アイテム/ビスマス石

Last-modified: 2023-11-07 (火) 12:30:03

MHRiseから登場した精算アイテムの一つ。

概要

  • 溶岩洞の一部の鉱脈から産出される、独特な色彩が特徴の鉱物。
    「ビスマス」(蒼鉛)と呼ばれる特殊な金属を多分に含み、その影響によって特徴的な色合いに見える*1
    美しい見た目ではあるがハンター生活に直接役立つ代物とは言い難く、専ら一般市場に流されている。
  • 含有するビスマスの量や、それによる輝き方によって呼称と価値が変動する。
    一般的なビスマス石よりも色彩豊かとされるものは「ビスマス光石」、
    さらに多くのビスマスが多層構造となり、美しい極彩色に輝く代物は「ビスマス輝石」と呼ばれる。
    また、ごく一部の鉱脈からは抱え上げないと持ち運ぶ事も難しい巨大な結晶の塊が採掘される場合があり、
    これは「ビスマス結晶」と呼ばれ、ビスマス輝石以上の高額で取引される。
    そしてビスマス結晶の中でもとりわけ巨大なものは「ドスビスマス結晶」と称される。
    周囲を虹色に染めると言われるほどに強く美しい輝きを放つドスビスマス結晶は、
    溶岩洞から産出される特産品の中でも特別級の価格で取引されている。
    • 「ビスマス石」と表記されるものは存在しない
      ビスマス光石は読み方こそ「こうせき」だが、表記は「(る)」である。
  • プレイヤー間で最も印象に残りやすいのは、ロンディーネから納品依頼が提示されるビスマス光石だろうか。
    下位でも上位でも入手できるはずなので、依頼が提示されたら積極的に探してみよう。
  • ビスマス結晶及びドスビスマス結晶はエリア10に設営されるサブキャンプにかなり近い場所で採掘される。
    しかし、サブキャンプに運搬系精算アイテムを持ち込んでも納品する事はできないので、
    ポイントが欲しいならそのまま麓のベースキャンプまで運ばなければならない。
    とは言え採取地点からメインキャンプへの道中はほぼサブエリア、且つ滑り降りられる坂道なので
    歴代シリーズの火山の納品アイテムと比べると難易度はかなり低い。
    高低差が激しい岩場も翔蟲を上手く利用すれば素早く移動できるが、
    調子に乗って空中に飛び出し、そのまま落としてしまったりしないように気を付けよう。
    • エリア10のサブキャンプはモンスターの初期位置へのアクセスが非常に良く、
      狩りの一手間にとりあえずビスマス光石だけ掘るというハンターも少なくないはず。
      ビスマス輝石は250ptとなかなかのポイントになる。

余談

  • ビスマス(bismuth)は現実世界にも存在する金属で、日本語では蒼鉛とも呼ばれる。
    虹色で角ばった幻想的な結晶だが、実際にはこのような形状と色彩は人工的に精製したものに限られ、
    現実の自然環境下で産出することはほぼない。
    この形で産出するのは溶岩洞の環境が特殊であるが故なのだろうか。
    • 結晶構造自体は間違いなくビスマスのもの*2であるため、
      熔かして適切に冷やせば研磨するでもなく本当にこんな形に育つ。
      虹色の色彩は表面の酸化被膜が光の反射方向を変えているために生じる。
      実際のビスマス自体は金属らしい鈍い銀色をしている。
  • 現実世界のビスマスは整腸剤の原料、つまり医療的な用途で利用される事がよく知られている他、
    特殊な色合いから観賞用としても取引される事がある*3が、
    MH世界でもそのような利用法が確立されているのかは不明。
    • ちなみにビスマスは金属としては脆く柔らかい性質を持つが、
      ハンターの装備として加工される事が無いのはそれが理由なのかもしれない。
      上手く使えば装備のカラーリングなどに利用できなくもなさそうだが、
      それならマカライト鉱石などを利用した方が強度も両立できて実用的だろう。

関連項目

フィールド/溶岩洞


*1 通常のビスマスはいかにも金属らしい、薄らと赤色が差した銀白色である。しかし、表面の酸化膜が光を受けるとその光の構造色が見えるようになり、これによって特異な色合いに見える
*2 骸晶と呼ばれるもので、比較的急速に冷やされた際に発生する
*3 ただし観賞用として取引されるものはほとんどが人工のビスマス結晶であり、天然のビスマスの結晶が観賞用として流通するケースは珍しい。現実世界ではそもそも天然のビスマス鉱物が美しく輝いて見えること自体がまず有り得ないとされるほどに極めて稀。