儀玄

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基本情報

公式動画

ステータス

※表中の灰字部分について、ゲーム中の情報の提供をお待ちしております。ゲーム内情報に基づき修正した際はカラーリングの解除をお願いします。

スキル

心象映画

使用素材

プロフィール

本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。

考察

総評

終結スキルの連発で敵を薙ぎ払う、新特性を引っ提げた雲嶽山現宗主

特徴

• 強化特殊スキルを存分に使う戦闘スタイル
  [命破]特性の儀玄は「アドレナリン」という既存の「エネルギー」と異なるリソースを持つ。
  アドレナリンも強化特殊スキルに使用されるが、回復量が高く、エネルギーを用いるアタッカーより発動頻度が多い。
  そのため、フィールドに長時間出場し、アドレナリンを回復させながら、強化特殊スキルを中心とした戦いを得意とする。

• 「透徹力」と高い生存能力
  [命破]特性である儀玄は「攻撃力」の代わりに「透徹力」がダメージの算出に関わる。
  また、透徹力は敵の防御力を全て無視し、儀玄ではHPを上げる事で大きく増加。通常のアタッカーの倍近いHPを持つ事が可能。
  この他にも終結スキルを発動するとチーム内のHPを平均化し、メンバーからHPを貰う形で戦闘中に受けたダメージを回復できる。

• 敵の攻撃を防ぎながら攻撃できる効果が豊富
  儀玄は一部の攻撃に特殊な効果を備えており、敵の攻撃の無効化と「アドレナリン」の回復を伴うものが多い。
  代表的なものは「強化特殊スキル:具現せし墨跡」と付随する「パーフェクトガード」効果。
  これを成功させると前述の効果を得られる。このような敵の攻撃に合わせて、自身の攻撃を合わせる事も儀玄の特徴的な戦い方。

注意点

• 敵の防御力に関わるステータスは効果がない
  「透徹力」は敵の防御力を無視する関係上、「貫通率」「防御力低下」といったステータスは意味を成さない。
  このような効果を持つディスクや他のメンバーの音動機には注意が必要。
  また無視できるのはあくまで敵「防御力」であって敵のエーテル耐性の影響は普通に受ける点にも注意。
  耐性持ちの敵を攻撃した場合はダメージ表記が灰色になりしっかりと減算されてしまう。

• 敵の攻撃を無敵時間で無視する戦い方は最善ではない
  儀玄は無敵時間の長い攻撃も豊富で、「パーフェクトガード」等に慣れないプレイヤーも扱える性能。
  しかし、儀玄にとっての「アドレナリン」は終結スキルの発動や強化特殊スキルを含む主力攻撃と密接に絡む。
  故に敵の攻撃にしっかりとリアクションを取る事によってより強みを引き出す事が可能になる。

• 敵を理解しているかに左右されやすい
  「アドレナリン」の追加獲得手段から、攻撃をよく知らない敵との戦闘では生かし切れない点は否めない。
  予兆となる閃光はあれど、初めから発生が速い/遅い攻撃に適切な対応を取る事は難しく、敵の行動を理解する事もまた儀玄の強さに繋がる。

• 選択の余地が少ない音動機やチームメンバー
  儀玄は新たに追加された[命破]特性のエージェントであり、従来の特性と比べると音動機の選択肢が少ない。
  相性の良いエージェントも、「強攻」と比べると限られてくる。

運用

ビルド

• 〇〇型
  ここに運用方法を簡潔に提示

基本操作

儀玄は「アドレナリン*1」を消費すると、画面左上のゲージ「術法値」が増加。最大になると『終結スキル:術法千万』が発動可能になる。
これが儀玄の基本的なメカニズムとなるため、強化特殊スキルを意識して使用する事が大事。

また、『終結スキル:術法千万』発動後は「術法値」の右にある太極マーク「玄墨値」が点灯。
移動せずに回避を長押しすると『通常攻撃:玄墨陣法』を発動し、「アドレナリン」が急速に回復して態勢の立て直しを図れる。

より強化特殊スキルの頻度を高めたい場合は、敵の攻撃に合わせて何らかの防御行動を取ろう。
パーフェクトガード効果を持つ『強化特殊スキル:具現せし墨跡』が代表的で、極限回避や他のメンバーの極限支援も有効。
これらを発動させると「アドレナリン」が追加で回復し、より効率良く戦う事ができる。

スキル

通常攻撃

前方に最大5段の攻撃を放ち、玄墨属性ダメージを与える。スキルの3段目と4段目発動中、中断耐性レベルがアップする。
2段目で敵をすり抜けて裏にまわる。5段目は雷を落とす攻撃で射程が長く、重撃判定がある。
5段目のあとはダッシュ攻撃に派生。そこから4→5段目に派生してループする。

レバーニュートラルで回避長押し（つまりバクステ→回避押しっぱなし）で発動。玄墨値がない場合にこの技が出る。
回避ボタンで出す技だが分類としては通常攻撃スキルのため、性能は通常攻撃スキルの強化状況に依存する。

師匠が地面に太極陣を召喚して周囲を攻撃。その後通常5段目に派生する。
太極陣が出現している間強烈な吸い込み判定があり雑魚をまとめるのに役に立つ。
発動直後からクイックスワップが可能で、儀玄で敵をまとめながら別キャラが出場して一網打尽というコンボが可能。
ただし中断耐性こそあるものの無敵はなく、長時間無防備になるため使う状況を選ぶ。
およそトレーニングのタイル2枚分程度の攻撃範囲があるが、バックステップから発動する都合上
太極陣の判定が微妙に届かないというような状況もしばしば。（一応発動前に儀玄が前進するが）
相手に背を向けてバックステップで近づきながら発動するとより遠くの敵を巻き込むことができるコマテクがある…暴発しやすいが。

玄墨値を所持している場合はこちらが出る。通常同様バクステから長押しで出せるほか、鳥に掴まって飛行（碧空随行）中に通常攻撃ボタンでも出せる。
また2種の終結、強化特殊3段目（青溟爆震・破）からバクステ不要で直接派生できるルートが解禁される。強化通常という扱いだが基本的に回避ボタンを使うのがややこしい。
全体的な攻撃性能が向上し無敵効果を得るほか、最終段が強化特殊3段目のような爆発攻撃に変化する（強化特殊3段目そのものではない。倍率はずっと低いため注意）。
玄墨陣法部分に1秒7pt、最大3秒(計21pt)のアドレナリン回復効果があり、火力パーツというよりはこちらの効果に期待して撃つ技。

使い方としては術法値終結（術法千万）からそのまま回避長押しで玄墨陣法に派生しアドレナリンを回収する、というのが一番わかりやすいが、使うならクイックスワップで仲間に交代して
ダメージを伸ばしたい。
スキル発動時に回避支援と同様の極限視界が発生し、数秒間敵の動きがスローモーションになる。そのため交代先のキャラも出だしを邪魔される心配がなく、安全にバフデバフ付与や追撃を行うことができる。
仲間のゲージ状況が悪ければ少し待って強化特殊カウンターから派生するというのもありだろう。

DPS自体は強化特殊スキル群と比べると低めなので、ブレイク中は無理に派生せずに火力行動を優先していい。

回避

普通の回避。レバーニュートラルのバックステップの距離がやや長い（トレーニングのタイル1枚分程度）。
技自体に特筆すべき性能はないが、極限回避成功時にコアパッシブで1秒に1回アドレナリン5pt回復の効果を得る。
他エージェントの極限支援を行う時に、回避ボタンと交代ボタンをほぼ同時に押して極限回避と極限支援を一緒に発生させると、コアパッシブと追加能力によってアドレナリンを1度に10pt回復することができる。

「風に乗るとしよう」
レバー+回避長押しで発動。青溟鳥に掴まって高速移動する。ホロウ探索では碧空随行中に自動で周辺の物資を回収してくれる特殊効果がある。（※非戦闘状態のみ）
飛行開始時に回避判定があり、飛行中に回避入力でも敵の攻撃を避けることが可能。
攻撃ボタンでダッシュ攻撃に派生。玄墨値があるとき攻撃ボタンを短く押すと「玄墨陣法」に派生する。
玄墨値を所持していると飛行中の儀玄が手に札を召喚するので派生可能かどうかすぐ判断できる。

基本的には移動手段であり星見雅の高速ダッシュのような戦闘中に積極的に使うコマンドではない。敵との距離が大きく離れてしまったときなどに。

敵に玄墨の羽で飛びかかる1段攻撃。3ヒット。トレーニングのタイル3枚分程度であれば急速接近して飛びかかってくれる。
通常攻撃ボタンで通常攻撃3段目～に派生する。アドレナリンのないときの初動などにどうぞ。

呪符を召喚して相手を取り囲み雷を落とす。
支援キャラの終結などでゲージを補充することができない*2儀玄は息切れするタイミングが必ずある。
敵の攻撃の回避タイミングもきちんと掴んでおくことが大事。

支援スキル

回避反撃と同じ動作。

普通のパリィ。

「短期決戦だ」
回転しながら青溟鳥の羽で周囲を攻撃する。
特に倍率などが優秀な訳では無いがコンパクトなモーションでブレイク時間を浪費しにくい。

特殊スキル

大きく後ろに下がってから前方に玄墨の塊を散らす。後退時に回避判定がある。
回避判定があるが墨を飛ばすまでに無敵が切れているので、回避したと思ったらそのまま次の攻撃に被弾したりする。
基本的に封印でよいが問題は儀玄がアドレナリン切れでブレイクしたとき。連携に入る方法がこれか通常5段目しかない。
そして特殊スキルは大きく下がってから自分のいたところめがけて墨を飛ばすので実質的な射程が極めて短い。
やむをえず使う場合は一度ダッシュ攻撃をはさむなど相手にしっかり接近してからにしたい。

「疾風の如く！」
玄墨の羽を武器にして攻撃する儀玄の主力武装。終結と並ぶダメージ源である。
2段目はコスト無しで派生可能。3段目の爆発攻撃は追加でアドレナリン20Pt消費。不足の場合発動できない。
初段はチャージが可能でチャージ中に攻撃を受けるか、一定時間溜めると自動で発動する。
敵の攻撃を受ける瞬間に初段を発動するとパーフェクトガードが発動。即座に最大チャージと同じ効果を得て、さらにアドレナリンを回収できる。

このパーフェクトガードから3段目の派生をひたすら狙うのが儀玄の基本的な立ち回りになる。
3回ほどループすればちょうどアドレナリンを使い切るあたりで術法値が溜まるため、終結→玄墨陣法でアドレナリンを回収し、再び強化特殊を狙う動きに移ることができる。

初段は儀玄の体が光るまでチャージしてからボタンを離す、もしくはパーフェクトガードが発動すると呪符による追撃が発生し、威力が1.5倍ほどまで上昇する。
チャージなしで発動する場合と、呪符追撃が発生する最速のタイミングまでチャージ（以下、最速チャージ）してから発動する場合とでモーション速度にほとんど違いはないため、パーフェクトガードが狙えない状況でも最速チャージして放った方がDPSは高い。
また、最速チャージのタイミングまではパーフェクトガードの受付時間であり、チャージなしで発動するとその受付時間も短くなってしまう。
よって基本、初段は最速チャージで発動することを常に意識しよう。

通常攻撃ボタン長押しで発動する第2の強化特殊スキル。敵の位置をサーチして玄墨の力場を発生させる。チャージ可能で離すとエネルギーボールが爆発して大ダメージを与える。
力場には強力な集敵効果と中断レベルがあり雑魚戦で極めて有効。射程もかなり長く、遠距離型の雑魚が散らばって配置されているときにもお手軽に攻撃できる。
また攻撃発生時に極限回避判定が存在するが、そもそものスキルに無敵があるため、アドレナリン回復のおまけが付くだけと考えてよい。

特定の位置に一定時間持続ダメージを発生させるという仕様上、中断耐性の高い敵が相手だと攻撃範囲を抜け出してしまい、攻撃がフルヒットしないことが多い。
攻撃性能やアドレナリン効率もパーフェクトガード時の「具現せし墨跡」に劣るため、ボス等との1対1では「具現せし墨跡」の使用を優先したい。

ブレイク時は追加能力の効果により与ダメージが追加で30％アップするが、消費アドレナリンあたりのダメージ量では依然として全段ヒット時の「具現せし墨跡」に軍配が上がる。（与ダメバフの量次第の可能性もアリ）
ただし「具現せし墨跡」は長いモーションかつ後半部分に倍率が偏っており、発動にアドレナリン60ptを要求されることを勘案すれば、時間の限られる状況では「凝雲の術」に優位がある。

対ボス時(非ブレイク)は強化特殊スキルボタンによるカウンター攻撃がメイン、ブレイク時と対雑魚時は通常攻撃ボタン長押しによる持続ダメージ攻撃がメイン、と覚えよう。

連携スキル

終結スキルその１。指で符を構えるカットイン後　符の嵐で攻撃。180pt分のアドレナリンを消費すると術法値ゲージが最大値の120になり、ゲージ消費と引き換えに発動可能。
術法ゲージがMaxになると翼を模したゲージ枠が金色に輝く。デシベル終結が溜まっている状態では終結発動ボタンが被ってしまうのでこれでゲージ終結の有無を判断すると良い。
発動後に「玄墨値」を1pt獲得し、これを消費してさらに強化通常・玄墨陣法→青溟爆震を発動できる。術法千万モーション中に回避ボタン長押しで自動的に派生する。
儀玄の特殊能力として2種の終結スキルどちらを使用してもチームメンバーのＨＰが平均化される…という仕様がある。このためアストラや潘の終結スキルの全体回復とは相性が良い。
また橘福福の追加能力（終結スキル使用時にデシベル300獲得）効果はどちらの終結スキルにも適用される模様。（※ゲーム内お試し性能より）
これ以外にもゼロ号ホロウのレゾブレムやドライバディスク効果など汎用の終結スキル発動をトリガーとするバフ効果はどちらの終結スキルでも恩恵がある模様。（※要検証）儀玄は終結スキル発動の機会が多いためこれらのバフ効果とは比較的相性が良いと言える。

終結スキルその２。他のエージェントと同様に、各種攻撃で貯まるデシベル値を3000消費して発動可能。
片手で玉を作り天に放ると鳥になって急降下・儀玄の体に吸収される。その後画面手前に飛んだ儀玄が敵に突っ込み激しい符の嵐で攻撃する。
儀玄が飛んでから着地するまで？の間タイムアップ判定がなくなる。危局などでタイムアップギリギリに撃つとわかりやすい。（※あくまで飛んで着地までが特殊演出のうちでWIPEOUTしない…というだけで危局などで最後の爆発攻撃がダメージ加算されるわけではないようなので注意。）
『術法千万』と比較するとカットインが長めで威力もやや高い。術法値とデシベル値の双方が溜まっていれば、２種の終結スキルを連続で使用することも可能。なお、その場合は前述の『術法千万』が優先される。

コアスキル

文章が長いが、大半は儀玄のシステムに関する説明。
育成によって変化するのは与ダメージバフの部分のみ。無条件で強化通常攻撃、強化特殊スキル、支援突撃、連携スキル、終結スキルに60%(コアスキルF)の与ダメージバフを獲得する。

発動条件は「撃破」「支援」「防護」のいずれかのエージェントを1名以上編成すること。順当に編成を組めばほぼ発動する。
効果は大きく分けて4つ。
①他のエージェントが終結スキルを発動した際に継続的なアドレナリン回復が発生
②極限支援で他キャラに交代した時、追加のダメージとアドレナリン回復が発生
③ブレイク中の敵に与える強化特殊スキルの与ダメージ+30%
④終結スキル発動後、会心ダメージ+40%(15秒継続)

心象映画

運用の快適さの向上についてはほぼ1凸に集約されており、2凸以上は火力上昇の側面が強い。
儀玄は特殊スキル・終結スキル共に複数存在しており名称を列挙するだけではややこしいため、本項では『強化特殊スキル：凝雲の術( 長押し)』や、『終結スキル：術法千万 (術法値消費)』のように後ろに簡単な補足を入れる。
また、他エージェント同様3凸と5凸はスキルレベル上昇のみのため割愛。

全体的な解説

• 01：清き道術の心
  概要

  フィールド入場時、会心率+10%、即座に「術法値」を120Pt獲得する。探査モードにおいて、この効果は180秒に1回のみ発動可能。任意のメンバーの攻撃が敵に命中した時、儀玄は追加の落雷を自動で1回発生させ、透徹力の50%分のダメージを与え、さらにアドレナリンを5Pt回復する。追加の落雷は6秒に1回のみ発動可能。

  会心率+10%はサブステータス約4つと考えれば侮れない強化幅。恒常的に強化がかかり続けるため、4番ディスクのメインステータスを会心ダメージにしやすくなる。フィールド入場時のためエージェント画面では反映されない。
  『終結スキル：術法千万(術法値消費)』を開幕に放つことができる効果は単純に強力。相手の攻撃を待つまでもない、日々のバッテリー消費のような短期戦においても便利なエージェントとなる。
  落雷による追加の攻撃の倍率はほぼ通常攻撃以下であるため火力面はオマケのようなものだが、ほぼ無条件で6秒ごとに5ptアドレナリンを供給し続けるため、アドレナリン不足で反撃・追撃できないといったことが目に見えて減る。こちらは危局のような長期戦向けの効果。
  
  
• 02：災いを滅し魔を払う
  概要

  『終結スキル』または『強化特殊スキル』でダメージを与えた時、ターゲットのエーテル属性ダメージを15％無視する。『終結スキル：青溟雲影』発動中、ブレイク状態にある全ての敵のブレイク継続時間が3秒延長される。敵は1回のブレイク中、この効果を1回しか受けられず、同じ効果は重ね掛け不可。また、『終結スキル：術法千万』発動時、「墨力」を1重獲得する。『通常攻撃：青溟爆震』、『強化特殊スキル：墨散影消』発動後に通常攻撃ボタンを短押し、または『強化特殊スキル：青溟爆震・破』発動後に特殊スキルボタンを短押しすると、「墨力」を1重消費して、『強化特殊スキル：術法千万・破』を発動し、最大で透徹力1200％分のダメージを与える。「墨力」は最大1重まで所持可能。

  メインウエポンである終結スキルと強化特殊スキルの火力が上がる。
  そして、2種類の終結スキルそれぞれに新たな効果が付与される。
  1. 『終結スキル：青溟雲影(デシベル消費)』
  ブレイク中にデシベル消費終結スキルを使用するとブレイクゲージが黄色く光り、その減少が3秒間停止する。注意点として、同様の効果を持つライトと異なりブレイクしてから『終結スキル：青溟雲影』を使わないと効果が発揮されない。
  2. 『終結スキル：術法千万(術法値消費)』
  『通常攻撃：青溟爆震(玄墨値消費・長押し)』、『強化特殊スキル：墨散影消(長押しの最後)』の後、もしくは『強化特殊スキル：青溟爆震・破(の3段目)』の後に4段目として、1度の『術法千万』ごとに1回だけさらに攻撃を追加することができる。この攻撃のモーションの長さは2秒程度のため、上述の1.の効果を用いればブレイク中に挟んでも実質的に他の行動を阻害することはない。「墨力」は1重しか持てないため、下手に温存しすぎるよりも機を見て使ってしまうのがよい。

• 04：道術一如
  概要

  『終結スキル』発動時、「静心」を獲得する、最大2重まで所持可能。「静心」1重につき、次の『強化特殊スキル：凝雲の術』および『強化特殊スキル：墨散影消』の与ダメージ＋30％。

  終結スキルを使うごとに 長押しによる強化特殊スキルの与ダメージが最大60％上昇する。
  本凸効果対象の『強化特殊スキル：凝雲の術( 長押し)』および『強化特殊スキル：墨散影消(長押しの最後)』はもともとコアパッシブにより最大＋60％、追加効果によりブレイク時＋30%の与ダメージ上昇バフが付与されるため、この凸効果によって合計最大＋150％の与ダメージ上昇となる。
  数値としてはかなり強力な効果だが、対象のスキルは中断耐性の高いボスエネミーにはフルヒットしづらい。ここまで凸を進めた場合、最大効果を得るためにも敵のブレイク時に2種の終結スキルを重ねることをより意識して立ち回りたい。

• 06：動と静の調和
  概要

  『終結スキル：青溟雲影』発動後、「調和」を1重獲得する。「調和」状態にある時、「術法値」を消費せずに『終結スキル：術法千万』を1回発動可能。『終結スキル：術法千万』を発動後、「調和」状態が終了する。「調和」は30秒に1回のみ獲得できる、最大1重まで所持可能。また、「凝神」状態にある時、儀玄の透徹ダメージ＋20％。

  『終結スキル：青溟雲影(デシベル消費)』を発動すると即座に・かつ術法値消費なしで『終結スキル：術法千万』を放てるようになる。
  4凸効果の項で「敵のブレイク時に2種の終結スキルを重ねることをより意識して立ち回りたい」と述べたが、本効果によりデシベル値さえ溜まっていれば『青溟雲影(デシベル消費)』→『術法千万(術法値踏み倒し)』と終結スキルを連続発動できるため、ブレイクを気にすることなく術法値が120溜まり次第『術法千万(術法値消費)』が雑に使えるようになるのが利点。
  単に強攻撃としてのみならず、今までの凸効果で得られる恩恵も加算されるため、非ブレイク時の適した立ち回りも大きく変わるだろう。
  やろうと思えば『術法千万(術法値消費)』→『青溟雲影(デシベル消費)』→『術法千万(術法値踏み倒し)』と1人で終結3連射も可能になるが、玄墨値、2凸の「墨力」、4凸の「静心」など無駄にするものも多いため、3連射することを意識して立ち回る必要はない。
  終結スキル頻度が上がることで「凝神」状態もほぼ恒常的に発動できるようになり、また本効果で追加される透徹ダメージ+20%により全攻撃の火力そのものも5凸から～15%程度上がる。
  このように完凸らしい強烈な効果ではあるが、最大のネックはそのやや長いCT。デシベル値をブーストする橘福福と組んだり、デシベル値が溜まるペースが早い一部コンテンツでは終結スキル発動のペースにCTが間に合わず「調和」を獲得できないことがあるため注意。

ビルド

音動機

新特性での実装故に、合う合わない以前に命破の音動機自体数が非常に少ない。(実装時点で4つのみ)
今後命破エージェントが増えていくに伴い選択肢は自ずと増えるはずだが、現状はモチーフなどの高レア音動機に頼る必要があると予想される。

• 青溟の鳥籠(S級/変調(期間限定)) [攻撃力:743/HP:30% 効果:会心率アップ。『強化特殊スキル』発動時、与えるエーテル属性ダメージアップ、『終結スキル』または『強化特殊スキル』のエーテル透徹ダメージアップ。最大2重まで、継続時間15秒。接敵状態突入時、即座に2重獲得する。重複時、継続時間更新。]
  儀玄のモチーフ音動機。
  コアパッシブで透徹力へ変換されるHPに加え、無条件に会心率も盛れる(無凸+20%、凸毎に更に上昇)。加えて2種のダメージバフも得られると至れり尽くせり。

• エレクトロウォーク(A級/エリーファンド) [攻撃力:594/HP:25% 効果:『連携スキル』または『終結スキル』発動時、透徹力アップ。最大3重まで、継続時間12秒。]
  エリーファンド産で課金必須、凸にも時間がかかる。
  継続時間と発動条件に難があり、終結スキルの発動に長ける儀玄を以てしても永続で最大効果を得続けるのは苦しいが、儀玄はブレイク中に出せる瞬間ダメージに秀でるため相性は悪くない。
  撃破キャラを採用し瞬間火力を重視するなら。

• 魔法の立体パズル(A級/変調,ホビーショップ) [攻撃力:594/攻撃力:25% 効果:『強化特殊スキル』発動時、装備者の会心ダメージアップ、継続時間12秒。また、ターゲットの現在のHPが最大HPの50%未満の場合、『強化特殊スキル』の与ダメージアップ。]
  入手難易度の低い繋ぎ。エレクトロウォークとほぼ同等の期待値(完凸潘と組む場合はこちらが上回るケースが多い)を出せる。
  噛み合いはそこそこではあるものの、悪くは無い。

• 上級ステータスが効果が会心率（24%）のS級音動機
  音動機効果は発動しないが、計算上はA級命破音動機と同等以上の火力が出る。

ドライバディスク

• 儀玄は攻撃力の代わりに「透徹力」を用いる。透徹力はHP1Ptにつき+0.1Ptされ、攻撃力の0.3倍の値を追加で加算する。
  ただし、透徹力は敵の防御力を全て無視する効果があり、儀玄に対して貫通率や貫通値は効果のないステータスとなっている点に注意。
• 透徹力の増加量はHP+3%で25.12、HP+112で11.2。攻撃力+3%は青溟の鳥籠だと14.53、A級音動機は13.19となる。
  • 潘引壺との編成で透徹力が3000を超えるため、HPよりも会心系を伸ばす方がダメージが上がりやすい。
• 会心率は+雲嶽は我に似たりの4セットの場合、戦闘前のステータスで68%まで上げると戦闘時に100%に到達する。1凸以上の場合は58%。
  A級音動機の場合は88%、1凸以上の場合は78%で戦闘時に100%に到達する。
  なおコアスキルレベルアップボーナスで最大+14.4%されるので会心率の基礎値は19.4%。
  • +折枝の刀歌の2セットでは、4番会心率(+24%)とサブ10個(+24%)で67.4%。最大バフ時99.4%。
  • +ウッドペッカーの2セットでは、4番会心率(+24%)とサブ7個(+16.8%)、4番会心ダメージとサブ17個(+40.8%)でともに68.2%。最大バフ時100.2%。
• 5番はエーテル属性ダメージを優先し、次点でHP%。

4セット

• 雲嶽は我に似たり [2セット：HP+10%。4セット：『強化特殊スキル』、『連携スキル』、『終結スキル』を発動時、会心率+4%。最大3重まで、継続時間15秒。重複して発動すると継続時間が更新される。重数が3重の時、与える透徹ダメージ+10%。]
  儀玄と噛み合った効果を持つ新ディスク。4セットは特別な事情がない限りこれを装備。
  「透徹ダメージ」は与ダメージとは異なるカテゴリで乗算関係にある。

2セット

• ウッドペッカー・エレクトロ [2セット：会心率+8%。] / 折枝の刀歌 [2セット：会心ダメージ+16%。]
• 混沌のヘヴィメタル [2セット：エーテル属性ダメージ+10%。]
  ダメージの伸びは会心系の方が少し高い。

他キャラクターとの相性

追加能力の発動条件は緩いが新規の特性故に色々特殊なステータスであり、相性が良いと言い切れるエージェントは少なめ。
比較的瞬間火力に優れるアタッカーであるためブレイクへの依存度が少し高く、基本的にはリュシアor潘引壺+撃破1人という編成になる。

▌支援

• リュシア (エーテル)
  命破エージェントへの支援に特化したエージェント。強化特殊スキルレベル12で最大900にもなる高い透徹力バフと、コアパッシブにHP+5%と与ダメージバフ20％、追加能力の会心ダメージ+30%を持つ。
  運用も比較的簡単で、リュシアの固有ゲージが無くなったらリュシアの強化特殊スキルを撃って通常5段目に繋げるだけと楽。あとはデジベル値が溜まったら終結を撃つだけで良い。

• アストラ (エーテル)
  攻撃力バフは他のエージェントより効果が薄れるものの有効ではあり、それ以外の支援能力は相変わらず高い効果を発揮する。
  終結の回復効果はチーム全員に対して固定値で回復なので、だれか1人が被弾したとき儀玄終結→アストラ終結とすると3倍回復できる計算になる。
  激戦試練や迷いの地の高活性などHP管理の苦しいコンテンツではかなりありがたい。

• ニコ (エーテル)
  一番の持ち味である防御デバフこそ腐ってしまうものの、モチーフ含め与ダメージ・会心率バフはきちんと受け取れる。自前の会心ダメバフがあるため、特に会心率バフがありがたい。
  ただしニコを採用するということは瞬間火力を重視するということだが、潘引壺と組み合わせた場合編成全体のブレイク速度に不安が残る。
  タナトスのようなブレイクに関わるギミックを持つ相手に使ったり、そもそも潘引壺を採用せず他の撃破を使うなどの工夫ができるとベスト。

▌撃破

• ダイアリン (物理)
  「高評価」ゲージを消費して、連携スキル等を終結スキルにアップグレードできる撃破。
  終結スキルをメイン火力とする儀玄との相性は大変良く、術法終結を合わせれば三連続の終結スキルをブレイク中に浴びせることも可能。
  撃破役としては橘福福以上の出力を誇るが、あちらと比べ出場時間が少し長めのため、アドレナリンのリソース管理には注意。

• 橘福福 (炎)
  同Ver実装の姉弟子。基本的にパリィか強化特殊スキル、終結スキルを使う時以外は裏に回りっぱなしの撃破エージェント。
  コアパッシブによる複数のバフはきちんと儀玄に乗るものであり、追加能力にデジベル上限アップも複数の終結スキルを持つ儀玄とは相性は抜群。
  ブレイク速度はそこまで早くないが、そもそも儀玄自身がそこまでブレイクが早すぎても困るので問題は特に無い。

• 青衣 (電気)
  儀玄はブレイク中に高火力技を吐き出すのが強いタイプのアタッカーであり、ブレイク弱体倍率を+80%できる青衣のデバフと相性がよく、特に危局強襲戦では有力候補となる。
  ただしデバフの最大値を敵に付与するために、青衣で閃絡電圧を溜め酔花月雲転を計2セット打ち込みつつ、儀玄でデシベル・術法値・アドレナリンを調整しなければならないため操作難易度は高め。青衣が1凸以上の場合は若干忙しさを緩和できる。
  青衣の追加能力の発動が難しいが影響は誤差に近いので問題はない。
  装備させる音動機は大山を統べる者4セットと相性がいいまな板の鯉が人気。

• 「トリガー」 (電気)
  儀玄は表に出っぱなしのオンフィールドアタッカーのため、裏から追加攻撃で撃破を狙えるトリガーとは相性が良い。
  他のエージェントのバフとデバフが軒並み効果が薄れる一方ブレイク弱体倍率デバフは全く影響がないため、儀玄の火力向上に寄与できる。
  ただしVer.2.0のキャラプールではトリガーの追加能力を発動させるのが難しい。
  またトリガーの音動機「奪魂の瞑目」は他エージェントと組む時は有用なものの、儀玄の攻撃には防御力低下の効果が発揮されない。その為ダメージをより上げたい場合は青衣の音動機「玉壺青氷」等が使われる。

• プルクラ (物理)
  Ver2.0で命破が追加能力条件に追加されたA級撃破。
  裏からブレイク値を稼ぎつつ、完凸が必須だが与ダメバフを比較的長時間乗せ続けることが可能。
  通常の編成だと編成の都合上儀玄と潘引壺は強化特殊スキルの使用頻度が高く、プルクラの追加攻撃を余すことなく撃つことができる。
  プルクラの追加攻撃スタックは主に回避支援によって補充ができるのだが、これによって儀玄の追加能力が起動できるのも嬉しく噛み合い自体は良好。潘引壺とプルクラの両方が左クイックな上に潘引壺は必ず儀玄の右に置きたい点に注意。
  また儀玄の仮想敵である危局強襲戦などのミアズマの司祭などの一部の敵では、回避支援持ちのプルクラを混ぜると敵の攻撃がパリィ支援が出来る攻撃か回避支援しかできない攻撃かがわからないという地味な欠点もある。敵のモーションを覚えて対処が出来ない場合、最終的には編成から外したい。

• クレタ (炎)
  ブレイク速度が持ち味の撃破。Ver.2.0の命破実装により追加能力に命破指定が追加された。
  儀玄はブレイクに2種の終結スキルを合わせるのが一番火力が出るものの、敵の行動やプレイヤースキルによって撃てるタイミングが変化する。
  クレタはとりあえずパリィからの支援突撃から強化特殊スキルコンボを決めればブレイクしてくれるエージェントであり、出場時間の調整やタイミングを柔軟に決められる点で扱いやすい。
  クレタのサポート力の低さも自己バフが多い儀玄には気になりにくい。

▌防護

• 潘引壺 (物理)
  儀玄と同時に実装された兄弟子兼料理人。
  命破特性に特化したサポーターであり、無凸で透徹力+540pt・与ダメアップ+20％、完凸で透徹力+720pt・与ダメアップ+30％と、A級キャラとしては破格のバフ量を誇る。
  透徹力バフを配れるのが強化特殊での前クイック支援先のみという制限があるが、儀玄ワントップのハイキャリ編成であれば運用に問題はない。
  ただし、「トリガー」やプルクラといった前クイック支援を誘発したり、ダイアリンのように前キャラのステータスを参照する能力を持つ、儀玄と相性の良い一部キャラと編成位置が競合してしまう点には注意。

• シーザー (物理)
  バフ効果では無凸潘引壺に遅れを取るが、「裏から」「パリィ支援で」「ブレイクに貢献できる」のは「表で立ち回り」「極限支援で退場すると追加攻撃を発動してアドレナリンを回復でき」「終結2種を打てるタイミングにブレイクを調節したい」儀玄にとって嬉しいポイント。
  術法終結キャンセルを活用する場合、やはり「栄光の盾」の仕様がミスマッチとなってしまう。

編成例