武器/王牙刀【伏雷】

Last-modified: 2023-11-25 (土) 18:08:20

荒ぶる王者の具現。
この世に神がいるならば、それさえも斬り捨てると言われる剛の太刀。
(王刀ライキリ)

神も竜もこの刀の前には全て
無価値。王刀ライキリの
最終/強化*1形態に並び立つ者はなし。
(王牙刀【伏雷】)

竜も神をも恐れぬ豪然たる
王の刀。雷の如く道を拓き、
新たな時代を創造せよ。
(真・王牙刀【天威】)

目次

概要

  • 雷狼竜ジンオウガの素材で作られた太刀。
    「和」がテーマのMHP3であるが、この太刀は和風というにはやや趣が異なる。
    太刀としては特異な外見であり、両刃に王冠状の鍔がついている。
    鞘は、ジンオウガの毛で縁取られた野性的な物。
    どちらかというと江戸時代風の「和」ではなく、仏教的な「和」のイメージである。
    不動明王が右手にもつ倶利伽羅剣が一番イメージに近いだろうか。
    • ギミック武器の一つ。練気ゲージがフルになると鍔の四つの頂点と剣先の間に電撃が迸るようになる。
      かなり豪勢なギミックである。ギミックは練気ゲージの色が無くなるまで維持される。
  • ここでは二つ名持ちモンスターである金雷公ジンオウガの武器も扱う。

性能

MHP3

  • 他のジンオウ武器同様、雷属性太刀としては代表格にふさわしい性能を持つ。
    攻撃力は無属性太刀と比べても遜色ない225、属性値も24とそこそこあり、
    で長い白ゲージが付き、おまけにスロットも1つ空いている。
    • この太刀に対抗しうるのは、イベント武器のライトニングワークスくらいであろう。*2
      ライトニングワークスは攻撃力こそ低めだが、属性値がかなり高く、スロットも2つ空いているため、
      必要なスロット数や、狩猟対象の斬撃と雷の肉質を見て使い分けよう。
  • 生産難易度は他のジンオウ武器とほぼ同じ。
    強いて言えば、王刀ライキリを作るのにハンマーのように逆鱗を要求されたりするわけでもなく、
    部位破壊しないと集めづらい角の要求数も1つと少なめなため、比較的作りやすい部類ともいえるかもしれない。
    王牙刀【伏雷】を作るに際しては、他の剣士ジンオウ武器同様に雷狼竜の碧玉は避けて通れないが、
    非常に強力かつ汎用的な太刀であるので頑張って手に入れるべし。

MH3G

  • なぜか、チェーンソーランバラルムから派生して生産可能になった。
    確かに同じ雷属性だが、機械の力を借りてそれでいいのか無双の狩人よ。
  • 上位からの生産になってしまうので、下位から作れる雷刀ジンライより活躍の場は若干少なくなる。
    だが、上位では王牙刀【伏雷】は神雷斬破刀を総合性能で上回っているので、使える場面は多い。
    ……尤も下位は下位でそのジンライ以上に派生元のチェーンブレイドの方が作成難易度的に活躍しやすいが。
  • 生産難易度も、落とし物や本体剥ぎ取りで頻繁に碧玉が狙えるジンオウガと、
    蒼玉の入手に手間取るラギアクルスの武器よりかはジンオウガの武器の方が楽だと言える。
    さらに言えば強化前のライキリの時点で神雷斬破刀よりやや劣る程度の性能まで来ているので、
    無理に強化を目指さなくてもライキリだけでかなり突き進んでいけるのも強み。
    • 寧ろ、この時点では【伏雷】に使う上質な黒巻き角の入手が厄介だろう。
      上位での一段階強化にジンオウガよりランクが上のモンスターの素材を使うのは、
      他のジンオウ武器も共通だが、他の武器が白海竜の上鱗・上皮だとか迅竜の鋭牙だとかで満足しているのに、
      一個だけ場違いな部位破壊限定素材であり、白海竜の尖角が2本必要なガンランスと並び
      上位ジンオウ武器では作りにくい部類になる。
  • G級武器として真・王牙刀【天威】という強化先が追加された。
    残念ながら、性能的には同ランクで一気に2段階強化できる天雷斬破刀・真打に勝てていないのが実情。
    尤もあちらはあちらで上位までと最終的な雷太刀としては不利なので、G級攻略段階では花をもたせてもいいだろう。
    しかし、今作に於いてこの武器はラギア希少種の冥雷の宝刀への途中経過でしかない。
    一応、冥雷の宝刀は一発生産も可能ではあるが、その場合は冥海竜の雷魂と剛角を1つずつ余分にとられてしまう。
    尤も、こちらも雷狼竜の碧玉と天玉を1つずつ使ってしまうが。
    狼牙刀【悪獄】にも派生できるけど、ライバルが完成すればお役御免なので忘れていいです。

MH4

  • 一発生産か骨刀【狛牙】からの派生でライキリを入手可能。
    その後は王刀ライキリ改⇒王牙刀【伏雷】と強化される他、改からは獄刀リュウコツへ派生する。
  • 性能の方は、高めの雷属性440を持ち、斬れ味は匠でも青ゲージが伸びるだけ…と、
    どことなく太刀版ジンオウガ亜種キラーとでも形容できそうな性能に仕上がっている。
    一応攻撃力も528と及第点ではあるのだが、それでも少々相手を選ぶ武器であろう。
    ただ、デフォルトだと青ゲージの量が心もとないため、できれば斬れ味レベル+1
    それが無理なら業物、最悪でも砥石使用高速化あたりでのフォローは欲しいところ。
  • また、生産・強化の過程で、ほとんどジンオウガの素材しか使わない。
    とはいえ、唯一の別モンスター素材が海竜の蒼玉(≒鎧竜の延髄)だったり、
    ライキリ改にしっかり碧玉が必要だったり(幸い逆鱗は不要だが)するため、
    作成難易度が低いというわけではない。
  • ライバルはラージャン武器の大鬼薙刀か。
    あちらは王牙刀【伏雷】より属性値が低いもののずば抜けた攻撃力627を持ち、
    匠で白30が出るため総合能力でこちらを上回る。
    ただし圧倒的に作成難易度が高いので、容易に作成はできない。

MH4G

  • 3Gと同様に真・王牙刀【天威】に強化後、更にガオウ・バルグリオへと強化できる。
    今回はちゃんとジンオウガの太刀として完成を見た事となる。
  • 攻撃力825に雷属性530と相変わらず属性寄りの能力で、
    同じくG級武器まで強化された鬼神薙刀【阿修羅】と比べて、物理性能で劣り属性値で勝る点も変わらず。
    ただし、伏雷の時点で劣っていた斬れ味ゲージは素の白ゲージ長、斬れ味レベル+1で現れる紫ゲージ長
    共に鬼神薙刀を上回っており、継戦能力を得た事で住み分けができるレベルに達した。
    また、G★3まで上位武器から強化できないあちらと違い、G★2時点で最終強化まで可能な事や*3
    レア度9の為、極限強化も多少容易である点も優れていると言える。
  • しかし、イベントクエストの配信が進み、強力なライバルとして今作で復活した祖龍素材の太刀、
    ミラアンセスフィアが作製できるようになった。
    しかも、その性能は攻撃力、属性値、紫ゲージの長さ全てにおいて上回っており、実質上位互換である。
    スロット数や白ゲージもあわせた継戦能力では上回っているものの、正直大した差とはならない。
    しかしその分入手難易度も非常に高く、こちらを手に入れるまでの繋ぎとしては十分である。
  • ガオウ・バルグリオに強化すると見た目が変わり、鞘の毛が若干フサフサになる他、
    刀身も片刃の太刀らしいかどうかは微妙な見た目に変化する。
    太刀と言うには身幅がかなり太いため、どちらかというとファルシオンに近い感じか。

MHX

  • 王刀ライキリを最終強化することで王牙刀【伏雷】となる。
    ライキリは骨刀【狼牙】LV3から派生可能。
  • Lv3の王刀ライキリまでの時点では今作のメインモンスターの一角であるライゼクスの武器、
    飛竜刀【ベリル】に食われぎみである。
    というのもまず、ジンオウガが登場するのは村★6、対してライゼクスは村★5と作製可能時期でリードされている。
    性能面も攻撃力は殆ど差はなく、属性値はこちらが勝っているが、ベリルの方は生産段階で会心率15%がついている。
    しかもLv3からは会心率が20%にUPし、更に斬れ味レベル+2を発動させると早くも僅かだが白ゲージが現れ始め、
    以降は充分な長さの白ゲージを得られる。残念ながらこちらはライキリの時点では白ゲージは得られず、
    会心率の差もあって物理面で大きな差をつけられてしまっているのである。
    またしても競合ライバルに負けてBOX行き……かに思われたが、王の銘は伊達ではなかった。
    最終強化で底力を見せるのである。
  • 最終強化、王牙刀【伏雷】。その性能は
    • 攻撃力160から200へ一気に上昇
    • 十分な雷属性値34
    • 斬れ味レベル+2で青40白40
    • 嬉しいスロット1
    と、非常に強力に仕上がっている。
  • ベリルの方はどうなったかというと、
    最終強化、エメラルドは攻撃力は180と並の域を出ず、会心率も20%から上がらず、期待値は189。
    ネックだった物理面で見事に逆転した結果となり、属性値も変わらずこちらが上なため、
    斬れ味レベル+2前提なら【伏雷】の勝利である。
    • ただしエメラルドは素で白ゲージを持っている上、斬れ味レベル+1から十分な長さの白ゲージが出るため、
      その場合はスキル構成次第でエメラルドがダメージ期待値で上回る。
      装備次第で使い分けるのが良いだろう。
  • 他の雷属性武器とも比べるとラージャン太刀の鬼薙刀の最終強化、大鬼薙刀と性能が近い。
    あちらは攻撃力が同じだが会心率を10%持っている。しかし斬れ味レベル+2で出る白は30と少し短い。
    属性値も24であり、総合性能は【伏雷】が上といったところ。*4
  • そして、長い歴史を持つ鬼哭斬破刀に至っては【伏雷】が全ての面で勝利し、完全上位互換となっている。

MHXX

真・王牙刀【天威】

  • G級追加に伴い新たな派生先が追加された結果、三振りのジンオウ太刀が登場した。
    新たに追加されたブレイヴスタイルだとブレイヴゲージ満タンで刀身が青いオーラを纏う様になるが、
    コレがこの武器のギミックと非常にマッチしており、
    さながら稲妻自体が刀身を形成しているかのような美しい武器となっている。
  • まず、派生せずに強化した王牙刀【伏雷】は究極強化で真・王牙刀【天威】となる。
    性能は、
    • 属性持ちにしては高い攻撃力320
    • 十分高めの雷属性36
    • あって嬉しいスロット1
    • 素の白は30だが、匠+2で紫40
    攻撃力、属性値、斬れ味の3点が揃った、非常に扱いやすい一振りになっている。
    スタンダードな雷属性太刀として十分に活躍できるだろう。
  • ライバルは前作と同じ真飛竜刀【アレクス】
    素の時点での攻撃力と属性値はほぼ誤差の範囲だが、あちらは最初から紫ゲージが出ている。
    こちらが匠で紫ゲージを出せれば逆転できるので、匠が付けやすい本作ではこちらが有利か。
    ただし超会心構成では、あちらも高い火力を出せる事には留意しておこう。

ガオウ・バルグリオ

  • 伏雷Lv4からの派生強化で王牙刀【奔雷】が登場した。
    真・王牙刀【天淵】を経て究極強化することでガオウ・バルグリオとなる。
    その性能は、
    • 低めの攻撃力290
    • 脅威の雷属性51
    • 拡張性のあるスロット2
    • 素で白ゲージ50、匠追加分は全て白
    物理寄りの派生前とは打って変わって属性寄りとなった。
    紫ゲージを持たない反面、素で十分な長さの白ゲージを持つため、業物の方がコスパが良い。
    属性ダメージが斬れ味に影響されにくいこともあり、性能と斬れ味構成はマッチしていると言える。
    • 属性こそ違えど龍属性太刀のアニマメモリアと性能がほぼ一致している。
      あちらを使っていたハンターなら同じ感覚で扱えるだろう。
  • ここまで見れば決して弱くは無いのだが、
    4Gでの怨敵ミラアンセスフィアがミラアンセスフォリアに銘を変えライバルとなっている。
    あちらは攻撃力300属性値68という凄まじい性能を持ち、
    匠スキルが軽い今作ではやはりこちらが下位互換気味な性能になってしまっている。
    スロットと匠不要の斬れ味を利用すれば差別化は可能なのが救いか。
    • 匠無し運用で似たような武器に、
      イベント武器の極・電撃刀と、他ならないジンオウガの二つ名武器、極・金狼牙刀【奔】がある。
      • 前者は攻撃力300に雷属性40素白40スロ2となっている。
        属性値と斬れ味を犠牲に攻撃力を上げた形になっており、好みで選んでいいレベルだろう。
      • 後者は属性値は電撃刀とガオウの中間で物理性能では両者を上回る高性能な一振り。
        二つ名武器故に狩技ゲージブーストもついているが、
        同時にスロットがないという欠点もあるため差別化はできているだろう。
    W属性に加え抜刀術と属性会心など要求スキルが多いエリアルスタイルの属性特化であれば、
    素で十分なゲージを持つこちらを優先しても良いだろう。
    ただし雷属性攻撃強化+12スロ3等のお守りがあれば、武器スロ無しで上記のスキル構成に斬れ味レベル+2を加えられる。
    まぁ、お守りがあればの話だが・・・
  • エリアル抜刀と似た運用を探ると、各種属性系スキルを盛り込んだうえで、属性会心と見切りを積む形もある。
    会心100%の属性強化の機会は無いが、恒常的に会心率が上がっている点では嬉しい。
    こちらの場合業物や匠+2まで視野に入れるとスキル圧迫が凄まじく、ミラアンセスフィアでは手が届かない
    スロットを備え、業物で事足りる斬れ味を持つガオウでこそ可能と言っていい
    ブシドーブレイヴなど、手数と安全性に恩恵があるスタイルと相性が良いのもポイント。
  • 天威とガオウのどちらも最終強化に獰猛化雷狼竜重殻天玉を要求される。
    ガオウの場合はさらに獰猛な帯電重殻*5が必要になるため、最終強化は少し遅い。
    それでもミラアンセスフォリアよりは圧倒的に早く作れるので、
    属性重視欲しさの繋ぎや、これだからこそ可能なスキル構成のために作っても損はしないだろう。

MHW:I

  • MHW:Iでジンオウガが復活し、導きの地でかのモンスターと遭遇した後に
    各クエストで狩猟できるようになる。
    まず鉄刀【神威】Iから王刀ライキリに派生する。
    この時点では攻撃力792、雷240に白30となっている。
  • そこから天玉などを用いて王刀ライキリ改に、さらに
    霊脈の剛竜骨や古龍の大宝玉などを用いて最終強化、王牙刀【伏雷】となる。
    その性能は
    • 攻撃力858
    • 雷属性450
    • 斬れ味は白50、匠Lv4から紫
    • Lv2スロット×1
    • レア度12
    と、非常にバランスの取れた性能となっている。
  • 生産武器での雷太刀のライバルは、全部で5本。
    • 眩惑乱刀【閃光】IIは攻撃力858、会心率0%、白50までは似通っているが
      紫は出ず属性も480だが解放が必要。スロットはLv3が一つとなっている。
      レア度10でパーツ強化対応であるが、こちらは紫ゲージと素で属性を持っていることで対抗できる。
    • モルダ=ジャナールIIは攻撃力825に会心率20%、雷330にLv1スロットが一つ。
      しかし、斬れ味が素では青で匠がほぼ必須となっている。
      こちらもレア度10でパーツ強化に対応。
    • カガチノダイトウIIは会心率15%、雷510、白40である一方で
      攻撃力が759(太刀でワーストの値)という属性特化の性能。
      カスタム強化周りは上記2振りと同じ。
    • 大鬼薙刀は会心率-15%、属性120、青60の代わりに
      攻撃力1023という物理特化の性能。
      Lv4スロットも一つ持っているが、完成時期はMR100以降と群を抜いて遅い。
      鬼神薙刀【阿修羅】は攻撃力957に会心率15%、斬れ味は紫50と強力。
      属性値が270なこととスロットがないこと以外はほとんど上位互換になっている。
    流石に阿修羅や覚醒武器、MR強化した鑑定武器に対抗していくのは厳しいが、
    前者とはモンスター自体の強さによる作成難易度、後者2つとは強化にかかる手間を考慮すれば
    こちらにも役割はあるだろう。
    なにより、赤龍ノ閃ク刃以外とは武器の特殊ギミックという性能に関係しない
    ところで十分に差別化が可能である。

MHRise

  • World:IBからのジンオウガ続投に合わせ、こちらも生産可能。
    王刀ライキリI→王刀ライキリII→王牙刀【伏雷】の順番で強化され、その性能は
    • 属性持ちとしては高い攻撃力200
    • 会心率、防御力ボーナスはなし
    • 優秀な雷属性値34
    • 素で短い青、匠レベル3から白ゲージが出る。
    • スロットはレベル1が2つ
    • 百竜強化は「攻撃力強化II」or「属性強化【雷】II」or「水棲系特効」
    ジンオウ武器らしくバランスの取れた優秀な性能となっている。
    ラスボス前までライバルとなるのは会心率15%を持つトビカガチの飛雷刀【騒速】だろうか。
    匠3から白ゲージが出るのは同じだが、あちらは素の会心率の分だけ超会心や達人芸と相性が良い。
    しかし攻撃力や属性値はこちらが上回っているため、差別化はしっかりされている。
    またそれら以上に、水棲系特効という百竜強化が強烈。
    水棲系で雷属性が有効というケースは多く、ジンオウ武器は太刀に限らず全武器種で存在感を放っている。
  • Ver.3.0からはラスボス素材などを用いた他の雷属性武器も躍進しているものの、
    いずれもジンオウ武器を脅かすほどのものではなく、水棲系に対する立ち位置は不動。
    ただラスボスの神源ノ雷斬リは属性値が高く空棲系特効もあるほか、
    ラスボス素材による微強化を受けた大鬼薙刀が水棲系特効付きのこちらとほとんど同じ物理火力を有している*6
    ここにも来るとは流石ラージャン。
    あちらは会心率ー10%に属性値も低く斬れ味も非常に短いが、Lv3スロを1つ持つという点で優秀。
    水辺のモンスターだけならこちらが優勢だが、
    それ以外のモンスターも現れるクエストでは使い分けるのもいいだろう。
  • 電撃で刃が大型化するギミックは廃止されてしまったが、
    オーラが白以上で雷光虫が集まるエフェクトが出るようになった。
    ジンオウガの帯電をそのまま太刀に纏わせたような派手なエフェクトで、非常に美しい。

MHR:S

  • マスターランクの実装に伴い、強化先が追加された。
  • Ver.13までは最終強化は真・王牙刀【天威】……ではなく
    MHXXに登場した王牙刀【奔雷】の強化先(バルグリオの一歩手前)、真・王牙刀【天淵】となる。
    そのため、王牙刀【伏雷】の正統派生であった真・王牙刀【天威】は、未登場となっていた。
    コレと同じく設定ミスではないだろうか?
    有志が問い合わせたところやはり設定ミスとのことで、
    Ver.14にて修正が入り真・王牙刀【天威】と変更されることとなった。
  • それはともかく、最終強化の真・王牙刀【天威】の性能は以下の通り。
    • 中々の高さを誇る攻撃力320
    • 会心率0%
    • かなり高い雷属性値55
    • 素で紫10続く白が70、匠でさらに延長可能
    • 痒いところに手が届くスロットLv1×2
    • 百竜装飾品スロットLv2
    全体的に高水準で纏まっている優秀な雷属性太刀となっている。
    また、この性能でありながら王牙刀【伏雷】からの強化ならば、
    雷狼竜の天玉を要求されないという点も魅力的。
  • ライバルは2本存在し、
    • 1つはサンブレイクで急成長した古参武器・鬼神斬破刀改
      あちらは、同じ320の攻撃力、少し劣る雷属性50だが、
      素白80とスロットLv2×1とLv1×1、百竜スロットLv3と負けず劣らずの性能をしている。
      また、あちらはMRが30になった段階で作成でき、こちらと同じくレア素材を要求されないという点も見逃せない。
    • もう1つがこちらもサンブレイクで急成長した飛雷閃刀【鬼討チ】改
      攻撃310に会心率15%、素白50、雷42と全体的にこちらから性能を少し下げたようなものだが、
      匠Lv1か傀異錬成のどちらかで紫が出てくる。この紫が出た状態で比較するとこちらは物理期待値で負け
      極めつけにLv2スロット×2というとんでもないスキル自由度を持っている。
      Ver.11、Ver.12とスキル環境がものすごく選択肢にあふれているため、どちらも押して押されての状態。
    どれも優れた一品であることには変わらないため、最終的には好みで決めてしまっても良いだろう。

MHF

  • ジンオウガが遷悠種として登場したことでこの武器も遷悠武器として登場。
    HR5の素材で王刀ライキリを生産し、G級の素材で王牙刀【伏雷】→真・王牙刀【天威】と強化する。
    最終強化時の性能は以下の通り。
    • 遷悠武器の太刀ではネロ=カラミティに次ぐ攻撃力2395
    • 太刀としては高めの雷属性920
    • 斬れ味レベル+1で十分な量の空ゲージが出現
    一般的なG級武器Lv50と肩を並べる安定感のある性能をしているので、
    雷属性が有効なモンスターを相手にする際は心強いだろう。
    また、遷悠武器の特殊効果によって利便性も高くなっている。

金狼刀ライキリ

MHX

  • 今作にはジンオウガの二つ名個体、金雷公ジンオウガが登場し、その素材から「金狼刀ライキリ」を作製できる。
    それを強化していくことで、最終段階で金狼牙刀【伏雷】となる。その性能は……
    • やや低めの攻撃力180
    • 会心率+10%がそれをフォロー
    • 雷属性太刀2位タイの属性値40
    • 斬れ味は素で青40。匠で出るのは全て白(50)
    • 二つ名武器共通の狩技ゲージの増加とスロット0
    と、王牙刀に比べると物理が抑えられた分、属性と斬れ味が良くなった扱いやすい武器に仕上がっている。
  • 会心率があるとはいえ倍率20差とスロットがないので装備の幅が狭くなることは痛いが、
    太刀固有の狩技は使い勝手の良いものが揃っているため、狩技ゲージが溜まりやすいことは大きな強みである。
    ガンガン狩技を使って高火力を維持したり、痛烈なカウンターを決めていきたい。
  • ただ、この性能を得るためには二つ名武器の強化仕様が立ちはだかる。
    それでも十分な性能であるため、作っても損はないだろう。
  • ギミックが少し変化しており、刃の周りを渦巻く稲妻が迸る。

MHXX

  • 金狼牙刀【伏雷】は究極強化で極・金狼牙刀【奔】に銘を変える。
    その性能は
    • 平均クラスの攻撃力300
    • それを補う会心率10%
    • バルグリオに次ぐ雷属性45
    • 素で白ゲージ50、匠+2で紫ゲージ30
    • 二つ名武器共通の狩技ゲージブースト&スロット0
    と、通常種武器を属性寄りにしたような性能となっている。
    高めの属性値に十分な物理性能を持つこれまた優秀な一品。
    匠で出る紫ゲージは短くなっている為、素の白ゲージ運用が向いているか。
    物理性能では天威やアレクスには敵わないので、属性値と狩技をフルに利用していきたい。
  • 同じ雷属性の二つ名武器として真飛竜刀【アルミナ】が登場している。
    しかしあちらは属性値を犠牲に会心率に特化した物理寄りの一振りとなっており、
    バランス型の此方とは得意な相手が違う。問題無く差別化は可能だろう。

余談

  • 「伏雷」とは、日本神話に登場する八雷神の1人。イザナミの右足にいたと云われている。
    八雷神それぞれが雷の諸要素を表すとする説もあり、
    伏雷は雷雲に潜み伏すように雷光が走る様子を神格化したものと言われている。
  • 強化前のライキリは、その名の通り「雷を切った」と言われる刀のこと。
    現実世界にも何本か存在したとされるが、中でも有名なのは立花道雪のものだろう。
    元は「千鳥」という銘だったが、あるとき彼に対して雷が落ちてきた際、
    とっさに刀を抜き放って落雷を真っ二つに斬り裂いた。
    結果、道雪は半身不随となりながらも辛うじて一命は取り留め、
    以降自身の刀を「雷切」という名へ改めたという。
    • なおジャンプで連載していた漫画「NARUTO」にも
      同じく「雷切」の異名を持つ「千鳥」と言う技があり、こちらの漫画もかなり知名度が高いため
      これを元ネタと思う人もたまにいるが、上記の通り大元のネタは別に存在する。

関連項目

モンスター/ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ/派生作品
モンスター/金雷公ジンオウガ
武器/ジンオウ武器
武器/狼牙刀【悪獄】


*1 前者はMHX、後者はMHRiseで使用されている。
*2 ランバラルムは性能も含めてネタ武器の範疇であり、ロストエデンは斬れ味とスロット数で上記二振りに大きく遅れをとっている。
*3 ラージャンはG★1から乱入モンスターとしては頻繁に登場する為、大鬼薙刀【羅刹】まではやろうと思えばG★1でも強化できる。
*4 というかラージャン武器なのに攻撃力がこちらとタメを張ってるのがおかしいのだが
*5 ちなみに、ジンオウガからは入手できない。またクエスト報酬でも出ない。そしてなぜか獰猛化ベリオロスのクエスト「騎士と氷海の決闘」のサブターゲット報酬で出る。
*6 互いの会心率を0%以上で比較しても期待値は同じままだが、攻撃スキルを積むとこちらが上回る。それでも特効無しの薙刀が期待値をたった1差に抑えているのは流石の一言