目次
概要
- MHRiseにて新登場したブナハブラ素材の操虫棍。
MHXにてガンランスが登場して以来5種類目のブナハブラ武器。
見た目は中世騎兵が用いる円錐型ランスの柄の両端を繋ぎ合わせたような形状をしており、あまり斬撃に適した形状には見えない。
刀身には黒い蔦のようなものが螺旋状に巻きついており*1、柄の部分にはブナハブラ武器を象徴する
ステンドグラスのようなきらびやかな装飾のガード。
下側の刀身の蔦の先は虫笛に続いており、どうやら蔦の出所は虫笛であるようだ。 - これまでのブナハ武器の例に倣うならば、武器銘のリエルはフランス語のLierre(蔦)からと思われる。
性能
MHRise
- 虫武器の先輩として前作から登場しているオルタデントから派生。
大本であるリエルセロは早々にリエルウノの銘に変化し、以降もそのまま強化先が続いている。
派生先は赤い火属性のルージュ、白い氷属性のブラン、黒い龍属性のノワール、緑の麻痺属性ベルデの4つ。
いずれもとにかく大量の甲虫カテゴリ素材を必要とするため
全部作ろうとすればかなりの虫狩りをしなければならないだろう。 - ベルデを除く3種の性能は
- 攻撃力は180(ブランのみ170)
- 属性値は20(ブランのみ18)
- 会心率、防御ボーナスはなし
- 斬れ味はそれなりの青、匠で1から白が出現
- 猟虫レベルは最高のLv8
- スロットはLv3とLv1
- 百竜強化は攻撃力IV、属性III、鉄蟲糸技強化
ルージュとノワールは最終強化にヤツカダキの素材を使用するため完成が遅めで、
完成が早いブランはその分性能に劣る上にその開放タイミングで
ライバルのベリオ棍も開放されてしまい将来性のあるこちらに立場を奪われがち。
上位序盤で強化が終わって終盤を戦い抜くほどの力を持てなかったオルタデントよりはマシだが
こちらも到底一線級の業物たちに並び立つほどのものにはなれなかったようだ。
- 一方で麻痺のベルデの性能の方はと言うと
- 攻撃力はかなり低い170
- 属性値は18
- 会心率、防御ボーナスはなし
- 斬れ味は他3種と同じ長さの青だが、白が出るのは匠3から
- 猟虫レベルは一つ下がってLv7
- スロットはLv1が3つ
- 百竜強化は攻撃力III、属性I、鉄蟲糸技強化
そちらとは属性値とスロットと百竜強化の内容以外全くの互角である。- 麻痺属性値でかなり負けている上にあちらは百竜強化が攻撃IVのため物理性能でもわずかだが勝てない。
スロットの豊富さで麻痺属性値の差を埋められるかは怪しいところだが
他の3種と比べれば攻撃力で大きく引き離されていないだけ全く勝ち目がないわけでもない…はず。
MHR:S
- サンブレイクではMR2よりノワール以外の強化が解禁される。
いずれもMR2時点では実はかなりの業物なので攻略においては作ってみるのも一興である。
何故かルージュのみ銘の変化が一つ多く、最終強化はリエルクアトルージュ、
他3種はリエルトレス●●●となる。
- ベルデを除いた3種の性能は
- 攻撃力は標準的な330
- 属性値はルージュが火32、ブランが氷31、ノワールが龍33
- 会心率、防御ボーナスは相変わらずなし
- 斬れ味は手数武器には少し物足りなさを感じる長さの白、匠でも白が伸びるのみ
- 猟虫レベルは最高のLv15
- スロットはLv4が1つ、Lv1が2つと高い拡張性
- 百竜スロットはLv2
- 特筆すべきは猟虫レベルとスロットだろう。
猟虫レベルによる格差はそれほどでもないとはいえ最高であるに越したことはない。
そして強力な装飾品が多くあるだけうれしいLv4スロットに加え
今作でさらに魅力的な装飾品が増えた一方意外と空いてる防具が少ないLv1スロットを兼ね備えている。
及第点の攻撃性能にこれだけの拡張性を併せ持つことがこれらの武器の強みと言って良いだろう。- 今作は物理偏重のRiseから一転、圧倒的な属性偏重。
ルージュとブランの属性値は低いとまでは言えないものの下から数えた方が早い位置であり、
さらに同攻撃力でこちらより高い属性値を持ち、白ゲージの長さも勝り、
おまけに開放時期も同じかもっと早い暁光の潰棍シルドーサとアウリストアースがいるのが懸念点。
氷属性においてブランの拡張性の高さと競える相手は皆無だが、
火属性のルージュは拡張性の面でも脅かしかねない怪物が控えており立場は少々悪いか。
一方ノワールはこれより壊滅的なレベルで低い属性値のものがいくつかあるおかげで
属性値は及第点という評価に加え、拡張性でも唯一無二の立場で多くの業物と鎬を削っている。
- 今作は物理偏重のRiseから一転、圧倒的な属性偏重。
- 対してリエルトレスベルデの性能はというと
- 攻撃力はわずかに劣る320
- 低めの麻痺22
- 会心率、防御ボーナスはなし
- 斬れ味はそこそこ長い白でなんと匠3から紫が
- 猟虫レベルも一つ下がってLv14
- スロットはLv1が3つと上位の頃から全く変わらず
- 痛恨の百竜スロットLv1
- 今作のライバルも相変わらずハイアーザントップ改のみであるが、
今作においてはさらに攻撃力と百竜スロットで負けてしまっている。
猟虫レベルこそこちらが上回ったものの、猟虫レベルの格差は前作ほどのものではないため明確な優位点とは言い難い。
斬れ味は素の白の長さで勝っており紫も出せるので紫まで出せば斬れ味補正込みの攻撃力で上回れるが、
百竜スロットで各種特効を積まれてしまえば最終火力は競り負けてしまう。
しからばと傀異強化で百竜スロットを拡張し特効の差を埋めれば
今度は攻撃力強化で水をあけられてしまうため、まともに競っても差を縮められない。
お互いに成長しなかったスロットによる拡張性の差で使いどころがあれば…といったところか。- Ver.14の傀異スロットボーナスの追加により、最大拡張で攻撃力+40/斬れ味+20が保証され
紫運用も現実的になったのは嬉しい点。 - しかしVer.15で百竜装飾品、虫激竜珠【2】が追加されたことは逆風か。
猟虫レベルLv13→14で8%程猟虫のパワーが上がる点に活路を見いだせるかどうかが
この武器を活かす鍵となるだろう。
- Ver.14の傀異スロットボーナスの追加により、最大拡張で攻撃力+40/斬れ味+20が保証され