LEGACY B4 2.5GT S Package (BM9)

Last-modified: 2023-07-08 (土) 22:15:28

基本スペック

駆動方式[4WD]/ ミッション[6速]
初期馬力[285ps]/カーナンバー:24-57

subaru_04.jpg

全長:4,730mm
全幅:1,780mm
全高:1,505mm
最高速度:350km/h

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【孤高のスバリスト】
ワンメイクバトル【レガシィキング】
エンジン形式バトル【ボクサー4選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のレガシィ】
期間限定首都一TA・2【俺のレガシィ】

備考:LEGACY B4 2.0GT spec.B (BL5)の後釜。
スバル勢の中ではBL5・ALCYONE SVX Version L (CXD)と並んで使用者数が少ないマイナー車。インプレッサシリーズが人気なのか…

最高速性能はそこまで悪くないものの、加速が6速ゆえあまりよろしくない。
コーナリングは、四駆ではあるもののオーバーステアが強く若干アウトに滑りがち。旋回性能そのものは悪くない為、慣れさえすれば問題ない。
直進安定性も悪くないので、直線コースでハンドルを持っていかれる…ということも無い。

ブーストはスバル車の中では弱いほう。一度大きなミスをすると、追いつくのに時間が掛かる。
対接触性能はかなり強い。側面の硬さや全長のアドバンテージがある為、大抵の車なら対応できる。ただしバチコン(ロケット)には要警戒。

極端に劣った面がなくどのコースでもそこそこ走れるため、性能面は問題無い。全長が伸び、対接触性能と直進安定性が上がった代わりに、旋回性能とブーストが下がったIMPREZA WRX STI (GDB-F)ともいえる。
マイナー車を使ってみたいと考えている人、セダンを使ってみたい人にもオススメできるが、加速性能の低さやブーストの弱さがあるため、それをカバー出来る腕前が必要とされる。

選択可能カラー

(左から)

サテンホワイトパール
スティールシルバーメタリック
クリスタルブラックシリカ
ギャラクシィブルーシリカ
ダークアメジストギャラクシィ
カメリアレッドパール

subaru_04_color.png
この車のギャラクシィブルーシリカとBRZなどのWRブルーマイカはかなり違いがあるので気になる人は調べてみよう。

更新回数及び追加カラー

1オレンジイエローメタリック21パールホワイト
2WRブルー•マイカ22ライトシルバー
3ライトレッド23ブラックメタリック
4マルーン224ダークブルー
5ゴールド25ダークパープル2メタリック
6ダークオレンジ26ダークレッドメタリック
7ベージュメタリック27オリーブメタリック
8パープルブルー28ペールグリーン2メタリック
9ライトブラウンメタリック29イエロー3
10ペールピンク30ピンク2
11ブルーグリーンメタリック31ライトイエロー
12ダークグリーンメタリック32ガンメタル
13ライトパープル33ライムグリーン
14ペールブルーメタリック34
15イエローグリーン35
16グリーンメタリック36
17パープルシルバー37
18ライトブルーメタリック38ブラウン
19ピンク39ミントグリーン
20ダークピンク40ベージュメタリック3

エアロパーツセット

エアロC、D、E、F、Jはグリルが社外品に変更される。(ただしエアロJのみスバルエンブレムが残る)

A:シンプルな形状。STI製のフロントスポイラーを装着+αといった感じ。
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B:Aをベースに開口部を強調したようなエアロ。
BM9-B.jpg

C:GVBに似ている。ウィングはカローラの車種別やインプレッサ純正っぽい形状。
フロントバンパーは、カローラのエアロAのフロントバンパー本体のほぼ同じ形状。
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D:チャージスピード風のエアロ(実車には無い)。
BM9-D.jpg

E:エアロDを大人しくした感じのエアロ。
BM9-E.jpg

F:ワイヤーで吊り下げられているスプリッター装着される。
リヤスポイラーはGVB、VABの純正とエボVIの純正を足して2で割ったような形状
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G:フロントのダクトの面積が増え、かなりゴツくなる。
純正を生かしたエアロになる。
BM9-G.jpg

H:マフラーは4本出し、フェンダーに沿ったダクトが付く。ウィングは前期FD風。
BM9-H.jpg

I:フロントは30系プリウス前期型を意識している。
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J:ダクトが大きく見える。マフラーは角型4本出し。
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K:エアロHのダクトにバーを何本か追加し、ディフューザーを装着した感じになる。
ウイングはアヴェンタドールのエアロDのウイングに似ている。
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ダクト付きボンネット

A:GDB系ラリー仕様と同様のタイプ。
BM9ボンネットA1.jpg

カーボンボンネット(ダクト付)1:ボンネットAと同形状。
BM9カーボンボンネット1-1_0.jpg

B:大型のダクトになる。
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C:カマロSS RSのボンネットBのように突き出したエアインテークと左右に小型の排熱口がつく。
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D:アメリカン風ダクトになる。
IMG_0364.JPG

カーボンボンネット(ダクト付き)2:ボンネットDと同形状。中央の大部分がカーボン化される。
BM9カーボンボンネット2-1.jpg

カーボンボンネット(ダクト付き)3:ボディ色カーボンボンネット。
BM9カーボンボンネット3-1.jpg

車種専用ウィング

A:R35のバーチカルフィンを取り除いた感じ。
BM9車種別A1.jpg

B:二段ウィング。
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C:カーボン柄のダックテール。
BM9車種別C.jpg

エアロミラー

ガナドールタイプの形状。
BM9ミラー1_0.jpg

カーボントランク

BM9トランク1_0.jpg

ワークスステッカー

GRB型インプレッサのWRCカラーのステッカー
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サイドステッカー

フロントドアの上側に貼られる。
bm9sidesticker.jpg

雑記

  • この車はどの初期カラーでもロールバーの色は白で固定(赤、紺、黒で確認)。
  • 2013年頃からパトカーの「無線警ら車」(いわゆる「パンダ」)で国費導入車として大幅に導入された。
    というのも、以前の納入基準を記した仕様書では
    ・車体は全長4700mm以上、全幅1700mm以上、室内高は概ね1200mmであること。
    ・駆動方式は、二輪駆動とすること。
    ・排気量は、2500cc級以上であること。
    ・エンジン気筒数は、6気筒以上とすること。
    となっており、その条件を満たすのがクラウンぐらいしか無かったが、新しい仕様書では駆動方式・車体の大きさ・気筒数に関する制限が撤廃され、
    ・最高出力は、ネット値で145Kw(197.1PS)以上であること。
    となり、レガシィB4が基準を満たすようになった。
    • 何よりもレガシィB4パトカーが全国で大量導入されたワケは、『クラウンよりも速くて安く、悪路にも強いから』である*1
      なお、BM系レガシィB4の後継である「BN」系はターボ車が存在せず、最高出力も129kw(175PS)しか無いためBN系の国費導入のパンダは存在しない。
    • ちなみにレヴォーグやWRX S4は高速道路交通警察隊や機動捜査隊の覆面パトカーとして、一部の所轄警察が都道府県費で導入している事例がある。
  • この型のレガシィから本格的にアメリカ意識のデザインになる。
    プロトタイプの公開が2009年のニューヨーク・オートショーに始まり、これまでのレガシィがあくまでも「5ナンバー基本の3ナンバーサイズ」であったのに対し、完全なる3ナンバーサイズとして北米市場の要望に応えている。
  • 現時点で3ペダルのマニュアル・トランスミッションを採用していた最後のレガシィである。
    厳密に言えば2012年のマイチェンでアプライドDになったのを機に廃止された。
  • 2009年~2012年の間、BRZの登場までインプレッサWRX STIの後釜としてSUPER GTに参戦していた経歴も持つ。
    長いホイールベースを活かした直線番長として有名で、富士やオートポリスでは猛威を振るっていた。

*1 1台あたりの価格がクラウンと比べ約70万円ほど安価。