ゴッドハンド

Last-modified: 2021-11-21 (日) 13:38:42

◆忍◆ ニンジャ名鑑#68 【ゴッドハンド】 ◆殺◆
リキシリーグ・スモトリのトップランカーすなわちヨコヅナ。
バイオ生成されたチャンコ072を過剰摂取して巨肉と化した他のスモトリとは一線を画する、鋼のように鍛え抜かれた肉体を誇る。
「ニンジャのように」強く、その出自には謎が多い。

登場エピソード

 

「ヨコヅナは勝ちます。それだけです」


人物

  • 「チャブドメイン~」登場時で「リキシリーグ102連勝」という圧倒的な成績を誇るヨコヅナ。
  • 常に対戦相手を殺すスタイルは「相撲の破壊者」とまで形容され、その様は観客たちが熱狂を通り越して「オツヤ・リチュアルのように」静まり返るほど。
     
  • 「チャブドメイン~」以降、オスモウにスポットを当てたエピソードがなかったこともあってその消息は不明だったが、2014年2月のデビルヴァーティゴ=サンの発言によれば、第3部の時代でもなお現役であるという。当然、リキシリーグの連勝=惨殺数も102連勝から更に跳ね上がっていたと推測される。
  • そして2015年、満を持して「ゴッドハンド・ザ・スモトリ」にて登場。ネオサイタマ・オスモウ界がヨロシサン製薬のドーピング薬「チャンコ072」に毒されてゆく中でも、それに頼らずナチュラルな「オスモウ破壊者」を貫いていたが、それはエンターテイメント性が求められるリーグの現状に真っ向から反していた。
    • 実際に観客離れも起こり始めたことで興行不振を危惧した理事長により、犯罪者の濡れ衣を着せられ引退に追い込まれてしまったゴッドハンドは、浮浪者に近い境遇にまで落ちぶれていたのだが……。

外見

  • 身長6フィート(約182cm)。スモトリとしては小兵ながら、鍛えられた肉体を持つ。

元ネタ・考察

  • 四股名と思われる「ゴッドハンド」は、翻訳するならば「神業の持ち主」くらいの意味だろうか。
  • 原作者=サンから直接モデルがいると語られたわけではないが、その強さからさまざまな実在のスモトリを連想する読者が多い。

◆相◆スモトリ名鑑◆撲◆

  • 北の湖(1953-2015)
    第55代横綱。歴代横綱でも珍しい170cm台の小柄な体格、年間最多勝記録を数多く持つ強さ、勝てばブーイングされ負ければ拍手喝采というヒールぶり、相撲への真摯さゆえに情けをかけない流儀など、共通点が多い。
     
  • 千代の富士(1955-2016)
    第58代横綱。183cm・127kgとやはり力士としては小柄ながら、脱臼癖を克服するために体を鍛え続け、体脂肪率10%という凄まじい肉体を作り上げた「昭和の大横綱」。
    ブラッドレー・ボンド=サンは「2014年エピソード人気投票結果」と同時に行われた原作者質問コーナーで「作中に登場したスモトリのモデルになった人物」として力道山と共に彼の名を挙げている。こちらは自分より大柄な力士を圧倒するところから、どちらかというとベビーフェイス的扱いを受けていたが、一方で八百長疑惑というダーティな側面も。
     
  • 朝青龍
    第68代横綱。推定執筆時期(90年代以降)の強すぎたがための不人気力士の一人。史上初のモンゴル出身横綱で、以後横綱の地位をモンゴル出身力士がほぼ独占する先駆けになった。しかし素行の悪さが度々問題になり、ついには引退に追い込まれてしまったという側面もある。
     
  • 雷電爲右エ門(1767-1825)
    神話級のレジェンダリー・スモトリ。
    現在まで語り継がれる、最強の「大関」。多くのスモウ・ワザを封じられながら、254勝10敗2分、優勝28回という前人未到の記録を打ち立てた。途中の1敗を抜きにすれば106連勝しており、強さのイメージとしては近いものがある。横綱に昇進できなかった理由については諸説あり、「横綱が正式な地位となる前で、そもそも横綱になることができなかった」という説が有力だとされる。

ワザ

  • 「オスモウ破壊者」と形容され、結果オスモウ界を追放されたワザマエは伊達ではない。並み居るスモトリを文字通り鎧袖一触し、地の文=サンから「魔法」と称される程の隔絶したワザマエを持つ。
  • 中でも全力で放たれたぶちかましは「バッファロー殺戮武装鉄道の顕現」と表現され、踏み込み時の踵の力だけでドヒョウの土を抉り爆ぜさせるほどの破壊力を誇る。

ストーリー中での活躍

背後のモニタに「U究極ネタバレN」の極太文字が流れた。

  • オスモウ界から退いた後、身を持ち崩して酒に溺れていたゴッドハンドだが、その身はヨロシサン製薬が企む「アルティメット・オスモウ計画」のサンプルとして狙われていた。
  • スネークピットの襲撃をニンジャスレイヤーに救われ、オキナワへの隠遁を勧められるが、これを固辞し逃走。その中で自分のファンであったヤチタ少年から檄を飛ばされ、時同じくして開催間近の「最強横綱戦争」のニュースを見たことで、オスモウへの情熱を取り戻す。ゴッドハンドは「最強横綱戦争」に参戦すべく、地獄のトレーニングを開始した。
    • この時のトレーニングメニューは「釜茹で」「股割りの上から砂入りドラム缶によるプレス」「歯でタンクローリーを牽引」「ニンジャスレイヤー相手のぶつかり稽古」などなど。
      • なお、砂入りドラム缶は一般的な容量のものであれば最低500kg、タンクローリーともなれば小型のものでも10t程度になる。さらに作中に出てきたタンクローリーは、「タイヤは朽ち果てホイールは歪んでいる」という代物であった。ゴウランガ……!
         
  • 「最強横綱戦争」ではリキシ・リーグ、インディペンデント団体いずれのスモトリも一切寄せ付けず圧倒。ヤチタ少年ら観客の声援を浴びながらニンジャスモトリ・マサカリファングとの大一番に挑む。

神聖なるコンマ数秒。リージョンはただ息を呑む。

  • タチアイ・ヘンカから断頭チョップを振り下ろすマサカリファングにゴッドハンドは真正面からぶつかり、彼を一撃で爆発四散させた
    • ニンジャといえどバッファロー殺戮鉄道に轢かれれば当然死ぬのである。
  • 観客が呆然を通り越し「オツヤ・リチュアル」めく中、彼は静かに土俵を去る。その後ヤチタ少年は控室を訪ねるが、少年が見たものは関係者通用門の外に続く血痕のみであった。
     
  • オスモウのルール内とは言え、非ニンジャが真正面からニンジャを一撃殺するという衝撃は、物語中の観客どころか、「フジキドが援護するかヨロシサンの余計な横槍が入るのだろう」「苦戦しても最後は満身創痍で逆転だ」との下馬評が溢れていたTLまでをも沈黙させた。
    • これはオスモウである。ゆえに向かい合った2人はニンジャと非ニンジャであるより先に、スモトリとスモトリであったのだ。
  • マサカリファングをニンジャと看破し、ゴッドハンドが無残に殺されることを予想していたナラク・ニンジャに至っては極めて不満げな波紋を水面に残してニューロンの奥底に去っていく始末。何たるふて寝か!

一言コメント

「続けろヘッズ。コメントがぬるいぞ」