- 注意事項(記事閲覧・編集前に必ずご一読ください)
- 本記事には『モンスターハンターストーリーズ』の
ストーリーの根幹にかかわるネタバレが含まれています。
まだ本作をクリアしていない方は注意してください。
編集を行う際は編集ルールを熟読した上で、
ネタバレを避けている方への配慮をお願いします。
基本情報
特徴・生態
- 概要
- 曰く「闇を穿ち、世界に光を取り戻す《白き竜》」。
- 世界に広がり続ける黒の凶気を食い止める為、
書士隊の決死の調査の末にその存在が判明した、伝説にのみその名を残す幻の古龍であり、
ハンターズギルドは当該古龍に関する文献に記された「ヴェルサ・ノワ」の名を本種に与えた*1。
関連する文献から推測するに、白き竜とも呼ばれる本種は
「《黒の凶気》が発生すると、大樹の下に姿を現すモンスター」であるとされ、
過去に黒の凶気が世界を蝕み、世界が滅びの危機を迎えた際は
《レダン》なる乗り人と共に人々の前に姿を見せ、
最凶の黒と呼ばれる存在に立ち向かい、その脅威を食い止め
後に白の奇跡と讃えられる活躍をしたと言われている。
- 生誕数刻も無いにも関らず、超大型モンスターに匹敵する巨体と
白銀という言葉すら生温い程に白く染まった体毛とその巨体を包み込む翼、
そして四方に広がる黄金の角を持つ。
- かつて世界を救ったとされる白き竜の力は絶大であり壮美と表現され、
生まれたてでさえ人間を一人乗せても問題なく歩行どころか飛行すらも可能とし、
さらにあらゆる属性に対し耐性を持つ無敵とも言える超強靭な肉体を持つ。
そしてその口から放たれるブレスは宝珠の如き光弾や、
あらゆる存在を打ち抜く光線とも姿を変え、
そのいずれも美しき虹色の光を纏っている。
- 異能
- 既存の属性の枠に囚われない「光」ともいえる未知の力を行使する本種だが、
その力を最大限まで行使したのが、周囲を眩き光で埋め尽くす
「極光」と呼ばれるヴェルサ・ノワ最大の秘技である。
極光を浴びたヴェルサ・ノワは力を最大限まで解放するのみならず、
なんと自らの受けた傷を再生させることができる。
この再生の範囲は頭部から尻尾に至るまで、文字通りヴェルサ・ノワの全ての部位であり、
自身の力のみで体を癒す異能を持つモンスターは本種を除いて他に存在しない。
- 誕生して間もない状態でありながら先述の能力を遺憾なく発揮できるその無尽蔵の力は
古龍に限定しても未曽有の領域と言えよう。
まさに世界を救う乗り人に相応しき力と言えるが、
あらゆる力には相応の責任と義務、そして対価が存在する。
もし、その言葉の意味を履き違えた者がこの力を振おうとすれば、世界そのものを変えかねない。
概要
彼は白き竜にまたがりて 颯爽と天かける闇をうがち 光を取り戻すのだレダンの伝説より
- 勢いを増し、世界中に広がりつつある黒の凶気を止める方法を探すため書士隊が調査を進めた結果、その存在が判明した古龍。
ライダーの始祖とされる《レダン》についての文献に《白き竜》として述べられている存在と同一のものとして考えられている。
《白き竜》は「《黒の凶気》が発生すると、大樹の下に姿を現すモンスター」であるとされており、
バブダの密林の奥地に存在する巨大樹を調査した結果、白き竜、ヴェルサ・ノワのタマゴに辿り着いた。 - 主人公のライダーはこのタマゴの孵化を試みたものの、
乱入してきたマッドサイエンティスト「マネルガー博士」とその助手による妨害を受け、絆合わせの儀は成功せず。
更にマネルガー博士一行はこのタマゴを盗み、飛行船で逃げおおせた。
- レダンについての伝説がより詳細に描かれている《レダンの壁画》には、
凶気に侵されたモンスターが「最凶の黒」という呼び名で呼ばれており、
かつて《白き竜》を従え、《最凶の黒》を止めたとされる《レダン》の英雄譚は白の奇跡と呼ばれている。
黒の凶気が再び世界へ広がり、世界が破滅へ向かおうとしている今、
伝承通り白の奇跡を再び起こすためには白き竜の存在は必要不可欠と判断され、
マネルガー博士に奪われたヴェルサ・ノワのタマゴは、何としても取り戻さねばならなかった。
- その後タルジュ雪原に佇むザラムの遺跡門周辺でマネルガー博士の目撃情報が入り、
主人公達と書士隊が現場へ急行すると、そこには博士と助手、そしてシュヴァルの姿が。
遺跡門の奥に存在するとされる最後の絆原石を狙う博士が
レダンにしか開けられないとされる遺跡門を突破するため、
黒の凶気を憎み、レウスと主人公らと対立し続け、
更にはオトモンのレイアさえも捨てたシュヴァルを仲間に引き入れたのだ。
博士に改造された絆石を掲げ、自らこそが白き竜に選ばれた英雄であると主張するシュヴァル。
黒の凶気に対する憤怒と憎悪の感情に支配されたシュヴァルに、主人公達の声は届かず、
シュヴァルはヴェルサ・ノワのタマゴを孵化させてしまった。
- タマゴから孵り、その姿を現した美しき白き竜ヴェルサ・ノワ。
作中に登場する一般的な古龍の数倍もあろうかというその巨躯は純白の毛皮に包まれており、
周囲を光で満たすその姿は正に伝承に描かれた白き竜そのもの…。
ヴェルサ・ノワの出現と共に遺跡門の扉が開き、セリオン山及びザラムの遺跡の絆原石への道が開通。
ヴェルサ・ノワとシュヴァル、そしてマネルガー博士達は吹雪の中へと消えて行った。
戦闘
- セリオン山の奥へと進むシュヴァルに追いつくことで、遂にヴェルサ・ノワとの戦闘が開始する。
現状ヴェルサ・ノワはシュヴァルのオトモンであるハズだが、バトルの形式は対ライダー戦のものではなく、
一般的なボスと同様、こちら側とヴェルサ・ノワのみでのバトル。更に破壊可能な部位として「頭部・尻尾」が設定されている。- 得意な攻撃、弱点属性共に無し。双眼鏡でステータスを確認しても「古龍種」であること以外の情報が得られない。
得意な属性も存在せず、ヴェルサ・ノワの放つブレスはいずれも虹色に輝いている。
- 得意な攻撃、弱点属性共に無し。双眼鏡でステータスを確認しても「古龍種」であること以外の情報が得られない。
- ただでさえ一般的なモンスターとは一線を画すステータスを持つヴェルサ・ノワだが、
特殊技「極光」によって自身の攻撃力・守備力・素早さを上昇させる他、破壊された部位も「部分再生」によって即座に修復する。
その圧倒的な能力を前にナビルーも驚きを隠せず*2、シュヴァルもその力に恍惚としていた。
作中で披露されることは無かったが「完治の咆哮」とよばれる回復技も習得しているらしく、
最早シュヴァルの勝利は決定的…かのように思われた。
- 勝利目前、シュヴァルが「ブレス攻撃」を指示すると、ヴェルサ・ノワが繰り出したのは通常攻撃。
疑問に思いつつも、シュヴァルが続いて「完治の咆哮」を指示すると、
ヴェルサ・ノワは「ホワイトブレス」を繰り出した。
…もうお分かりだろう。改造絆石で無理やり孵化され、主たるシュヴァルの負の感情に晒され続けた白竜は、
制御が効かないほどに暴走してしまったのだ。- 実は暴走を始める前からヴェルサ・ノワには異変が起こっており、
ターンを重ねる毎に白竜の純白の身体は段々と黒く染まっていっている。
まずは身体から発せられる純白の光が勢いを弱め、次に下半身が黒みを帯びはじめ、
やがて身体全体に黒みがかかると、赤い模様のようなものが薄らと体表に表れる。
そしてその身体が末端まで暗色に蝕まれる頃には、もう時すでに遅く…
- 実は暴走を始める前からヴェルサ・ノワには異変が起こっており、
基本情報
特徴・生態
- 概要
- 曰く「闇より生まれ、大地を漆黒に染めゆく《最凶の黒》」。
- 現代に再びその姿を見せた白き竜ヴェルサ・ノワが、黒の凶気に浸食された姿。
黒の凶気に包まれ、卵から孵るように再誕したその姿に光の面影は微塵も無く、
禍々しい闇を纏うこの存在は、正に過去世界を蝕んだ最凶の黒そのものと謳われる。
世界を滅ぼしかねない暴走する黒き厄災と化した古龍にギルドは「マキリ・ノワ」の名を与えた。*3
世界を救う希望の光が世界を喰らう災厄と融合を果たし、
生きとし生ける全ての生き物に闇と絶望を振りまく空前絶後の厄災へ変貌と遂げたこの緊急事態は
ハンターズギルドはおろかその場に居た当事者ですら予測出来なかった最悪の結末である。
- ヴェルサ・ノワの元の姿に黒の凶気が余すところなく纏わりついており、その巨体は黒一色。
体毛を風に揺らすだけで凄まじい威圧感を吐き出す。
また、四方に向いていた角は全て天へ逆向いており、赤い紋章のような模様が浮き出ている。
- 世界を救ったとされる白き竜の力、そして黒の凶気に染まった絆原石からの力の供給、その二つの力が混ざりあった結果
本種の脅威は従来の生物とは桁違いの猛威と危険度となっている。
ヴェルサ・ノワの時にも見せたブレスは龍属性を帯びた禍々しい色に染まっているが、
一撃でリオレイアを卒倒させるのみならず、着弾した大地を粉々にする程の力を凝縮した恐るべき破壊力を持つ。
また、黒の凶気そのものを攻撃に転用することも可能で、幾千万の凶気を暴風のように発射し、対空戦闘に使用する。
この本種の次元違いの暴威を垣間見た人物からは、この力でザラムの人々を根絶やしにし文明を滅ぼしたと推測されている*4。
- 異能:バリア
- 元々の無双というべき力と白き竜の時とは対照的な「闇」を操る本種であるが、
ヴェルサ・ノワのように部位の再生を極光抜きで行うことが出来るのみならず、
頭部に力を集中させることで外部からの衝撃を完全に断ち切る事が可能となっている。
この能力は「バリア」と称され、バリアを打ち破る方法は頭部を破壊する他存在しない。
本種の猛攻を捌きつつ頭部を破壊することで一時的に本体へ攻撃を加えることが出来るようになるが、
本種は部分再生を用いて部位を再生することが可能なため実質常時バリアを展開することが出来るのである。
本体へダメージを負わせるためには、部位再生・バリアの展開が追いつかないほどの火力で押し切るしかない。
- 異能:戒め
- 部分再生とバリアという己の完治と守護を単騎で賄うという恐るべき能力を有している本種であるが、
なんとマキリ・ノワには絆原石との共鳴を行うことで「戒め」と呼ばれる妙技を放つことが出来る。
角に属性エレメントを纏わせその力を放つ、天地を穿つ凄まじき技である。
この戒めは共鳴によって炎、雷、氷のエレメントを使い分けることを実現しており、
環境に依存せず異なる属性を操ることを己の力とした数少ない古龍の一体である。
更にマキリ・ノワは己の危機に瀕した際に黒の凶気を最大限までため込み、
確実に敵を滅ぼす最強かつ最凶の戒めである「黒の戒め」を解放する。
黒の戒めは先述した戒めとは桁違いのエネルギーを持ち、その巨体を覆い隠す程の闇を体に纏い超巨大な隕石のように突撃する。
大地を漆黒に染めゆくという伝承が真であると脳裏に焼き付ける必滅の秘技である。
- 総じて、この最凶の黒は攻撃、防衛、自己強化を単体のみで完結させる事を可能とした
本気で世界を滅ぼしかねない限りなく危険かつ恐ろしき古龍である。
故に我々は求める。この絶望を打破してくれる救世主の登場を。
闇を穿つべく空を駆り、光を取り戻さんとする彼の人の到来を。
概要
闇より生まれし最凶の黒大地を漆黒に染めゆくレダンの壁画に書かれた伝説より
- 制御不能になり、暴走を始めたヴェルサ・ノワ。
それと同時に、振り落とされたシュヴァルの改造絆石が鈍く輝き始め…
否、凶気に包まれ、それに呼応したように白竜の身体は闇に包まれる。
そして、卵が孵るかのように「再誕」を遂げたその姿は正に、伝説に語られる最凶の黒そのもの。
世界の破滅を防ぐための最強の希望であった白竜ヴェルサ・ノワは、
マキリ・ノワなる最凶の絶望を謳う存在へと変容してしまった。 - 「絆なきところ闇みちる」というレダンの伝説の通り、
間違った絆、間違った選択、それらすべてが重なった結果起こった、最悪の結末。
マキリ・ノワは手始めに己を縛り付けていた事に対する憎悪か、主であったはずのシュヴァルを突如攻撃、
主の危機に駆け付けたシュヴァルのレイアを返り討ちにし、レイアごとシュヴァルを崖下へと叩き落す。
その後、シュヴァルやその場に残った彼らを気にすることもなくザラムの遺跡頂上にある、
ザラムの祭壇の絆原石へ向けて飛び去って行ってしまった。
- ザラムの遺跡頂上にて、マキリ・ノワが鎮座する祭壇へと辿り着いた主人公ら。
しかし時すでに遅く、祭壇の絆原石はその表面を異質な漆黒の結晶に覆われてしまっていた。
マキリ・ノワは絆原石の影響も浴び、その身から溢れ出る膨大な量の黒の凶気を世界中へと拡散し、空も大地を塗りつぶしていく。
そして、その凶気を前に、少なからず凶気の影響を受けていた主人公の相棒たるレウスも正気を保つことはできず…
前哨戦
- 絆原石の力も浴びつつ練り上げられた、マキリ・ノワの放つ黒の凶気が、
己の隻眼を通して体内を侵蝕した事で、主人公のレウスがなんと凶気化し、
凶気の隻眼リオレウスの名を冠して主人公らに牙を剥いてくる。
突然の相棒の凶気化と、家族同然のように暮らしていた今までの思い出が蘇りパニックを起こす主人公だが、
ナビルーの説得によって冷静を取り戻して、レウスを止めにかかる。
- というわけで、なんとラスボスの前哨戦は主人公の相棒でもある凶気の隻眼リオレウス戦となる。
黒の凶気に染められ苦しみに喘ぐレウスを絆石の力で解放するために、
一度体力を減らし、おとなしくさせる必要がある。
このままでは黒の凶気に完全に侵食されてしまう為、
家族同然の存在でもあるレウスを一刻も早く救おう。- …と壮大に書いてみたが実際の戦闘はというと、そんなに強くはない。
行動パターンは野生のリオレウス同様パワー攻撃で攻めてくる為、
スピード攻撃でダブルアクションを狙おう。この戦いの目的は体力を一定まで減らせば良いので、
正直ダブルアクションを2~3回決めれば大体この戦闘は終わる。
不安要素といえば豪火球位であるが、レベルが足りていればライダーでも余裕で耐えれる上に
隻眼レウス戦が終わったら一度体力が全回復するので特に気にしなくてもいい。
ここに来るまでの地獄を乗り越えたならば、苦戦する事は無いと思って良い。
少なくとも、前哨戦で苦戦する様なパーティではラスボス撃破は厳しいと言わざるを得ない。
故に、この凶気の隻眼リオレウス戦は半ばイベント戦のようなものであり、
本命は後述の最凶の黒、もといラスボス戦だろうか。- ちなみにこの時に戦うレウスは、元のステータスは参考されず、固定の強さが設定されている。
よって極端な話、仮に超低レベルのままストーリーを進めても、逆にレベル99まで鍛えまくっても、
相対するときは決まってステータスは固定である。
- ちなみにこの時に戦うレウスは、元のステータスは参考されず、固定の強さが設定されている。
- …と壮大に書いてみたが実際の戦闘はというと、そんなに強くはない。
- 体力を減らし、動きが鈍くなったレウスに対し、
ドヴァン火山の時のように絆石の光を浴びさせる主人公。
しかし、レウスはそんな主人公に対しブレスを吐き続ける。一度は回避する主人公だが
二度目のブレスが直撃し、絆石が破壊されてしまう。
レウスを止められる可能性が途絶えてしまった事実に狼狽えるナビルー。
だが、駆け付けたリリアと自らを守ったレイアを通して己の本当の想いと絆に気づいたシュヴァルによって、
絆の可能性を説かれ、もう一度レウスに自分との絆を思い出させる為、生身の体でレウスに向かっていく。
何度もブレスを放たれるが、必死の説得をレウスにし続けた結果。
なんとレウスの体から黒の凶気が抜けていき、遂にレウスを正気に戻すことに成功する。
そして絆を信じ続けた主人公は絆を取り戻したレウス、常に主人公の近くで寄り添っていたナビルーと共に、
最凶の黒へ最後の戦いを挑む。
戦闘概要
- 遂に対峙した最凶の黒、マキリ・ノワとの戦闘であるが、本種との戦いは
今まで戦ってきた凶気化モンスター以上に部位破壊が重要となる。
- まず開幕早々、マキリ・ノワの特徴の一つでもある「バリア」を展開する。
このバリアを展開している状態では、マキリ・ノワ本体に攻撃を一切通すことが出来なくなる。
つまり、常時みがわり玉状態のような無敵状態となる。この状態を打破するためには、頭部の破壊が必要。
頭部の耐久値を削り、部位破壊を達成することでようやく本種そのものにダメージを与えられる。
- その後、しばらく攻撃を続けているとマキリ・ノワは部位再生で破壊された部位の再生を行う為、
この際頭部を再生されたなら、再びバリアを展開する事となる。
また、それと同時に絆原石との共鳴を行う。それぞれ共鳴には「力」「速さ」「技」と分けられ、
本種最大級の警戒技「戒め」が解放される。
- 戒めはすくみ無しの全体攻撃であり、属性を持つがなんと戒めには複数パターンがある。
戒めと共鳴は繋がりがあり、それぞれ「力=炎の戒め」「速さ=氷の戒め」「技=雷の戒め」となっている。
それぞれ追加効果で属性由来の状態異常(炎→やけど/氷→特技封じ/雷→マヒ)もある。
特に気を付ける必要があるのが技の共鳴時に使う雷の戒めで、
思わぬ行動不能を食らい、そのままライフポイントを削られる可能性があり大変危険。
共鳴は部位破壊を行うことで解除することが出来る。今までの凶気化モンスター同様、
共鳴時は特定のすくみに偏るため、一気に真っ向勝負に勝って部位破壊してしまおう。
- しばらくは上述したように戦闘を進めていくが、マキリ・ノワの体力が瀕死まで削られると
最期の足掻きとして2ターンの間、部位に力を溜める。
その後3ターン目に解放される必殺技黒の戒めは、全体に999ダメージを与える事実上の即死攻撃。
部位に力を溜めている為、何としてでも部位破壊を行なって阻止するか、
最悪みがわり玉やライドオンを使って被弾を最小限に抑えるかの二つの選択肢を取らされることとなる。
しかし、この攻撃を行うということはマキリ・ノワに対する勝利へ限りなく近づいている証拠であり、
ここは諦めずに攻撃を続けるほうが良いだろう。- 因みに、アップデートで黒の戒めになんとムービーが追加された。
この技はマキリ・ノワにおける絆技に近い扱いを受けており、
大地に漆黒の荊を放って対象を拘束し、己を覆い隠す程の超巨大な闇を纏って突撃するという内容となっている。
大地を漆黒に染めゆくというレダンの伝承通り凄まじい秘技だが、
恐ろしさの中に美しさと格好良さも持ったムービーとなっている為、
ライフに余裕があるのならば一回は喰らってみるのもアリかもしれない。それで負けても文句は言わないように。
- 因みに、アップデートで黒の戒めになんとムービーが追加された。
- このまま体力を減らせれば、レウスが登場しライドオン。
白の奇跡を以て最凶の黒を穿ちエンディングとなる。
- アップデートにより、ヴェルサ・ノワとマキリ・ノワに上位個体が追加された。両者共に蜃気楼の塔:追憶の塔で挑戦可能。
ヴェルサ・ノワは39階:白光の間、マキリ・ノワは最上階(50階):黒闇の玉座で
それぞれ30階層、40階層のトリとしてライダーを待つ。
当然ながら両者とも元々の強さもあり、油断すればあっという間にライフポイントをゼロにされかねない強さとなっている為
アップデートで追加された敵の中でも非常に歯ごたえのある難敵である。持てる限りの力と戦術を行使して挑もう。- ここでの両者との戦いではイベントは起こらないため、最後まで油断せず戦おう。
ストーリー中ではどちらもイベントによって戦闘終了するため、討伐までするのは初となる。- 因みに討伐時のモーションはガブラスと同様となっている。
その為地面に倒れてジタバタする姿は結構かわいくてじわじわくる。 - また、素材が「古龍の血」のみとなっており、苦労して彼らを下したその報酬の光景が
物理的に血で埋め尽くされてる事があるので初見はかなりビビるだろう。
- 因みに討伐時のモーションはガブラスと同様となっている。
- ここでの両者との戦いではイベントは起こらないため、最後まで油断せず戦おう。
白き竜について
- 伝承に語られる白き竜はヴェルサ・ノワではない、とされる考察も見られる。
- 「黒の凶気が広がるころ、大樹の下に生を受け、黒の凶気に立ち向かう」とされる白き竜であるが、
先述の通りヴェルサ・ノワは最凶の黒たるマキリ・ノワへと姿を変えてしまった。
つまり、伝承に語られる最凶の黒にあたる存在が「ヴェルサ・ノワ」、
もとい「マキリ・ノワ」であり、白き竜にあたる存在はまた別に居る、というのだ。
- 「黒の凶気が広がるころ、大樹の下に生を受け、黒の凶気に立ち向かう」とされる白き竜であるが、
- では、その真の白き竜にあたる存在は何と言われているのかというと、
それこそマキリ・ノワを討ち倒し、世界に光を取り戻した、
主人公の相棒たる隻眼のリオレウス「レウス」だと言う声が多い。- 序盤のことなので忘れられがちではあるが、このレウスが孵化した場所は最序盤に訪れる「ひみつの小道」、
その奥地にある樹木の巣である、つまりレダンの伝説に語られる白き竜と同じく巨大樹である*5。 - また「竜」と「龍」が差別化される事が多いモンハンシリーズにおいて、
「白き『竜』」として綴られる点も、古龍たるヴェルサ・ノワではなく
飛竜たるレウスの事を指しているのではないかという説を後押ししている。 - レダンの村跡にはかつての住民が遺したと思われる遺跡群があるが、
その多くにはモンスターを象った模様*6が大きく彫られている。
その中に、剣を地面に突き立て、足を軽く曲げて跪くハンターの様子が彫られたものがあり、
そのハンターと相対するように、リオレウスの模様が彫られている。
- 序盤のことなので忘れられがちではあるが、このレウスが孵化した場所は最序盤に訪れる「ひみつの小道」、
- 作中において、書士隊は白き竜の調査を進めていく過程でヴェルサ・ノワの名へと辿り着いたが、
実は白き竜=ヴェルサ・ノワであるという確固たる直接的な証拠は存在しない。
これは白き竜に関連する情報が極端に少なかったが故に、
「白き竜」と「ヴェルサ・ノワ」の情報が錯綜し、混同された結果起きたミスリードだとも考えられる。
余談
- 「ヴェルサ・ノワ」「マキリ・ノワ」という名の由来は公式からは語られていないが、
「ヴェルサ」はラテン語・ドイツ語で『その逆』『反対に』といった意味を持つ「Versa(ヴェルサ)」、
「マキリ」はジャワ語・タガログ語で『代表する』といった意味を持つ「Makili(マキリ)」、
「ノワ」はフランス語で『黒』を意味する「Noir(ノワール)」を由来に持つと推測される。
両者の名をそのまま翻訳するとすれば「黒のその逆」「黒を代表する」…といった具合だろうか。- 「ヴェルサ・ノワ」が「黒のその逆」を意味し、その名に「白」に関する言葉を一切持たないのは、
「ヴェルサ・ノワ」の本質が『闇』であること、そして『光』を装っていることを暗示しているのだ、とする説もある。
この説の下、再度これらの名を意訳するとすれば「光を装う者」「闇を表す者」…などと訳すこともできるかもしれない。 - 「ヴェルサ・ノワ」「マキリ・ノワ」共に下の名は「ノワ」であり「ノア」ではない。
口に出して読むと混同しやすいが、間違えないように覚えておこう。 - また、解像度が低い3DSでプレイしていると文字が潰れて小文字を誤読してしまい、
MHFのヴァルサブロスと混同して「ヴァルサ・ノワ」と間違えてしまうケースもある。
滅多に無いだろうが…。
- 「ヴェルサ・ノワ」が「黒のその逆」を意味し、その名に「白」に関する言葉を一切持たないのは、
- 黒の凶気の影響を受け変貌してしまった古龍種は、確認されている中では本種のみである。
ゲームでは登場しないだけで世界観上は凶気化古龍も存在するのか、
古龍種には黒の凶気への耐性があり*7、基本的には変貌しないのかは不明。
仮に後者だった場合、本種が黒の凶気により変貌してしまったのは、
前述の作中の経緯や誕生したばかりであることが関係しているのかもしれない。
関連項目
ゲーム用語/ラスボス
世界観/黒の凶気
世界観/レダンの伝説
BGM/戒めと解放 - ヴェルサ・ノワ(シュヴァル)戦闘BGM
BGM/漆黒の白夜 - マキリ・ノワ戦闘BGM
BGM/絆との戦い - 凶気の隻眼リオレウス戦闘BGM
イベント・メディア展開/モンスターハンターストーリーズ RIDE ON - 両者とも本編に登場
世界観/凶光化 - 次作で脅威となる、黒の凶気に類似した現象。
モンスター/ラスボス(MHST2) - 次作のラスボス。