スキル/高速変形

Last-modified: 2022-07-08 (金) 23:40:44

MHRiseで登場した新スキル。
スラッシュアックスおよびチャージアックスの変形アクションの速度と火力を上昇させる。
非常に珍しい、技モーションの速度に直接干渉するスキルである。

目次

概要

  • スラッシュアックスやチャージアックスには変形斬りという、モードチェンジと一体に行える攻撃アクションが存在する。
    このスキルは変形斬りを高速化し、ダメージを上昇させることができるスキルである。
    レベルは3段階に分かれており、それぞれ
    • Lv1では変形攻撃の速度を1.1倍に上昇
    • Lv2では変形攻撃の速度を1.2倍、物理ダメージを1.1倍に上昇
    • Lv3では変形攻撃の速度を1.3倍、物理ダメージを1.2倍に上昇
  • ゲーム中では、「変形斬りのダメージが1.○倍になる」と属性部分にも効果があるようにも取れる記述がされているが、
    実際は物理ダメージにしか効果がない。
  • 速度が上昇すると時間あたりのダメージも増加するため、DPSは飛躍的に増していく。
    Lv3発動時の変形斬りのダメージ効率はスキル未発動の時と比較して1.56倍にまで跳ね上がる。
    また、強化されるのは変形斬り本体のダメージだけではなく、
    剣斧の変形斬りで発生した高出力状態の追撃ダメージもしっかり上昇する。
    そのため、せめてLv2くらいは発動しておきたい優秀なスキルとなっている。
    • 1.56倍という数字は魅力的だが、剣斧・盾斧どちらもZRボタンを連打して
      変形斬りしか行わない運用はあまり推奨されない。理由は後述。
  • 防具ではラングロシリーズデスギアシリーズに加え、
    新モンスターオロミドロの装備であるオロミドシリーズに付いている。
    • 特にオロミドSヘルムは高速変形Lv2に加えてLv2スロットを2つも備える優秀な防具であり、
      早くもスラアク使いの呪い装備と化しつつある。
      またラングロSグリーヴも高速変形Lv1に加え回避距離UPLv2まで備えており、
      護石や装飾品が揃っていないハンターにオロミドSヘルムと併用される事が多い。
  • 装飾品も存在し、スロットレベルは2である。装飾品に加えて、前述のオロミドSヘルムを活用すれば発動は比較的容易。
  • 最大Lvでモーション高速化1.3倍・威力1.2倍という非常にセンセーションな数値
    (実際としては変形攻撃にしか適用されないため額面通りの火力・DPS向上にはならないが)や、
    これを活かしたスラアクでの大躍進もあってMHR:Sではナーフされるのではという懸念も少なくなかったが、
    特に仕様が変わることなく続投している。
    MR装備においてはオロミドXやデスギアX、ラングロXといったお馴染みの装備の他、ヤツカダZアームや
    まさかのスラアク使いと判明したロンディーネのなりきり装備であるディグニシリーズにも付与されている。
    ヤツカダZアームとディグニシリーズ以外はMR1~3で入手できるので、
    攻略に際してとりあえず上位時代の当該シリーズをX装備に換装するだけでも形にはなってくれる。
    • デスギアXとラングロXはそれぞれ胴と腰の高速変形のLvが上がったため、
      一式でも高速変形3が出せるようになった。
      ラングロXは脚部位が高速変形2になったので、攻略中にオロミドSと合わせるとちょっと無駄が生じてしまうが。

活用方法

スラッシュアックスの場合

  • 前置きとして、この項で用いている変形攻撃のアクション名は修練場で確認できる公式名称である。
    剣:変形斬りや剣:変形二連斬りは剣→斧へと変形する際の攻撃、
    斧:変形斬りや斧:変形二連斬り上げは斧→剣へと変形する際の攻撃である。
  • スラッシュアックスでは、両モードでの変形斬りと剣:変形二連斬り、斧:変形二連斬り上げ、変形斬り下がり、
    MHR:Sからはそれに加えて斧:変形二段斬り連携、及びこれらの攻撃で発生した高出力追撃の威力が上昇する。
    • 斧モード状態のみ、空中でジャンプ属性解放突き(X+A)を出すと初撃の1ヒットのみ高速化・強化される。
    • 高速変形というスキル名に反して、棒立ちでの変形には全く効果がない。あっても意味ないが
      また、スラッシュゲージの枯渇時や属性/圧縮解放フィニッシュ後の強制変形にも効果がない。
      納刀も変形の一つだが、そちらは納刀術が既にあるのでもちろん効果はない。
  • MHRiseで追加された変形アクションである剣:変形二連斬りと斧:変形二連斬り上げは、
    強力な分隙が大きいという欠点を抱えているが、高速変形スキルによってその欠点を解消しつつ、
    元々高い火力をさらに引き上げることができる。
    • 特に剣から斧に変形させながらなぎ払う剣:変形二連斬りは
      2ヒットの合計モーション値90*1と、剣斧の中でも指折りの高火力モーションであり、
      これが当スキルによって高速化・ダメージ上昇することで、火力を大きく引き上げることができる。
  • 強力な剣:変形二連斬りを組み込んだコンボとして、
    斧:変形斬り(ZR)→剣:二連斬り(A)→剣:変形二連斬り(ZR)→をループさせる定点攻撃が挙げられる。
    二連斬り以外の2つのモーションに高速変形の効果が発揮されるため、
    このコンボは剣モードでの縦斬り→二連斬りのループコンボを大きく上回るダメージを叩き出す。
    今作では高出力状態で斧モードにも追撃が発生するため、高出力状態における主力コンボとして扱われている。
    • 斧変形が入る事でスラッシュゲージに回復が挟まり、ラッシュを続けやすいのもポイント。
      ループコンボ全体で見ると消費量の方が多いものの、
      スラッシュチャージャーの存在もあり、実際の運用においてゲージ不足で中断される事はあまり無い。
  • また、今作の剣斧はステップからの変形斬りが可能であり、ステップ斧変形はその移動距離の長さもあって
    位置取りを兼ねた攻撃として重宝されている。本スキルはこのステップ斧変形の使い勝手を上げるスキルとしても役立つ。
    回避距離UPと高速変形を積んだスラッシュアックスは、一気に離脱して即座にUターンしながら反撃など
    過去作の鈍重なイメージを覆す変態挙動が可能になる程。
  • 注意点として、通常の剣:変形斬りは斧モードのモーションの中でも特に威力の低い横斬り(モーション値23)*2であり、
    このスキルをもってしても威力の貧弱さを補うことは困難。
    • 具体的には、高速変形Lv3を発動させて変形斬り(ZRボタン)を連打したときの物理ダメージ効率は、
      ビン効果を無視すると剣モードでの縦斬り→二連斬りループを多少上回る程度であり、
      加えて覚醒ゲージ蓄積が非常に少ないという欠点もあるため、非覚醒時はできる限り二連斬りまで繋げた方がよい。
    • ただし、隙の少なさの割にはダメージ効率に優れており、
      高出力状態であれば大剣の抜刀即コロリン納刀並の時間で強溜め2相当のダメージ(高速変形Lv3時)を出せるため、
      MHXX以前の剣縦斬り→斬り上げループのように細かい隙に一撃二撃差し込む用途に適している。
      発売当初これしか行わない戦法が某動画投稿プラットフォームで誇大広告されたため問題視されやすいが、
      適切に使えば優秀な性能をしている。
  • 地味ながら剣モードの攻撃後に繰り出せる変形斬り下がりもちゃんと高速化・ダメージアップする。
    素ではかなりモーションが遅いため、使い勝手がそこそこ上がり、
    また斧への変形斬りとして見ると通常の剣:変形斬りより威力がかなり高いので、
    時と場合によるがこちらと使い分けるのも有効だろう。
  • 火力スキルとして見た場合、弱点が高い位置にある・隙が極めて少ない・別の硬い部位に吸われて弾かれるなど、
    剣:変形二連斬りをうまく活用できないモンスター相手では当スキルの火力への寄与は小さくなる。
    実際、肉質無視とハイパーアーマー効果を持つ零距離解放突きと飛翔竜剣を主軸に戦うといった、
    変形斬りをあまり使わないゴリ押し戦法も考案されている。
    里攻略途中であれば、高速変形Lv3はラングロトラ、デスギア、オロミドロの防具を三部位揃えないと発動できないため、
    他スキルを優先して高速変形を泣く泣く切ることもあるだろう。
    • ただし、踏み込み変形斬りの高速化をはじめとする立ち回りへの恩恵はほとんどの場合で有用である。
      前述の通りオロミドSヘルムがかなり優秀な性能をしている上、★7より装飾品「速変珠」が解放、
      護石もそこそこ出土する上に、陽炎の錬金術が解禁されればスキル指定で錬金も可能…と
      スキルに自由度が増す上位中盤以降は高速変形を外してスキルを組むことは稀である。
    • 余談だが「変形斬りで弱点を狙いにくい、隙が少ない、狙いやすい部位の肉質が硬い」の
      三拍子揃ったモンスターの代表格が、先述のオロミドSヘルムの素材元であるはずのオロミドロである。
  • 本来変形攻撃とは、「異なる長所を持った剣と斧を状況に応じて切り替えて戦う」という
    剣斧本来のコンセプトの潤滑剤として存在するものである。
    そんな中で数多いテコ入れの果てに登場したこのスキルは、
    「強力な変形攻撃をより多く当てるために剣と斧の特性を活かして立ち回る」という
    手段と目的の完全な逆転を引き起こしてしまった。
    しかしながら剣と斧を高速で行き来するコンボは見た目にも格好よく、何より使っていて非常に楽しく
    MHXまで*3の常識でありMHWでも抜本的な解決には至らなかった「火力を出すには剣一辺倒、斧に変形する意味がない」
    という評価を完全に覆したこともあり、
    その逆転の発想の産物ともいうべき本スキルはスラアク使いからかなりの好評を博している。
  • モーションの高速化という関係上、
    弓でいう体術、大剣でいう集中、太刀でいう納刀術のように立ち回りと火力を根本で支える必須スキルとなっている。
    一方、回避性能などと同等かそれ以上に依存を起こしやすい。
    装備が固定される闘技大会クエストでは感覚が狂わないよう十分注意が必要。
    • スラッシュアックスが選択できる闘技大会クエストは
      闘技大会01、03、チャレンジクエスト03、04、06の5つあり、
      闘技大会03、チャレンジクエスト06以外では高速変形なしで戦うことになる。
      01は所詮クルルヤックなのでどうにかなることも多いが
      しかもチャレンジクエスト03および04では入れ替え技に難がある。
      チャレンジ03の方は入れ替え技が使いづらいとされている圧縮解放フィニッシュとなっており、
      カウンターの要領でティガレックスに圧縮解放フィニッシュを当てていけと言わんばかりの構成となっている。
      04は04で入れ替え技が初期状態であるため、覚醒ゲージのフォローが出来ない上、パンパンゼミ戦法も使えない。
      如何に属性解放フィニッシュをマガイマガドに当てられるかが鍵となる。
      一方、闘技大会03では下位のオロミド一式によって高速変形Lv2が発動しており、
      Lv3でないとはいえ平時に近い感覚で戦える。
      また、チャレンジクエスト06ではラングロS一式で高速変形Lv3が発動しているため、
      ヴァーミリンガーで麻痺させて変形ループを存分に叩き込める。
    • ちなみに、零距離開放突き特化型のように高速変形に依存しないビルドもある。
      ただし、このビルドでも後述の挙動によるダメージUPが狙えることや、
      オロミドSヘルムが有用な火力スキルを付けやすいLv2×2スロットなので、
      カイザークラウンや赫耀シリーズ一式を採用する場合を除けばあえて外さないというハンターも珍しくない。
  • ちなみに、変形斬りのダメージ上昇効果は「変形斬りモーション中のハンターの武器によるダメージ判定すべてに適用される」
    という仕様であり、そのためダメージ上昇効果が飛翔竜剣を当てた際の時間差爆発にも適用されるというバグっぽい挙動がある。
    着地後、縦斬りやステップなどでディレイをかけてから変形斬りを入力するとタイミングが合いやすく、
    スラッシュゲージに余裕がある場合は着地後にZRを連打しているだけで2回目の変形斬りでちょうど爆発する。
    飛翔竜剣は剣モードで着地するため、離脱とダメージ上昇を一度に行えるお手軽なテクニックである。
  • MHR:Sにてマスターランクで解禁される二段変形斬り連携にも本スキルが適用される。
    適用時の総威力はアップデートでMHW:I時代と同等まで強化されたなぎ払いをやや上回り、
    連携の速度もなぎ払いより1秒遅い程度にまで短縮される。
    逆に言えば高速変形が無い場合は威力面・速度面に不安を残すようになる。
    スラッシュゲージ回復目的で1段目で止めるだけならともかく、二段目まで出し切る想定の運用なら是非とも発動させたい。
    同じく追加される属性充填カウンターには本スキルは適用されないため、
    属性充填カウンター・零距離解放・飛翔竜剣に特化する立ち回りであれば
    (最後の爆発ダメージを除き)高速変形の恩恵は薄くなる。
    もっとも、マスターランク終盤のモンスターはそう易々と零距離解放で張り付かせてはくれなくなり、
    そもそも防具やお守りが優秀になってスキルの発動難度が下がる事で他スキルとの共存難度も緩和されるので、
    カウンターを軸にする場合でも発動を視野に入れやすくはなっているだろう。

チャージアックスの場合

  • チャージアックスでは、剣から斧、斧から剣への変形斬りに加え、
    変形斬りGPでの榴弾ビン爆発、斧での抜刀攻撃(MHR:Sでは対象外)、
    チャージ後派生の属性解放斬り I、盾突き&GP派生の属性圧縮、属性強化回転斬り、高圧廻填斬り、
    カウンターフルチャージ成功時派生の斧叩きつけ及び高圧廻填斬りの速度と威力が向上する。
  • 一応、剣強化状態での剣への変形斬りや、チャージからの属性解放斬り Iの榴弾ビン爆発にもダメージ補正が乗っているのだが、
    ビン爆発前に変形斬りを含む他の攻撃や回避を入力すると補正がなくなってしまう。
    …のだが何故か斧 :反撃重視変形斬りだけは例外のようで、属性解放斬り Iから即座に斧:変形斬りに派生するとしっかりビンダメージが上昇している。
    「変形斬りモーション中のハンターの武器によるダメージ判定すべてに適用される」という高速変形の仕様に基づけば例外どころかこちらが正しい挙動である。
    • 盾突きやガードポイントから派生できる(超)高出力属性解放斬りは、剣から斧へ変形して行う攻撃ではあるものの、
      前半の属性圧縮と後半の解放斬りでモーションが別扱いのためか属性圧縮のモーションのみが高速化し、
      属性解放斬り本体の速度とダメージは残念ながら変化しない。
      • 属性解放斬りを撃った後はゆっくりと剣モードに変形するモーションがあるが、
        あくまで攻撃扱いではないためかモーション速度が変化しない。
        まとめると、高出力、超高出力はこのスキルの恩恵をほぼ受けない一番効果を受けるべきモーションのはずなのだが
    • 高圧廻填斬りについても、長いモーションが短縮されることは有り難いものの、
      斧強化状態ではずっと斧モードで立ち回ることになる関係上、
      斧強化を中心に立ち回る場合はスキルの恩恵を受けにくい。
      • 尚、鉄蟲糸技の「カウンターフルチャージ」を採用する場合は有用であり、
        斧モードから咄嗟のガードを絡めつつ斧強化状態を維持する立ち回りであれば、
        カウンターフルチャージ後に、威力が上昇した高圧廻填斬りを反撃技として強引に差し込めるようになる為、
        ビンを補充しつつダメージを与え、再度斧強化を中心に立ち回ることが可能となる。
  • チャージアックスはスラッシュアックスと異なり、主要なダメージ源は変形斬りでなくビンを溜めて放つ属性解放斬りや、
    斧強化状態での攻撃である。前述の通りこのスキルはこれら盾斧の主力モーションのダメージには一切影響しないため、
    剣斧とは異なり火力スキルとしての性格は薄く、変形斬りの隙を減らす便利スキルという意味合いが強い。
    • 入れ替え技の「反撃重視変形斬り」は通常の変形斬りよりも動作が重いため、
      こちらを採用する際に本スキルを併用することで通常変形斬りの使用感に近付ける事ができる。
      後述のデメリットも相殺でき、通常変形斬りよりもモーション値に優れるため本スキルと相性が良い。
  • MHRiseで抜刀斧攻撃→変形斬りを多用するいわゆる抜刀チャアクの立ち回りをする場合は採用に値する(バグか仕様かは不明だがMHR:Sでは効果が無いため考慮対象外)。
    ラージャンやトビカガチなど素早く動き回るモンスターやマルチプレイでシャトルランをさせられるような場合には、納刀ダッシュで近づき細かい隙に強化された変形攻撃を当てられる。
    ただしチャージアックスにおいて、ひたすら変形斬りを連打する立ち回りが
    ガチャガチャして格好いいことの他にほとんど意味がないことは言うまでもない。
    スキルを活かすために戦うのではなく、狩りを有利に進めるためにスキルがあるのだということは忘れてはならない。
  • また、チャージアックスにおいては変形斬りの高速化は、
    付随するガードポイントの受付時間が減少するということでもあるため、
    ガードポイントの使い方次第では本スキルの発動がデメリットともなりうることに注意したい。
    • 剣:変形斬りは前半の合体が少し速く、後半の叩きつけがより速くなっている。
      一方で斧:変形斬りは全体の動作が高速化され後隙とGP受付時間が短くなっている。
      立ち回りに直接影響が出るため、回避で避けるなり即座に変形斬りでGPを張り直すなりして柔軟に対応したいところ。
  • スラアクは変形斬りを多用するため恩恵が大きく、必須スキル級の扱いを受けているが、
    チャアクは変形斬りの隙を減らす便利スキルといった感じで、搭載していなくても支障は出ない。
    採用する入れ替え技次第ではむしろデメリットにもなり得るので、採用するかどうか、という点から慎重に検討したい。
  • スラアクの属性解放フィニッシュや圧縮解放フィニッシュの爆発部分に倍率が乗らないように、
    チャアクの高出力と超出力の爆発部分には倍率は乗らない。
    ちなみに公式のQ&Aに高出力と超出力には倍率が乗らないという旨の文言が書かれている。

関連項目

武器/スラッシュアックス
武器/チャージアックス
アクション/変形斬り


*1 初撃30、二撃目60
*2 突進斬り、振り回しに次いで低い
*3 例外としてMHXXのブレイヴスタイルは変形攻撃が主軸となる戦闘方法であるため、こちらへの回帰ともいえる