グリップ走行

Last-modified: 2019-11-10 (日) 17:26:03

その名の通り車のタイヤを一切滑らせずに走ること。レースなどでは、よほどのことが無い限りはこの走法をするのが常識であるが、多くの市販車においては多少すべらせて走る方が速いという意見が多い。

湾岸マキシでは、コーナリング中にアクセルを過度に踏む、ハンドルを曲げすぎる(約60°~90°前後)とリアが空転しオーバーステアが出てしまい(コントロールさえすればドリフト走行として活用できるが)、大半がきれいに曲がれなくなるケースが多い。確実にグリップさせるには、セッティングをハンドリング寄りにする、コーナーの直前までにスピードを落とす、コーナリング中に荷重がフロントに掛かる行為やリアのグリップを失うような行為をしないなどが挙げられる。
しかしながら、一概にグリップ走行が良い訳ではない。グリップ走行の長所は、ラインがきれいに決まったり、タイヤの空転によるスピードの低下、コーナリングスピードや力強い立ち上がりなどが挙げられるが、コーナーに突っ込みにくい、アンダーステア(フロントが滑り曲がりにくくなること)などが欠点である。やり過ぎはコーナリングスピードの低下や、ラインの乱れ、スピンを招くがコースによってはグリップ走行とドリフト走行を使い分けるほうがよいかと思われる。*1

参考資料 「ドリフト走行 vs グリップ走行  どちらが速いかドリキン土屋が検証」youtubeより引用。


*1 例外的に雪国なんかではあえて滑らせる方が安全な場合もあるが練習もしないで行うのは自殺行為である