九七式艦攻(友永隊)

Last-modified: 2021-10-08 (金) 21:22:30
No.093
九七式艦攻(友永隊)艦上攻撃機
装備ステータス
火力雷装+11
爆装対空+1
対潜+5索敵+4
命中+3回避
戦闘行動半径4
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
飛龍改二の初期装備
改修更新
九七式艦攻(友永隊)*1 天山一二型(友永隊)
優れた航続距離を誇り、速度や防弾装備は劣るものの、
初期の機動部隊艦載機の主力攻撃機として大活躍した傑作艦上攻撃機「九七艦攻」。
本部隊は、闘志と高い技量を兼ね備えた友永隊長の率いる九七艦攻隊です。


ゲームにおいて

  • 飛龍改二の初期装備。
    • 持参装備3種の中では一番使える。艦載機熟練度システムのおかげで航空戦でも砲撃戦でも大活躍。
  • ゲーム中最古参機種の九七式艦攻でありながら、新鋭艦攻流星を上回る驚異の雷装値11にパワーアップ。
    流星改の雷装+13には及ばないが、対潜と索敵は高く、さらに命中と、おまけに対空値の補正も付く。
    • 対空+1ということで、艦これ初の制空権に貢献可能な艦攻ということに一応なる。
      ただし制空値はスロット数の平方根をとるため、1~6と半ばおまけ程度しかならない。
      • 艦載機熟練度システム導入により艦攻にも制空ボーナスが微追加。本装備の数次第で試製烈風 後期型等の艦戦を減らしても制空を獲りやすくなり価値が増した。
  • 友永隊共通の特性として命中が+3と高く、この時点で触接補正が+20%と最大級、補正が乗れば流星改と互角の威力になる。
    索敵+4という高さから触接選択率も28%(制空権確保時)と高くさらに触接担当機が選択されるとき命中が高い艦載機から優先されるため重ねて選択率が高い
    • こちらも艦載機熟練度システムの恩恵があり触接確率アップが可能。量産可能かつ単独で打撃もできる本装備は触接要員としても優秀。
    • 触接補正+20%に艦攻のみでとことん拘るなら命中+3の触接可能機が天山一二型(友永隊)単体だと触接補正+20%の選択率は35%(制空権確保時)だが
      もう一つのこの友永を載せるだけで触接担当が命中の高さで優先される仕様から命中+2以下の他の艦載機に邪魔されず確率が重ねられ53.2%まで上がる
      追加2つで66.3%追加3つだと75.7%と魅了できるような確率に上がっていくため手間をかけるだけの効果はある。
      • なお、あくまで本機の複数搭載で上昇するのは触接開始時の本機の選択率であり、触接開始率ではない点に注意。
        詳しくは航空戦触接の項に譲るが、そもそもの触接判定を開始させるには水上偵察機あるいは艦上偵察機などを一定数艦隊に配備することが必須となるため留意しよう。
      • 触接の+20%で流星改に並ぶとは言え、流星改も触接補正は受ける為、触接が発生した場合の機体自体の火力は流星改に劣る。
        この機体の強みは、触接無しの流星改並の火力を発揮しつつ他の高雷装の機体を強化できるところにあるため、攻撃機を多数配備できる場合はバランスを考える必要がある。
  • 索敵+4は索敵値によるルート分岐にも無視できない影響がある。
    最新の分岐索敵式に従うと効果倍率をかけた索敵スコアは1個につき3.2。2個で33号電探の4.2、3個で彩雲の9を上回る。
    2-5下ルートのような攻撃機を満載できるルートでは、量産不可なネームドを配備した後のスロットを埋めるのがこれか流星改かで他艦の余裕は変わってくる。


  • なお本装備を旗艦に搭載してある任務をこなすと、本装備を引き換えにさらに進化する
    • 機種転換時にはあらかじめ装備ロックを解除しておくこと。装備ロックを解除していないと機種転換できない。(仕様)
    • また、零戦52型丙(六〇一空)烈風(六〇一空)と同様に、機種転換任務で改修度合いが引き継がれる*2
      転換先の天山一二型(友永隊)の改修★maxは雷装+16となり、艦攻中雷装トップかつ射撃回避付きとなるため、
      当装備を改修MAXにしてから機種転換任務を行うことを強くオススメする。
  • 流星改より雷装は下がるものの、一定数集めたうえでの触接攻めは魅力的。ただし量産には膨大な資源と時間を要する。
    • 彗星一二型甲の完全上位である九九式艦爆(江草隊)ほど積極的に量産する必要はないかもしれないが、飛龍の出現率は蒼龍より大分低いため数を揃えたいなら大事に育成していくこと。
    • 2019年3月22日のアップデートによりこの装備に「対空射撃回避能力」が付与された。量産可能な艦攻の中では唯一の対空射撃回避持ちであるため、数を揃える意義が高まった。
      • 2020年4月23日の7周年に合わせたアップデートで改修及び天山一二型(友永隊)への改修更新も可能になった。
        これにより、飛龍牧場の価値が更に高まったと言えるだろう。
        ちなみに★max時のこの装備も雷装13相当になり、最新鋭機の流星改や流星(六〇一空)にも匹敵する航空戦火力を得られる。
        触接補正や対空射撃回避能力等を含めて比較するとそれら二機種の上位互換にすらなりうるため、更新を見越さない場合においても強力な艦攻になる。
      • 改修更新の際には新型航空兵装資材1個と熟練搭乗員2個が必要になる。一朝一夕では増やせないものなので量産する場合は計画的に。
  • 妖精さんは天山一二型(友永隊)と同じである。
    • (熟練)機の妖精さん同様に他の妖精さんと違い体の周りが光っている。精鋭のオーラ?
  • 2018/08/17のアップデートにより、画像が差し替えられた。

    第一期時代の画像

    第一期時代の画像

装備ボーナスについて

  • 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
    • 対象艦は表中の通り。
    • 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に加算される。
    • 各ボーナス値は下表の通り。
      装備基本値
      九七式艦攻(友永隊)火力対空対潜索敵累積
      154-
      単体ボーナス↓加算値
      装備対象艦火力対空対潜索敵累積
      九七式艦攻(友永隊)飛龍+3×
      蒼龍+1
      ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら
  • 天山一二型(友永隊)を2つ装備してもボーナスが累積しないが、こちらと混載すれば両方のボーナスが得られる。
    ★maxまで改修しても雷装1の差があるが、飛龍の場合ボーナスを加味すると砲撃戦の火力値は高くなる。

性能比較表(装備最大値/艦攻上位早見表/テーブルより転送)

長いので折りたたみ

装備名火力雷装爆装対空対潜索敵命中回避触接*3砲撃戦
威力
半径射撃
回避
入手方法改修備考追加
流星改(一航戦/熟練)15376217%22.56任務、ランキング先制対潜トリガー装備、一航戦改/五航戦改二に装備ボーナス有編集
流星改(一航戦)142641216任務、イベント、ランキング一航戦改/五航戦改二に装備ボーナス有編集
流星改1313219.56開発赤城改、加賀改、大鳳改に装備ボーナス編集
流星(六〇一空)1353119.56初期装備、イベント、ランキング編集
流星10141156開発、初期装備赤城改、加賀改、大鳳改に装備ボーナス編集
天山一二型甲改
(熟練/空六号電探改装備機)
13176217%19.56ランキング夜攻, 先制対潜トリガー装備
翔鶴型改二(甲)、大鳳改、瑞鳳改二(乙)、龍鳳改、最上型航改二、千歳型航改二、飛鷹改、隼鷹改二、祥鳳改に装備ボーナス
編集
天山一二型甲改
(空六号電探改装備機)
11165116.55改修、任務、ランキング夜攻
翔鶴型、大鳳、祥鳳型、龍鳳、最上型航改二、千歳型航、飛鷹型に装備ボーナス
編集
天山一二型甲914213.55改修翔鶴型、大鳳、祥鳳型、龍鳳、千歳型航、飛鷹型に装備ボーナス編集
天山一二型(友永隊)14165320%215任務、改修二航戦改二に装備ボーナス有編集
天山(村田隊)15164217%22.55任務、イベント一航戦改/五航戦/龍驤改二に装備ボーナス有編集
天山(六〇一空)10421155初期装備、イベント、ランキング編集
天山(九三一空)98213.55初期装備、ランキング先制対潜トリガー装備編集
九七式艦攻改(熟練)
試製三号戊型
(空六号電探改装備機)
975217%13.54改修、ランキング夜攻,先制対潜トリガー装備、龍鳳改/瑞鳳改二(乙)/祥鳳改/赤城改二戊に装備ボーナス有編集
九七式艦攻改
試製三号戊型
(空六号電探改装備機)
764110.54改修、ランキング夜攻、龍鳳改/瑞鳳改二(乙)/祥鳳改/赤城改二戊に装備ボーナス有編集
九七式艦攻(村田隊)12154217%184任務、イベント一航戦改/五航戦/龍驤改二に装備ボーナス有編集
九七式艦攻(友永隊)11154320%16.54初期装備二航戦に装備ボーナス有編集
九七式艦攻(九三一空/熟練)8932117%124イベント先制対潜トリガー装備,大鷹/神鷹に装備ボーナス有編集
九七式艦攻(熟練)852217%124初期装備編集
九七式艦攻(九三一空)67294初期装備、ランキング、改修先制対潜トリガー装備,大鷹/神鷹に装備ボーナス有編集
Re.2001 G改344210.53初期装備Aquilaに装備ボーナス有編集
TBM-3W+3S31071310320%335任務夜攻,先制対潜トリガー装備
赤城改二/戊、加賀改二/戊/護、米空母に装備ボーナス
編集
TBM-3D29184217%16.56任務、イベント夜攻,先制対潜トリガー装備編集
TBF2916216.56初期装備、任務編集
TBD154294初期装備、イベント、任務編集
Barracuda Mk.III693195ランキング先制対潜トリガー装備
英空母に装備ボーナス
編集
Barracuda Mk.II752110.54ランキング英空母に装備ボーナス編集
Swordfish Mk.III(熟練)48105420%183イベント夜戦攻撃トリガー装備,夜襲CI・夜戦補正有先制対潜トリガー装備
Ark Royal,鳳翔に装備ボーナス
編集
Swordfish Mk.II(熟練)3562320%123イベント、ランキング、改修夜戦攻撃トリガー装備,夜襲CI・夜戦補正有
Ark Royal、鳳翔に装備ボーナス
編集
  • 薄水色は先制対潜装備紺色は夜戦攻撃トリガー装備
  • 砲撃戦威力は、空母の火力や雷装、装備補正値等と合計された後に小数点以下切捨て
  • 航空戦における艦攻・艦爆の威力を比較したい場合には航空戦攻撃力早見表を参考のこと
  • 艦爆・艦攻の支援射撃時の威力を比較したい場合にはこちらの表を参考のこと
  • 制空補助等の比較には制空値早見表を参考のこと
  • 触接判定・補正についてはこちらを参照のこと
  • 射撃回避(敵対空射撃回避)は☆>◎>◯>△の順に性能が高い(無表記のものは回避性能無し)。詳細はこちらを参照のこと

小ネタ

  • 元になっている人物及び飛行隊は、友永丈市大尉(死後中佐)が率いる空母飛龍所属、九七式艦上攻撃機隊。
    友永大尉は開戦時は宇佐航空隊の教官を務めておりミッドウェー海戦直前の1942年5月5日に艦攻隊飛行隊長として友永大尉が飛龍に着任している。なのでミッドウェ―海戦は友永大尉にとって飛龍飛行隊長として初陣であった。
    • 尾翼の黄色の塗装は艦攻隊隊長機である友永丈市大尉乗機の証である。
  • 同海戦では、ミッドウェー島飛行場の爆撃と米空母ヨークタウンへの反撃を行っている。
    • 飛行場爆撃の際に友永機(偵察員 橋本敏男 大尉、電信員 村井定 一飛曹)は燃料タンクに被弾している。
      しかしその後、米機動部隊への迅速な反撃の為に偵察員が第二小隊長の赤松作飛行特務少尉に入れ替わって*4出撃、
      部隊は見事ヨークタウンを仕留めた(大破により戦闘不能、のち離脱準備中に伊168の追撃を受け復旧断念し沈没)ものの、飛行隊長機は未帰還となった。
      僚機の目撃証言によれば、被弾してヨークタウンの艦橋付近に激突したと言われる。
      なお、友永大尉搭乗機の尾翼番号は「BI-310」(秦郁彦著 太平洋戦争航空秘話)。
      • 友永大尉率いる第一中隊は、ヨークタウンの右舷から雷撃したが第一中隊の生還者は皆無のため、実のところ誰も見てはいない。左舷から雷撃した第二中隊の中尾一飛機の電信員浜田一飛が、ヨークタウンの艦橋のすぐ前を突っ切った時に、左前方に火だるまとなった友永機を発見、そのまま空母に体当りしたのを見たというが、同乗していた偵察員の丸山一飛もそれは見てはおらず浜田一飛からの伝聞である。なお、ヨークタウンアクションレポートには、日本機の激突記録はない。
    • 迎撃したヨークタウン戦闘機隊のジョン・サッチ少佐はBright Red Insginia(輝く赤線)が尾翼に入った97式艦攻を攻撃した。F4F-4の銃弾を両翼に浴び、骨組みが露わになり左翼は炎上しながらもなおヨークタウンへの突撃を続けた。両翼が炎に包まれ海面に墜落する寸前に魚雷を投下したという。
      「彼は卓越した雷撃機パイロットであり、決断力に富んだ人物であった」と語っている。
  • 被弾した搭乗機の右燃料タンクの修理が間に合わず、左の主燃料タンク350リットルのみで出撃した。*597式艦攻はこの状態で魚雷を抱いて350km飛べるため、出撃前のアメリカ艦隊までの推定距離100海里=往復約370km(かつ帰りは魚雷無し)、しかも飛龍は接近しており、理屈上は生還できる。しかし、戦闘になってエンジンを全開にすれば燃料消費は跳ね上がるため戻ってこれる可能性はほぼない。友永大尉自身の真意は誰にも分からないが、周りの皆は大尉は死ぬ気なのだと思っていた。
    • 大尉には死ぬ理由があった。彼は見合いで結婚していたが、その他に馴染みの芸者との間に子供がいた。*6妻と芸者との二重生活、さらに部下たちの借金の肩代わりで彼の個人生活は破綻寸前であったのである。*7
  • ちなみに、実際にも九七艦攻は終戦まで飛び続けているので、旧式と言えど立派な第一線の機体ではある。*8
    新型機の方が防弾や速度性能に優れるものの、雷撃そのものは腕前勝負と思われるので、
    南雲機動部隊全盛期の搭乗員ならこのステータスも納得、かもしれない。

  • 機体には水色帯が1本ある。二航戦の機体には水色帯が描かれるが、開戦時は蒼龍が1本で飛龍が2本だった。
    しかし、多聞丸の気まぐれと加来艦長の勧めで二航戦旗艦が蒼龍→飛龍へと変わったため、ミッドウェー海戦時には帯の数が逆になった。
    • 実際には全てを塗り替えるわけにはいかず、ミッドウェー海戦時の二航戦所属機の帯数は統一されていなかった。
    • 友永隊の飛龍艦攻隊は1本水色帯へと塗り替えが完了しており、イラストもそれに準拠している。

  • 2018年12月11日に発売されたデアゴスティーニ・ジャパン刊『第二次世界大戦傑作機コレクション』第75号が、このミッドウェー海戦時の友永大尉機をモデルとしている。マガジンでは艦これでもおなじみの村田重治少佐についての記述もある。モデル自体は第22号の塗装替えだが、深みのある暗緑色と主翼下面の大型マーキングで、また違う趣のある仕様となっている。第64号の零戦二一型岩本機、第58号の九九式艦爆江草機と合わせて、史実では実現しなかった夢の戦爆連合を実現させてみよう。
    ところでこのシリーズ、80号で終わる予定だったのが120号までの延長が決まったのですが、81号から84号の予定がモロに提督ホイホイなんですが…大丈夫なんですかねぇ!?

この装備についてのコメント


*1 新型航空兵装資材x1、熟練搭乗員x2を消費
*2 https://twitter.com/ras_berry_/status/1253326462888759299 2020/4/23確認
*3 装備命中+1以下の機体は一律触接補正12%
*4 負傷や不時着で他に士官がいなかったのだ
*5 補助タンクまで使えば600リットル入るが左が重すぎて空中でひっくり返る
*6 海軍士官は芸者遊びは奨励されたが、芸者との結婚は決して許可されなかった
*7 訓練でも次々死ぬ搭乗員は給料だけでも足りず給料の前借りまでして飲んだ。その際の保証人に上官がなるのは友永大尉以外もやっていたが、彼だけは部下が求めれば際限なく受けた
*8 1945年の占守島の戦いでも、九七式艦攻が陸上基地から出撃。記録上、これが海軍艦攻最後の攻撃と言われる。