虫系素材及び甲虫種のモンスター素材から作られる武器群。
ひとくちに虫と言っても大まかに分けて
採取、小型甲虫種、大型甲虫種、集会所ラスボスといろいろ種別はあるが、
単に虫武器という場合は主に採取、小型甲虫種から作成できる武器のことを指す。
目次
概要・性能
- 元々が虫の素材から作られているため、全体的に軽量な武器が多く取り回しに長ける。
近接武器では斬れ味に富み、同ランクの武器の中では持久戦を得意とする傾向にある。
モンスターの攻撃を避けつつ休み無く攻め入る様は、
正に甲虫種のモンスターそのものと言えるかもしれない。
比較的スロットも多めで汎用性も高め。
欠点としては物理攻撃力が控えめである傾向が強く、斬れ味低下時の息切れが激しい面がある。
しかし高めの会心率や属性効果でそれを補っている武器も多い。
- 上記でも少しだけ触れたが、虫武器の持つ特殊な性質の一つとして「属性」が挙げられる。
基本的にほとんどの虫素材は、単体では属性エネルギーを持っていない。
しかし、属性エネルギーを持つ他の素材との相性が良いのか、
作成された武器には何らかの属性を持つ武器が多い。
それも麻痺や毒などといった虫らしい状態異常属性だけではなく、
火や氷、雷などといった通常属性を持つ場合もある(むしろ現状としては毒属性の方が少数派である)。
極めつけが、謎の多い異質な属性として知られる龍属性との関係性。
MHP2G以前では虫の素材から作られたボウガンはほとんどが滅龍弾に対応しており、
MH3以降では特に特殊な素材を利用したわけでもないのに、一部の近接武器には龍属性が宿っている。
虫には龍に関する何らかの秘密があるのかもしれない。
- メタ的な視点から見れば、他の属性とは違い龍属性を操る小型モンスターはおらず、
素材となるのは古龍種を筆頭にいずれも強力な大型モンスターばかりのため、
序盤でも揃えられるように配慮しているとも考えられる。
- 一方で「虫」そのものの属性を活かした武器としては、
生きた雷光虫の入った鉄の虫かごをそのまま武器とするバインドキューブの系統が代表的。
ハンター大全で見られる設定画では「MH的解釈のマジック武器」とあるので、
モンハンの世界観を形作る上で象徴的な武器と言えるかも知れない。
- 甲虫種のモンスターの素材は入手法が少々特殊なので、素材集めにはやや苦労する場合がある。
しかし、手法さえ知っていれば、比較的早い段階で生産できるようになる。
生産費用も安上がりで済むものが多いので、序盤は即戦力として投入できるのが強みだが、
序盤で作ることができる武器の性か、ストーリー終盤ではステータス的に厳しくなりがちである。
もっとも、使えない武器ではないものがほとんどなので、腕と工夫次第で充分戦っていける。
- MHR:Sではラスボス撃破後にもしっかりと強化先が用意されている。
「でも所詮は小型モンスター武器でしょ？」などと侮るなかれ。
大型モンスター素材の武器に肩を並べる性能を持つものも見受けられ、待ち受ける過酷な狩猟でも実用に耐えうる。
- この記事のタイトルから操虫棍を連想する人もいるかもしれないが、
操虫棍は虫の素材を使った武器ではなく、虫を利用してハンターを強化する武器である。
残念ながら甲虫種の素材をメインに用いた操虫棍はMH4時点では存在しなかったものの、
蜘蛛型モンスターの操虫棍は存在していた。
- また、MH4では久々に甲虫種のボスモンスターが新たに登場して虫系装備が増加したが、
見た目の特徴として、あちこちのロボットアニメで見たようなデザインがちらほら見られる物になっている。
同時にオウビートシリーズやロワーガシリーズも再び登場しているため、
パロディ満載かつ無駄に格好良い装備が多いという傾向が確立しつつある。
- ランゴスタとカンタロスの素材を用いた武器には「ソニック」の銘がつく物が幾つか見られる。
真っ青な速いハリネズミ?知らないなぁ。
武器一覧
- MHF
- 武器/イエロウラカーン - 太刀
- MHF
- 武器/スカサリバシリシャス - HC大剣
- ブナハブラ素材を用いる武器は非常に厳密な命名規則を持っており、
全ての武器が「武器種を表す接頭辞」+「強化段階を表す数詞*2」+「属性を表す色名*3」で統一されている。
その他の虫武器
関連項目
武器/セルタス武器 - アルセルタス及びゲネル・セルタス素材を用いた武器群。
武器/スキュラ武器 - ネルスキュラ素材を用いた武器群。
武器/アトラル武器 - アトラル・カ素材を用いた武器群。
武器/ヤツカダキ武器 - ヤツカダキ素材を用いた武器群。
