【スラキャンサー】

Last-modified: 2024-04-29 (月) 23:21:11

概要

DQMJ2以降のモンスターズシリーズに登場するモンスター。どことなく【ぐんたいガニ】系を思わせる金色のカニの着ぐるみか鎧を着た超巨大スライム。
着ぐるみのてっぺんにはちゃんと穴が空いており、そこからスライムのとんがりが出ている。
キャンサーという名前からも想像できるとおり、黄道十二星座の蟹座がモチーフになっている。

ジョーカー2

スライム系のSランクに属し、見た目通り三枠分のスペースを取る。
最初の遭遇は闘技場Sランクでの戦いで、対戦相手である【マイセン老師】の手持ちとして登場。
マイセン老師の自慢のモンスターであり(『最高傑作』との事)、配合には相当な苦労を要したものと思われる。
ここでのスラキャンサーは【こおりのいき】やら【じひびき】やらで全体攻撃をしてくるほか、
【ギガボディ】持ちなので通常攻撃も【スライム斬り】も全体攻撃。
そして【AI2回行動】の特性で、これらを1ターンに2回も撃ってくる強敵である。
いてつくはどうも持っており、補助効果を消されることもある点にも注意が必要。
 
野生のものは魔界の草原エリア(自然系の柱がある)で鎮座しており、触れたら戦闘になる。
超巨大モンスターだけあって戦闘時のBGMがボス戦だが、スカウトすることは可能。
野生のものであるにも関わらず、マイセン老師の自慢の逸品と比べて非常に強いので、彼の立場が危うい。
やはりAI2回行動で、【かえんりゅう】【グランドクロス】といった強力な特技を使うため、生半な強さでは太刀打ちすることすらできない。
また、【まもりのきり】なんかも使ってくるので、スカウトする場合も普通に戦う場合も気をつけよう。
スカウトする場合はテンションアップがほぼ必須で、できれば【しもふりにく】も使うと良いだろう。
 
配合では【スライム】×ぐんたいガニ×【ゴールデンスライム】×【暗黒の魔人】の4体配合で生まれる。
配合の手順は非常に面倒なので、できればスカウトして済ませたいところだが、スカウトもなかなか難しい。
また、世界モンスター選手権の参加賞として配られることもあるので、こっちに期待するのもアリ。……もう過去の話なので地道に配合で生み出さざるを得ないが。

ジョーカー2プロ

【ダーククラブ】とゴールデンスライムを2体ずつ4体配合したものに変わっている。
ゴールデンスライム2体は苦しいのでスカウトの方が断然いい。
 
AI2行動の特性を持ち、安定して2回行動できることが強みだが、特筆すべきはその耐性と防御能力。
3枠モンスターだけあって状態異常には強いのは当然として、なんとドルマ系以外の全ての呪文を反射する。
HPや守備力も全モンスター中トップ10に入るほど高く、スキルで守りを固めれば、難攻不落っぷりを遺憾なく発揮することだろう。
しかし、前作では2400くらいあったHPが2000くらいまで、守備力は1000から800くらいまで落ちてしまっている。
極めつけは【くじけぬ心】の特性で、倒したと思ってもHP1で耐えることがあり、これが死に難さに拍車をかけている。
欠点は素早さの低さと3枠モンスターにありがちな攻撃力の中途半端さ、そして他の能力も実はそれほど高くないといった点。
特に素早さはもう補いようが無いほど低く(限界値190)、通常攻撃や剣技をやらせるとよく外すので、
肉弾戦型に特化しようと思うと苦労するかもしれない。
また、鉄壁に見える耐性にも実は穴があり、ブレスやドルマ系のダメージは普通に通るので、その辺も注意。
だがスキル込みで守りに徹するとなかなか死なないうえ、こちらにも決定力が無いから相手も死なないという、最凶(最強ではないのがミソ)の耐久特化型3枠になり得る。
スキルは固有の【スラキャンサー】
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スラキャンサーは次回作からかなりの弱体化を喰らうハメになる。(主に状態異常耐性という意味で)

テリワン3D

前作と違って野生には出てこないのでタマゴから孵すか配合で作るしかない。
配合での作り方は前作(プロフェッショナル版)と同じだが、ゴルスラの工面がちょっと楽になったのが救い。
さらに今回は【ダイヤモンドスライム】の素材としてこいつを使う事ができ、【スライムマデュラ】を配合すれば完成。
…とは言うものの、こいつを作るのにゴールデンスライムが2体必要な為、結局手間はあまり変わっていない。
ただし、今作では【あくまの書】系で4体配合の簡略化ができる為、
ゴールデンスライム1体とダーククラブ数体でこいつを量産し(詳しくは【あくまの書】を参照)、
後はこいつにスライムマデュラを配合してダイヤモンドスライムにしてやれば、図鑑埋めに関しては無駄がない。
 
特性はギガボディ、【テンションアップ】、れんぞく(2回)、くじけぬ心、AI2回行動、【まれにまもりの霧】【ときどきシャッフル】
言うまでもなく、テンションアップは2回行動の彼にはほとんど恩恵がない。
本作でも大半の呪文属性を反射するステキ耐性は健在で、ステータスにもさしたる変化はない(HPとMPが上昇し、攻撃力がちょっと下がった)。
前作同様、【こうどう おそい】持ちではないのが不思議なくらいに素早さが死んでいるので【リバース】を活用しよう。
行動回数が安定しているのは強みだが、ときどきシャッフルの効果で行動順をかき乱してくれるのでその辺が不安要素。その都度相方にでもリバースで上書きしてもらおう。
ちなみに3枠のくせに各種状態異常の耐性は半減止まりで、【こうどう はやい】をつけた日には全状態異常素通りという超ザルに。前述通り、こうどうおそい持ちではないので基本的に最速行動が保証されるが、たとえネタでもやめた方がいい。
【全ガード+】で少しでも耐性アップさせるのが無難なチョイスか。
次回作のイルルカとは違って行動遅いを付加出来ないので、多分歴代スラキャンサーで1番(状態異常が)弱いかもしれない。
というのもこいつ、【マホトーン】が等倍でそれ以外の封じ系が全部弱点というかなり致命的な欠点までお持ちなのだ。
踊りや息は封じられないので、攻撃力は割りきって息で攻撃するのもいいだろう。
 
やはりくじけぬ心を持っているので【てんしのきまぐれ】と組み合わせればかなりしぶとく粘ってくれる。

イルルカ

裏エンディング終了後に手に入る「さいごのカギ」の世界で、【エスターク】を10ターン以内に倒して仲間にすれば、以後さいごのカギの世界にランダムで出現するようになる。
 
入手するだけならこれをスカウトするのが手っ取り早いが、こいつはGサイズ故にスカウト率がかなり伸びにくく、
エスタークは仲間にすると二度と出現しない為【しんせいの宝珠】を彼から頂戴していた人は、
超Gサイズモンスターからの【ぬすっと斬り】要員を別途用意するなど、
かなり面倒な事になっていた(現在は更新パッチにより格闘場で毎回もらえる為あまり問題にならない)。
 
【スカウトQ】の14問目をクリアするのにも必要になる為、可能ならば配合で生み出した方がいいだろう。
組み合わせは前作までと同じで、あくまの書を利用したゴルスラ節約術もそのまま使える上に、
余ったゴルスラは【オリハルゴン】の素材にしてしまえば無駄がない。
 
ライブラリのまめちしきによると、スライムが巨大な蟹の殻の中で生活していたら、成長しすぎて出られなくなったらしい。
とりあえず、城のように巨大なカニって一体なんなんだという点、そのカニ殻いっぱいになるまで大きくなるスライムってなんなんだという点が、ツッコミポイントとして挙げられるだろう。
それにどうやってあんなアクティブに動き回っているのかという疑問もある。
 
ちなみに、属性耐性に反射があるのはそのままなのだが、何故か状態異常耐性が軒並み「弱点」扱いであり(ギガボディ補正で一応半減どまり)、しかも斬撃封じ~フールまで全耐性がこれまた弱点扱い。
おまけに新生配合を行ってもスライム系共通の麻痺完全耐性すら得られない(半減のまま)という謎仕様である。マヌーサ無効以外何も変わらないというあんまりな仕様。
一応受け流しとしっぺがえしを習得したものの、3枠を占めるギガが異常で止まる=非常に危険な状態なのは言うまでもなく、更に地獄の踊りやルカニ、ダウンが刺さりまくる。
対戦で使うなら、メタルスライム並み、もしくはそれ以上に酷い耐性の穴をどうするかが鍵になるだろう。
素早さはもともと初登場時から死んでいるので、しっぺ返しを【こうどう おそい】にすると状態異常の穴を埋められるという意味では強さがテリワンより少し戻った。
【新生配合】【受け流し】を習得。

ジョーカー3プロ

無印では欠席するもプロフェッショナル版では復活。
ライドタイプは水中に見えるが、本体は中のスライムのため陸上。
【ダークマデュライト】群晶の番人として【魔界】で戦うことになる。
【オーロラブレス】【ザバマータ】【ジャッジメント】【悪夢のよびごえ】【ギガ・タメトラ】を使う他【ときどき青天の霧】の特性を持つ。
ギガ・タメトラでテンションアップされてのジャッジメントが凶悪。青天の霧が発動されていると4桁ダメージを叩き出すこともある。
悪夢の呼び声があるため身代わりメタルも突破されることもあるが、身代わりそのものに対する対策はないため亡者リザオなどを使えば攻撃を受けきることが可能。
 
こちらが使うには、ゴールデンスライム、【凶キラークラブ】【プレミアムスライム】【管理端末Q484】の四体配合で生み出す必要がある。
前者二体は普通に手に入れられるが、後者二体はモンパレ及びDQ10とのコラボイベントをする必要があり、
これらを経なければ、すれちがい無しでこいつを生み出すのは不可能…、だったのだが現在はプレミアムスライムも管理端末Q484も二体とも自宅のWi-fiで一般配信されたので簡単に手に入るようになった。

すれちがいであればこいつの素材になるカラーフォンデュを配信している人もいるため、出会えたら活用したい。
暗黒の魔人、【サージタウス】【闘神レオソード】との4体配合で【オムド・ロレス】を作ることができる。
 
特性はギガボディ、【しっぺがえし】(固定)、くじけぬ心、まれにまもりの霧、AI2回行動。
+25でれんぞく、+50でときどきシャッフル、+100で【せいぞんほんのう】
また、超ギガボディ化すると全ガード+が解禁される。
合体特技は【雷雲招来】で、合体特性は【つねに体返し】
 
HPと攻撃力がそこそこ高い値ではあるものの、素早さが低いのは相変わらず。
今作では反射できる属性は火、風、爆発、雷、光の5つのみとなっている。
前作で言うと、ヒャドが通るようになったが炎ブレス、さらには【マダンテ】も反射できてしまうようになった。炎ブレス反射のスライムなんてJ2の【最強スライム】【スライムブレス】以来なんじゃないか。(イルルカ以前ではマダンテが炎ブレス属性である)
相対的にはダメージ属性に強くなっていると言える。
あとの属性は、素早さ低下、MP吸収の2つの系統固有の弱点以外は全て普通と案外穴だらけ。
なのだが素で弱点→普通となっているためボミエとマホトラ以外は強化されている(封じ系は削除されている)。
ギガボディを得る事で大半の状態異常を激減にしているが、枠を減らすとこれが仇になってしまう。
とはいえノーマルボディでも特性に【全ガード+】【こうどう おそい】【ライトメタルボディ】を付け、深海ガードなどのスキルや刻印をフル活用することで属性耐性・ハック耐性・即死や行動不能系の異常耐性を無効にできる。
メタル系でも同じことはできるが、HPの高さ・一部の属性攻撃を反射できる・固定特性が有用などメタルにはない利点も多いので、みがわり役にはうってつけの存在である。

DQMSL

スライム系Sランクで、サブ系統は討伐。サイドクエスト「魔物たちの楽園」などで入手可能。
リーダー特性は「全系統のデイン耐性+1」。
特性は【ひん死で会心】【みかわしアップ】【まもりのめぐみ】
特技は【みがわり】【マジックバリア】
【新生転生】させると最大HPと防御力が+50される他、特性に【ときどきマインドバリア】が追加され、【におうだち】を習得する。

どこパレ

スライム系のランクSSモンスターとして魔王カーニバルで初実装となった。
現在でもおやぶんの洞窟やスペシャルチケットなどでも排出される。
固有特性は2回行動+いきなりスカラ+いきなりマジックバリアの「甲羅の鎧」。
初期とくぎは「ファランクス」や「海魔神の怒り」など。 
 
全モンスターでも1、2を争う耐久力の持ち主で、HPと守備力に極端に偏ったステータスが特徴。
また防御系2つを詰め込んだ固有特性が更に耐久に拍車をかける、まさに動く要塞。
高いHPは壁としての用途の他、【ビッグバン】をはじめとするHP依存の威力の攻撃にも使える。
耐性は属性攻撃大半を無効にするなど優秀に見えてマヒが抜けているという深刻な穴があるのでマヒ攻撃のある戦闘で壁をやらせるのは危険。