鎌鼬竜の尾で拵えた刀。扱い
やすい細身の刀身は、山野を
駆け巡るのに長けている。
(風ノ賊刀)
とある義賊が愛用したと伝わる
業物。その太刀筋はさながら
狂風のようだったという。
(風鎌刀ウンギル)
荒れ狂う風にも負けず、刀身に
宿るは正義の心。その一太刀で
猟場の不穏は斬り払われる。
(大風鎌刀ボルダス)
目次
概要
- MHRiseにて新登場したモンスター、鎌鼬竜オサイズチの素材で作られる太刀。
- オサイズチの刃尾をそのまま使ったかのような、先端が少し鎌状になった青い刀身となっている。
性能
MHRise
- ボーンサイスからの派生強化、もしくは一発生産で作製可能。
攻撃力70、会心率10%、緑40の斬れ味と最序盤の武器としてはかなり優秀である。
特に、斬れ味の緑40が嬉しい。この時期の他の太刀に比べれば攻撃力こそ少し劣ってはいるが、
斬れ味が黄色と緑では大きな差があるので優先して作製したいところである。
里★4への緊急クエストの相手であるビシュテンゴの素材を使用することで強化できる。
攻撃力は+30され、会心率も5%上昇と順当に強化されるが、
この頃になると他の太刀も十分な長さの緑ゲージを備えるようになっており、
また性能が似ている且つ僅かながらも上であるピコ・セイフの存在も大きく
敢えてこの太刀を使う理由が特にないのが実情。
なお、ここからダークサイスへ派生強化が可能。
- 上位に上がり、最終強化をすると風鎌刀ウンギルとなる。その性能は……
- かなり低い攻撃力140
- 変わらない会心率+15%
- 斬れ味は青50、匠Lv1から白が出て最大50
- スロットはLv2とLv1が1つずつ
- 百竜強化は「会心率強化III」、「小型特効」、「オトモへの采配術」
素で青50の斬れ味、匠で出るのが全て白というのは非常に優秀なのだが、それぐらいしか長所がない。
- 強化にはレア素材である鳥竜玉が必要になる。
だが、それは性能が似通っていたピコ・セイフの最終強化、ピコ・プリセイフや
アケノ太刀の暁の刺刀シルカヴァレといった同じ鳥竜種たちの武器にも使用するため、
そちらに使った方が大凡いいだろう。
MHR:S
- 風鎌刀ウンギル改として早々にMR武器化を果たす。
MRオサイズチ素材とMR大社跡の骨塚素材で完成するので、MR突入からすぐに強化可能。
攻撃力が230まで一気に伸び、斬れ味も青70まで延長されるので、
ダークサイスへ派生しないまま倉庫で眠っているなら久々に活躍できる。
だが、強化のラインは出ているにもかかわらず一向に次の強化段階が登場せず、
序盤のつなぎを終えた後は再び型落ちの悲しみを背負うことになってしまう。
- 強化ラインの先は究極強化である大風鎌刀ボルダス。
なんとストーリークリア後の登場だが、傀異した皮の入手がMR10ですぐ解禁されるので、
究極強化としてもやはり登場は早い。
肝心の性能だが……- やや低めの攻撃力310
- ここに来て強化された会心率+25%
- 斬れ味は白80、匠Lv3から紫
- 通常スロットはLv3とLv2が1つずつ
- 百竜装飾品スロットはLv1
攻撃力も高会心型としてはむしろ恵まれており、会心25%でデメリットなしは中々オイシイ。
これ以上の会心率を取ると攻撃力が300を割ったり、継戦能力維持に斬れ味ケアが必要になってくる。- ただ、本作の環境ではスキルで会心率を比較的盛りやすく、特に太刀では抜刀術【技】を活用しやすいため、
立ち回りに居合を折り混ぜたり、ワンチャンスに気刃解放斬りを狙う戦い方では差が出にくい。
カウンターは見切り斬りや剛・気刃斬りで対処、チャンスには気刃兜割を狙っていく、
あまり納刀しないスタイルでこそ輝くタイプと言えるだろう。 - 百竜スロットがLv1であるのも中々痛いところ。
○○特効の価値は属性太刀以上に高いのだが、それを採用するのに傀異錬成の枠をかなり喰われてしまう。
いっそのこと会心率強化を選んで5%の端数を調整し、キリ良く100%会心を取っていくのも良いだろう。
見切り7+渾身3と合わせて25+5+40+30で無駄なく会心100となれる。
無属性なので出来るだけ弱点部位を叩いて弱点特効を使いたいがそれなら他の太刀で会心100も達成できるため、
肉質40前後かつ殴りやすい部位を持ち属性の通りが悪いモンスターを相手取りたいところ。 - Ver.15では傀異スロットが10枠まで増加し、
百竜装飾品スロットLv拡張の4枠と会心率強化の3枠を使っても3枠残るようになった。
また、Ver.14からは傀異スロットを拡張するだけで斬れ味も上がるようになり、斬れ味強化Lv1と合わせることで
素紫を獲得できるようになった。
余談
- オサイズチ武器の最終強化には有名な義賊・盗賊の名前を元にした名前が入る。
本武器は18世紀初頭の沖縄で活躍したとされている運玉義留(うんたまぎるー)からだろう。
当時運玉義留は金持ちに仕えていたが、
主人に「百姓のお前はどう頑張っても身分を上げることなど出来ない」と言われた。
それに憤慨した運玉義留は義賊となり、王族や士族の家に盗みを働き、
奪った金品を百姓へ分け与えたとされている。- …と言うのが運玉義留の伝説なのだが、実際にはこのようなことは無かったと言われており、
運玉義留は架空の人物である。
- …と言うのが運玉義留の伝説なのだが、実際にはこのようなことは無かったと言われており、