MHF-G5で実装されたG級ガンランス。
棘白竜エスピナス希少種の凶暴さが残る白紫の銃槍で、毒と爆炎を撒き散らし獲物を殲滅する。
概要
- 初登場から長らくテコ入れがされておらず、
最新の環境に付いていけなくなっていたエスピナス希少種がG級で復活し、
それに伴って登場したG級武器である。
- G級化に当たってデザインが新たに書き下ろされており、
非G級のペルレカノーネ系列と比べて棘が全体的に肥大化しており、甲殻の節も異なっている。
(ペルレ系列は甲殻3節で折りたたむが、テポストイグラーは2節で折りたたまれる)
また、カラーリングは特異個体を思わせる色合いになっている。
この武器のように完全新規デザインというわけではないが、
G級では珍しいリデザイン武器であると言える。
性能
- まず生産時に多くのハンターが驚いたと思うが、
この武器はLv1の時点で70もの紫ゲージを有しているのである。
しかも紫の次にはこれまた長い白ゲージを有している。
G級武器も数が増えてきたとは言え、ここまで強烈な斬れ味を生産段階で有している武器はそうそうない。
- G級武器の例に漏れず、強化していくとゲージがどんどん強化されていくのだが、
この武器はこれまた多くのハンターが予想したとおり、紫ゲージがどんどん右に伸びていく。
Lv35でそのゲージは完成し、
斬れ味レベル+1無しで紫170に到達してしまう(斬れ味レベル+1込みでは220)。
これは喰血銃槍バルミタのLv50時の斬れ味(紫150)を超える数値であり、
全G級ガンランス中最も長い紫ゲージである、と言える*1。
- MHF-G5ではガンランスの砲撃Lv6が強化され、更に砲撃レベルを7・8・9と上げることが可能になったのだが
(ちなみにこの武器は放射型Lv6である)、それに呼応してかこの武器は突き性能も非常に高い。
Lv50時点で、- 全G級ガンランス中最高クラスの攻撃力1166(武器倍率にすると506)
- 火属性・龍属性567に相当する炎属性810
- 毒属性320
ガンランスで武器倍率500を超えたのはこの武器(と、G5で追加されたガンピアモルターレ)が初であり、
その瞬間火力は空色ゲージを持つダードスラストや、
シルバーバーンナウト、MHF-G5で追加された雅翁銃槍【斑入黒】、華鳳銃槍【翡翠葛】に匹敵するほど。
毒属性がやや低いのが残念だが、これで毒まで高かったらバランスブレイカーと言われていただろう。
- 属性値が劇的というほどではないため嵐ノ型での使用はオススメできないが、
地ノ型の砲撃重視でも、天ノ型の突き重視でも性能を発揮できる優秀な武器であると言える。
後に蒼火竜銃槍【灼天】が炎属性と全ガンランス中最高の攻撃力を引っさげて登場しているので、
テポストイグラーは天ノ型よりも紫ゲージの長さと放射型砲撃を活かせる地ノ型の方が特性を活かせるか。
ただしエスピナス希少種はG★7の中でも最高クラスの実力者であり、
生半可な防具ではたとえ真根性があっても、
毒や火傷のスリップダメージも相まって一撃で張り倒されてしまうだろう。
万全の準備をして望みたいものである。 - G9にてヴォルガノス亜種の「クリムゾンアート」が登場。
炎属性ガンランスの中では攻撃力・属性値共に2番手となっており、
テポストイグラーから見るとどちらも上を行かれている。
斬れ味の長さに関してはテポストイグラーが大きく勝るが、
クリムゾンアートも匠分込みなら十分に地ノ型で使える長さの紫ゲージはある。
砲撃タイプも同じなので、差別化を図るなら毒をどこまで活かせるかが鍵となる。
- なお龍属性を内包する高倍率、長い紫ゲージを有する武器として、
祭典武器のプレザンガーロンド、そしてG5.2で追加されたセリスィ・ヴァルカンがある。
プレザンガーロンドは攻撃力がテポストイグラーを超えるが、
そこまで極端にゲージが長くないのでヒートブレードを用いた刺突特化に向く。
セリスィ・ヴァルカンは倍率こそほんの僅かにテポストイグラーに劣るが、
高い水・龍属性値とテポストイグラーほどではないとは言え長い紫ゲージを持ち高い汎用性を有する。
ただしどちらも作成条件が現時点では限られており、気軽に作れるという点ではテポストイグラーが圧倒的。
- なお、双属性かつ複属性、最初から優秀なゲージを持つ関係で、
パートナーとの相性も極めて良好。
ただし砲撃Lv6になるのはLv20からなので、そこまでは強化することを勧める。
(MHF-G5で上方修正された砲撃はLv6以降であるため)
関連項目
モンスター/エスピナス希少種
武器/エスピナ武器
武器/ローゼンカノーネ - ペルレカノーネ他、本武器以外のエスピナスの銃槍をまとめて解説。