試製景雲(艦偵型)

Last-modified: 2019-09-12 (木) 23:23:47
No.151
weapon151.png試製景雲(艦偵型)艦上偵察機
装備ステータス
火力+2雷装
爆装対空
対潜索敵+11
命中+2回避
戦闘行動半径8
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
任務「新機軸偵察機の開発」報酬
装甲空母のみ装備可能
2015年9、10月作戦、2016年10月作戦ランキング報酬
改修更新
試製景雲(艦偵型)噴式景雲改
空技廠が開発した最新鋭の高々度試作偵察機「景雲」。同機に艦載用の改修を行った艦上偵察機バージョンです。
様々な新機軸を盛り込んだユニークな機体の「景雲」は、開発中のターボジェットエンジン「ネ330」を搭載して、
新鋭噴進式攻撃機化する計画もありました。(本機は新鋭正規空母の一部のみ運用可能です)

ゲームにおいて Edit

  • 2015年9月作戦の上位報酬(1~20位)として配布された艦偵で、翔鶴改二甲瑞鶴改二甲大鳳()・Saratoga Mk.II Mod.2のみ装備可能な装甲空母専用装備。
    • 翔鶴改二瑞鶴改二Saratoga Mk.IIは正規空母のままなので装備不可。勘違いしないように。
    • この手の専用装備共通の仕様であるが、「装備一覧の一番最後に並ぶ」ことと「装備可能艦(この場合は装甲空母)を持っていないと装備ロックできない」ことに注意。
      …要注意なのだが、なぜかこの装備は「装備画面では装備一覧の最後尾」「廃棄画面では偵察機カテゴリの中」と場合によって装備の並び方が違う。
    • 装備可能な装甲空母未所有の場合でも基地航空隊を利用することでロックが可能。
      通常海域では2016年10月5日より中部海域において基地航空隊が実装。
      基地航空隊出現の一連の任務を終了させた場合、装甲空母未所有の鎮守府でもロックのON・OFF切り替えが可能になった。
    • なお新艦偵といえば2013年8月のランカー褒賞だった二式艦上偵察機以来となるため、2年ぶりに新実装となる。また、10個目の☆5装備。
  • 性能面は彩雲の索敵+9を超えて索敵+11。ただしT字不利回避の効果は無い。
    • 命中は+2、よって触接時は彩雲同様+17%止まり。二式艦上偵察機友永(+20%)には惜しくも及ばない。
    • 艦上偵察機にも関わらず火力+2が付いている。中破でも砲撃戦可能な装甲空母には多少有用な特性である。
      • 火力+2を活かすならば大鳳や瑞鶴改二甲の最小スロに装備するのがいいだろう。翔鶴改二甲は素で反航戦キャップすら視野に入るレベルの超火力なので本装備の効果は余らせがち。
    • 改修が可能であり、触接率は空母が装備できない二式大艇を除けば事実上のトップ。
      特に★+6以上になると制空権確保時にかぎり、確実に触接するようになる。*1
  • 基地航空隊では彩雲と同じく「防空」において本機を配備した航空隊の制空値に補正がかかる。
    • 基地航空隊の「出撃」時にも、本機を配備することで同じ中隊に所属する他の機体の戦闘行動半径を延長することができる。詳細は基地航空隊の項目を参照のこと。


  • 2016年12月9日のアップデートでネ式エンジンが本実装され、同時に同アイテムの先行実装で示唆されていた新鋭噴進式攻撃機化が実現。ジェット爆撃機である噴式景雲改が実装された。詳しい性能は該当ページ参照。
    • また、本装備も単発任務の報酬として入手可能に。
      その際に零式水上偵察機を二つ、一式陸攻一つ、彩雲二つを消費する。
    • 噴式景雲改は本装備を改修・更新することで入手可能。更新時にネ式エンジンを消費する。
      更新に失敗した場合でもネ式エンジンが消費されないことが確認されている*2、が運営が明言しているわけではないので忘れずに確実化しよう。*3

装備ボーナスについて Edit

  • 改修した本装備を装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
    • 対象艦は表中の通り。本装備の改修値に応じてボーナスが変動する。
      • 表中の改修段は暫定のものです。
  • 各ボーナス値は下表の通り。
    装備1対象艦加算値累積可
    火力索敵
    試製景雲
    (基本値)
    -211-
    単体ボーナス↓
    試製景雲★2~3装甲空母+1
    ★4~5+1+1
    ★6~9+1+2
    ★max+2+3
    ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら
  • 適用されるようになるという直接の言及はなかったが、2019/2/8アップデートでの「※艦上偵察機の装備改修効果が更新/強化されます。」の一環であると考えられる。*4

小ネタ Edit

  • 元ネタは、海軍の空技廠が開発していた略符号R2Y1、陸上偵察機「景雲」。本来は陸上機であり、震電改と同様のif仕様。
    艦上偵察機型ということなのでR2Y1-Cと呼ぶべきか。
  • 装甲空母のみ装備可能なのは運営アナウンスにあった大重量艦載機であるためか。全備重量は8.1t流星(5.7t)の1.4倍。
    当時日本最新鋭のアレスティングワイヤーであった三式着艦制動装置の許容重量が6tまでなので、そのままだと着艦不可能。
    • 流星の場合、着艦時は魚雷や爆弾を投棄しているため実際はもっと軽くなっている。しかし景雲の場合自重が6tなので燃料等抜きにしてもかなり厳しい。
  • 機体のコンセプトは高高度を高速で飛ぶ偵察機である。
    陸軍に頭を下げて一〇〇式司令部偵察機(キ46)を借用した海軍は自前の高速陸偵を持つことを考えていた。
    • まあつまり「陸式もすなるキ46更新計画を、海軍もしてみむとてするなり。」といったところ。
      • ちなみにその前の九七式司令部偵察機(キ15)は海軍も九八式陸上偵察機として制式採用している。
    • 第一弾として銀河の設計を流用した十七試陸偵R1Yが設計されるも、試算の結果、最高速度要求にたった10ノット程足りず廃案となったことで空技廠が次なる一手として打ち出したものである。
はてさて、そのころ陸式の計画はどうなったかというと
  • 一見単発機に見えるが、実は双発機である。
    液冷のアツタエンジンを二つ胴体の中央に並列配置し、延長軸で機首についたプロペラを駆動させる方式であった。
    • 通常双発だとエンジンナセル2個+胴体の正面投影面積となり、空気抵抗は増えてしまうがこの方式は太めの胴体一個で収まり、干渉抵抗*5も減らせるとして採用された。
    • これの元ネタは試作機のうち2機が日本に売却されたドイツのHe119という偵察爆撃機から。
      冷却問題や複雑な機体構造を理由に開発中止となっている。
      「景雲」開発の参考資料となったが、エンジンの双子配置に加え胴体のラインを保った段なし風防や翼面蒸気冷却といったハインケルらしいビックリドッキリメカギミック満載の代物だった。
      • 空気抵抗を減らす目的の段なし風防だったが、テストパイロットによれば「角度によって全反射して見えなくなる」という記述がある。*6
        翼面蒸気冷却はラジエーターの抵抗が無くなる代わり、主翼に被弾したら広い範囲で漏れの点検・補修が必要と、前線機には難物となるのだが……ハインケル先生ェ
    • というわけで、風防は水滴型に、冷却は普通にラジエーターを使い、ターボチャージャー装備、最高速度390kt(722km/h)@10,000m、航続距離1950海里(3,611km)という計画だった。
  • だが、計画策定中に戦局が逼迫して試作機は大幅に整理されることとなる。
    R2Yも整理の対象となって設計図の上だけで終わる運命をたどる……はずだった。
    そこで空技廠が打ち出したのが「ジェット化計画」である。
    • これが図鑑にあるジェット攻撃機、「景雲改(R2Y2)」である。
      これはエンジンを当時三菱で開発中であったジェットエンジン「ネ330」に置き換えたもの。
    • この「景雲改」の資料を得るという名目で計画は推進され、試作機は1945年(昭和20年)4月に完成。
      • つまり、レシプロ景雲は本来当て馬であり、戦場にでてくるわきゃないのであるが……ゲームだからこそ。
        ただし、いつものようにジェットエンジンの開発の目処は立っておらず、空力試験&予算確保の名目だったとする研究者もいる。
      • ジェット用の資料ということでターボチャージャーは装備していない。
        それに、キ46の後継機は陸軍のキ83(司偵型はキ95)が半年早く試験機を完成させ、通常形式の双発ということでトラブルも少なそうな仕上がりだった。
        またしても海軍は陸軍に偵察機を借りる未来が待っていたのである
        それ以前に陸軍はキ46自体がまだ性能向上の余地があったとか海軍はなにをやってるんだか……*7
    • 横空でのタキシングテストが4月27日に行われ、そこで首車輪のシミー振動が最大の問題となる。
      試験場を木更津に変えて再試験、再調整が行われ、これの解決は5月下旬までもつれこんだようである。
      日本機において前輪式*8の経験が浅いことがトラブル解決に時間を要した一因であったようだ。
    • そして木更津でのタキシングテストで見つかったもう一つの問題点が冷却系。
      双子配置の内側排気管に予想外の温度上昇が認められていた。
    • エアインテークを増設し、5月22日にバッタ飛び(ちょっと浮いてすぐ着地)成功。
      初飛行を行ったのが5月23日。
      だが、初飛行の最中にボヤが発生して緊急着陸。
      内側排気管の熱問題が結局景雲の命取りとなった。
    • 内側排気管過熱を解消すべく、対策が打たれてはエンジン試運転で実証……しているさなか、操作ミスでエンジンが焼きついてしまったのである。
      エンジン換装も手間取る中、7月下旬に艦載機の空襲によって景雲の機体は破壊されてしまった。
  • そもそも液冷V型双子エンジンは米英独3国が揃って失敗した代物であり、日本の手に負えるわけがなかった。
    各国双子エンジンの愉快な顛末
    • 意外なところでイタリアがこれに近いことをやって結果を残している。完全に2バンク連結するのではなく、V型をベースに片バンク追加したW型エンジンを製造していた。しかも当時、既にDOHC*12無駄に採用していた。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 噴式機への通過点だけと思ってたけどそうでもないのね。ただコメ読んでも使い道がわからん。。新5-5で逸れたことないし彩雲でもほとんど触接するし、T字有利を避けたいなら二式艦偵があるし -- 2019-01-31 (木) 16:57:17
    • 改修完了で装空限定ながら索敵最高値なんで一応取っておくか、という感じ。来ないだろうけど想定するのは2014夏のE-6みたいな海域での利用。噴式機が必須ってわけじゃないので保留という選択肢が残るのだろうね……もちろん更新しても多分何の支障もないだろうなたぶん -- 2019-01-31 (木) 17:54:48
    • 自分も木主と同じ意見。現時点だと噴式は微妙な存在ではあるけど、かといって艦偵景雲の使い所もないので更新失敗した感はない。 -- 2019-01-31 (木) 17:56:30
    • 彩雲は丁不利を反攻にするだけで丁有利には一切影響を与えなかったはずだが… -- 2019-01-31 (木) 23:07:27
    • 二式艦偵には丁字有利回避機能なんて付いてなかったと思うけど… -- 2019-03-07 (木) 01:20:18
      • 「T不利を避けないなら」の誤記だろ、2人目までは空気読んでるのに・・・ねぇ -- 2019-03-08 (金) 16:54:18
  • 艦偵の改修がきたけど、もしイベで高索敵を要求されることがあったら、この装備も役立ちそうね -- 2019-02-10 (日) 17:02:22
  • 2月8日の二式艦偵アプデで「※艦上偵察機の装備改修効果が更新/強化されます。」とあるけど、景雲にも何かしら追加されてるんだろうか? -- 2019-02-11 (月) 06:49:12
    • 艦上偵察機の改修による強化補正が小型電探と同じくらいの補正になったとか。 -- 2019-02-11 (月) 07:30:06
  • 実際に補正があったので記載しました。★4、★6、★10についての確認が取れています。 -- 2019-02-21 (木) 02:53:27
  • 噴式にせずに偵察機のまま使う用にもうひとつ配ってくれないものか… -- 2019-03-18 (月) 03:11:33
  • 噴式景雲改に更新しないままコイツを維持してる。橘花改はある。二式艦偵は★MAXまでやった。という状態でこいつを今から更新した方が良いかは迷ってる -- 2019-03-23 (土) 16:03:30
  • 2期になって索敵が厳しい場面が出てきたから引っ張り出した -- 2019-04-01 (月) 22:36:03
  • ふーははは、ついに手に入れたぞ。もうこれで索敵不足で2-5で逸れないな(低レベルな使い道だとは思うが) -- 2019-04-03 (水) 03:01:50
  • 東方任務の果ての6-2で★10使ってる。それまで(装備の積み方がテキトーで)割と最後逸れたけど、これを使ったら解決した -- 2019-05-16 (木) 23:19:14
  • そう言えば今なら陸上偵察機カテゴリの海軍機として元機体も実装できそう -- 2019-05-16 (木) 23:43:36
  • 1個は噴式化したから正直もう一個欲しい。次は索敵装備として使い倒したい。 -- 2019-05-17 (金) 04:21:51
  • ★Maxを基地航空隊に配備してヒャッハーしてたら熟練度がハゲて付け直しで泣いている。熟練度上がるのがすっごく遅いのな、こいつ。 -- 2019-06-29 (土) 02:30:18
  • 大鳳がやっとてきてLv.60過ぎてからこの子の存在を思い出した。なんでネ式エンジンがアイテム一覧に残っているんだと思っていたら、これで噴式に改修できるのね。菊花改もイベントに出ることも無く絶賛放置orz 翔鶴型2隻を甲にしないまま過ごしているから…まぁ、ゆるーくプレイしていきます。 -- 2019-08-20 (火) 09:05:55
  • 今回のイベントは高高度爆撃がどうとか…最近になって何の気なしに改修MAXにしたけどまさかの出番かな?存在が忘れられてる気もするけど… -- 2019-08-30 (金) 08:54:15
    • 忘れてはないけどとっくに噴式にしたし次の入手手段が無いからなぁ。 -- 2019-08-30 (金) 09:26:32
    • 索敵値7で制空値1.2倍 9で1.3倍 11のこれなら1.4倍だと出番なんだが…そうでなきゃ彩雲でいいよね 制空値1365に1足りない>< -- 2019-09-09 (月) 12:29:21
      • …装甲破砕ギミックまだだし1回くらい実際に試してみようかな。 -- 2019-09-10 (火) 23:58:00
      • 試してきたけど彩雲以上の効果は無かった… -- 2019-09-12 (木) 19:10:10
  • 試製K雲 艦T型 -- 2019-08-30 (金) 21:12:09
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:553#8
*2 https://twitter.com/aku_su/status/807208064549941248コメント過去ログ 2016-12-19 (月) 15:53:03 のツリー
*3 その後「新型砲熕兵装資材」という同じく改修で消費するアイテムが増えたがこちらも同様に失敗時には消費しないためこれが仕様と考えられる
*4 https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1093832822022799360
*5 主翼と胴体・ナセル等の干渉で発生する抵抗
*6 ついでに言うと陸軍のキ46-IIIでも採用されたがあんまし効果がないことも解っていた。この為キ46-IVやキ95では通常形態の風防に戻している。
*7 キ46 IV。エンジンをターボチャージャー付きのハ112-IIルに変更した機体だが量産は間に合わなかった。
*8 首車輪と主車輪の脚設置方式。戦前は主車輪と尾輪の尾輪式が広く使われていた
*9 水平対向エンジンはピストンが同タイミングで上死点、下死点を迎えるのに対し、180度V型エンジンはクランクピンを共有し、互いに逆相で上死点、下死点を迎えることになる
*10 一応、名分としては排気管過熱に悩まされていたR-3350の保険ということだったのだが、V-3420の方が症状が酷く解決の目処も立たないという残念なことになった。
*11 詳細は省くが、どれのことかと言うと航空機用ではなく国鉄DML30H系ディーゼルエンジン。6気筒のDML15H系エンジンの180°V型版である。あの「はまかぜで有名なキハ181系のエンジンである。
*12 デュアル・オーバーヘッド・カムシャフト(“ダブル”と勘違いしている人が多いがこれだとV型エンジンや水平対向エンジンはOHC化した時点で漏れなくDOHCということになってしまう)の略。吸気・排気バルブを開閉する部品である「カム」を吸気側と排気側で別々に備えているもので、現在の自動車用レシプロエンジンの主流となっている。