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試製景雲(艦偵型)

Last-modified: 2018-08-30 (木) 00:56:58
No.151
weapon151.png試製景雲(艦偵型)艦上偵察機
装備ステータス
火力+2雷装
爆装対空
対潜索敵+11
命中+2回避
戦闘行動半径8
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
任務「新機軸偵察機の開発」報酬
装甲空母のみ装備可能
2015年9、10月作戦、2016年10月作戦ランキング報酬
改修更新
試製景雲(艦偵型)噴式景雲改
空技廠が開発した最新鋭の高々度試作偵察機「景雲」。同機に艦載用の改修を行った艦上偵察機バージョンです。
様々な新機軸を盛り込んだユニークな機体の「景雲」は、開発中のターボジェットエンジン「ネ330」を搭載して、
新鋭噴進式攻撃機化する計画もありました。(本機は新鋭正規空母の一部のみ運用可能です)。




ゲームにおいて Edit

  • 2015年9月作戦の上位報酬(1~20位)として配布された艦偵で、翔鶴改二甲瑞鶴改二甲大鳳()・Saratoga Mk.II Mod.2のみ装備可能な装甲空母専用装備。
    • 翔鶴改二瑞鶴改二Saratoga Mk.IIは正規空母のままなので装備不可。勘違いしないように。
    • この手の専用装備共通の仕様であるが、「装備一覧の一番最後に並ぶ」ことと「装備可能艦(この場合は装甲空母)を持っていないと装備ロックできない」ことに注意。
      …要注意なのだが、なぜかこの装備は「装備画面では装備一覧の最後尾」「廃棄画面では偵察機カテゴリの中」と場合によって装備の並び方が違う。
    • 装備可能な装甲空母未所有の場合でも基地航空隊を利用することでロックが可能。
      通常海域では2016年10月5日より中部海域において基地航空隊が実装。
      基地航空隊出現の一連の任務を終了させた場合、装甲空母未所有の鎮守府でもロックのON・OFF切り替えが可能になった。
    • なお新艦偵といえば2013年8月のランカー褒賞だった二式艦上偵察機以来となるため、2年ぶりに新実装となる。また、10個目の☆5装備。
  • 性能面は彩雲の索敵+9を超えて索敵+11。ただしT字不利回避の効果は無い。
    • 命中は+2、よって触接時は彩雲同様+17%止まり。二式艦上偵察機友永(+20%)には惜しくも及ばない。
    • 艦上偵察機にも関わらず火力+2が付いている。中破でも砲撃戦可能な装甲空母には多少有用な特性である。
      • 火力+2を活かすならば大鳳や瑞鶴改二甲の最小スロに装備するのがいいだろう。翔鶴改二甲は素で反航戦キャップすら視野に入るレベルの超火力なので本装備の効果は余らせがち。
    • 改修が可能であり、触接率は空母が装備できない二式大艇を除けば事実上のトップ。
      特に★+6以上になると制空権確保時にかぎり、確実に触接するようになる。*1
  • 基地航空隊では彩雲と同じく「防空」において本機を配備した航空隊の制空値に補正がかかる。
    • 基地航空隊の「出撃」時にも、本機を配備することで同じ中隊に所属する他の機体の戦闘行動半径を延長することができる。詳細は基地航空隊の項目を参照のこと。


  • 2016/12/09のアップデートでネ式エンジンが本実装され、同時に同アイテムの先行実装で示唆されていた新鋭噴進式攻撃機化が実現。ジェット爆撃機である噴式景雲改が実装された。詳しい性能は該当ページ参照。
    • また、本装備も単発任務の報酬として入手可能に。
      その際に零式水上偵察機を二つ、一式陸攻一つ、彩雲二つを消費する。
    • 噴式景雲改は本装備を改修・更新することで入手可能。更新時にネ式エンジンを消費する。
      更新に失敗した場合でもネ式エンジンが消費されないことが確認されている*2、が運営が明言しているわけではないので忘れずに確実化しよう。*3

小ネタ Edit

  • 元ネタは、海軍の空技廠が開発していた略符号R2Y1、陸上偵察機「景雲」。本来は陸上機であり、震電改と同様のif仕様。
    艦上偵察機型ということなのでR2Y1-Cと呼ぶべきか。
  • 装甲空母のみ装備可能なのは運営アナウンスにあった大重量艦載機であるためか。全備重量は8.1t流星(5.7t)の1.4倍。
    当時日本最新鋭のアレスティングワイヤーであった三式着艦制動装置の許容重量が6tまでなので、そのままだと着艦不可能。
    • 流星の場合、着艦時は魚雷や爆弾を投棄しているため実際はもっと軽くなっている。しかし景雲の場合自重が6tなので燃料等抜きにしてもかなり厳しい。
  • 機体のコンセプトは高高度を高速で飛ぶ偵察機である。
    陸軍に頭を下げて一〇〇式司令部偵察機(キ46)を借用した海軍は自前の高速陸偵を持つことを考えていた。
    • まあつまり「陸式もすなるキ46更新計画を、海軍もしてみむとてするなり。」といったところ。
      • ちなみにその前の九七式司令部偵察機(キ15)は海軍も九八式陸上偵察機として制式採用している。
    • 第一弾として銀河の設計を流用した十七試陸偵R1Yが設計されるも、試算の結果、最高速度要求にたった10ノット程足りず廃案となったことで空技廠が次なる一手として打ち出したものである。
はてさて、そのころ陸式の計画はどうなったかというと
  • 一見単発機に見えるが、実は双発機である。
    液冷のアツタエンジンを二つ胴体の中央に並列配置し、延長軸で機首についたプロペラを駆動させる方式であった。
    • 通常双発だとエンジンナセル2個+胴体の正面投影面積となり、空気抵抗は増えてしまうがこの方式は太めの胴体一個で収まり、干渉抵抗*4も減らせるとして採用された。
    • これの元ネタは試作機のうち2機が日本に売却されたドイツのHe119という偵察爆撃機から。
      冷却問題や複雑な機体構造を理由に開発中止となっている。
      「景雲」開発の参考資料となったが、エンジンの双子配置に加え胴体のラインを保った段なし風防や翼面蒸気冷却といったハインケルらしいビックリドッキリメカギミック満載の代物だった。
      • 空気抵抗を減らす目的の段なし風防だったが、テストパイロットによれば「角度によって全反射して見えなくなる」という記述がある。*5
        翼面蒸気冷却はラジエーターの抵抗が無くなる代わり、主翼に被弾したら広い範囲で漏れの点検・補修が必要と、前線機には難物となるのだが……ハインケル先生ェ
    • というわけで、風防は水滴型に、冷却は普通にラジエーターを使い、ターボチャージャー装備、最高速度390kt(722km/h)@10,000m、航続距離1950海里(3,611km)という計画だった。
  • だが、計画策定中に戦局が逼迫して試作機は大幅に整理されることとなる。
    R2Yも整理の対象となって設計図の上だけで終わる運命をたどる……はずだった。
    そこで空技廠が打ち出したのが「ジェット化計画」である。
    • これが図鑑にあるジェット攻撃機、「景雲改(R2Y2)」である。
      これはエンジンを当時三菱で開発中であったジェットエンジン「ネ330」に置き換えたもの。
    • この「景雲改」の資料を得るという名目で計画は推進され、試作機は1945年(昭和20年)4月に完成。
      • つまり、レシプロ景雲は本来当て馬であり、戦場にでてくるわきゃないのであるが……ゲームだからこそ。
        ただし、いつものようにジェットエンジンの開発の目処は立っておらず、空力試験&予算確保の名目だったとする研究者もいる。
      • ジェット用の資料ということでターボチャージャーは装備していない。
        それに、キ46の後継機は陸軍のキ83(司偵型はキ95)が半年早く試験機を完成させ、通常形式の双発ということでトラブルも少なそうな仕上がりだった。
        またしても海軍は陸軍に偵察機を借りる未来が待っていたのである
        それ以前に陸軍はキ46自体がまだ性能向上の余地があったとか海軍はなにをやってるんだか……*6
    • 横空でのタキシングテストが4月27日に行われ、そこで首車輪のシミー振動が最大の問題となる。
      試験場を木更津に変えて再試験、再調整が行われ、これの解決は5月下旬までもつれこんだようである。
      日本機において前輪式*7の経験が浅いことがトラブル解決に時間を要した一因であったようだ。
    • そして木更津でのタキシングテストで見つかったもう一つの問題点が冷却系。
      双子配置の内側排気管に予想外の温度上昇が認められていた。
    • エアインテークを増設し、5月22日にバッタ飛び(ちょっと浮いてすぐ着地)成功。
      初飛行を行ったのが5月23日。
      だが、初飛行の最中にボヤが発生して緊急着陸。
      内側排気管の熱問題が結局景雲の命取りとなった。
    • 内側排気管過熱を解消すべく、対策が打たれてはエンジン試運転で実証……しているさなか、操作ミスでエンジンが焼きついてしまったのである。
      エンジン換装も手間取る中、7月下旬に艦載機の空襲によって景雲の機体は破壊されてしまった。
  • そもそも液冷V型双子エンジンは米英独3国が揃って失敗した代物であり、日本の手に負えるわけがなかった。
    各国双子エンジンの愉快な顛末
    • 意外なところでイタリアがこれに近いことをやって結果を残している。完全に2バンク連結するのではなく、V型をベースに片バンク追加したW型エンジンを製造していた。しかも当時、既にDOHC*11無駄に採用していた。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • レシプロ機なのに、なぜ装甲空母専用なんだ・・・。 -- 2017-10-29 (日) 12:47:49
    • 機体が重いからだって小ネタで推定してるね。 -- 2017-10-29 (日) 14:54:28
      • これを手懐けようとした大鷹が捻挫したらしい -- 2017-10-29 (日) 15:15:51
      • かわいい慰めてあげたい -- 2017-12-26 (火) 01:17:32
  • 俺提督、漸く最大まで上げていざ更新しようとしたら失敗して呆然。もうネジねぇよ…… -- 2017-11-04 (土) 23:39:20
    • 改修更新って成功率6割くらいしかないって話じゃなかったっけ? ネジ10→13なら確実化の方が期待値高くないか? ボーキ消費も多いし。 -- 2017-11-05 (日) 01:25:07
    • 更新だけは大丈夫だと思ってたんだよ……更新自体は数回してたけど、確か失敗してなかったんや…… -- 2017-11-05 (日) 10:35:44
      • それはそれまでの運が凄く良かっただけだよ、更新て一番成功率低いんだから -- 2017-12-10 (日) 02:45:07
    • 更新ってネ式エンジンは消費しないのか? -- 2018-06-14 (木) 16:36:53
      • 訂正:更新って失敗してもネ式エンジンは消費しないのか? -- 2018-06-14 (木) 16:37:53
  • ランカー提督じゃないので1機しかないけど、消費資源と勘案して噴式にした方がいいのですか? -- 2017-12-25 (月) 23:32:32
    • 載せられる五航戦甲を持っているなら断然噴式だと思う。 -- 2017-12-26 (火) 00:32:11
    • 五航戦を両方改二で運用する、みたいな鎮守府でもなければ、「強い艦偵」止まりのこれより「噴式機」にした方が採れる戦術戦法の幅が広がる。17秋E-4の基地噴式みたいなことも(レアケースではあるけれど)できるからね -- 2017-12-26 (火) 01:01:24
    • これ改修MAXは偵察機どころか全装備通じて最大の索敵値稼げる装備だぞ。 索敵値縛りのキツイ海域がイベントで出れば間違いなく強いし、そうでなくても装備索敵値は弾着発動率や触接率などに関与するから、これMAXを保持しておくのも手。 いうて噴式機自体もなかなかピーキーで強いけど扱いにくいし、更新したら元に戻せないから更新するなら噴式機の使いみちとかよく考えたほうがいいよ。 -- 2018-01-28 (日) 23:57:03
  • この正月休み逃したらもう時間取れないと思って一気に任務消化して橘花改と共に入手した。長く厳しい戦いだった……バケツ150、鋼材30000減ってた……_(:3」∠)_ -- 2018-01-05 (金) 18:30:26
    • お疲れ様…。うちも南方ボス12回と新三川ソロモン、K作戦S勝利でこけまくって凄まじく消耗したわ… -- 2018-01-14 (日) 22:45:24
  • 今回のイベント、周回中の防空で大活躍。どうせ使わない墳式よりも基地航空隊で制空値上げに使ったほうがよっぽど生きる -- 2018-03-18 (日) 12:16:49
    • 彩雲と効果まったく同じな上に、誤差とはいえ配置コストの面では割高で損してる・・・ -- 2018-03-26 (月) 18:20:19
  • 本日やっとやっとやっとこの偵察機が着任しました。長くて苦しい4年間でした。 まだまだ次の戦闘機への進化に螺旋や飛行機の生贄が続きますねぇ・・・ (--; (^^; -- 2018-03-26 (月) 18:13:09
  • 串型エンジンの機体は、どこも苦戦していたからなあ。技術が高いはずの独英米どこも頓挫しているし。空戦のゲームだとジェットエンジンでも串型配置にした双発機とか出てくるけど、エンジンの冷却とかすごく大変そう -- 2018-04-13 (金) 07:42:05
    • 串型配置はマッキM.C.72とか、Do335プファイルとかドルニエ飛行艇にいくつか採用例があるけど、そういう奴だぜ・・・。苦戦したのはあまりないような。 -- 2018-04-13 (金) 08:10:20
  • 個人的にランカーで貰って何気に良かった装備ベスト5には入るなこれ。 -- 2018-05-03 (木) 22:55:22
    • オレも~。1機をジェット機にして、もう一機を景雲★Maxにしたよ。イベントで索敵のキツいところでは32電探改★Maxと合わせて絶対通過マン。 -- 2018-06-11 (月) 07:41:58
  • ようやく入手したけど、使い方がわからん…「触接」ってそんなにアテになるのかなあ -- 2018-07-16 (月) 09:52:44
  • 基地航空隊配備時の戦闘行動半径の延長能力について加筆しました。 -- 2018-08-16 (木) 23:34:29
  • 5-2で使えるわこれ。取っておいてよかった -- 2018-08-20 (月) 12:33:20
  • 索敵が厳しくなった5-5に持って行ってるわ。改修したくなったがネジ重いよねえ -- 2018-08-22 (水) 20:53:54
  • 5-5のことを考えて、★max止めも充分に理にかなった運用になったねー -- 2018-08-26 (日) 02:44:25
  • もしかしてジェット爆撃機に更新するより偵察機のままのほうがいいのか? -- 2018-08-26 (日) 07:30:32
    • この機体の索敵値を観ていて、早まったかな……とか思ったりもする。確かに -- 2018-08-29 (水) 06:55:38
  • 5-5用にもう1個配ってくんねぇかなぁ・・・ -- 2018-08-27 (月) 14:16:34
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:553#8
*2 https://twitter.com/aku_su/status/807208064549941248コメント過去ログ 2016-12-19 (月) 15:53:03 のツリー
*3 その後「新型砲熕兵装資材」という同じく改修で消費するアイテムが増えたがこちらも同様に失敗時には消費しないためこれが仕様と考えられる
*4 主翼と胴体・ナセル等の干渉で発生する抵抗
*5 ついでに言うと陸軍のキ46-IIIでも採用されたがあんまし効果がないことも解っていた。この為キ46-IVやキ95では通常形態の風防に戻している。
*6 キ46 IV。エンジンをターボチャージャー付きのハ112-IIルに変更した機体だが量産は間に合わなかった。
*7 首車輪と主車輪の脚設置方式。戦前は主車輪と尾輪の尾輪式が広く使われていた
*8 水平対向エンジンはピストンが同タイミングで上死点、下死点を迎えるのに対し、180度V型エンジンはクランクピンを共有し、互いに逆相で上死点、下死点を迎えることになる
*9 一応、名分としては排気管過熱に悩まされていたR-3350の保険ということだったのだが、V-3420の方が症状が酷く解決の目処も立たないという残念なことになった。
*10 詳細は省くが、どれのことかと言うと航空機用ではなく国鉄DML30H系ディーゼルエンジン。6気筒のDML15H系エンジンの180°V型版である。あの「はまかぜで有名なキハ181系のエンジンである。
*11 デュアル・オーバーヘッド・カムシャフト(“ダブル”と勘違いしている人が多いがこれだとV型エンジンや水平対向エンジンはOHC化した時点で漏れなくDOHCということになってしまう)の略。吸気・排気バルブを開閉する部品である「カム」を吸気側と排気側で別々に備えているもので、現在の自動車用レシプロエンジンの主流となっている。