アイテム/灼けた甲殻

Last-modified: 2021-12-10 (金) 19:20:01

MHXXに登場するアイテム。
性質上、採取素材ともモンスター素材とも捉えられるアイテムである。

概要

  • 天彗龍との遭遇より程なくして目撃されるようになった物体。
    空を駆ける彗星から落下した物質と言われており、
    龍歴院にとっては大変興味深い研究対象である。
  • 《村★7:彗星のカケラはどこに?》のクエスト内で入手出来るアイテム。
    一瞬で鑑定した龍識船研究員アイルー曰く“天彗龍の甲殻”の一部らしく、
    バルファルクが高速で移動している最中に剥がれ落ちたとされている。
    このクエストを皮切りに、様々なフィールドやクエストでも入手できるようになり、
    貴重な研究対象として研究員アイルーから求められるようになる。
    ちなみにキークエストなのでストーリーを進める上では必ず受けることになる。
  • 決戦場型フィールドを除く全フィールドで入手可能だが、入手できるタイミングがやや特殊。
    まずクエスト開始時に「甲殻が落ちているか否か」が決まり、
    落ちているとなった場合は空に「赤い彗星」が見える。
    彗星が見えている場合は各エリアにクレーター状の採取ポイントが数箇所発生し、
    このクレーターを調べると中心に突き刺さっている“灼けた甲殻”が手に入る。
    一箇所のクレーターにつき2~3個程度の甲殻が入手出来るので、案外集めるのには苦労しない。
    ただしクレーターのリポップは発生せず、赤い彗星が見えていないクエストでは現れない。
    • クレーターとは言うものの、実際には落とし穴のような自然な窪みではなく、縁が不自然に盛り上がった形であり、
      プレイヤー達からはひっくり返ったキノコだの焼物皿だの散々な言われようだったりする。
      • ちなみに落下地点が砂場や雪地だと、クレーターの縁も砂や雪と同じ色になる。
        ただし、クレーターの縁の盛り上がり方が不自然なせいで、
        砂や雪が器のような形に固まっているという、さらに不自然な見た目になっている。
        何かしらの創作料理に見えなくもないかも
  • 雪は寒さにより固まったとも考えられるが、砂に関してはフォローが難しい。
    甲殻が落ちた熱と衝撃で溶け固まった、というかなり無理矢理な解釈もできるが……
    • あくまで飛来物であるためか、天井のあるエリアには現れない。
      そのため、地底火山だとBCとエリア7にしか落ちていない一方、
      他の地上のフィールドでは5ヶ所以上に落ちているなど差がある。
    • なお、クレーターの発生地点や個数は固定。やたらピンポイントなのはご愛敬。
      なので空を見上げるよりも直に落下地点を確認した方が確実で手っ取り早い。
    • ちなみに、一度発生条件を満たせば下位、G級クエストにも出現する。
  • その一方でバルファルクから直接入手することはできない素材。
    強いて言えば上位個体の落とし物から出る可能性がある程度であり、クエスト報酬にも現れない。
    そもそもフィールド採取だけでも10個以上集まる素材なので、仮に出ても大ハズレである。
    尻尾からの剥ぎ取りから出る設定だった場合は、どっかの尾刃片よろしく発狂するハンターが続出した事だろう。
    • 例外的にUSJ・天翔ける輝星の軌跡の報酬で一枠2つで出てくるが、
      このクエストの報酬では大半の通常素材が一枠2つで出てくるため、当然ながらハズレ枠である。
  • 主な用途は龍識船の研究室の機能拡張。研究対象として重宝されるらしい。
    アイテムボックスの拡張や防具合成のほか、アイテムお届け隊や特定装備の解放に必要となる。
    しかし高熱で変性しているためか、ハンターの武具の素材としては
    とあるバルファルクとは全く縁のないライトボウガンの強化以外では要求されない。
    一応カテゴリ指定では上位バルファルク素材で評価値1として扱われ、
    800zで売れるので、纏まった数を売れば小銭稼ぎになるのが救いか。
    • ちなみに800zの売却値は他のバルファルク素材と比べると相当安め。
      用途や需要が限られる分、買い手や取引価格も少なくなるのだろう。
      しかし、比較的安いとはいえ、それでも黄金魚や火竜の甲殻よりは高い。
    • あくまで参考目安の価格比として、
      クエストにより「灼けた甲殻」を初めて手にする遺群嶺にて入手できる精算アイテムを見ると
      高層エリンギが700z、赫星石が1250zとなる。
      高層エリンギと赫星石に関しては遺群嶺でしか採取できないが
      灼けた甲殻は上記の通り、以後、遺群嶺を含めて各地で入手できる様になる。

余談

  • クエスト内だと人畜無害な存在だが、クレーターができるような物体なのでとても危険なはずである。
    バルファルクの狩猟地は勿論、森丘や孤島などの温暖な地域も含め、
    雪山や氷海の寒冷地から砂漠や火山の熱地にも落ちることを考えると、被害地は恐ろしく広い。
    狩猟地によってはベースキャンプにも落下してくる場合もあるだけに、
    テントやキャンプの住人に当たらず済んでいるのは紙一重の幸運としか言いようがない。
    特に渓流のBCではニャン次郎の立っているすぐ横に落下しているのだから全くシャレにならない話である。
    因みに、「恋人や友人・恩師などに出会う確率」よりも「隕石が頭上に振ってくる確率」の方が高いのだという。
    ・・・全くシャレにならない話である。
    • 上位村クエストの終盤にてバルファルクと決着を付けることになるが、
      仮に討伐してもクエストは残り続け、飛来する甲殻が止むことはない
      正直これでは脅威が去ったように思えないのだが……。そして龍識船の乗員達はなにも語らない。
      • とは言え「完全に脅威が去ったのでもうバルファルクとは二度と戦えません」
        なんてことになったらそれはそれで困るが。
        他のどんなモンスターにも言えることだが、あくまで「ゲーム的な都合」と割り切っておこう。
  • フィールドで採取可能なモンスター素材には“怪鳥の鱗”という前例があれど、
    こちらは固有のモンスター素材ながら専用の採取オブジェクトが用意された初めての事例。
    本来の用途になる筈の武具の生産・強化に殆ど使われない点も含め、かなり異質な存在である。
  • モンスターから落ちた素材がフィールドに残り素材が手に入るというシステムは、
    後のMHWにおける痕跡システムとよく似ている。
    MHWとMHXXは同時期に開発していたこともあり、痕跡システムを参考にした可能性もある。
    • MHW以降でバルファルクが登場した場合、灼けた甲殻とそのクレーターは間違いなく痕跡になる…と思われたが、
      特殊個体ではあるがバルファルクが再登場したMHRiseでは痕跡システムが廃止されており、
      この「灼けた甲殻」自体も復活することは無かった。

関連項目

モンスター/バルファルク - 素材元。被害の元凶とも。
アイテム/朽ちた龍鱗 - 剥がれ落ちた、古龍の一部だった物繋り。