自動車の挙動のひとつで、コーナーで曲がろうとするときに外(アウト)側にふくらんでいくことを指す。
対義語はオーバーステア。
緑の線がドライバーの意図した走行ラインで、赤い線がアンダーステア状態の走行ライン。
厳密に言うと通常レベルの直進安定性を持ったクルマがコーナリング中に一定のステアリング蛇角を与えたまま駆動力をかけていくと、フロントタイヤのグリップ力が外側への遠心力に負けて外側に車体がふくらんでいく。一般的なクルマは安定志向のためにアンダーステア傾向のセッティングを施すケースがほとんど。
湾岸マキシの場合でいうアンダーステアとは、
- 黄色や赤コーナーでスピードが出すぎている状態で曲がろうとする
- ハンドルを急に切る(気合いハンドルがこれに該当)
・・・の際に起こりやすい。基本的にENMAエンジンによってコーナリング中は四輪ドリフト、極端に言えばオーバーステア状態が起こって当たり前なので、コーナーの曲率に合わせた丁寧なステアリングワークを心がけていればアンダーステアは起こりにくい。もちろん黄色や赤コーナーでは適切なアクオフ、ブレーキの減速動作をセットで行うのも忘れないように。旋回中はハーフアクセルも使ってあげよう。