基本スペック
駆動方式[FR]/ミッション[8速*1]
初期馬力[340ps]/カーナンバー:29-98
全長: 4380mm
全幅: 1865mm
全高: 1290mm
最高速度: 351km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【】 |
ワンメイクバトル | 【GRスープラキング】 |
エンジン形式バトル | 【直6選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説の】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺の】 |
注意事項:GT-R (R35)等と同様に、ドレスアップパーツ類及びカスタムカラーが存在しない。
備考:マキシ6Rで実装された5代目スープラ。Supra RZ (JZA80)の後継にあたる。
6RRまでは全体的な性能は高いレベルで纏まっていた。8速+FRレイアウトながら加速性能は高く最高速の伸びも良い。直進安定性も良い。
だが6RR+になってから今までにない独特な性能になった。6RRまでと同じ感覚でハンドルを切ると明らかに外側に出てしまう。
ブーストは良好で、対接触性能はGT-R (R35)等には敵わないものの、必要十分な性能を備えている。
全長も平均より短めで、バチコンのリスクも控えめ。しかし全幅はFAIRLADY Z NISMO (Z34)に次いで全登場車種中16位となるため、すり抜けには注意を払う必要がある。
以上のことからやや扱いにくく、コーナリング性能が独特すぎる挙動になったので、初心者にはあまりおすすめできない。
6RR+からは通常プレイで入手が可能となった。
特記事項
6RRまでは新規登録不可能だった。以下の条件で入手可能。
- 特別限定車獲得イベントの期間中(2020/1/31~2/16、2020/12/25~2021/1/11)に20回プレイするごとに1台獲得できる。初期馬力からのスタートとなる。
条件を達成していると、湾岸ターミナル右上の『特別アイテム受取』ボタンから車両登録を行える。
選択可能カラー
カラーは以下の全8色の中からランダムで配布され、ボディカラーは重複しない。
また、各カラーを入手できるのは1度限りとなるので注意。
ホワイトメタリック |
シルバーメタリック |
アイスグレーメタリック |
ブラックメタリック |
プロミネンスレッド |
ライトニングイエロー |
ディープブルーメタリック |
マットストームグレーメタリック |
ボディカラーをコンプリートした場合、さらなる特典としてレースメーター(クリア)が入手できる。*2
詳細はクリアレスメを参照。
グレー・シルバー系の参考画像
店にもよるが、ドライブ筐体や湾岸ターミナルのモニターの色味によってはグレー・シルバー系の色の判別がつきにくく、せっかく獲得しても車登録をするまで正式なカラー名が分からない仕様になっている。
まだ未受取状態ならば「車を受け取る」画面でこの3色を並べておくか、下の画像を参考にすれば問題ない。
シルバーメタリック(やや濃い色)
アイスグレーメタリック(濃い色)
マットストームグレーメタリック(薄い色・艶消し)
雑記
- 本車はドレスアップ・カスタムカラー変更不可能だが、チューニングにおいてマフラーを交換するとマフラーが太くなり、車高調を入れるとローダウンがなされ、ロールケージも組み付けられる。
ノーマル状態
- また、実車ではレーンディパーチャーアラートやプリクラッシュセーフティ・ドライブレコーダーを兼ね備えた単眼カメラがミラー上に存在するが、本作ではそこにウインドステッカーが貼り付けられる。
- 頭文字Dの続編漫画「MFゴースト」では高橋啓介の教え子の諸星瀬名の愛車として登場する。こちらはライトニングイエローで派手なエアロパーツは付けていないが、車体横にゼッケン番号「885」と印字されている。*3
- ドリフトスピリッツにも登場しており、XD車とコラボ車で収録されている。
XDドレスアップ例
実車について
- キャッチコピーは「Supra is back」。スープラとしては5代目*4にあたり、先代の80型スープラの生産終了(2002年)以来17年ぶりに復活したモデルである。
- 先々代がA70系、先代がA80系なため、A90系(マイチェン後はA91系)とも呼ばれる事があるが、実際の形式番号はAも90も使われていない。
北米の限定仕様に「A91 Edition」なる限定車が発売されたほか、D1GPでは間違いなくA90と書かれたり、Forza Horizon5でもA90と呼ばれていた。むしろDBスープラと呼ばれる方が稀。 - またDBの部分は変わらないのだが、その後の付番がグレードどころか、同一グレードのマイナーチェンジだけでも変わる、-以下の付番はMTとATや、SZとSZ-Rでも違うという複雑怪奇な物となっていて安定しないのもA90呼びが収まらない理由かもしれない。
RZグレードだけで比較しても「2019年モデル=DB42、2020年モデル=DB02、2022年モデル=DB06」と2度変わっている(ので、実装済みのは初期型と判別可能)。
- 先々代がA70系、先代がA80系なため、A90系(マイチェン後はA91系)とも呼ばれる事があるが、実際の形式番号はAも90も使われていない。
- トヨタ自動車は近年、スポーツカーを開発するにあたって他者との共同開発を取る事が多い*5が、5代目スープラもBMWと共同開発が取られている。
しかし86とBRZの時とは異なり、エンジンやプラットフォームなどの車体構成に不可欠な主要部品をBMWと共同開発した後、「トヨタ側は5代目スープラ、BMW側では第3世代型のBMW・Z4*6を開発するチームを別個に立ち上げ、互いの車両の構想を練った後に共有できるものは両車種で共有する」という、通常とは異なる手法で開発された。一部では第3世代型のZ4の外観違いと言われているが誤りである。- BMWと共同開発した理由は、歴代モデルからの伝統となる「直列6気筒エンジン+後輪駆動(FR方式)」というパッケージングを実現するためで、5代目の開発プロジェクトが開始された2012年当時に直列6気筒エンジンを世界で唯一製造していた自動車メーカーがBMWであったためである。
- 歴代のスープラは初代から一貫して直列6気筒エンジンのみを搭載していたが、5代目からはスープラでは初となる直列4気筒エンジンを搭載したモデルが登場する事となった。
グレードは「RZ」「SZ-R」「SZ」の3種類存在し、- 「RZ」では直列6気筒(B58B30-M1型 排気量2,998cc・DOHC直噴ツインスクロールターボ)エンジン、
- 「SZ-R」と「SZ」では直列4気筒(B48B20型 排気量1,998cc・DOHC直噴ツインスクロールターボ)エンジンが搭載される。
また「SZ-R」と「SZ」ではエンジンの出力が異なっている。
- また、直4モデルは日本・台湾・欧州といった排気量で自動車税の税額を決定する地域向けであり、そのような制度が存在しない北米などの地域では直6モデル専売となる。
- 直4モデルは直6モデルに比べて価格が安く税金も安い、いわゆる廉価版*7にあたる位置付けであるが、海外ではこの直4モデルが大きな注目を集めている。
出力や最高速は直6に劣るものの、前後重量配分50:50のバランスの良い重量配分と車重の軽さ*8、それに見合ったパワー*9を持つことからサーキットのタイムアタックで尽く直6モデルの記録を塗り替えている。
その為、海外では直4モデルの追加を望む声も上がっており、中には同じB48B20エンジンを搭載したBMW車からエンジンを拝借して載せ替えたり、日本仕様をわざわざ並行輸入しようとする者までいた。
これを受けて欧州トヨタは3月から直4モデルを2020年3月から発売、発売記念モデルとして「富士スピードウェイ・エディション」を200台限定で販売することを発表している。 - しかし直4モデルはテストドライバーやレーシングドライバーでも賛否が別れている模様。スープラファンを公言している織戸学氏や脇阪寿一氏は「どれだけ速くてもスープラに直4は有り得ない」と吐き捨てている*10。
なお、後述するGT500に出場しているGRスープラには2リッター直列4気筒のターボエンジンが搭載されている*11。
- 直4モデルは直6モデルに比べて価格が安く税金も安い、いわゆる廉価版*7にあたる位置付けであるが、海外ではこの直4モデルが大きな注目を集めている。
- 販売初期、実車は直6・直4モデルともに8速ATのみの設定であり、MT車の設定は無かった。
トルク容量増大に伴うシフトフィールの悪化が理由であり、開発責任者の多田哲哉によると「大パワーのクルマはシフトフィールがよろしくない」「速さ・軽さ・耐久性という面でももはやMTのアドバンテージはない」「シフトフィールの気持ち良さを求めるには86 (ZN6)くらいが限界」との事である。- …と言ってはいたが、2022夏の一部改良で直6の「RZ」に6速MTモデルが追加される事が発表された。
また、今回の一部改良ではハンドリング性能や乗り心地の向上も図られる。スープラのRZグレードやSZ-Rグレードに搭載されている「AVS(Adaptive Variable Suspension=電子制御サスペンション)」やショックアブソーバーの減衰チューニングによって、ロールバランスや乗り心地などがさらに向上しているほか、スタビライザーブッシュの特性変更によって、初期操舵の応答性の向上が図られており、パワーステアリングやVSC(横滑り防止装置)にも改良が施され限界域におけるコントロール性能が向上しているという。
更にRZグレードには新意匠の19インチアルミホイールが採用されている。スポーク形状や断面が見直されることによって、1本当たり1.2kgの軽量化と高剛性化を両立。バネ下重量の低減によって、操縦安定性などが向上しているという。 - ちなみに兄弟車にあたる第3世代BMW・Z4には、海外の直4ターボエンジン搭載モデルのみ6速MTの設定が存在する。また、一部ではMTに載せ替えてしまう例もあるとのこと。加速も一気に良くなるそう。
- …と言ってはいたが、2022夏の一部改良で直6の「RZ」に6速MTモデルが追加される事が発表された。
- ボディカラーのひとつマットストームグレーメタリックは限定色であり、2019年度では日本限定24台分のみ販売された超希少カラーである。実際には広報用含め30台近くあるが、販売されたのは24台だけである。2019ニュルブルクリンク24時間レースで豊田社長自らがくじを引き、当選者24名を選んだ。
- ちなみに豊田社長もこのくじ引きの中に「モリゾウ*12」名義で名前を入れていたが、当選はしなかった。その後、前述の広報用の内1台を自らのポケットマネーで購入したとの事。
会社側は新車を1台作りマットストームグレーメタリックに塗装しようと考えたらしいが、豊田氏は「自分のためだけにそれは悪い」と断り、広報車を新車と同様の状態までリフレッシュしてもらった上で購入した。それって余計にお金掛からない?というのはヤボ。
- ちなみに豊田社長もこのくじ引きの中に「モリゾウ*12」名義で名前を入れていたが、当選はしなかった。その後、前述の広報用の内1台を自らのポケットマネーで購入したとの事。
- トヨタの代表的なスポーツカーの久々の復活であるためか、発表当時から大きな話題を呼んでいる。D1グランプリでは発売前にも関わらず斎藤大吾選手*13と川畑真人選手*14が本車で参戦した*15。他にもGRスープラで参戦しているドライバーが数人居るが、残念ながらオリジナルのB58エンジンのままという車両は存在しない。
発売前から各チューニングメーカーに寸法や図面が公開されており、86同様カスタマイズを前提とした事が伺える。一昔前のトヨタでは考えられないアフター向けの配慮である*16。
日本においても TOKYO AUTO SALON 2020にはかなりの数のGRスープラが登場し、GT500仕様*17や埼玉トヨペットGreen BraveからはJAF-GT規格のGT300モデル GR Supra GT*18、更にはトヨタモータースポーツ有限会社からSRO-GT4規格の量産レースカー「GR Supra GT4」*19が発表されている。
- レクサスLC500に代わりデビューイヤーとなったSUPER GT 2020 GT500 *22では開幕戦富士にて上位5台をGRスープラが独占。その後もGRスープラ勢はもてぎや鈴鹿で遅れをとるものの8戦中4戦が富士という変則スケジュールが幸いしたのか着実にポイントを稼ぎ、蓋を開けてみれば最終戦まで15チーム中10チームにドライバータイトルの可能性がある接戦となり、そのうち5台がスープラという結果に。
最終戦富士の予選では37号車ことKeePer TOM'sスープラがポールポジション。決勝では一時は10秒以上あったマージンもピックアップ*23に悩まされた結果2位を走っていた100号車のRAYBRIG NSXに2秒差まで詰められ、一騎打ちの状態でファイナルラップに突入する。
その後もなんとか2秒差をキープしていた37号車がそのまま逃げ切って優勝すると思われていたが、最終コーナーのパナソニックコーナーで突如ガス欠によるスローダウン*24。皮肉にもブランド終了を表明していたRAYBRIG NSXに有終の美という形でドライバー&チームチャンピオンの座を明け渡してしまった。
動画(ある意味閲覧注意?)- ちなみに、2020年当時に出場していたGRスープラ、NSX、GT-Rの3車種の中では、NSXが最も燃費が良く、GRスープラが最も燃費が悪い傾向にある。これはGRスープラのアンチラグシステムの出力が他の2車種よりも高いためで、レースの映像でもその燃費の悪そうなバリバリ音がよく聞こえる。
そのため、37号車が燃費を抑えるためにペースを上げられなかった中、100号車は全開にも等しいペースで追い上げてこれたのだ。
なおチェッカーが振られた後、100号車も燃料切れでストップしている。 - 次年度の2021年最終戦富士ではGT500クラスのチャンピオンを争っていた1号車のSTANLEY NSX*25がGT300クラスを走る55号車ARTA NSX GT3と1コーナーで接触*26した際に足回りを損傷・リタイアとなり、結果として36号車のau TOM’S GRスープラがチャンピオンに輝き、前年のリベンジを達成している。
- ちなみに、2020年当時に出場していたGRスープラ、NSX、GT-Rの3車種の中では、NSXが最も燃費が良く、GRスープラが最も燃費が悪い傾向にある。これはGRスープラのアンチラグシステムの出力が他の2車種よりも高いためで、レースの映像でもその燃費の悪そうなバリバリ音がよく聞こえる。