目次
概要
- MHWorldに登場する飛雷竜トビカガチの素材で作られた太刀。
World系列ではボーンショテルに、Rise系列ではボーンサイスに毛皮を巻きつけたデザイン。
何気に持ち手部分の逆立った毛皮のデザインは同じにそろえられていたりする。
性能
パルサーショテル
MHWorld
- トビカガチの任務クエスト後から生産可能になる。
ボーンショテルからの派生になるため、いわゆる皮ペタ武器である。
最初の段階での性能は、- 他のボーン派生属性武器と大差ない攻撃力363
- 序盤では嬉しい会心率10%
- 少し微妙な雷属性120
- 続いて上位武器になるカガチノキバ。
性能は、- 上位入ってすぐでは普通の攻撃力528
- 少し上昇の会心率15%
- 少し高くなった雷属性210
- 雷光珠1つ付けられるスロット1
- 最終強化(上位)では、
- 500代を抜け出せなかった攻撃力594
- 会心率は変わらず15%
- 雷属性はやはり微妙な270
- やはり雷光珠は1つのスロット1
- 匠Lv3以上で白が出る斬れ味
MHW:I
- マスター素材でカガチノダイトウに強化可能。
性能は、- 突然高い攻撃力693
- 上位から変わらない会心15%
- こちらも突然高い雷属性450
- やはり雷光珠は1つのスロット1
- 最終強化、カガチノダイトウIIは、
- 攻撃力759
- 安定の会心率15%
- 雷属性510
- こちらも安定。雷光珠一つのスロット1
- パーツ強化と匠Lv4で紫の斬れ味314。
- なお、途中段階のカガチノダイトウIからは、亜種の武器、ベニカガチノマヒガが生産できる。
- 一番のライバルは雷顎竜派生の雷属性太刀、モルダ=ジャナール。
あちらは素で攻撃力が800越えという火力特化な面があり、さらに会心率も当武器よりも5%高い。
しかしながら属性値ではパルサーショテルが上回っており、あちらが330が最終強化の素であるのに対して、
こちらは上述の通り雷属性が200近く高い510。
火力特化ならモルダ=ジャナール、属性特化ならカガチノダイトウがそれぞれ適している。
カガチノダイトウの方が早い時期に作れるようになるので、モルダ=ジャナールの素材が集まるまではこちらを使うと良いだろう。
飛雷刀キリカガチ
MHRise
- トビカガチの危険度が見直され、登場は里・下位の中盤以降となる。
銘もデザインも変わり、ボーンサイスから派生強化することで『飛雷刀キリカガチI』、
ティガレックスを狩猟できた辺りからキリカガチIIとなり、上位トビカガチを狩った段階で『飛雷刀【騒速】』へと至る。
その性能は- やや低めの攻撃力180
- 会心率15%
- やや低い雷属性24
- 素で青40、匠Lv3から白
- スロットLv1×1
- 百竜強化は 攻撃力強化II・会心率強化III・属性強化【雷】III
特に攻撃と属性値の微妙さが目立つだろうか。
- ライバル
というか上位互換は王牙刀【伏雷】。
あちらは会心0%で同じく匠3から白ゲージだが、攻撃力と属性値で大きく上回り、Lv1スロットも2つ空いている。
また百竜強化に水棲系特効が付いており、水辺を中心に生活しているモンスターに対し物理1.1倍はあまりに破格*1。
- この武器は攻略要因と割り切り、最終候補には大人しく彼らに道を譲って静かにしていよう。『騒ぐ』って書いてあるのに…。
飛雷刀【騒速】が光り輝くのは後のサンブレイク…MR最終強化を迎えてからとなる。
MHR:S
- サンブレイクの追加に伴いMRトビカガチを狩猟することで『飛雷刀【騒速】改』となり、
MR3以降で『飛雷閃刀【鬼討チ】』として一度終了。その後MR解放後の傀異化モンスターの鱗を投入し
真の最終強化『飛雷閃刀【鬼討チ】改』へと至る。
上位で散々だったその最終性能は・・・- 低めの攻撃力310
- 上位から変わらない会心率15%
- 突如進化した雷属性42
- 素で白50、匠LV1から全て紫
- 通常スロットLv2×2
- 百竜スロットLv2
特に属性と空きスロットの成長が素晴らしく、かなりの急成長と言っていいだろう。
- ライバルとしてはジンオウガの真・王牙刀【天淵】。
物理も属性も斬れ味もハイバランスにまとまった素晴らしい一品だが、もしこちらが紫を出せば
物理期待値は僅かながらこちらが優勢となれる。
またあちらは空きスロットがLv1×2から成長しなかったのも重要な差別点となる。
全体の性能を見て、何に着目してスキル選びをするかで需要が変化するため、
もはや好みの範疇だろう。
- 実は真のライバルはライゼクスの真飛竜刀【アレクス】。
同じ攻撃力に会心20%・素紫10と匠の有無に関わらず物理期待値で上回っているが、
雷30と空きスロLv1×1はこちらとの明確な違いとなる。
スキル自由度が低い分匠がいらず、雷30もあれば十分だから物理に振り切りたい場合はアレクス、
匠Lv1の余裕があってかつ物理も属性も捨てがたい場合は鬼討チと、個々人の事情によって最適解が変わる。
特に白ゲージの長さが同じ50となるため、紫10からの継戦能力としてはどっこい。- Ver.11から武器・防具の傀異錬成が登場し、Ver.12から武器錬成の枠と強化選択肢が増加。
匠Lv1程度なら錬成との選択次第でどうとでもなるようになった。
更にアップデートごとに新しい装飾品やスキルが登場するなど、
過去に類を見ないほどスキル自由度に恵まれている。
斬れ味の管理すら防具・錬成・装飾品・護石の組み合わせで無限の選択肢がある。 - Ver.14にて傀異錬成の錬成枠を解放させるごとにボーナスが付く仕様が追加。
5枠目(合計8枠目)を解放すると、なんと斬れ味+10が飛んでくる。
こうなれば武器の錬成や防具・装飾品で匠を追加する必要がなくなり利点が一層大きくなる。 - Ver.16現在の最大枠数まで解放できれば補正はさらに大きくなり、
素で攻撃力+25、属性+18、斬れ味+20を獲得するなどまさに至れり尽くせり。
- Ver.11から武器・防具の傀異錬成が登場し、Ver.12から武器錬成の枠と強化選択肢が増加。
- 進化する環境によって自慢の物理期待値が引き上がるのがアレクスだというなら、
進化する環境によってハイバランス太刀としてスキル選択に拍車がかかっているのが鬼討チ。
あなたがこの武器を使うなら、一体どんなスキルで狩りがしたいだろうか?
余談
- カガチ武器共通のパルサーとは「電磁パルス」などから来ており、この場合瞬間的に帯電する物体のことを指すと思われる。
- Riseの最終名【騒速】とは、兵庫県の御嶽山清水寺が所蔵している大刀の名で
日本の重要文化財のひとつに指定されている。
読みはソウソク…ではなくソハヤ。
かの征夷大将軍としても有名な坂上田村麻呂が鬼神を討つ際に使用したという逸話が残っている。
サンブレイクのMR最終強化銘の【鬼討チ】はこの逸話から取られている。- 騒速と思わしき平安に作られた大刀が3本見つかっており、同時に奉納されたことが分かっている。
どれか2本が脇差のような存在なのだがどれがどれなのか判然としないため
それぞれ一号大刀・二号大刀・三号大刀と名付けられている。
そのため騒速を公開する場合は3本をまとめて騒速として展示される。
- 騒速と思わしき平安に作られた大刀が3本見つかっており、同時に奉納されたことが分かっている。