【ネシャロット】

Last-modified: 2021-10-17 (日) 02:54:10

概要

【砂の都ファラザード】に住む【オーガ】の姿をした【魔族】の女性で、「黄昏呪術店」の店主。名前の由来はタマネギの一種であるエシャロットからか。
三つ子姉妹の末妹で、長女に【ジルガモット】、次女に【マプリコット】がいるが職業も性格も服装のセンスもバラバラ。
元々は【ジャリムバハ砂漠】の果てに存在した【賢女の都レジャンナ】の王族だったが、レジャンナがファラザードに併合された際に移り住んだ。
 
一人称は「ボク」。【花火交換屋ユリユリ】【ヒストリカ博士】を彷彿とさせるエキセントリックな口調は、実の姉であるマプリコットですら「…………めまいがするほど理解不能です」と嘆くほど強烈。
魔女のような服装と、呪術師という肩書に違わず、倫理観もぶっ飛んでおり、一般的なアストルティア・魔界のそれとも大きくかけ離れている。
しかし呪術師としての実力は本物。特に死霊を操る術や、封印術を得意としている模様。職業は【デスマスター】だろうか?

【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0ストーリー)

ストーリークエスト【バザールを救え!】にて、【ディンガ交易所】の関所の門の封印を解くために、彼女の助力を仰ぐことになる。

【魔界大戦】(Ver.5.1ストーリー)

三姉妹の中で唯一、(回想シーンのみではあるが)メインストーリーに関わってくる。
 
【旧ネクロデア領】の関所に貼りつけられた喋る仮面は、ネシャロットの手によるもの。200年前の戦争で【ネクロデア王国】が滅んだ後、戦争で発生した死霊を利用して作り上げたらしい。
更に、【ゲルヘナ幻野】-旧ネクロデア領間の関所を封印していたのもネシャロットの仕業であることが判明。この封印は彼女の自信作だったようで、【魔仙卿】の巻物であっさり解かれてしまった事にショックを受けていた。
 
しかしこれらを行った理由について、同ストーリー上では一切説明されていない。
【ユシュカ】【ナジーン】の立場からすれば、「魔界屈指の危険な地と化したネクロデアに旅人などが迷い込まないようにしたい」「思い出の地をこれ以上他者に踏みにじられたくない」「バルディスタ軍に【ゾブリス将軍】を解放されることを防ぎたい」などといった思惑が考えられるため、彼らの指示だったとすればストーリーとの整合性が取れる。
しかし彼女の性格を考えると、単なる個人的な趣味による行いだったとしても不思議ではないのかもしれない。
 
ナジーンの死亡後に話しかけると「ナジーンを生き返らせたい?」との選択肢付きの会話が出てくるが、どちらを選んでもその後の会話内容は同じ。

Ver.5.5後期

エンディング後に受けられるクエスト【さらば愛しのシシカバブ!】では、ネシャロットがVer.5.0で作った「邪封のランプ」が騒動の元凶となる。
ランプで関所を封じていた悪霊を封じて以来、ランプをこすると「好きな願いをかなえてやろう」という怪しいランプに変貌したらしく、ネシャロットがユシュカに渡すよう【シシカバブ】にランプを押し付けるが、平和になった【魔界】で自分は役立つのか?という不安を覚えていたシシカバブは誘惑に負けてランプをこすって願いをかなえていくうちに悪霊に操られることになった。
このときネシャロットとナジーンの会話があるのだが、「ネクロデアの件では世話になった」というセリフからネクロデアの封印等はナジーンの頼みで行ったことであったらしい。
またユシュカとナジーンはネシャロットには散々な目にあわされたらしく、ネシャロットもナジーンの説教を何度も喰らってきたのかナジーンが説教を始めようとすると露骨に狼狽え始める。