目次
概要
- MHWで初登場した炎妃龍ナナ・テスカトリの盾斧。
本作で久々に復活を遂げた炎妃龍に合わせての実装となった。 - 武器本体にスキルが付与されているという珍しい特徴を持つ。
- 外観は全て方刃型【炎妃】に各素材を貼り付けた汎用デザイン。
MHW
- 最終強化が3種類も存在するという破格の待遇を受けている。共通してレア度は8。
派生の数よりもデザインに力を入れて欲しかったとか言ってはいけない
エンプレスアルマ・炎妃
- 高くはない攻撃力648(基礎攻撃力180)
- 嬉しい会心率+20%
- 素で白30、匠で延長可能
- 心もとない爆破属性150
- 榴弾ビン
- スロットはLv2+Lv1
- 武器スキルは根性
- 榴弾ビンのダメージは攻撃力依存で、会心率や斬れ味は無関係。
そのため648という数字は全体から見れば悪くないものの、榴弾盾斧としては寂しいと言える。 - 武器スキルも即死の少ない剣士とは噛み合っておらず、差別化点にはなりづらいのが実情。
エンプレスアルマ・滅尽
- ちょっと高めの攻撃力684(基礎攻撃力190)
- 会心率0%
- 素で白30、匠で延長可能
- 爆破属性120
もはや無属性強化を付けられないデメリットでは? - 榴弾ビン
- スロットはLv2が2個
- 武器スキルは加速再生
- 炎妃龍派生よりも攻撃力が上がり、榴弾盾斧として扱いやすくなった。
榴弾威力は見劣りするが、斬れ味とスロットが優秀なので使い勝手は良好。
- 加速再生は剣士と相性が良く、回復カスタムを切れるという大きなメリットを生み出す。
空いた分を攻撃強化に回せば榴弾の威力も多少は改善されるだろう。
エンプレスアルマ・冥灯
- 炎妃と同じ攻撃力648(基礎攻撃力180)
- 会心率10%
- 素で白30、匠で延長可能
- 3種中最高の爆破属性210
- 榴弾ビン
- スロットはLv3が2個と破格
- 武器スキルは業物
- 何といっても業物が魅力。実質白60という上位では圧倒的な継戦能力を誇る。
弾かれに悩むこともなく、匠も達人芸も不要。防具の選択肢が非常に幅広い。 - さらにLv3スロットを2個と最高の拡張性を持つため、
「とにかく快適性を追求したい」という運用において右に出る者はいない。- 特に肉質が硬く、要求される対策スキルが多いキリンを相手にする場合、
爆破も相まって非常に頼もしい相棒となってくれるだろう。
- 特に肉質が硬く、要求される対策スキルが多いキリンを相手にする場合、
MHW:I
- 銘を「魂焔の盾斧・〇〇」としてMRの強化にも対応。レア度は共通で12。
魂焔の盾斧・炎妃
- やはり低めの攻撃力900(基礎攻撃力250)
- 変わらなかった会心率+20%
- 素で白50、匠4から紫
- 低い爆破属性180
- 榴弾ビン
- スロットはLv2とLv1
- 武器スキルは根性
- 悲惨の一言。
- まずもって低攻撃力+高会心と榴弾ビンが全く噛み合わない。
- ならばと属性値を見ても、とてもMRで使い物になる数値ではない。
- スロットも上位から一切成長せず、優位性が薄れてしまっているのも痛い。
- ライバル
、というかこれより強い武器は数多く存在する。- とりあえず、鉱石武器のクロムフォートIII。
こちらと同時期に完成し、攻撃力972にこちらと同等の素白と非常に優等生な一振り。
もうこの時点で、この武器の肩身は大変に狭いものがある。
- とりあえず、鉱石武器のクロムフォートIII。
- なまじMR攻略期に作れるがために、性能を控えめにされすぎたのが運の尽き。
どこを見渡しても使い所のない産廃である。 - 説明文には「使い手を致命傷から守る奇跡を宿した」とあるが、
使い手がいないので全くの無駄になっている…。
そもそも使われる前から性能に致命傷を負っているのはどういうことなのだろうか。
魂焔の盾斧・滅尽
- 攻撃力972(基礎攻撃力270)
- 会心率0%
- 素で白50、匠4から紫
- 枷にしかならない爆破属性150
- 榴弾ビン
- スロットはLv2が2個
- 武器スキルは加速再生
- 悉くを殲ぼすネルギガンテの素材を使う都合上、作れるのはMR100以上を解放してから。
…にしては随分と控えめな性能と言わざるを得ない。- 榴弾盾斧として攻撃力972は大して高くなく、周囲を見れば1000を超える武器も多い。
- しょっぱい属性値のせいで無撃も使えず、これもやはり良い所がない。
使う素材まで含めて完全にネギ武器で良い、となってしまった。
魂焔の盾斧・冥灯
- 攻撃力900(基礎攻撃力250)
- 会心率+10%
- 素で白50、匠4から紫
- 伸び悩んだ爆破属性240
- 榴弾ビン
- スロットはLv3が2個
- 武器スキルは業物
- 最後の砦となる冥灯派生だが、これも攻撃力の低さが災いしてしまっている。
素白が実質100と驚異的…なのだが、ここでも立ち塞がるのはネギ武器。
あちらは攻撃力1044。基礎攻撃力にして40もの大差が付いており、
さらには100以上の素白というこちらと丸被りな斬れ味まで完備。 - 結果としてこの武器は、「匠を切っても長く使える白」という
上位まで持っていた強みを完全に潰されてしまった。
そして貧弱な攻撃力だけは相変わらず欠点としてのしかかってくる。
まさに古龍を喰らう者。滅尽龍の面目躍如と言える。
- 一応匠で出る紫は最大で実質40だが、実際にはほとんど意味がない。
何故なら、斬撃期待値において攻撃力1044の白>攻撃力900の紫なのだ。
何なら攻撃力1008の白ゲージにも負ける。- なお、これは斬撃部分のみの話。榴弾ダメ込みで考えると、その差はもう絶望的。
そもそもスキルを匠に費やす時点で、自分からスロットの優位を投げ捨てている。
何をどうしても、榴弾ビンとして低すぎる攻撃力が全てを台無しにしてしまうのだ。
- なお、これは斬撃部分のみの話。榴弾ダメ込みで考えると、その差はもう絶望的。
- 作製時期はMR100解放以降とかなり遅く、性能は精一杯褒めても平凡。
快適な狩りのお供から一転、誰も見向きしなくなってしまった。
3種の炎妃龍盾斧、まさか全てが産廃などと誰が予想しただろうか。
余談
- 「エンプレス」は英語の「Empress(女帝)」、アルマはスペイン語の「Alma(魂)」と思われる。
「炎妃龍の魂」といった意味で、最終強化の「魂焔の盾斧」にもそのニュアンスは受け継がれている。
属性値を見て「炎妃龍の魂は本当に入っているのか?」と疑ったハンターもいるかもしれない。
関連項目
モンスター/ナナ・テスカトリ-主な素材元
武器/テスカト武器