システム/環境生物/ケツァルコブラ

Last-modified: 2022-09-08 (木) 13:08:14

MHRiseにて登場した環境生物の一種。
昼の水没林の遺跡内部にて、祭壇の割れ目から出てくる事がある。

概要

  • 昼の水没林エリア2にある遺跡内部にたまに出現する蛇の一種。
    頭部が発達しており、まるで羽を広げているようにも見える。
    説明文では口から出す液に回復効果があるとされており、
    特定のジェスチャーをすれば回復効果のある液を吹き掛けてくれる。
    まぁ狩猟中にわざわざ回復して貰うのはあまりにも非現実的なのだが
    祭壇の割れ目から頭のみを出すような形でしか姿を見る事が出来ないため、
    下半身がどうなっているかは不明。ひょっとしたら物凄く長いのかもしれない。
    公式で公開された画像では、隠れた下半身と尻尾が確認できる。
    レア環境生物の1匹であり、該当箇所に行っても出会える保証はない。
    一定時間経過で顔を出す事もあるので、その場で放置して待ったり、何度か確認しに行ってもいいだろう。
    • ケツァルコブラが現れる部屋の入口は、大階段のある正面の裏側である。
      他の部屋が崩れかけ、廃れているのに対し、こちらは汚れているとはいえほぼ元の祭壇の形を残しており
      誰が点けたのか火による明かりまで灯っている。
    • この部屋の入口は外周通路に接していないため、真上から落下してくるか、
      疾翔けで登ったり飛び移ってきたりしないと入れない。
      なので余計にわざわざここまで来て回復してもらおう等と思う人がいない。
    • ケツァルコブラが現れるのは夕方ごろであり、昼出発のクエストにて10-20分ほど待てばよい。
    • 武器で殴る事もできるが、殴ると即座に引っ込んでしまう。
  • 環境生物の一種であり、ハンターノートの図鑑にも該当項目があるが、
    レア種であるためただ発見しただけでは図鑑に記載されない。写真を撮ってやる必要がある。

余談

  • 元ネタはアステカ神話のケツァルコアトルだろう。
    「ケツァル=鳥」「コアトル=蛇」の名の通り、多くの肖像で『羽根を持つ蛇』として描かれる。
    農耕と文化の神であり、アステカ信仰に於ける人身御供の風習を止めた平和の神としても知られるが
    治癒や治療などの回復を思わせる逸話は特に無い。
    • ちなみに、このケツァルコアトル神はアグナコトル
      名前の由来の一つになった可能性が高いとされている。
    • フィクション・創作でのケツァルコアトルは「羽根を持つ蛇」として描かれるためか
      しばしば竜・ドラゴンのキャラクターの名前として使われている。
      また現実世界でも、翼開長が10m以上にもなる超巨大な翼竜に*1
      「ケツァルコアトルス」というこの神に因んで名付けられたものが存在している。
  • 環境生物図鑑の説明によれば、かつては神聖な生き物として崇められていたようだが、
    時が経ち、崇める者は居なくなり、神殿も朽ち果ててしまったという。
    遺跡の祭壇に住まう(あるいは、祀られている)こともそれに関係あるのかもしれないが、
    ケツァルコブラに何かしら神話めいた逸話が秘められているのか、
    あるいは、現実世界のケツァルコアトルと存在や見目が似ているから名前だけを肖っただけの普通の蛇なのか、
    ケツァルコブラの詳細な生態や伝承については、MH世界では明らかにはなっていない。
    • ケツァルコブラの現れる遺跡の頂上をよく見ると、翼の生えた蛇のようなレリーフが刻まれている。
      ここまで大規模な石造りの神殿がケツァルコブラの為だけに建てられたのだとすれば、
      当時の信仰はかなり篤かった物と思われる。
      メタ的に見ればこの遺跡に何かあると言うヒントと思われる。
    • 正確な年代は不明だが、もしかつて崇められていたケツァルコブラが現在と同個体とするならば、
      並大抵のモンスターを超える程のかなりの長寿である可能性もある。
      仮にそうであれば、小さな生物ながら崇められていた要因の一つに数えられるだろう。
  • ハンターに回復効果を与える液を吐く、地面から頭部と胴体のみを出している頸部の大きな蛇という事で、
    同じく環境生物であるロクロッヘビとの共通点が非常に多い。
    もしかしたら近縁な種なのかも知れない。

関連項目

システム/環境生物
フィールド/水没林


*1 ケツァルコアトルスは「最大の翼竜」と言われることも多いが、最大の化石は翼の一部しか発見されておらず、正確な大きさははっきりしていない。また、2021年現在では同等や更に巨大であろう翼竜の化石も発見されており、あくまで「最大級」という表現が正しい。