武器/アラジンの杖

Last-modified: 2023-12-30 (土) 21:11:34

2014年11月12日配信のマギコラボクエスト「マギ・黒き蝕を打ち晴らせ!」を
クリアすることで作成可能になる操ルフ杖……もとい操虫棍。

クリマ・タクトに続いて2度目のイベント操虫棍である。

目次

概要

MH4G

  • 外見は黄色い杖。まさに杖そのものである。
    素材の面影がまるで無いが、コラボ武具にはよくある話。
    気になるその性能は、
    • 攻撃力682
    • ささやかな会心率20%
    • 雷属性340
    • 斬れ味は素で白ゲージが40ほど、残念ながらでも白延長のみ
    • スロット3
    といったもの。
    G級序盤で作れるメリットがあるとはいえ、物理も属性も中途半端で
    スロットだけが取り柄という印象は拭えない。
  • 上位時点での覚醒を発動させた金砕棍ゴーデンライよりも性能は高く、
    またキリンの操虫棍が相手でも同時期までに作れる天雷棍【麒麟王】にも物理性能では勝る。
    これらの最終強化にはG★3許可証が必要となるため、それらより早く雷棍が欲しい時は使えるかも知れない。
    ただしやはり強化することは出来ない
    虫餌も与えることが出来ず、猟虫を含めた性能は一切変えることが出来ない。
    イベント武器どころか操虫棍全体を見てもクリマ・タクトに続いて強化不可能な操虫棍はコレが二本目となる。
  • しかし、やっぱりライバル棍の強化が完了してしまえば、あとは趣味以外での使い道は無いのが実情。
    ラージャン棍最終強化の鬼神棍【猿魔王】には覚醒の手間を考えても火力では遠く及ばず、
    物理火力で漸く並べるキリン棍最終強化の天雷宝棍【麒麟帝】にも、継戦能力と属性値で惨敗してしまう。
    そして祖龍が復活した今ではミラアンセスロードが、上記のライバル共々駆逐してしまう程の性能を持って控えており、
    残念ながらこの武器は一線級にはなり得ないのである。
    さらに今回のターゲットはクリマ・タクトの時と違いゴア・マガラである。
    難易度に対して使い勝手がいいとは到底思えないだろう。
  • なおこの操ルフ杖……もとい操虫棍が作れるクエはG★1から受注できるが、
    生産にはマボロシチョウを8匹も必要とするため、
    G★1の段階で生産したい場合はイベントクエストを利用する必要がある。
    同じくG★1で受けられる「桜散らすは魅せるため」を利用して、
    旧砂漠<夜>で調達してくると良いだろう。
    • とはいえ、マボロシチョウは生産武器の猟虫育成にもよく使われるので、
      わざわざこの武器のために8匹調達する意義があるかというと…
  • なお、雷属性棍の中では唯一のスロット3なので、
    どうしても使いたければそのスロットを生かして採取ツアーのお供にするのが無難か。

MHX(X)

  • MHXにおいてもイベクエが公開されたので作成可能。
    ただし今回は上位武器になる。
  • 前作では強化不可であったが、強化システム変更によりMHXでは強化が可能で、
    最終強化ではアラジンの杖Xになる。
    その性能は
    • 平均よりも低めの攻撃力170
    • 低い攻撃力を底上げする会心率20%
    • 程よい雷属性30
    • 手数武器にも十分な斬れ味青50に匠をつければすべて白
    • 破格のスロット3
    と言ったものになっている。
  • 性能自体はライゼクスの界雷の電竜棍よりもやや火力を落とし、斬れ味やスロットを増強したもの、という印象。
    イベント武器ではあるが、全体的な性能はなかなか優秀。
    だが最終強化には瑠璃色の龍玉が必要なので、大業物である鬼神棍【猿魔王】よりも遅くなってしまう。
    同じ武器スロ3の雷棍としては、銃剣【閃電】の存在に気になるところ。
    攻撃力と属性値で負けているものの、物理性能では会心率の差で追い抜けるため、
    斬れ味で圧倒的に優っているこちらに、棍自体の性能面では軍配が上がるだろう。
    しかし、あちらは完成時期がHR7とかなり早く、作製難度も低め。そして猟虫を自由に育成できる。
    生産時期と作製難度の高さ故に、活躍できる機会が少なめなのが惜しいところか。
    とはいえ、実戦レベルの攻撃性能にスロット3は本作では希少なので、スキルの組み合わせ次第では出番は十分にある。
  • MHXXでは限界突破によりさらに強化が可能。
    究極強化を施すとアラジンの杖XXという銘へと変わる。その性能は、
    • G級武器にしては控えめな攻撃力290
    • それをカバーする会心率は25%へと上昇
    • 雷属性は35とあまり高くはない
    • 斬れ味白40、匠で更に延長可だが残念ながら紫は出ず
    • うれしいスロット3は健在
    前作から引き続き、
    高会心としては二つ名含むライゼクス棍、
    スロ3としてはアノカソードダクトの究極強化・鋼銃剣【閃電改】がライバルとなる。
    コラボ武器である都合上、猟虫のカスタマイズ性で劣るのがネック。

猟虫……虫?

  • クリマ・タクトというイベント操虫棍の前例の存在から勘付いたプレイヤーも多かっただろうが、
    いざ加工屋でモデルを見てみると、案の定猟虫がいないのだ。
  • 猟虫は「光のルフ」。猟虫の代わりにルフを操る、ルフをかたどった杖なのである。
    操虫コマンドでルフが現れ、敵に向かって飛んでいく。
    これまたどうやって吸い取っているのかは不明だがちゃんとエキスを吸い取り、回収する機能もついている。
    • 尚、このルフは打撃属性で、パワー105、スタミナ120、スピード114とバランスタイプ。
      さらに全ステータスUP(大)と回復エキス効果UP+状態異常回復のスキルがついている。
      他の操虫棍でバランス型のエルドラーンやアルジャーロンに猟虫を強化すると分かるが、
      エキス保持数+1がないこと以外は、最終強化バランス型猟虫と同じスキルを持っているのである。
      やっぱり虫餌は一切与えることが出来ないので誰が作成してもこのステータスである。
    • イベント武器で猟虫強化をするとなると、
      武器性能が一律ではなくなるのでカプコンがその状況を回避しようとしたという考えが妥当だろう。
  • その性能は同じ雷属性という特徴もある先輩のクリマ・タクトと全く同じ傾向であり、
    クエストの相手こそまるで違うものの、
    上位相当の性能でやはり強化不可である同武器の事実上のG級強化版といえなくもない。
    操虫棍の初心者が試しにタクトで扱い方を覚えた後、この杖で最終強化蟲のスキルをお試しする、
    と思えばいいかもしれない。
    • タクトと同じく、前述の通り猟虫が虫でもなんでもないデザインなので、
      「操虫棍を使ってみたいけど虫が苦手…」というハンターにもオススメ…かもしれない。
      また、ルフは猟虫発射操作をするまでそもそも出現せず、
      平常時にハンターが持っているものは棒(杖)1本のみと言う非常にすっきりした見た目になる。
      とりあえずスロット3さえあれば何でもいいお守りマラソン装備なんかには
      優れた見た目の棍として担いでもいいかも知れない。
  • MHXでは性能が少々変更された。
    デフォルト所持している「全パラメータ微UP」込みでパワー84、ウエイト147、スピード105のウエイト重視型となった。
    他のコラボ棍の猟虫がパワー重視スピード重視なのでバランスをとったのだろう。
    おまけとして火属性17も持つ。
    エキススキルは赤なら攻撃力小UP、白なら会心率小UPという具合に、
    対応する能力を小UPする効果が4色全てについている。
    • MHXXでは限界突破することで猟虫Lvが8から9に上がり、
      全パラメータ微UP込みでパワー90、ウエイト178、スピード115に成長する。
      スキルや属性値は変わらない。更にコラボ武器のため、猟虫交換にも対応していない。
      能力は「ウエイトが高い」と言うより「ウエイトはそこそこ、他が低い」くらいの数値であり、
      属性値やカスタマイズ性の低さもあって性能は低めと言わざるを得ないだろう。

余談

  • 杖そのものであり、明らかに切れなさそうな形状をしているが、操虫棍なので尻尾を切断したりもできる。
    逆にいくらモンスターの頭を攻撃しても眩暈は起こせない。
  • 一部まとめサイトなどで「使えば使うほど強くなってエキス延長効果が付き、最終的には倍率340匠紫40s3になる(概略)」
    という情報が見られたが、もちろん完全にデマなので、鵜呑みにしてはいけない

原作における設定

  • 原作において、アラジンは既にこの杖を使用していない
    マグノシュタットでの戦争中に破壊されて以降は、戦時中に暴走し亡くなった恩師モガメットの杖を受け継いでいる。
    • さらに言えば、コラボ武器として使用できる『アラジンの杖』も、元々はアラジンのものではない。
      友人であるアリババと離ればなれになった時に世話になった、ババと呼ばれる老女の杖である。
      彼女もまた既に故人であり、アラジンは形見である杖を使用していた。
    • ちなみに、彼が元々持っていたのは、金属器である金の笛のみ。
      それも上記のマグノシュタットでの戦争時点で使用不能になっている
      それを狩猟笛で出せとか言ってはいけない。
      メタ的に考えるとおそらくアニメの放送時期的な都合なのだろう。
  • また、武器としては雷属性が付属しているが、アラジン自身は炎魔法を得意とする1型赤魔道士である。
    原作では雷魔法を使う描写はなく、杖を使って巨大な炎の渦を作り出したり、魔法を使ってバリアを展開する等
    多彩な使い方をしているが、もちろんゲーム中ではそんなことはできない。
    ルフが火属性だったらある程度原作再現出来ていたのだろうに...
    切なる願いが届いたのかMHX(X)ではルフが火属性に変更された、棒の方は雷属性のままだが…
    • 一応は操虫棍なので杖で敵を殴るという使い方をすることになる。
      「魔導士の杖をそんな使い方して良いのか…?」と思うかもしれないが、
      劇中でアラジンは杖に魔法を付与して格闘戦を行ったことがある。

関連項目

クエスト/マギシリーズ
武器/アモンの剣 - 同僚