モンスター/ジエン・モーラン亜種

Last-modified: 2024-03-19 (火) 12:07:38
種族
古龍種(古龍目 峯龍亜目 ジエン科)
別名
霊山龍(れいざんりゅう)
英語表記
Hallowed Jhen Mohran
危険度
MH3G:★6
登場作品
MH3G
狩猟地
大砂漠(ロックラック周辺)

目次

生態・特徴

通常種でも潜らない大砂漠の深層に生息するという、峯山龍ジエン・モーランの亜種。
通常種以上に大きく発達した肺を持ち、それにより通常種以上の肺活量を持っていると考えられる。
夜になると呼吸のために表層部へと姿を現す。
多くの場合すぐにまた潜ってしまうが、なぜか満月の夜には表層部に留まり続けることもある。
生息域である深層の砂は表層のものと比較して石英質を多く含んでおり、
それがジエン・モーラン亜種の体液と化合することで水晶状の鉱石となって析出し、
その結果、全身が紫色に輝く水晶のような鉱物(霊水晶)に覆われている。
その透き通るように美しい外観は、闇夜において幻想的なまでに輝き、
荘厳たる神秘の象徴として「霊山龍」と呼ばれ、畏敬の念を集めてきた。
なお、一説にはこの霊水晶はジエン・モーラン亜種の生命力の源でもあると言われているが、詳細は不明。
前述の霊水晶など通常種以上に希少な鉱物を得ることができるため、
出現時には大陸中からハンターが集結し、他に類を見ない大規模な狩猟船団が組まれることとなる。
そしてその素材の入手に成功した者はそれだけで称えられ、大きな名声を地方一帯に轟かせることができる。

概要

  • MH3Gにて初登場となった、峯山龍ジエン・モーラン亜種
    MHP3以来通常種との戦闘が昼の大砂漠に限られてしまっていたが、
    本種の登場により再び夜の大砂漠へと足を運ぶことができるようになった。
    砂に紛れるような無骨なカラーリングの通常種に対して、この亜種は鮮やかに輝く水晶体を全身に纏っており、
    夜の大砂漠の美しい月と相まって非常に幻想的な雰囲気を醸し出す。
  • G級だけあってより激しくスピーディな連続攻撃、そして通常種以上の凄まじい攻撃力とタフネスを持つ。
    決戦ステージでは通常種同様ブレス攻撃も使用してくる。
    むしろ長らくG級通常種と戦えなかった時期があったため、亜種が使ってくる方を先に見たというハンターも多い。
    船を破壊されないためにはより迅速かつ適切な対処が要求されるほか、
    討伐の場合は相当な量の攻撃を叩き込む必要がある。船の耐久力を考慮すれば、撃退でも相当骨が折れる。
    • 敵の体力に合わせてフィールドで拾えるバリスタの弾の数が通常種の20発から30発へと増量されている。
      更に、大銅鑼と撃龍槍が再使用できるまでの待ち時間も短縮されており、その点では通常種よりも楽か。
    • 弱点である背鰭のヒビが通常種よりも軟化、そして弱点であった氷属性に耐性を持った。
      逆にと龍にやや弱く、火属性が非常に有効。
      そのため高い火属性を持ち斬れ味もかなり良く、時期も良いためグラン・ミラオス武器が有効と言える。
      大剣、ハンマー等一撃重視武器は今まで通りの考えで行くとよい。
  • ジエン・モーラン亜種もソロでは討伐できない報告が多く、
    ソロで討伐まで行きづらい=調整不足では?という意見もあった。
    ソロでも討伐はもちろん出来るが、行動をある程度把握して、
    強力な火属性や爆破属性の武器で攻撃する必要がある。
    実は撃退でも素材は理論上全部入手できるので、装備を作る場合には問題なかったのは内緒である。
  • 戦法やパターンが判明した現在でも通常種含めてソロで挑む場合は注意が必要なレベル。
    決戦ステージで狂ったようにのしかかりを連打することがあるため、怯みにくいわ迎撃装置が間に合わないわで
    運要素が絡んでしまう場合がある。
    こうなると一気に船の耐久値が下がるので、手持ちの武器によっては絶望的な状況になる可能性も。
    一度討伐した経験があっても油断できなくなっており、これを緊張感があると捉えるか、
    運が絡む可能性が出てくるのを否定的に見るかで意見が分かれるモンスターとなった。
    • そうはいっても、先述の通り行動パターンをきちんと把握しておけば
      運に頼ることなく討伐可能な範疇である。
      ぶっちゃけた話、一応ソロ討伐が確認されていたとはいえ、
      異常なまでのHPを誇っていたMH3の上位ジエンのソロ討伐よりかはずっと楽であろう。
      ただし、モーラン種に関しては通常種・亜種・及び近縁種のダレン・モーランにも共通するが、
      少しでも行動パターンの把握に漏れがあるとチャンスを活かせないことになるので途端に厳しくなる。
      しかもジエン・モーランの亜種と通常種の行動パターンは異なる面もあるので、
      その差異に対応しきれずクエスト失敗、というケースが目立ったのだと推測される。
    このように、一時は無理だとか言われたこの怪物でさえも今となっては
    ゼロ分針で討伐を達成してしまう集団も出現している。もう人間って何だろう。
  • イベントクエストにはジエン・モーラン亜種と対決できる「進撃の巨人・訓練兵団の演習」が配信されていた。
    こちらはグラン・ミラオスを討伐してHRを8以上にすれば受注可能であり、制限時間50分、デルクスが出現しない、
    非常に強力なコラボ武器を作製するために必要なアイテムが手に入るなどのメリットがあり、
    このクエストを受注するハンターは当時どんどん増えていった。

素材

  • 亜種からのみ入手できる固有素材を記載する。
    その他、通常種と同じく「神々しい龍牙」および「大地の龍神玉」も入手可能。
霊山龍の重蒼鱗
神秘の象徴、霊山龍ジエン・モーラン亜種の持つ貴重な蒼鱗。
優秀な素材であると同時に栄光の証でもあり、手にした者はその両方を得ることとなる。
霊山龍の重岩殻
神秘の象徴、霊山龍ジエン・モーラン亜種の持つ貴重な甲殻。
優秀な素材であると同時に栄光の証でもあり、手にした者はその両方を得ることとなる。
霊山龍の重腕甲
神秘の象徴、霊山龍ジエン・モーラン亜種の持つ貴重な腕甲。
こちらもやはり蒼鱗、甲殻と同様、優秀な素材であると同時に栄光の証でもあり、
手にした者はその両方を得ることとなる。
霊水晶
ジエン・モーラン亜種の頭部および背部からのみ採掘できる水晶のような鉱石。
当然ながら採掘には危険が伴うため、ベテランハンターのみが入手できる逸品である。
  • アイコンは天鱗などのレア素材と同じで、実際にも報酬や部位破壊ではめったに入手できないが、
    採掘メインでの入手なため、入手難易度は比較的低い。
    そのためか、大地の龍神玉がアタリと思われる事が多い。
  • この水晶は、元を辿るとジエン・モーラン亜種が砂海の深層部で摂取した石英質の鉱物であり、
    それがジエン・モーラン亜種の体液と化合した結果生じたものである。水晶は摩耗に強いため、
    不純物が砂に削り取られた結果、硬く透明度の高い鉱石として体表に固着したと考えられている。
    一説によれば霊山龍の生命力の源でもあるとされているが、その点に関しては詳細不明。
  • なお、ジエン・モーラン亜種の完全な討伐に成功したハンターは、
    ギルドより「霊山の水晶塊」と呼ばれる奇石を勲章として授与される。

関連項目

モンスター/ジエン・モーラン
武器/ジエン武器 - ジエン・モーラン亜種の素材を用いた武器へのリンクあり。
防具/大和・日向シリーズ
BGM/ジエン・モーラン戦闘BGM
クエスト/進撃の巨人・訓練兵団の演習 - ジエン・モーラン亜種と対決するイベントクエスト。


*1 アルバトリオンの討伐はイベクエでもよいが、HR8以上が参加条件である以上グラン・ミラオスの通常クエストは避けられない。