目次
概要
- ムフェト・ジーヴァを討伐することによって得られる剣斧。
布の文字が光るギミックがあるが、もともとビン使用時の派手さがある武器種なので、
気にしていなかったりそもそも気づいていないハンターもちらほら…
覚醒前の初期性能
- 性能は以下の通りで、攻撃力・斬れ味・会心率、ビン等の基本性能はどれも同じ。
ここから覚醒能力を5つ選んで付与していく事で基本性能を強化できる。
また、一部位分の防具のシリーズスキルを付与する事も可能。
名前 | 攻撃力 | 会心率 | 斬れ味(匠LV5) | 属性(龍封力) | 状態異常 | ビン | スロット |
---|---|---|---|---|---|---|---|
赤龍ノ討ツ剣斧 | 945 | 5% | 白40(白90) | 属性値180 (龍封力中) | 状態異常180 (毒・爆破のみ240) | 強撃ビン | Lv4×1 |
- 能力付与前では物理火力は中の上程度で、属性値もあまり高くない。
ビンの追撃によるヒット数増加を考慮すれば、
単に物理重視に限らず、属性重視、状態異常拘束重視など様々な構成が現実的である。
解説
- 他の武器では物理又は属性どちらかが他方よりかなり優れていることが多く、
ダメージを意識してしまい優れた方を選びがち。
しかし、剣斧の場合は生産武器の時点で牙竜剣斧【喰裂】IIのように、
ダメージでは劣っていても睡眠疲労スタンを使いこなすことでかなりの人気を得ていた武器もある。
かつてはガイラ麻痺や皇金麻痺が火力と麻痺拘束の両立により一定の支持を得ていたことも記憶に新しい。
また、ビン効果で弾かれないこともスキルの自由度に一役買っている。
クラッチクローからの零距離属性解放突きという属性を確実に叩き込む手段の存在も追い風となり、
全武器種の中でも武器構成の多様性はピカイチ。
どんな構成でも基本的に腐りにくいことに注目して解説する。
物理重視構成
- 強撃ビンの火力ブーストを最大限活かすためにとにかく攻撃力を重視した構成。
ビンという固有システムはあるものの、もともと強撃ビンということが幸いし、
基本的に他の武器の物理重視構成と同じで構わない。
- 覚醒能力としては攻撃力強化と斬れ味強化あたりが無難。
断滅の一閃【破】のように斬れ味サポート不要のゴリ押し武器にするもよし、
ザルファスマッシャーIIのような達人芸により真価を発揮する武器にしてもよし。
覚醒能力の個数やスキルに関してはテンプレ装備の記事内にある達人芸テンプレを参考に付与するのもいいだろう。
使う属性はどれでも構わないが、手数が多いことを加味すると
爆破、麻痺、弱点属性あたりがサポート程度にはなるだろうか。
属性重視構成
- ムフェト実装以前の環境ではどうしても物理が意識されがちだった。
物理重視武器に張り合えるほどの属性重視構成ができる武器がほとんどなく、
多少属性値が高くても物理を伸ばしたほうが無難という有様。
アップデートで追加されたラージャンとジンオウガ亜種についても、
どちらの武器も物理重視の性能になっていたせいで、
物理重視武器ばかりが潤ってしまう事態になっていたのである。
まあぶっちゃけ多分 こいつが優秀すぎたからだろう…
しかし赤龍武器はもともと物理火力がそこそこある上、覚醒能力により属性値をかなり盛ることが可能。
これならば狩猟に持ち出すにも一考の余地があるだろう。
- 覚醒能力を全て属性に振るのもいいが、属性をメイン火力に据えるのならば、
ビン【強属性】を付与するというのもいいだろう。
覚醒能力ひとつぶん属性値が下がってしまうのと、
強撃ビンの補正も考えればつけないほうが火力自体は出やすいが、
強属性ビンのほうがゲージが溜まりやすく、一線を張れる生産武器がほぼないので、
せっかくなら強属性ビン運用をというハンターもいる。
肉質の影響が物理重視構成よりも少なく、
傷つけを狙いにくい状況でも火力の下がり幅が小さいのは評価ポイント。
シルソル4部位や龍紋カーナ、龍紋一式などをはじめとする
属性重視構成にもってこいの防具も充実しているので、
きちんとフォローさえすれば物理重視にも引けを取らないことは間違いない。
状態異常/拘束重視構成
- 直近では牙竜剣斧【喰裂】II、
MHWではガイラアックス・麻痺や皇金の剣斧・麻痺に代表される構成。
前者は完全な睡眠疲労スタン特化、後者は麻痺と物理火力の両立により有名になった。
覚醒能力とスキルの振り方次第では睡眠スタン特化、火力と状態異常の両立どちらも再現可能。
スタン疲労&睡眠or麻痺構成
- スタン性能や減気効果の確保をするために、ビン【減気】VIは必須。
残りの枠も状態異常強化とするのが無難。
生産武器では睡眠のみだったが、麻痺でも可能になったのは大きな進歩。
睡眠は攻撃を止めるのか続行してもいいのか迷ってしまうこともあるが、
麻痺ならば気にせず殴ればいいというメリットもある。- どちらかというと睡眠の方はぶっ飛ばしすることが前提になっているので、
導きの地での落とし物目当てなら睡眠、
単に拘束による狩猟効率化なら麻痺といった感じで使い分けるといいかもしれない。
- どちらかというと睡眠の方はぶっ飛ばしすることが前提になっているので、
- 物理火力や斬れ味が牙竜剣斧【喰裂】IIより向上しているので、利便性は確実に上がっている。
また、牙竜剣斧【喰裂】IIと違って属性解放Lv3というかなり重いスキルが不要なので、
その分を生存スキルや火力スキルに回せるのが赤龍武器ならではの魅力だろう。
火力拘束両立構成
- ビンはそのままでいいので覚醒能力5枠は自由に使える。
オススメを挙げるとするなら、
状態異常値が心許ないので、状態異常強化はいくつか付与しておきたい。
また、物理火力も必要なため攻撃力強化も付与しておくといいだろう。
- 個々の性能としては各重視構成には劣るものの、汎用性は高い。
ガイラ麻痺のような万能剣斧をもう一度使ってみたいというハンターにはこの構成がマッチするだろう。
余談
- 覚醒能力のビンなのだが、滅龍ビン、毒ビン、麻痺ビンが存在しない。
これは全ての武器に必ず属性か状態異常が付与されている為、
例えば武器の火属性+滅龍ビンや、睡眠属性+麻痺ビン等の、
複数の属性や状態異常を組み合わせる事ができないようにしている為と思われる。
特に滅龍ビンのマイティ=ギアIII、麻痺ビンのボルボドーザーIIは
無撃運用やダブル麻痺運用でそこそこ人気であったので、
同じ構成ができないのは少し残念だが致し方ないだろう。
- その後、ミラボレアスの実装と共に真・黒龍剣斧が登場。
物理に極限まで特化した覚醒武器であってもまったく追いつけない
圧倒的な武器倍率の差によって苦労して手に入れたこの武器もお役御免──
と、いうばかりでもない。
前述の通り、剣斧に関しては減気ビンの存在によって
二種類の拘束系状態異常を扱えるという大きな特徴を有しているためである。
物理に関しては真・黒龍剣斧、属性に関しては皇金剣斧、そして麻痺/睡眠なら覚醒武器、
とここにきて三つの棲み分けがなされたとも言える。
その影で全ての生産武器に居場所はなくなったが