BGM/ヴァルハザク戦闘BGM

Last-modified: 2024-03-05 (火) 22:16:18

目次

黄泉を統べる死を纏う者 ~ ヴァルハザク

使用作品
MHWorld、MHW:I
収録
モンスターハンター:ワールド オリジナル・サウンドトラック
  • 屍套龍ヴァルハザク戦にて使用されているBGM。
    サウンドトラックのライナーノーツによると、
    曲のモチーフ・イメージとして「死神」や「死の舞踏」、「ネガティブな考えによる負の連鎖」が挙げられている。
    特に曲の前半部分はそういった不穏な雰囲気を感じさせる事だろう。
    とはいえ、全体的にはキャッチーなメロディが多く、意外にも正統派の曲に仕上がっている。
    そのため、「ファンタジー系作品でドラゴンに挑む際の勇壮な曲」といった印象を受ける人もいるかもしれない。
    • 途中の落ち着いた部分でよく聞こえるが、宗教音楽でよく使われるチェンバロも使われており、
      鎮魂や墓所のようなイメージも感じさせる。
    • サビを奏でる楽器が次々と変わっていくのは、男女混声のオペラをイメージしているとの事。
  • 海外でのタイトルは「Keeper of Hades」。
    「Hades」はギリシア神話の冥界の統治を務める神の名であり、
    転じて「死者の国」や「地獄」を意味する言葉としても用いられる。
    前半の「Keeper」(管理者、番人)も合わせて直訳すれば「地獄の番人」といったところか。
    こちらはこちらでヴァルハザクらしいが、日本のタイトルとは若干「立ち位置」が違って聞こえる。

乗り状態

  • MHW仕様の楽曲はモンスターに乗り状態になると曲に変化が加わるという特徴があるが、
    本曲で乗り状態になるとスネアなど軽く軽快なパーカッションが追加される。
    他の曲と比べるとパーカッションがそれほど目立ってはいないのだが、
    裏で延々とものすごい速さでリズムが刻まれているので曲全体が気持ち早く感じる。

黄泉を統べる死を纏う者 ~ ヴァルハザク: The Chase

使用作品
MHWorld、MHW:I
収録
モンスターハンター:ワールド オリジナル・サウンドトラック
  • エリア移動したヴァルハザクの追跡中に流れるBGM。
  • リズムにドラムスが追加されており、疾走感・焦燥感・そして何処か悲壮感のあるアレンジとなっている。
    その一方で原曲にもあったチェンバロの音色がよく聞こえるようになっており、荘厳な雰囲気も残っている。
    ループ直前の部分は戦闘側には無かったパートであり、まるでダークファンタジー作品の曲のようである。
    • ちなみにこのループ直前の旋律はバッハの「Invention No. 2」という楽曲のオマージュであると、
      サウンドトラックのライナーノーツで解説されている。

余談

  • ネロミェール戦BGMと聴き比べると、
    曲の構成が似ており、各フレーズが補完されるかのように構成されていることがわかる。
    • この現象について公式からの明言は今の所無い。
      2曲の作曲者が同じため偶然似た可能性も考えられるが、
      今後メディア展開などでの解説を期待したいところである。
    • また、この曲の前半部分に「塔に現る幻」に似たフレーズも現れるが、
      こちらは特に関連付ける理由も無く、偶然似ただけであろう。

関連項目

モンスター/ヴァルハザク
モンスター/死を纏うヴァルハザク