武器/ガンチャリオット

Last-modified: 2024-03-19 (火) 20:30:54

ガンランスという武器種自体と共に、MH2より登場している歴戦のガンランス。
リオレウス希少種の素材を惜しげもなく使用し、銃槍全体が煌びやかな銀色の輝きを放つ。

目次

概要

  • ご存知我らがガンランス界における永遠のスーパースター。開発のお気に入り。
    アイアンガンランス系列を強化した派生系の一つであり、シルバールークを経てガンチャリオットとなる。
  • 槍全体は銀色に輝く三段構造で、先端には角錐型の太くも鋭い穂先を持つ。
    大口径の砲が口を開けている多くのガンランスとは異なり、この角錐の各面にガトリング砲のように小径の砲口が並んでいる。
    中段はドリル状に螺旋を描き、手元付近は角ばった巨大なリボルバー弾倉風の機械的デザイン。
    盾はリオレウスの額から頭頂部を思わせるデザインで、黒い鱗が混じった銀の鱗で覆われている。
    • シリーズを代表する飛竜リオレウス、その希少種の素材で作られたガンランスであり、
      「ガン」としても「ランス」としても説得力のある、正統派なデザインが高い人気を誇る。
      (火竜武器としては異質なほど金属質が目立つ武器だったりもするが。)
  • 比較的スタンダードだが、どのシリーズでも高水準高性能でハズレが殆どないのが特徴。
    攻撃力、属性値、斬れ味、砲撃が水準以上でまとまっており、取り回しは龍属性*1ガンランスで随一という作品も多い。
    また近年ではG級の強化で"放射型Lv5"を搭載するようになったのも大きな長所の一つ。
    代わりにリオレウス希少種以外のレア素材要求されることが多くなり、
    希少種の難敵化も相まって作成難度は総じて高め。他の銃槍の比較対象にされることもザラである。
    おかげで新規プレイヤーからの支持が得られなくなってきた節もあるとかないとか。

性能

  • 砲撃タイプは放射型、スロットはほとんどの作品で2つ空き、
    攻撃力、属性値、斬れ味のどれをとっても高水準。
    …が、最初からこうだったわけではなく、実はかなり波乱万丈な仕様変更の歴史を持つ。

MH2

  • そもそも、初登場のMH2では無属性だった
    加えて、当時はガンランスという武器種自体が調整不足という名の不遇を極めており、
    タル爆弾を置いた方が強い竜撃砲に、切断95%補正で他武器が弾かれない場所に弾かれるという有様。
    そんな中、期間の限られるイベント配信限定、集めるのに手間のかかる秘境セットが受注に必須、
    やっと参加しても逃げ場の無い秘境エリアで亜種との同時狩猟になるという
    リオレウス希少種のクエストをこなし、この武器を作る価値があったかと言われると、かなり微妙である。
  • 攻撃力こそ当時最強ではあったが、もっと作製までの過程が簡単なグラビモス亜種から作られる、
    ブラックゴアキャノンがほぼ同じ性能…というかスロット1をとるか防御+をとるかの差しかない。
    そんなわけでデビュー当時はどちらかと言えば、
    実用的…というよりも「勲章」的な意味合いの強いガンランスであった。

MHP2

  • 散々な幕開けであったものの、MHP2でガンランス自体の性能が大幅に見直され、ついでに龍属性を獲得。
    当時は龍属性ガンランスがこのガンチャリオットしか存在しなかったため、
    古龍種などの特定モンスター相手に抜きん出た性能を誇り、一躍ガンランス界の環境トップに躍り出た。
    特にこのガンランスの存在を有名にしたのが、同作で初登場したラスボス、アカムトルム戦における
    ガード性能をつけたガンチャリオットでひたすら腹下からガード突きを連打」という戦法。
    ランスと違って攻撃とガードのタイムラグが少なく、ほとんど一方的に打ち勝つことができたため、
    ガンチャリオットという名前と共に爆発的な流行を見せた。

MHP2G

  • MHP2Gでは、ガード突きの連打速度が目に見えて遅くなった。
    誰がどう見てもガンチャリオットが流行りすぎたせいであり、
    覇弓のように単体の性能を修正するのではなく、
    ガンランス自体の基礎性能を変えたという点では覇弓以上に大きな功罪であると言える。
    • またガンチャリオット自体もP2Gになってから地味に火竜の骨髄が10個必要になり、
      製作難易度も少し上がってしまった。
      とはいえ他の銀火竜素材を集める過程である程度の個数は集まるだろうし、
      最悪村の火竜夫婦同時クエの確定で手に入るため、どちらかといえば「難しい」というより「面倒くさい」。
  • MHP2Gではガンチャリオットの新たな武器銘としてエンデ・デアヴェルトが追加された。
    以後ガンチャリオットの強化先として定番化する。
  • 性能は、攻撃力575・龍属性370・匠有りで紫ゲージ20・スロット2と非の打ち所がなく、
    砲撃もLV4ではあるが放射型。全体的にバランスが良く汎用性が高い。
  • しかしリオレウス希少種の素材を使うということで、言うまでもなく作成難易度はかなり高い。
    通常種よりも一回り硬くて切断の難しくなっている尻尾を複数要求され、当然のように火竜の紅玉も必要。
    さらに最終的にリオレウス以外の素材も要求してくるようになり、
    火竜の天鱗のみならず、鎧竜の天殻まで要求される。
  • ライバルはミラボレアスの真・黒龍銃槍
    斬れ味は同等だが、攻撃力621・龍属性380と火力では一歩上手で拡散型。
    瞬発力では敵わないが彼方は会心率-20%・スロット0と癖が強く、
    拡散型の宿命である斬れ味の持ちの悪さも相俟って扱いやすさでは勝る。

MHP3

  • リオレウス希少種の復活に伴い再登場。
    クイックリロード叩きつけフルバーストなどの派生技が追加され、
    何も考えずにガード突き連打という戦法自体のうまみが大幅に低下した。
    ちなみに今作から何故か突く際などの効果音が変更されている。
  • また今作では因縁の相手であるアカムトルムも同時に復活したのだが、
    なんとガンチャリオットへの強化に覇竜の宝玉が必要となり、
    対アカム用武器としてガンチャリオットを用意することができないという仕打ちをくらった。MHP2時代での反省からか?
  • しかしその苦労に見合った性能は約束される。
    攻撃力200(ブースト有りで215)、匠でも白ゲージ20と物理性能はそこそこだが
    龍属性40とスロット2、LV3放射砲撃を備えており、
    突きメインの龍属性ガンランスとしては一線級。

MH3G

  • ガンチャリオット、エンデ・デアヴェルト共に登場。
    素材元の銀火竜が輪をかけて戦いづらい難敵と化しており、
    切断の難しい尻尾と入手困難な天鱗は勿論、ほとばしるマグマ
    大地の龍神玉まで要求されるなど、相変わらず贅沢。
  • しかし例の如くその苦労に見合った性能を有している。
    • ズヴォルタと同等の攻撃力598
    • 多少控えめになったが十分な龍属性320
    • 素で白ゲージ30、匠発動で紫ゲージ30
    • 相変わらずのスロット2
    • 強化された放射型LV5の砲撃
    と隙が無く、突きと砲撃を両立した武器に仕上がっている。
  • 今作は龍属性ガンランスの数が増えている。
    デオス・オシリスネロ=グリードは方向性が違うため差別化は問題なく、
    峯銃槍ジエン【噴牙】は白ゲージが長い以外はどれもエンデに劣っている。
    よって最大のライバルは狼牙銃槍【貪獄】である。
    • 貪獄は属性解放が必須だが攻撃力621・龍属性400・匠発動時の紫ゲージ40と、
      攻撃性能において悉く上回っており、LV4だが拡散型の砲撃も兼ね備えている。
      数値上のスペックこそ凄まじいが、必須スキルの多い武器種で属性解放まで揃えるのは極めて難しく、
      扱いやすさでは此方の圧勝である。
      スタンダードな龍属性ガンランスとしては十分一線級と言えるだろう。
      爆破属性ばかりが目立っている本作だが、超大型モンスターは龍属性が弱点であることが多く、
      爆破属性が息切れを起こす程の体力を持っていることも多いので、強さは十分発揮できる。
  • 今回はアカムトルムはいないが、龍に弱くて肉質が異常に硬いラギアクルス希少種との相性は抜群。
    ガンランスが水中戦と相性が良いのも好都合である。
    また、グラン・ミラオスの素材が必要なため、攻略には間に合わないが、そのグラン・ミラオスに対しても有効である。

MH4

  • 今作でもめでたく続投。
    ガンランス皆勤賞はなおも継続中である。
    …のだが、今作は何故か属性が火属性である。今までずっと龍属性だったこともあり、
    銀色の刀身から発せられる火のエフェクトに違和感を感じたガンサーは多いとか。
    • MHP3、MH3Gでは下位ではレウス素材の火属性、上位では希少種素材を使用した龍属性と変化していたが、
      ややこしかったのか火属性の方で統一されたものと思われる。
    • 幸いな事に今作の龍属性担当は火属性弱点である。
      この武器でTHEインパルスを作れ、ということなのか。
      しかし実際はリオレウス希少種と戦えるのが最速でHR7、
      つまり上位シャガルマガラを初めて狩猟するタイミングに間に合わせることはできない。
    ただ、今作の龍属性武器は基本的にこいつらの独擅場となっているので、
    属性が変更されたのは幸運だったのかもしれない。
  • 性能としては全ガンランス中3位の攻撃力437、十分すぎる火属性340、素で白10匠で60
    とかなりの高水準。砲撃も放射Lv3と十分なので、突きと砲撃を織り交ぜての運用が望ましい。
    ただしスロットは1つに減ってしまったため、うまく目的にあわせ取捨選択していきたい。
  • 作成難易度はかなり高い。
    まず上位のクリムゾンルークの時点で火竜の紅玉を要求され、
    最終強化では炎龍の宝玉までも要求してくる。
    さらにレウス槍の宿命というべき各種尻尾もしっかり使用する。
    対価に見合うだけの性能は持っているため、がんばって集めたい。
  • なお、武器全体の質感がMHP2G以前・MHP3のものに近い仕様になった。
  • 発掘武器にもシルバールークが存在しており、古龍を対象としたギルドクエストで入手できる。
    MH4におけるガンランスは発掘武器でなければ砲撃レベル5が存在しないため、
    高ランクハンターが担いでいるシルバールークはこちらであることが多い。
    属性もランダムで決まるため、以前までのような龍属性にすることも可能。

MH4G

  • 発売当初はリオレウス希少種のクエストが無かった為強化出来なかったが
    現在は「白銀の王者よ、頂きに眠れ」が配信され、エンデ・デアヴェルト解禁と相成った。
    ちなみに強化の方だが、今回は火竜の天鱗を要求してくる様になった。
    また、なんと一発生産が出来る様になった。が、そちらだと天鱗を2枚も要求されるのだが…。
  • そしてこれで終わりではない。
    まさかの新たなる強化先としてアイン・ヴァルハイトへと強化されることとなる。

MHX

  • 亜種がごっそりとリストラされた今作であるが、
    希少種は対象外だったようでリオレウス希少種共々無事続投を果たした。
    レッドルークからの派生で作成可能になり、属性が再び龍属性に戻っている。
  • 最終強化で銘を馴染みのガンチャリオットと変え完成となる。
    性能は攻撃力200に龍属性40、放射型LV3にスロ2、斬れ味は素で青30・匠延長分が白20青30となっている。
    全体的に手堅く高水準でまとまっているが、気になるのが飢餓ジョーガンスの滅銃槍ダークグリード
    砲撃種類とレベル、そしてスロット数が同じ龍属性ガンスという同じ土俵で性能争いとすることになる相手。
    あちらは攻撃力180会心率5%と物理火力ではそこそこ劣るものの、属性値は45とこちらをやや上回る。
    とりわけ斬れ味は素で青60に匠延長分が白40青10とこちらの白&青ゲの倍の長さを持っている。
    ただ、攻撃力の差のおかげでガンチャリの青ゲ≒ダークグリードの白ゲであるため
    物理火力に関してはこちらに軍配が上がるだろう。
    物理重視ならガンチャリオット、属性重視ならダークグリードといったところだろうか。
    • 作成難易度も強化タイミングもどちらも重役出勤なモンスの武器であることから似通っており
      最終強化にはどちらもHR解禁後イベクエでしか戦えない獰猛個体の素材が必要なためますます悩ましい。

MHXX

  • ガンチャリオットを限界突破させ、究極強化に至ることでエンデ・デアヴェルトの銘を得る。
    龍属性のエンデ・デアヴェルトはMH3G以来の登場となる。
  • 攻撃力320、龍属性42、放射型砲撃レベル5、スロット2、斬れ味素で白30、匠2で紫30と、
    砲撃レベル5を保持しつつも他の要素も高水準の性能になっている。
  • 砲撃レベル5を持つ他の龍属性ガンランスは以下の3種類。
    • 匠で出るのは全て紫、属性値64、スロット3が際立つ代わりに攻撃力が280と低い放射型の真・祖龍霊銃槍【殄】
    • 匠無効で極短の斬れ味紫10長めの白が印象深いが、属性値が15とオマケ程度な通常型の極星絶砲槍ゲーガロア
    • 素の斬れ味は青30だが匠2で紫30、スロット2、攻撃力330、属性値38、会心率-20%と良バランスの拡散型の黒龍銃槍
      • 真・祖龍霊銃槍【殄】はエンデと同じく放射型だが物理を捨てた属性特化銃槍であるため、
        物理肉質の硬いモンスターに強い一方で、物理がそれなりに通ればエンデに分がある。
      • ゲーガロアは斬れ味の消耗が激しいガンランスでは極短の紫は一瞬で溶けるため実質素白武器であり、
        属性値が非常に低く、龍属性銃槍というより通常型レベル5によるフルバーストをメインに戦う銃槍である。
      • 黒龍銃槍は砲撃の型以外でエンデに近い性能をしている。
        ただし素の斬れ味が青と継戦能力に難がある他、他の数値でも誤差程度だがエンデに劣る。
    以上のように癖が強かったり数値面でハンデを持っている一方、
    エンデ・デアヴェルトはそういった目立った弱点が存在せず、純粋に高性能という珍しいガンランスである。
    運用のしやすさはエンデが一歩前に出る形となっており、差別化は容易だろう。
  • 砲撃レベル4以下の龍属性ガンランスでは強烈な物理期待値を持つアームofアロガンと、
    高い物理期待値と匠2での紫50を両立するネロ=グリードが強力だが、
    砲撃レベルと属性値ではエンデが上回る他、スロット2による拡張性もあるため差別化自体はこれまた容易。
    ただし斬撃だけでなく砲撃も意識した立ち回りが必要となるだろう。
    また、ほぼ同値の龍属性40を持ちスロット2、圧倒的な白斬れ味250で匠も業物も不要な赫醒銃槍ジルベネトもある。
    継戦能力や運用方法の幅広さはジルベネトが上だが
    砲撃レベル、攻撃力、わずかだが属性値など基本性能はエンデが上である。
  • やはりと言うべきか、製作難度はかなり高い。
    獰猛銀火竜厚鱗2個と火竜の天鱗2個を必要とする。

MHW:I

  • リオレウス希少種の復活の予定調和に伴い再登場。派生元はソウルチャリオット
    今回はリオレウス希少種の登場時期の関係上マスターランクの最終盤からの登場になるためか
    ガンチャリオットが初めて(旧作における)G級ランクの最終形態になる。性能は以下の通り。
    • ガンランス全体で第4位の数値*2である攻撃力621。それを後押しする会心率20%
    • 毎度おなじみの龍属性…ではなく火属性330。数値は控えめ。
    • 斬れ味は素白60。匠+5で紫30が出現。
    • 現在の環境下では極めて需要が高い放射型Lv6
    • レア度12。武器スロットは2×1。
  • 性能の傾向は概ね黒羽の銃槍IIに近いため、似たような形で運用することが可能。
    若干会心率は劣るが匠紫の量はこちらが有利なので、後は毒属性の有効性で選ぶことになるか。
    • ただしカスタム強化の回数の差やパーツ交換などの相違点がある点には注意。
      性能の傾向は似ているが、それを取り巻く強化システムの風当たりは大きく異なる。
  • アイスボーンでは砲撃特化にせざるを得ない事情グラフィックの流用が目立ちすぎる状況が重なったせいか、
    いつにも増してガンチャリオットのデザイン性が注目を集めているようである。
    実用性ありきで言えばLv2スロット一つの差だけヴァルスピサの方が有利だが、
    そこさえ妥協すれば装備の流用は出来るので、敢えてこちらを担ぐガンランサーも少なくない模様。
    なおアップデート(Ver.13.00)によって武器の重ね着が実装され、悲しいかなこの最大の個性は奪われてしまった。
    身を捨てて他武器にグラを提供してくれたことに感謝しつつそっと倉庫にしまおう。
    • ただし、アップデートで追加されたアルバトリオンに対しては、
      属性武器での抑制を強いられるため、砲撃特化戦法を封印する必要がある。
      この時、火属性ガンランスとして見た場合、他に素で白以上の斬れ味*3を持つ武器は
      赤龍ノ破ル槍・火ディノバスターIIみであり、
      前者は作成に手間が掛かり、後者含む火属性生産武器で本武器を上回る期待値の火属性ガンランスは存在しないため、
      氷活性スタートの場合、生産武器で挑む際の最適解となる。
  • 作成難度はリオレウス希少種が難敵であることに加えて導きの地の仕様が絡むため、総合的に高め。
    シナリオクリア後にしか入手できない素材が要求されるので攻略段階では作れない点には留意されたし。

MHR:S

  • 大型アップデート第一弾でリオレウス希少種が復活したため、本武器も無事復活。
    クリムゾンルーク改から強化する形でのみ入手が可能で、一発生産はできない。
    本武器へ強化する際には天鱗を要求されないため、かなり作りやすい。
    • 派生元も含めて上位から順番に強化していれば天鱗を一切要求されないため、
      逆鱗や宝玉を要求してくる上位までのほうが作成難易度が高かったりする
  • 今作ではなんとシルバールークの名称で終わる。
    過去作ではガンチャリオットかエンデ・デアヴェルトで終わっていただけにかなり珍しい。
    • かなり低い攻撃力300
    • 斬れ味は素で白60、匠4からが出る。
    • 火属性ガンランス2位の火属性61
    • 低攻撃力を補う会心率35%
    • スロットLv3が1個
    • 百竜装飾品スロットLv2
    • 放射型レベル7
  • 見ての通りかなり属性寄りの性能となっている。
    属性特化の装備構成にし、爆杭砲のバフも加味すれば属性値が100を超えることも夢ではない。
    更に高い会心率が会心撃【属性】との相性もよく、今回追加されたシルバーソルシリーズとの相性も良好。
  • 属性特化運用でのライバルは今作の新顔ヴィクトル=Y
    こちらより20高い攻撃力と素で火属性77を兼ね備える強敵。
    更に百竜スロットがレベル3なので、属痛竜珠を装備可能とまさに炎の化身。
    会心率はこちらのほうが有利なので、その点をうまく活かしていきたい。

MHF

  • MHFではMH2の仕様を受け継ぐため、最初期は無属性のままだった。
    シーズン1.5中に行われたリファインアップデートから龍属性が追加され、
    以降のアップデートでも更なる上位ランクに合わせた新規の強化先が追加されるなど、
    長期に渡ってハンター達に愛されるガンランスとなっている。
    • また、SP武器として青く染まった「クロームルークSP」も存在する。こちらも龍属性。
  • MHF-GGにてリオレウス希少種がG級対応したため、この武器デザインのG級武器が登場するか? と期待されたが、
    実際に登場したのは銀火竜銃槍の方であった。
    しかし、MHF-GG終盤のアップデートにて、
    それまでの最終派生であったスティルファンタズマに更なる強化が追加され、
    G級技巧武器」として正式にG級対応された。
    名称は「シルバーバーンナウト」。Lv50まで強化が可能であり、
    Lv50での性能は攻撃力1076龍550、砲撃は放射型Lv6、
    斬れ味レベル+1で空色ゲージが発生するという、G級でも最上位クラスの性能に昇華した。

アイン・ヴァルハイト

MH4G

  • ガンチャリオットを作ると、さらなる強化先として見慣れない名前の武器があることに気付く。
    なんとガンチャリオットをレウス希少種およびレイア希少種の素材を用いて改良することで
    アイン・ヴァルハイト』という強化形が出現するのである。
    そんな性能だが、
    • この2丁と同じ攻撃力644
    • かなり高めな火属性440
    • 砲撃レベルは遂にLv5に
    • 匠でなかなかの紫が出る
    • スロットは1つだけ
    素晴らしい性能に仕上がっている。
    他に同じ放射型Lv5のガンランスとして冥銃槍エングルム砕光の銃槍があるが、
    属性の違いがあるので相手によって使い分けよう。
    …で、肝心の強化の方だが高い性能の代償か古龍の大宝玉が要求されるのである。
    覇王の証Gも3ついるので古文書クエストをこなさなければならないが作る価値は存分にある。
  • ちなみに最終強化で武器のデザインが多少変わり、
    槍の下半身と盾の半分がリオレイア希少種を彷彿とさせる金色になる。
    また、砲撃音がレッドルーク系のものからプリンセスバースト系のものへと変化する。

MHXX

  • MHXでは姿を消していたアイン・ヴァルハイトがMHXXで復活。
    ガンチャリオットLV3に追加された派生から製作可能。
    こちらに派生すると、属性が龍から火に変わる。
    強化を重ねることでレツタ・ヴァルハイトエントグルティガスと銘を変える。
  • 究極強化のエントグルティガスは、今作の火属性ガンランスの中でも際立って優秀な品。
    ほぼMH4Gと同様の攻撃力320・火属性44・放射型砲撃レベル5・スロット1・匠の増加分が全て紫と隙がない。
    今作の火属性ガンランスは砲撃レベル4止まりが多い中で、砲撃レベル5でこれだけのメリット持ちはほかに存在しない。
    獰猛化リオ希少種はガンランスではつらい相手だが、肉質無視の砲撃で硬い頭を破壊し、
    上向き砲撃で地に引きずり下ろしてしまえば問題はない。
  • 強化難易度が比較的低いのも特徴。
    これだけの性能でありながら最終強化にも火竜の天鱗、雌火竜の天鱗、古龍の大宝玉といった
    入手難度の高い素材を要求してこない優秀ぶりであり、他武器に比べればお手軽に作れる*4

余談

  • シルバールーク系列はMHP3から効果音が変更されており、
    MHP2Gまでに存在したグラビモス素材のガンランス「ホワイトガンランス
    およびその強化形の重厚な効果音が使用されている。
  • 「ガンチャリオット」の名前は、おそらくガン(砲撃)+チャリオットであろう。
    チャリオット」は動物(主に馬)戦車のことである。
  • 派生系の名前がシルバールーク→ガンチャリオットということで、
    某スタンドのようだと昔からネタにされている。
    MHFの独自派生ではさらにクロームレクイエムとなり、もはや完全に狙っている。
    ちなみに、クロームレクイエムの更に強化先としてスティルファンタズマが実装されているが、
    これは直訳すると「鋼の幽霊」であり、霊体となった彼の姿、またはスタンドそのものを連想させる。
    • クロームからの金属繋がりでスティルはsteel(鋼)を連想させるが、stillの可能性もある。
      後者の場合は「静かな幽霊」のような意味になる。あるいは両方をかけているのかも知れない。
      これが太刀だったらなおベネだったのに
  • エンデ・デアヴェルト(Ende der Welt)という名前は、ドイツ語で「世界の終わり」という意味を持つ。
    分かりやすく英語でいうならば“end of the world”に相当する言葉。
    ガンランスが持つ可能性の境地として一つの時代を築き、
    そして終わらせることになったこの武器にはこれ以上ない称号となる名前かもしれない。
    これまた某スタンドに引っ掛けて「『世界』の終わり」とか言う気じゃないだろうな?
    • ファミ通副編集長はこの武器が大好きで、「エンデ・デアヴェルト」の意味が分かった時は
      かなり興奮しており、作成の為防御を捨てリオレウス希少種に挑むほどだった。
  • アイン・ヴァルハイト(Eine Wahrheit)はドイツ語に倣うと「唯一の真実・真理」というニュアンス。
    「世界の終わり」の先にあったのは悟り、といったところだろうか。
    「一巡後の世界」?あるいは「たったひとつの単純(シンプル)な答えだ」か
  • レツタ・ヴァルハイト(Letzte Wahrheit)のレツタ(Letzte)、
    エントグルティガス(Endgültiges)は共にドイツ語で「最後の、究極の」といった意味。
    唯一の真理を追い求めた果てにたどり着いた「最後にして究極の真理」ということか。
    なに?「一巡後の世界」だと?覚悟をすることは幸福だが?

関連項目

モンスター/リオレウス希少種
モンスター/リオレウス
武器/火竜武器
武器/レッドルーク - 兄弟機
武器/火竜銃槍 - MHFに存在する第2の火竜ガンランス
武器/火竜猛銃槍ヤフタレク - 〃第3の火竜ガンランス(辿異武器)
武器/エムロードルーク - 本武器をオマージュした電竜武器。最終強化で「チャリオット」と付く。


*1 近年では火属性の武器としての登場も多い。
*2 2019年11月下旬現在
*3 アルバトリオンには斬れ味青以下で弾かれる部位が存在する
*4 ちなみに、今作の全火竜武器で究極強化時に天鱗を必要としないのは、これと前述のバーンチャリオット、これら以外にも、太刀、片手剣、双剣、チャージアックス、操虫棍にそれぞれ1つずつ存在する。(片手剣は2つとされる場合も)