モンスター/オサイズチ

Last-modified: 2021-05-12 (水) 01:14:33
種族
鳥竜種
別名
鎌鼬竜(れんゆうりゅう)
英語表記
Great Izuchi
危険度
MHRise:★1
登場作品
MHRise
狩猟地
大社跡, 寒冷群島

目次

生態・特徴

橙色の毛皮と逆立った白い毛や目元の青い毛、そして鎌のように発達した尻尾が特徴的な鳥竜種。
飛行能力を持たない鳥竜種の一種であり、体格はやや細め。
イズチ達を率いるリーダーであり、その体躯は一般のイズチの数倍に達する。
比較的温暖なカムラの里の近辺での目撃情報が多いが、
寒冷地にも生息しており、ドスバギィらと縄張りを争っている。
リーダーと言っても、イズチ達を無暗矢鱈に呼び寄せ数で圧倒するような戦法は好まず、
群れの中から選りすぐった精鋭の2頭だけを引き連れて縄張りを巡回している。
この精鋭達はオサイズチの命令に呼応して攻撃を行い、三位一体の連携によって獲物や外敵を翻弄する。
その特徴と鎌のような尻尾から、ハンターズギルドでは《鎌鼬竜》とも呼称している。
鎌のような尻尾、刃尾は勿論戦闘で如何なく武器として使用される。
尻尾による攻撃は風に例えられる程に自由自在であり、その切れ味も竹数本をまとめて両断するほど。
単に振り回すだけでなく頭上から振り下ろして必殺の一撃を試みることもある。
足の爪を食い込ませることで短時間ならば岩壁に張り付くことも可能で、跳躍と共に尾を振り下ろす攻撃を行うこともある。
しかし、あまりに鋭すぎる故か振り下ろした時に先端が地面に突き刺さってしまう時があり、
その時に尻尾に衝撃を受けると引っこ抜け、勢い余って転倒してしまうという。
精鋭のイズチに対しては世話を欠かさない習性であり、外敵と遭遇していない時に
道端に座り込んで精鋭達の毛の手入れをしてやっている姿が報告されている。

概要

          鎌風陣 迫り来る 鎌風陣 攻め寄せる
長の鎌風 来たりなば (すで)に土壇場 枚おろし               
  • MHRiseで登場した鳥竜種のモンスター。「ドス」が付いていないがイズチ達のボスにあたる。
    イズチ達の長、という事でオサイズチなのだろう。
    英語で大鎌を意味する「サイズ(scythe)」もかかっているかもしれない。
    新規のドス鳥竜の恒例か、オサイズチも最序盤に登場するモンスターになっている。
  • その作品で最初に戦う中型モンスターとして、シリーズで初めてドスがつかないモンスターにしてドス鳥竜となった。
    立ち位置は他シリーズと全く変わらないが。
  • ドス鳥竜では初の、緑豊かな場所に生息しながら、寒冷地にも姿を見せるモンスターとなった。
    元ネタとなった鎌鼬も雪深い地域で多く言い伝えられているので、それほど不自然な生息地ではないともいえる。
    • オサイズチとは逆に、寒冷地がホームグラウンドだが温暖湿潤な地域にも出没するドス鳥竜として
      ドスバギィという前例がいたりはする。
      あれは魔境モガの森の特異な環境が生み出したイレギュラーかもしれないが。
  • 順当に里クエストから進める場合、
    今作の琵琶と語りが入る登場ムービーを初めて見る機会になるだろう。
    初見で日本文芸の前知識がないと、人によっては面食らうかもしれないが、
    琵琶の語りと共に鎌を振り下ろすオサイズチはなかなかキマっていてカッコいいので、
    今作の仕様に慣れた後にもう一度見てみるのも面白いかもしれない。
    三枚おろしと言っているが、三刃で三枚おろしなら一発外していることには気付いてはいけない。
  • オサイズチも部下であるイズチ達を呼び出すのだが、
    大量に呼び出す訳では無く常に引き連れている精鋭の2体だけ。
    この精鋭のイズチらはよく訓練されているらしく、オサイズチの命令や攻撃に合わせて攻撃を行う。
    と言っても、それ以外の体力などは普通のイズチと変わらないため、範囲の広い武器なら
    オサイズチへの攻撃のついでに簡単に討伐できる。
    部下がいなくなっても命令の咆哮を行う姿にはどこか哀愁が漂っている。
    • 慣れないうちはオサイズチの攻撃を避けてもイズチの攻撃に引っかかるという事故も起こりうる。
      巻き込んで部下を蹴散らしておくのは実際に有効な戦い方である。
  • "鎌"鼬竜らしく、尻尾の先端は鎌状の鋭い刃物のように発達している。
    オサイズチの攻撃はこの尻尾を利用した攻撃が中心となり、
    溜めの後に素早く一回転させたり思い切り真上から地面に振り下ろしたりする。
    たかがドス鳥竜と侮ってはいけない。特筆すべきは攻撃範囲の広さである。
    体格に比して尻尾は非常に長く、攻撃範囲は中型モンスターの中では頭一つ抜けている。
    また、中型鳥竜にしては珍しく、ハンターを吹き飛ばす高威力の技を複数繰り出してくるのも特徴。
    最序盤のモンスターが、一丁前にビターンを連発してくるとは誰が予想できるだろうか。
    大技として、精鋭に命令を出した後に、回転しながら前進し最後に叩きつける、というものもある。
    ダメージが高いのは勿論、イズチ達の攻撃もこの時は強力になり、吹っ飛んでしまうので注意。
    • 壁が近くにあると三角跳びの要領で壁にしがみついてから跳躍し尻尾を叩きつけてくることもある。
      寒冷群島のエリア4が寝床ということもあり一番目にしやすいか。
      大社跡でもエリア8などで使用してくる。
    • 尻尾を叩きつける大技の後は先端が地面に突き刺さり、しばらく動けなくなる。
      この時に尻尾にダメージを与えると派手に回転してすっ転び、落とし物も落とす。
      ただし、少し緩く尻尾を振り下ろした時はフェイントで、直後に本命の一撃が来るので、反撃のタイミングを見誤らないよう注意したい。
  • 同じく尻尾が特徴的なドスマッカォの様に、部位破壊箇所は頭部と尻尾の二つ。
    尻尾は鎌の部分がボロボロになるだけだが、
    頭の部位破壊をすると鼻先の黒い部分が無くなってしまう。
    毛が無くなっただけだろうが、初見だと鼻が無くなったかのようにも見えてしまう。
  • 距離が開いているとブレスを放つことがある。
    水しぶきが舞っているので一見水属性に見えるが、意外なことに無属性。
    モンハン世界では鼻水ですら水属性になり得るが、一体何を吐いているのだろうか……。
    しかしあちらも厳密には鼻水ではなく、ロアルドロスのそれと似た特殊な粘液である。
    • モチーフに倣えば「傷を治す」要素が何かしらあっても違和感はなく
      一方現実世界において、ちょっとしたケガに対して「唾をつけとけば治る」なんて言うこともあるため
      このブレスの正体は唾液である、という見方も。
      浴びると活力剤の効果が得られる等、タマミツネの回復泡のような
      プレイヤーにとってメリットになる要素になりえたかもしれないが、果たして……
  • 操竜状態の攻撃では、↓+Aの尻尾を叩きつける強攻撃が強力。
    一瞬の溜め時間はあるものの攻撃が非常に素早く、回避キャンセルで連発できる。
    いっぽう回避ができないと長時間の隙を晒すので翔蟲ゲージの残量には常に気を配りたい。
    また、尻尾回転しながら突進する技も範囲が広く、敵に当てやすくて優秀。
    今作の他のドス鳥竜と違って操竜大技に追加効果は無い。
    • 操竜しても精鋭のイズチ達はきっちりリーダーについていき、
      操竜大技を発動すると、突進パンチからの叩きつけコンボに精鋭達も参加してくれる。
  • MHRiseの体験版である「MONSTER HUNTER RISE DEMO」で初心者向けクエストの相手として登場した。
    今までのドス鳥竜と同じだとタカを括って挑んだハンターは
    攻撃範囲が広い尾とイズチの連携によって思わぬ苦戦を強いられること請け合い。
    ただし今作の仕様に慣れれば、肉質も柔らかく最序盤の相手らしい隙もしっかり存在する相手なので
    テンポ良く倒す事が出来るだろう。
    そして操竜の使い勝手の良さに気付いたハンターに連れ回される事となる。

武具

  • オサイズチから作られる武器はやはりその特徴的な尻尾を活かしたものが多く、
    切断武器ではいずれも尻尾を丸ごと使ったような刀身を持つ。
    打撃武器では流石にそうではないが、狩猟笛はまるで風車のように刃尾を4本あしらったものになっており、しかも抜刀中はクルクル回る。
    ちなみに、大剣とハンマーは皮ペタ武器を思い起こすデザインになっている。
    一応、ベースとなっている骨武器は単体では存在しないデザインなので完全オリジナルとは言えるが。
    といっても本来ジャギィの大剣ランポスの操虫棍など、序盤の鳥竜種の皮を骨武器や鉱石武器に貼り付けたデザインはよくあるものである。
    • 性能は、最序盤に作れるだけあって控えめ。序盤では貴重な会心率が付くという特徴がある。
      また、地味にシリーズでは初となる5%刻みではない会心率が付与された武器でもある。
      上位に昇格してもすぐに作れ、青ゲージも出現するので使いやすいが
      流石にランク相応という事か、低めの攻撃力のままで最終強化を迎えるので最後まで使うのは厳しい。
    • 百竜スキルは「会心率強化III」「小型特効」「オトモへの采配術」を付与可能。
  • 防具はイズチシリーズ。かつて大盗賊が愛用したらしく、説明文でやけにその大盗賊の好みなどが紹介される。
    スキルは一式で見切り、回復速度、体術が発動する。
    オサイズチのモチーフを鑑みるに、転ばせる(体術)→斬りつける(見切り)→傷を癒す(回復速度)ということでのチョイスだろうか。
    弓などスタミナの固定消費が激しい武器にとっては最序盤で体術付きの装備はありがたい。
    イズチSの胴と腰は見切りLv2が発動するため、上位序盤の火力補強としても使えるだろう。

余談

  • 別名のように、イズチおよびオサイズチのモチーフとなった妖怪は「鎌鼬(かまいたち)」である。
    3匹が組になって行動するという習性も鎌鼬をモチーフとしたものであり、
    妖怪の鎌鼬は3匹組みとなって風と共に現れ、
    1匹目が相手を転ばせ、2匹目が鎌のような爪で相手を切り裂き、3匹目は傷口に特殊な薬を塗るという行動をとる。
    そのため突風の後に痛みや出血の無い切り傷が残るとされている。
    • また、公式資料によると大きく裂けてる口の部分は「口裂け女」のイメージを入れているらしい。
  • イズチという名前は、鎌鼬の地域による別名の一つ「飯縄(いづな)」と
    (いたち)」を組み合わせたものだろう。
    • ちなみに、「飯縄」は現代語では一般的に「イイズナ」と読み、
      実在の小型イタチであるイイズナのことを指す。
      このイイズナはキツネの妖怪である「管狐(くだぎつね)」と同一視されることがあった。

素材

鎌鼬竜の皮
オサイズチの皮。
子分のイズチよりも発色の強い皮は、群れの長の威厳を感じさせる。
より上質なものは「上毛皮」と呼ばれ、軽量かつ丈夫であり、
その鮮やかな橙色も相まって需要の高い素材となっている。
鎌鼬竜の毛
オサイズチの首元や頭部に生える毛。
白と橙色のグラデーションが特徴。
より上質なものは「上毛」と呼ばれ、美しい色合いと僅かな風でも揺れる程滑らかな質感が特徴。
鎌鼬竜の刃尾
オサイズチの鎌状の尻尾。
群れの長はその尾を操り、風のように対象を斬りつける。
風に磨かれ、さらに切れ味を増したものは「上刃尾」と呼ばれる。

関連項目

モンスター/イズチ
モンハン用語/ドス
モンスター/ドスランポス - 同ポジションのドス鳥竜1
モンスター/ドスジャギィ - 同ポジションのドス鳥竜2。ベースの骨格が同じ
モンスター/ドスマッカォ - 同ポジションのドス鳥竜3。尻尾を使った攻撃を得意とする点も共通

オサイズチ素材の装備

武器/風ノ賊笛 - 狩猟笛