武器/属性派生武器

Last-modified: 2020-08-25 (火) 14:53:16

加工屋の新技術により、鉱石骨系武器に特殊なコーティングを行い属性を付与させた武器群。

概要

  • MHWorldから登場した、鉱石武器ないし骨武器の派生形となる武器群。
    ゲーム内の加工屋から閲覧できる武器派生表で、
    他が例えば「賊竜派生」などのように表記される中「○○属性派生」と書かれたツリーが該当する。
    属性を扱うモンスターの素材を導入することにより、
    色合い以外は見た目を変えないままに、属性効果を付与させることに成功している。
    の三属性に派生が存在する。
  • ここまで聞くと、「序~中盤の繋ぎで活躍する、お手軽に作れる属性武器なのだろう」
    と思われる方もいるかもしれない。
    だが、この武器群はモンスター素材を各モンスターの固有武器に匹敵するレベルで使うため、
    決して作製難易度が低い繋ぎ武器とは言い切れない。
  • ではこの武器群はどういったポジションなのかというと、
    有体に言ってしまえば「少しでも属性武器の種類を増やすための苦肉の策・枠埋め」である。
    この辺りはMHWの属性持ちモンスターに関する事情が背景にある。
    • MHWはシステム一新時の常として、登場するモンスターの総数がかなり少ない。
      そして、モンスターの属性、そして武器の属性にも大きな偏りがあり、火属性担当は大量にいる一方、
      雷・氷属性はそれぞれ2種、水属性に至ってはたった1種しか担当するモンスターがいないのである。*1
      しかも雷・氷属性は担当するモンスター2種の片方がそれぞれ古龍*2であり、
      その手強さゆえに素材集めが難しかったり、
      そもそも登場時期が遅く、攻略途中では使えなかったりする。
      火属性モンスターばかり多すぎるというのは多くのシリーズで言われてきたことなのに…
    • そんなわけで非常に貴重になってしまった水・雷・氷の三属性。
      先述の古龍を除くと、それぞれの属性を扱うのは
      泥魚竜ジュラトドス飛雷竜トビカガチ風漂竜レイギエナ
      そんなわけで、属性の穴を埋めるため、彼らの武器が全武器種に用意され…なかった*3
      「これでは武器選択の幅が狭まり、弱点属性を突けなくなってしまう…」
      と嘆く調査団のハンター諸氏の声に加工屋の親方と開発が新技術によって応えた…かどうかはともかく、
      そんな事態を解決するために登場したのが本武器群である。

MHW:I

  • 以上三属性のモンスターが多数追加されたMHW:Iでは、
    途中から特定のモンスターの武器に変化するという形になっている。
    例を挙げると、水属性派生の片手剣「フラッドウェイブ」は、
    汎用武器のビジュアルにアレンジが加わったプケプケ亜種素材の「ラグーナブロッサム」に。
    氷属性派生の大剣「フロストブレイズ」は、従来作のビジュアルそのままの
    ベリオロス素材の「アイシクルファング」に大幅に姿を変える。
    正直、後者は1から作ってもそこまでコストが変わらなさそうな変貌ぶりである
    派生名こそそのままであるが、汎用デザインから単純に色彩の変更をしたのみの属性派生武器はこれにより姿を消した。
    • 固有デザインの方が(個人の感性はともかく)優遇されていると思われがちだが、
      汎用デザインの方はカスタム強化の新たな項目「パーツ強化」に対応する。
      一概にどちらが良いとは決めがたい仕様となっている。
  • 一方でそもそもこの武器種に関連して問題視されていた「各属性武器のレパートリー」の拡充は完遂され…なかった
    雷、氷属性に関してはメインモンスタークラスが複数参戦した影響もあってレパートリーはちゃんと増加したのだが、
    何故か水属性だけは(新規追加二種、しかも片方が古龍種だったにも関わらず)
    レパートリーが増えなかった武器種が多数存在するという謎過ぎる事態になってしまっている。
    ハンマーや大剣などは素で水属性を持っているのは「水属性派生」ただ一種類しかない状態から変化なし。
    なんなら、新規追加された水古龍は素材すら使われない。どうしてこうなった。

性能

  • 概要で述べたような事情から、素で該当属性を持っているのが本武器群だけという例も珍しくない。
    これは件の三属性のモンスターが多数追加されたMHW:Iにおいても(減りこそしたが)未だ健在の話である
    そういったこともあってか、性能のほうは(特に水属性派生は)とにかく平均的。
    目立った欠点などもないため、作れるようになった段階から最終盤まで末永く活躍できるだろう。
    活躍させざるを得ないとも言う。
    • 一応、先の古龍2種の武器および、覚醒によって属性を発現させた武器などがライバルとなりうる。
      ただし、属性寄り・物理寄りといった細かな性能差異や、前者ならカスタム強化の枠数、
      後者なら覚醒にスキル枠を割く分の手間といった形で差別化は可能だろう。
    • その後、アップデートによりマム・タロトおよび鑑定武器が追加されたことにより環境は一変。
      高性能なレア8ガイラ武器には大抵水・雷・氷属性のいずれかを有するものが含まれており、
      多くで覚醒が必要なものの総合性能で上回られがち。
      そして、歴戦王実装で追加された皇金武器は基本的な属性を全て網羅しつつ、
      上記のレア8ガイラ武器よりは劣るが実戦的な属性値を覚醒無しで持つため、
      最終候補武器としてはほぼ完全に立場を奪われることとなった。
      そもそも生産出来る属性武器の殆どが、レア8のガイラ武器に性能を食われてしまっているのはナイショだ
      • 一応の差別化要素としてはカスタム強化の枠数が挙げられるが、攻撃面を補っても基本的に敵わないため、
        防御力強化(防御ボーナスではなく確率での軽減効果を期待)か回復能力付与、
        あるいはあちらのスロットが覚醒スキルで潰れがちなのを加味してスロット強化のいずれかを
        適宜カスタムしていくのが活路だろうか。
      • ただし、マム・タロトと戦える段階になるのはストーリークリア後
        歴戦の個体と戦うことになって既存の属性武器では物足りなくなってくる頃である。
        それまでの「攻略過程で強化して使っていける武器」というポジションは奪われていないので、
        やりこみ要素に近いガイラ武器とはそもそも比べる土俵が違うかもしれない。
        ガイラ武器は抽選式なのでいつまでたっても出ない場合もあるし。
  • 作製・強化の際には各属性に応じて、ジュラトドス、トビカガチ、レイギエナの素材をそれぞれ大量に使う。
    というより、各ランクの鉱石・骨素材以外はほぼ彼らの素材である。これもう各モンスター武器だよね?
    ただし、ヒレや爪などのやや集めにくい素材が鉱石・骨素材に置き換わっている分、
    作製難易度は若干だが下がっている。
    氷属性派生は素材元のレイギエナが逆鱗・宝玉持ちだが、これらについても要求されない。
    とはいっても、どの派生も最終強化ではきっちり竜玉を要求されるため、レア素材要らずとはいかない。

余談

  • 特殊なコーティングにより属性を付与したという設定故、
    シルエット自体はベースの鉱石・骨武器と全く同一である。
    上位強化の際に一度見た目(と銘)が変わるものの、
    他の派生を見渡せば同一形状のものがあったりで、
    結局のところ色合い以外で固有の見た目はほぼ得られない。*4
    • この辺りを「シンプルさがよい」とするか「手抜き感がある地味で没個性」とするかは、
      各々の感性に任せたい。
  • また、新技術の特殊なコーティングというものも、
    コーティングだけで属性を付与することが可能という点で、大きな技術革新をうかがわせる。
    コーティング自体の方法、ヒレやら針やら爪やらの行方コーティング剤の製法、
    特殊な薬液との関係…などなど、世界観方面でも興味深い。
    • 既存の鉱石武器と同一シルエットのままに属性を得た武器の先駆者としては、
      オデッセイブレイドなどが挙げられる(関連項目参照)。
      これらの製法はそもそも不明であったり、
      あるいは名工が特殊な技術で作ったなどと説明されている。
      • 先例が鉱石武器に集中しているのに対し、
        特殊なコーティングの場合は骨武器にも対応しているという点も注目に値するだろう。
  • これまで何かと触れた通り、登場した事情が事情ゆえ、
    枠埋め・かさ増しという印象がどうしても拭えない武器群ではある。
    先駆者として挙げた武器群と異なり銘も画一的な分、とにかく個性に欠けるのも一因か。
    そんな武器でもお世話になって愛着があるというあなたは間違っていない
    加工屋の新技術が永く受け継がれるか、一代限りで消え去るかは神のみぞ知るといったところか。
  • 設定上の関連こそ見られないが、龍属性にも龍骨派生と黒鋼派生という似たような武器がある。
    これらは派生ルート自体が別物であるが、デザインは属性派生と同様に色の変わった骨、鉱石武器。
    また、防衛隊武器に関しても同じく鉱石派生の色違いとなっている。
    • 属性派生及び龍骨・黒鋼武器は武器の重ね着で見た目を変更できるが、
      ベースを変更すると属性派生のカラーも継承する。
      これは鉱石・骨派生のみならず、炎妃や金色、皇金などにも適用される。
      一方で他の武器ではこれら属性派生の色までは自由に設定できないため、
      属性派生と龍骨・黒鋼武器(の内最後まで汎用デザインかつ色の残っている物)の特権と言える。
  • 大剣には水、雷、氷、3種類すべての属性派生武器が存在する。(=ジュラ、カガチ、ギエナ武器がいずれも存在しない。)
    片手剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、操虫棍、ライトには2種類の属性派生武器が存在する。
    双剣、スラアク、チャアク、ヘビィ、弓には1種類だけ属性派生武器が存在する。
    太刀、ガンランスには属性派生武器は存在しない。(=ジュラ、カガチ、ギエナ武器がいずれも存在する。)

属性派生武器一覧

  • 背景が赤色の武器は骨派生青色の武器は鉱石派生
    派生強化武器は「○属性派生」から直接派生できる武器のみ記載し、「○属性派生」の直系を上段に置いた。

水属性派生

武器種名前(第1~3段階)名前(第4~7段階)派生先(MHW:I)モンスター
派生段階最終強化
大剣アクアスラッシャー
I~III
ウォーターゴーレム
I~IV
ラグーナゴーレム
I・II
プケプケ亜種
ブランスラッシャー
I・II
ブラントドス
片手剣アクアメッサー
I~III
フラッドウェイブ
I~IV
ラグーナブロッサム
I・II
プケプケ亜種
アイシクルスパイク
(改)
ナールドボッシェベリオロス
ハンマーアクアハンマー
I~III
ウォーターバッシュ
I~IV
アクア・フローラ
(改)
アクア・フローレスプケプケ亜種
アイシクルバッシュ
I・II
ベリオロス
狩猟笛アクアバグパイプ
I~III
ウォータータムタム
I~IV
ラグーナドラム
I・II
プケプケ亜種
ヒドゥントーン
(改)
夜笛【逢魔】ナルガクルガ
ランスアクアホーン
I~III
ウォータースパイク
I~IV
ヒュドロスウーラネロミェール
ティガスティンガー
(改)
轟槍【独虎】ティガレックス
硫鉄のケトン硫斬槍ドリーネディノバルド亜種
操虫棍アクアロッド
I~III
ウォーターグレイブ
I~IV
ラグーナグレイブ
I・II
プケプケ亜種
レックスロッド
I・II
ティガレックス
ヘビィボウガンアクアアサルト
I~III
ウォーターキャノン
I~IV
ナイトメアキャノン
I・II
パオウルムー亜種
ヒドゥンスナイパー
(改)
夜砲【黒風】ナルガクルガ
アクアアロー
I~III
ウォーターシュート
I~IV
ラグーナシュート
I・II
プケプケ亜種
アイシクルブリザード
I・II
ベリオロス
ヒドゥンボウ
(改)
闇夜弓【影縫】ナルガクルガ
  • 唯一無二の水属性担当だったジュラトドスが序盤の魚竜種だからか、泥魚竜派生の武器は少なく水属性派生の武器は多い。
    MHW:Iでは基本的にプケプケ亜種が直系の派生先になるが、ランスはネロミェール、ヘビィはなぜかパオウルムー亜種に進化する。
    水冷弾は撃てるので水属性派生として間違ってはいないのだが…
    MHW:Iの追加モンスター派生(氷属性、無属性)が傍系に多く、直系と合わせて作りたいなら泥魚竜を乱獲することになる。
    特にランスは直系のネロミェール、ディノバルド亜種、ティガレックスとさらにそこからティガレックス亜種への派生があり、
    計4系統と凄まじく集中している。

雷属性派生

武器種名前(第1~2段階)名前(第3~6段階)派生先(MHW:I)モンスター
派生段階最終強化
大剣サンダーブレイド
I・II
ライトニングパニッシュ
I~IV
迅雷の断裂斧I・IIジンオウガ
片手剣サンダーエッジ
I・II
ライトニングバトラー
I~IV
王剣シツライ(改)王牙剣【折雷】
ハンマーサンダーハンマー
I・II
ライトニングバッシュ
I~IV
王鎚カミナリ(改)王牙鎚【大雷】
狩猟笛サンダーガイダ
I・II
ライトニングドラム
I~IV
王琴トドロキ(改)王牙琴【鳴雷】
ランスサンダーランス
I・II
ライトニングパイル
I~III
(ライトニングボルトI・II)迅雷の疾槍I・II
スラッシュアックスサンダーアックス
I・II
ライトニングアクセル
I~IV
迅雷の剣斧I・II
ヒドゥンアックス(改)闇夜剣斧【弦月】ナルガクルガ
ダチュラガーデンI・IIプケプケ
ライトボウガンサンダーブリッツ
I・II
ライトニングブリッツ
I~IV
王弩ライカン(改)王牙弩【野雷】ジンオウガ
  • トビカガチとジュラトドスは近いポジションのはずだが、武器種はトビカガチのほうが多く雷属性派生は少ない。
    大剣とライトは第1段階から氷属性派生に派生できる。
    MHW:Iでは直系はすべてジンオウガ武器になる。なぜかランスだけMRで雷属性派生としての新たな武器名(ライトニングボルト)を与えられている。
    スラッシュアックスは別系統の派生があり、迅竜派生のほかなんとプケプケ武器が新登場している。その先に亜種派生もあり、
    合わせると4系統と水ランス同様の集中を見せている。

氷属性派生

武器種名前(第1~2段階)名前(第3~5段階)派生先(MHW:I)モンスター
派生段階最終強化
大剣フリーズブレイドI・IIフロストブレイズI~IIIアイシクルファング(改)グラシュバリエベリオロス
双剣フリーズダガーI・IIフリーズチェーンI~IIIニヴルブリザード(改)ベルゲルブリザード
チャージアックス氷結の盾斧I・IIギガフロストI~IIIヴァイスリッター(改)エルガーヴォルフ
操虫棍フロストブレードI・IIフリーズゲイルI~IIIアンバーハーケン(改)フェンリルストーム
ライトボウガンスノウブリッツI・IIフロストブリッツI~IIIブリザードカノン(改)ブリザードヘイル
  • レイギエナは陸珊瑚の台地の主とされる強力なモンスターであるからか武器種が多く、必然的に氷属性派生は少なくなっている。
    大剣、ライトは雷属性派生第1段階からの派生になる。
    MHW:Iでも特に派生が追加されることはなく、一本道でベリオロス武器へと突き進んでいく。
    ちなみにブラン武器ギエナ武器のない武器種にだけ存在するが、
    氷属性派生から派生することはない。
    • Ver.14.00からはベリオロス武器を経由して氷刃佩くベリオロスの武器に派生できる。
      ただしあちらは一発生産でも作れるため、派生で作るのは少々無駄がある。

関連項目

武器/鉱石武器
武器/骨武器

武器/オデッセイブレイド - 既存の鉱石武器と同一シルエットのまま属性が付与された先駆者。水属性
武器/斬破刀 - 同上。雷属性
武器/ハイツインダガー - 同上。氷属性
武器/氷結晶武器 - 氷属性を得た鉱石武器の一派。デザインは氷結晶要素が強い独自のもの
武器/ブナハブラ武器 - 枠埋め目的と思しき属性派生が多い武器群 そしてリストラされやすい

システム/剛・天 - 同じく武器のバリエーションを増やすためのシステム。ただし属性は変わらない。


*1 水属性を含む攻撃を使うという括りなら、ボルボロスと一応イビルジョーが当てはまることで3種になる。
*2 クシャルダオラに関しては、今作では「氷属性攻撃を使用するモンスター」ではないことに留意。
*3 これまでのシリーズを通してみても、同一モンスターの武器が全武器種で網羅された例は、ほぼメインモンスター(級)や極めて強力なモンスター、ラスボスなどに限られる。デザインの手間などといった事情もあるだろうが、やはりある意味特権的なものなのだろう。
*4 今作の武器デザインの都合上、モンスター素材の武器に対しても言えることではある。しかし、モンスター素材によって装飾が付加されるような例に比べると、こちらは良くも悪くもフラットな見た目のままである。