MHR:Sにて初登場となった素材アイテムの一つ。
概要
- 特殊な交易ルートから入手された宝箱。
元々はとある海域に沈んでいた代物らしく、全ての詳細は不明。
頑丈な錠が取り付けられており、その上周囲は錆だらけで微塵も開く気配が無い状態。
- 交易船において、オトモにウラ交易を依頼した際に時折入手してくる特殊なアイテム。
「海底から引き上げられた宝箱」というだけで素晴らしくロマンがある。
是非とも開けてみたいところなのだが、前述のようにまるで開く気配は無く、
残念ながら対応する鍵やピッキングツールが手に入る事も無い。
どんなものが入っているのか分からないので迂闊に箱を破壊するわけにもいかず、結論としてその中身は永遠の謎。
- しかし、ある意味で最大の問題は、
そんな代物がアイルーやガルクを経由してハンターの手に渡ってしまった事である。
ご存じの通り、ハンターは何故か用途不明の物品は手当たり次第に工房に持ち込む習性を持っており、
工房の職人たちも持ち込まれたアイテムはとりあえず武具に加工してしまう習性を持つ人種である。
それはこの海から引き上げられたロマンの塊とて例外ではなく……。- そんな訳で、入手したものの開ける事を即刻諦めたハンターは、いつものノリで宝箱を工房へ持ち込んだ模様。
そして工房も工房で何の疑問も抱かずこの代物を「素材」扱いし、
バルバニアシリーズという新装備を開発してしまった。
当の宝箱がいったいどこに使われたのかは不明である。- 実際に素材として使われた訳ではなく、加工屋から王国の学者などの手に渡り、
歴史研究対象のような形で使われている可能性もある。
そして、その見返りに貴重な素材が王国から加工屋へと融通され、
バルバニアシリーズに加工されているとすれば説明はつく。
- 実際に素材として使われた訳ではなく、加工屋から王国の学者などの手に渡り、
- 仮に宝箱をそのまま使ったら使ったで、どこかの変態企業の貪欲者*1よろしく
どデカい宝箱を頭にかぶる羽目になりそうなものではあるが。
それはそれでニッチな需要が生まれそうなものである。
- そんな訳で、入手したものの開ける事を即刻諦めたハンターは、いつものノリで宝箱を工房へ持ち込んだ模様。
- ちなみにこのアイテムを加工せず、そのまま売却する事ももちろん可能。
しかし、何が入っているのか分からないまま売り払ってしまうため、取引価格は一定である。*2
結局、加工するにしても売り払うにしてもハンターがその宝箱の中身を知る機会は決して訪れず、
かと言ってその事に未練を感じる様子も一切見られない。- もしかしたら、福袋的な需要があったりするのかもしれない。
中身が一切分からないからこそ価値があり、その状態のまま一般的な店で販売され、
それを買った客が中身に一喜一憂すると言った娯楽が存在する可能性もある。
その場合どうやって解錠するかは結局謎ではあるが、
ハンターが利用することがないだけで実際は解錠師や解体屋といった職業も存在してもおかしくはない。
- もしかしたら、福袋的な需要があったりするのかもしれない。
余談
- アイコンはトラップツール等の「箱」ではなく特産品のマップアイコンと同じ。
「袋」の上に「?」が重なったものである。
- 上述した通り、ゲームシステム的に本アイテムはただのいち防具の素材でしかないのだが、
ウラ交易といういかにもな手段で手に入ること、いかにも中に何か貴重なものが入っていそうな説明文から、
古参のハンターほど「錆を研磨したり、鍵のアイテムと調合したりすることで中身のアイテムが手に入るのでは?」
…と、変な早とちりをしてしまいやすい。
- 誤表記されやすいアイテムの1つ。「鍵」ではなく、「錠」の掛かった宝箱である。
- 「錠」とはドアや金庫などの開けてほしくないものを施錠することで、
容易に開かなくさせるさせる仕組み(鍵穴や南京錠など)のことを指し、英語で言うとrockに相当する。
「錠」ではなく「鍵がかかっている」でも基本的に日常生活では通じるのだが、
開封するための鍵が見つからない本アイテムではニュアンス的に「錠」が適しているだろう。
- 「錠」とはドアや金庫などの開けてほしくないものを施錠することで、
関連項目
システム/アイテムを増やす - 入手元の交易船ウラ交易について記載
防具/バルバニアシリーズ - これを素材として生産できる防具
アイテム/海賊の財宝 - ある意味このアイテムの前身。こちらは中身が分かっているためか「素材」にはならない
アイテム/石像の拳 - 詳細は不明ながらも間違いなく「本来の用途」は無視された素材アイテムの先輩
アイテム/欠けた石像 - 同上
防具/海賊Jシリーズ - 旧シリーズで御馴染の海賊装備。オトモ装備には大海賊の宝箱をそのまま防具にした物も。
フィールド/宝箱 - 派生作品に登場する宝箱関連はこちら、こっちはちゃんと本来の使い方がされている