2014-09-16 (火) 04:29:09
- Roland's Legacyのお陰でIron Skinが強化された上に金ゴブやRIMEの様な従来のThornsaderが困る相手にも対処可能になったね。 -- 2015-11-16 (月) 17:44:10
- 2.4になってThorn用レジェGEMやThorns of the Invokerのセット効果強化と、なぜか公式が超プッシュしたビルドになった。 -- 2016-01-14 (木) 17:12:13