目次
現実世界における「銀行」 
- 最も広義には、中央銀行、特殊銀行などの政策金融機関、預貯金取扱金融機関などの総称。
また、預金の受入れと資金の貸出しを併せて行う業者として、
各国において「銀行」として規制に服する金融機関のこと(Wikipediaより一部改変)。
モンハンにおける「銀行」 
- 「倒しやすく、且つ素材が高値で売れるモンスター」のこと。
「金策」のターゲットにされるモンスターと言い換えても良いだろう。
さくっと倒して素材を入手し、それを売り捌いて比較的手軽に大金を手に入れる一連の過程が、
あたかも銀行からお金を引き出して資金を調達しているかのように思えることから
この呼び名が定着したと思われる。
預金を引き出すというより資金源を毟り取っている訳だが。- 効率が良くなければ金策として認知されない為、
銀行ポジションにはハメなどで迅速に討伐できるモンスターが抜擢されることが常である。
討伐に時間が掛かるモンスター、特殊なギミックが搭載されたモンスターなどは、
例え素材が高価で売れるとしても敬遠されることが多い。 - 慣れればカモにしやすいが素材は高価で売れる(=設定上は極めて希少な素材)…ということで、
やはりお呼びが掛かるのは動きを読みやすい超大型の古龍種或いは古龍級生物である割合が多い。
希少種などと違い元々討伐一択なので、捕獲を考慮して手加減する必要が全くないのも一因。
- 効率が良くなければ金策として認知されない為、
- 時間あたりの手軽さも重要なため、炭鉱夫など
結果として大金は集まるが時間がかかると言うケースは「銀行」や「金策」の文脈で語られない。
もちろん、短時間で荒稼ぎするよりも気長に小銭を貯め込む方が好きなら銀行に頼らず稼いでも良いし、
しばらく炭鉱夫に転職する予定があるなら、ハンターとしての支出が減るのも含めてお金は貯まるので、
無理に銀行通いと採掘業を両立する必要も無い。
- なお、モンハン世界において上述した現実の銀行に近い金融機関の存在は確認されていない。
ハンターがため込むウン百万(下手すればウン千万)のゼニーや大量の素材をギルドが保管している可能性もあるが、
その手のシステム周りについては曖昧なままなので、実際にどうなのかは不明である。
アカム銀行 
- 一番有名なのは、MHP2(G)のアカムトルムであろう。
素材がどれも非常に高値で取引される点はもちろん、
アカムトルムは全体的に動作が大振りだったり、予備動作がわかりやすいため攻撃を回避しやすく、
ラスボスながら慣れてしまえばいとも簡単に倒せてしまう。
さらに、バグを利用した高台ハメも行う事が出来、高台ハメのコツさえ掴んでしまえば誰でも倒せる。
そのため、一部のプレイヤーからは「アカム銀行」「ATM (AkamuToruMu)*1」等と呼ばれ、
資金繰りに困ったらとりあえずアカムトルムを乱獲して金を稼ぐ……というやり方が定着していた。
特にMHP2GではG級が追加され、強力なG級装備で上位クエストに挑めるようになってしまったため、
こうした傾向はますます強くなった。
- その後のMHP3では強化され、一時は銀行の汚名を返上するかと思われた。
…しかし、パターンを把握してしまえばやはり大した脅威ではないことが判明。
やはり銀行の称号を不動のものとした。
- ナンバリング初参戦のMH4では後方噛み付き&薙ぎ払いが追加。
強化に次ぐ強化を施されたことや、狩猟地が溶岩島に変更されたことで、
真正面から戦う場合はなかなか歯ごたえのある相手になり、銀行の汚名は返上…かと思われた。
ところが、諸々の仕様から閃光玉で簡単にハメられることが判明。
閃光玉で拘束しつつ貫通弾しゃがめよによって蜂の巣にする戦法が蔓延*2し、
残念ながら銀行からの脱却とはならなかった。
当然だが、強化個体に関しては話が別。
圧倒的な攻撃力を前に、プレイヤー間では「ATMが遂に真の力を見せた」として恐れられた。
- MH4Gでは念願のG級個体が登場。
しかし基本的に閃光ハメはそのまま通じるため、状況はMH4とほぼ同様である。
素材の売却価格は厚鱗や重殻ですら1万zを超え、重尾や極大牙などに至っては2万zを超えており、
史上最高額を引き出せる銀行となってしまった。
- MHXでは貫通弾、しゃがめよがリストラ、アカムトルム自身の体力値も向上したなどの環境の変化に加え、
ATM同様に美味しい銀行が登場したことで、若干ながら状況が改善した。
尤も、相変わらず閃光玉ハメは通用するし、エリアルスタイルで武器に問わず乗れて拘束手段が増え、
新素材である大竜結晶も高値で売却できることから、まだまだ銀行としては現役ではある。
閃光ハメという戦法を用いる関係上、ATM銀行のほうがやや廃人向けとは言えるか。
- MHXXでは遂にこの指定席を明け渡すことに成功した。
こうして一旦はアカム銀行も経営破綻して、10年の歴史を閉じたのである。
- なおMH4、4G、Xではオンでの部屋の名前(目的)は用意された定型文から選ぶ方式となっているのだが、
そして、選択肢中には「お金稼ぎ重視」というものがある。
目的が何であれ、「お金稼ぎ重視」のアカムトルム討伐部屋が乱立したのは言うまでもない。
勿論、ネタでも何でもなく真面目にアカム素材を金策にしようという意図の場合もある。
その他の事例 
ショウグンギザミ 
- MH2ではオンラインサービスの終了、MHFではアカムトルムの実装から始まり、
各種救済クエストの登場もあってショウグンギザミの主要銀行としての役目は終了したと言える。
…と思われていたのだが、2017年8月2日にMHFでG級版逆襲クエストが実装されてしまった。
イャンクック 
- MHP2(G)では下位向けの金策として注目されたのがイャンクック討伐訓練。
- イャンクック討伐訓練の遠距離武器部門には、ライトボウガンのサンドフォールが選択されている。
この武器はLV2通常弾の5連速射があり、明らかに場違いな性能をしているのである。
イャンクックの頭は弾肉質が脆いこともあり、LV2通常弾速射だけで20秒台で叩きのめすことができる。
報酬のクックコインがそこそこの金額で売却でき、スコアもポッケポイントに還元されるので、
怪力の種栽培と並行して行われることが多かった。
流石に上位以降の金策としては苦しくなってくるので、
上位序盤の武具を揃えられたらギザミやアカムと契約を結ぼう。
ナバルデウス亜種 
- MH3Gではナバルデウス亜種がアカムトルムに代わる「銀行」として乱獲の憂き目に遭っている。
- 今作ではLV3通常弾の跳弾の軌道が変化して多段ヒットしやすくなっており、
特に水中では弾速の関係か更に多段ヒットしやすく、簡単に大ダメージを狙えるようになっている。
このため、ヘビィボウガンでナバルデウス亜種に対してLV3通常弾を撃ち続けると、
早い人は0分針で、ヘビィボウガンにあまり慣れていない人でも10分針程度で沈めることが可能である。
対象クエストのクリアがG級昇格条件である(=初回は上位装備で挑まなければならない)ためか
攻撃力は他のG級のモンスターに比べると控えめであり、それも倒しやすい理由と言えるだろう。
しかし、G級昇格試験を務める古龍がまさかこんな扱いになってしまうとは、誰が予想できたであろうか。
オストガロア 
- MHXでは、オストガロアがこの役割を担わされていることが多く、
アカムトルムと並ぶ2大銀行として名を馳せた。
見た目も相まって通称『イカ漁』。
あらゆる生物を襲っては喰らい、時にはその亡骸をも利用するという設定だった筈だが、
それが乱獲の対象になるとはなんとも皮肉な話である。
- 特に下位の場合かなり短時間で撃退でき、報酬素材もそこそこ高値で売れるため、金策としてよく周回される。
また一方で素材の値段の高さ、または重鎧玉欲しさから上位のクエストでの連戦も多く、
気がついたら残魄玉が10個以上アイテムボックスに貯まっていた、という経験をした者も少なくないだろう。
- MHXXではG級個体が登場。
だが、G級個体は瘴龍ブレスを放つまで討伐不可という若干面倒な仕様が追加され、
更にアトラル・カが登場したことで、アカムトルムともども銀行としての役目をほぼ終えている。
アトラル・カ 
- MHXXでは、オストガロアに代わりアトラル・カが同じ役割を担わされている事が多い。
オストガロアがイカ漁なら、こちらはさしずめカマキリ採集(もしくは駆除)だろうか。
ただし、こちらは素材の使い道も様々。
剥ぎ取れる素材が全て1万z以上なうえ換金用素材2種まで報酬に含まれ、報酬金も多いため金策になるだけでなく、
素材から作成出来る武器・防具が強力、お守り集めもついでにこなせる。
また真鎧玉欲しさに連戦する事も多い。
しかし二作品続けてラスボスが乱獲対象になるというのはいかがなものだろうか…- ちなみに現実のカマキリは積極的に人間を襲ったり*5作物を食い荒らしたりするようなことをしないため、
物々しい見た目に反して駆除の対象になることは殆どない。
寧ろ作物の害虫も幅広く捕食してくれるため、見た目さえ平気であれば益虫とも呼べる存在である。
然し、世間では見た目がダメという理由で害虫認定される虫も少なくないのも事実である。
- ちなみに現実のカマキリは積極的に人間を襲ったり*5作物を食い荒らしたりするようなことをしないため、
ドスジャグラス 
- MHWorldで新登場した牙竜種。本作における最序盤のボス。
最序盤ボスの為、素材のレア度も低く、クエストの報酬もかなり低い。
普通ならこれでは金策にならない……のだが、本作では普通に戦いながらも金策をする手段がある。
それが「追い剥ぎの装衣」である。
これを装着している間、攻撃を当てると当てられたモンスターが換金アイテムを落とすようになる。
この効果はモンスターの種類を問わず発揮されるので、ドスジャグラスに白羽の矢が立ったのである。
仮にも賊竜なのに、追いはぎに遭うとはこれ如何に。カルラディア人の魂でも憑りついたのだろうか…。
- ドスジャグラスが選ばれるのは、その行動パターンと本種の貧弱さにある。
ドスジャグラスは最序盤の行動パターンが決まっており、進路上に罠を置けば確実に罠を踏む。
こうして罠にハメたドスジャグラスにヘビィボウガンの機関竜弾を叩き込むと落とし物をボロボロ落とす。
十分な火力を確保した場合、これだけでドスジャグラスは捕獲可能ラインにまで追い込まれる。
捕獲であればだいたい2~3分、火力を盛って討伐すると1分でクエストが終了する。
この回転率によって効率的な金策が可能。また、各種施設や環境情報の回転にも役立つ。
ヴァルハザク 
- MHWorldで新登場した古龍である屍套龍ヴァルハザク。
そもそも別の目的で狩猟されていたが、結果的に銀行ポジションを獲得してしまった不運な例である。
金策がメインではなくサブという点では、前作のアトラル・カと似たようなポジションとも言える。
- MHWでは多くのハンターがレア度の高い古びた・風化した珠や龍脈石を求め、
歴戦の個体が登場する調査クエストに赴き、日夜歴戦個体狩りに明け暮れている。
そんな歴戦個体の中でも危険度3に定められている古龍種のクエストは、
レア度の高い装飾品や汚れた・輝く龍脈石の全てが特別報酬で出現する可能性があり、
不確定要素の少ない単独出現である点も後押しして調査クエストの中でも人気が高い。
特に、ヴァルハザクは動きの遅さやスキルと回復カスタムでの対処のし易さなどから、
最も狩りやすい古龍として認知され、多くのハンターから乱獲されるに至った。
その結果、装飾品や龍脈石を求めて連戦する過程でヴァルハザクの素材が余りまくるハンターが続出し、
それらの素材が金策として売り払われるようになったのである。- また、Ver.3.00以前は危険度3の歴戦古龍のクエストでしか輝く龍脈石が排出されなかった上、
ヴァルハザクの調査クエストは他の古龍のものより報酬枠が多くなりやすいという公式仕様が存在しており、
その環境も歴戦ヴァルハザクの狩猟を後押しする要因となっていた。
後にアップデートによって危険度2のクエストでも輝く龍脈石が排出されるよう上方修正が行われ、
他の古龍との報酬枠格差も撤廃されたため、報酬面で強いてヴァルハザクを狙う必要性はなくなったが、
狩りやすさという面は変わっておらず、今でも依然として人気は高い。…古龍の威厳が台無しじゃん!
- また、Ver.3.00以前は危険度3の歴戦古龍のクエストでしか輝く龍脈石が排出されなかった上、
ジンオウガ(MHW:I) 
- イベントクエスト「ジンオウガよさらば」「鳴神上狼、荒事を成す」が金策に該当する。
- 前者は龍脈炭の救済クエストだが、1回で蒸気機関をほぼ1周できる位の素材が手に入る。
これで何が起こるかと言うと、蒸気機関の当たり枠には金のたまごが設定されており、
10倍で周回していれば1回の当たりで20万zが期待できることになる。
大体蒸気機関1周で1回は当たったりするので、実質クエスト1回で20万増えるようなものである。
仮に卵が当たらなくても、高級お食事券や銀の錬金チケット、鎧玉に大量のいにしえの秘薬など消費アイテムと
あらゆる副産物がとにかく超優秀でもある為、モチベーション維持も難しくない。
金策としてもそうだが、ストーリークリア後の戦力増強としてもこれ以上ないクエストといえる。
- 後者は封じられた珠が確定で2枠出ることから大量周回されることが多く、
その過程で手に入る素材を売ることで金策になる、いわば金策はサブ目的である。
効率だけなら後述の兵器置き場イベクエに劣るが、こちらはMR2桁でも挑めるため
ストーリークリア直後の装飾品集め先として金策やMR上げを兼ねた周回が有効である。
- まとめると、「ジンオウガよさらば」で歴戦ジンオウガを何度でも満足に倒せるようにした上で
「鳴神上狼、荒事を成す」でMRを上げながら装飾品を集めていくことで
金策と純粋な戦力増強を兼ねたゲーム進行が行えるという訳である。
さらばと言われながら乱獲され続け荒事どころか生存すらままならないジンオウガには合掌あるのみ
兵器置き場のドス古龍(MHW:I) 
- 経緯はぶっちゃけ上記のヴァルハザクとほとんど同じで、こちらも金策はサブ要因。
兵器置き場のイベントクエストで封じられた珠が3個確定で出現する上、
乱獲の結果としてその素材が大量に余るため、金策としても成立している。
ナルハタタヒメ 
- 初期環境の集会所ラスボスという位置づけであるが、
専用ステージでランダム要素が少ないためチャートを組みやすく、
ナルガ貫通ライトというお誂え向きの装備があるためハードルが低いという周回のしやすさも後押ししている。
素材が高値で売れるし、装飾品の素材も集まるし、錬金ポイントも高いし、と色々な面で非常に美味しく、
無料アップデート前は先輩達に負けず劣らずの銀行っぷりであった。
体力はソロで30,000以上あり、上位のラスボスとしては異例の耐久値ではあるのだが、
明確な弱点と攻撃チャンスが多数用意されているため数値ほどのタフさはない。
- Ver.2.0では捕獲で更に効率よく乱獲出来るバゼルギウスが登場し立場がやや揺らぐことに。
さらに続くVer.3.0からは後述の旦那が金策向けとして台頭したことで、銀行扱いからは卒業することとなった。
イブシマキヒコ 
- 以前から百竜夜行に登場してはいたが、そちらでは時間がかかりすぎたため金策としては採用されていなかった。
しかしVer3.0で追加されたクエスト「百竜ノ淵源」に登場する個体は、
前座扱いのため非常に体力が低く設定されている。
よってこれを1分程度で速攻で倒し、落とし物扱いの素材を回収して帰還することで大量の素材を手に入れられる。
通称イブシ銀行。燻し銀にかけているのだろうがちょっとあんまりではないだろうか……
ダイミョウザザミ(MHR:S) 
- イベントクエスト「極上な真珠を求めて」が金策に該当する。
「換金アイテムを手に入れて、ゼニーを増やそう!」と解説された公式の金策クエである。
- ダイミョウザザミの素材売却額は別に高くないが、報酬枠で換金アイテムの各種たまごが複数個出る。
確率はかなり低めではあるものの、特に1個10万zで売れるプラチナのたまごが混ざれば効率は跳ね上がる。
不運にも最低レートになった場合も金1・銀3くらいは出るので、報酬金と併せて1周で6万は堅い。
5周ごとにフクズクの巣を回るルーチンを進めると、アイテムBOXにガンガンたまごが貯まることだろう。- 内容も闘技場でダイミョウザザミを狩るだけで、サイズこそ金冠クラスだが強化個体でもなんでもない。
傀異化モンスターに慣れたハンターはそのあまりに低い被ダメージに逆に驚く事もあるとか。
一切妨害がないので戦いやすく、MR解放後の装備なら新武器の試し斬り感覚でのんびりやっても5分、
雷属性武器を担げば2分台も安定し、ボウガンで貫通電撃弾なんか撃った日には1分切りもできてしまう。
最低金額である6万程度なら高レベルの傀異討究クエストや大連続などの報酬金で上回れるとはいえ、
それが時給ならぬ分給となればさすがに話が違う。マカ錬金回しにも有用である。
- 内容も闘技場でダイミョウザザミを狩るだけで、サイズこそ金冠クラスだが強化個体でもなんでもない。
- そこそこハードルは上がるがMR1から受注できるので、サンブレイクを導入したてのハンターもすぐ活用できる。
特にM★4までは一般クエスト報酬にたまごが入らないので、装備強化の資金源として頼れるだろう。
ラージャン(MHR:S) 
- 既に傀異討究クエストでひたすら乱獲され続けたラージャンであったが、
イベントクエスト「一攫千金!金獅子バトル!」が配信されて以来、
金策のため今まで以上に狩猟数が増加している。
「高値で取引できるアイテムを手に入れよう!」と解説された公式の金策クエで、
闘技場の取り巻きを回避しつつラージャン1頭を狩猟する。- 取り巻きとして現れるのは、ショウグンギザミ、ベリオロス 、ライゼクス、オロミドロ亜種のいずれか。
放っておくといつの間にか強襲され、属性やられ、状態異常で困る攻撃ばかり。
分断柵で上手く分断するか、操竜で一気にラージャンを攻撃してしまおう。
- 取り巻きとして現れるのは、ショウグンギザミ、ベリオロス 、ライゼクス、オロミドロ亜種のいずれか。
- 報酬で金・銀・プラチナのたまごが出るのは上記のダイミョウザザミ金策クエと同様だが、
それを遥かに凌駕する報酬量であった。
ヤケクソと呼べる程たまごが追加報酬で4列にも渡ってズラズラと並んでおり、
報酬欄は1列10枠なので、確定で獲得できるたまごの枠数は驚異の40枠。
銀のたまごが多数を占めるものの、金やプラチナが混じることで全て売れば50万zは余裕で超え、
傀異錬成で有金を全て溶かしたハンターに救いの手が差し伸べられた。
イビルジョー(MHST) 
- MHSTでは素材売却としてはイビルジョーが銀行のポジションとされやすい。
行動傾向がパワー系に偏っているためスピード技による対処がしやすい上に素材が高く売れるため、
金策用のモンスターとして好まれているからである。
- ただし攻撃力の高さは相変わらずなためにリスクがそれなりに高いほか、
確実に出会えるわけでもないという問題点もある*6ため、一種のボーナスキャラ程度に考えた方がいいかもしれない。
MHST2における「銀行」 
- MHST2では、自分よりレベルが大幅に低いモンスターを一瞬で倒せる一掃攻撃があり、
これでモンスターをなぎ倒しては素材を集めて売ることで効率よくお金を稼ぐこともできる。
ちなみに、所持数が上限に達していると素材の受け取り画面で自動的に売却される他、
素材の受け取り画面でYボタンを押すと選択中の素材をそのまま売却することもできる。
- このため、MHST2においては「銀行のポジション」とされるモンスターは存在しない。
裏を返せば、「一掃攻撃で倒せるモンスター全般が銀行のポジション」と言えるか。
特に、レベル上げの際によく周回することになるであろう、6層のモンスターの素材は気付いたら相当な数が手元に溜まっていることも。
素材の売値も結構な額になるので、いっそのことまとまった量を売却してお金に換えてしまうのも手。
余談 
- MHG以前のオフラインでは、森と丘のアプトノスから剥ぎ取った大量の生肉をこんがり肉にして売り捌く、という
現在では考えられないほどみみっちい金策が大真面目に行われていた。
報酬金も素材の売却額も渋かったために生み出された苦肉の策とも言える方策だったが、
見方によってはこれもまた銀行の一種と言えるかもしれない。
- また、MHP3にはオトモ用の武具を生産するために必要な「端材」というアイテムがあったが、
モンスター素材をポーチに入れて端材と交換した後にポーチを確認すると、
交換したはずのモンスター素材がそのまま残っているという「端材バグ」が存在しており、
これを利用することで誰でも簡単に所持金をカンストさせることが可能であった。
- なお、MHPにおけるいにしえの秘薬やMH4の解毒笛などの調合素材を半額セールの時にまとめて購入し、
調合して売り払うことで、差額の黒字分を儲けるというテクニックもある。
こちらの場合は「銀行」と呼ばれることは少ないが、「錬金術」などと呼ばれることがある
(ある意味商売の基本行為であり、株売買のようなものだが)。
- シリーズを通して、本来の意味での「銀行」に相当するシステムは存在しない。
まあ、ゲームにおける銀行は持ちきれないお金を預けておいたりするためのものなので、
所持金のカンスト自体が極めて難しいMHシリーズに銀行があったとしても、
使う意義はほぼ無いだろう。
預けた額に応じた利息が発生したりするのなら別かもしれないが。- MHFにおいてなら、ゼニーと同額の換金チケットを交換して倉庫に預ける行為が
銀行に近いと言えるかもしれない。
- MHFにおいてなら、ゼニーと同額の換金チケットを交換して倉庫に預ける行為が
- 言うまでもないことであるが、これまでに紹介されたモンスターが好きなハンター達の中には、
「銀行」という呼び方を好ましく思わない人も少なくない。
広く浸透した呼び方ではあるが、使いどころには気をつけよう。
関連項目 
世界観/ゼニー
世界観/乱獲
モンハン用語/良モンス
ゲーム用語/金策
モンスター/ショウグンギザミ - 出向された元行員
モンスター/イャンクック - 出向された元行員2
モンスター/アカムトルム - 頭取・銀行の古株・苦労人
モンスター/ナバルデウス亜種 - 副頭取
モンスター/オストガロア - 専務取締役
モンスター/アトラル・カ - 常務取締役・別荘の持ち主。炭鉱も経営している
モンスター/ヴァルハザク - 新大陸銀行頭取
モンスター/ジンオウガ - 新大陸銀行に出向された行員
モンスター/イビルジョー/派生作品 - 地方銀行融資課長
モンスター/ナルハタタヒメ - カムラ銀行取締役会長、後に産休
モンスター/イブシマキヒコ - 一行員から、産休中の妻から引き継ぎ取締役頭取へ
モンスター/ダイミョウザザミ - 王域銀行に出向された行員
モンスター/ラージャン - 王域銀行頭取