【カジノ】

Last-modified: 2020-05-12 (火) 17:13:03

概要

言わずもがなの娯楽の殿堂。現実ではアメリカのラスベガスが有名。
ドラクエではDQ4以来恒例で、DQ9を除く全ナンバリング作と、外伝ではDQMCH、PS2版トルネコ3に登場している。
カジノ内では専用BGMが用意され、こういう場所に精通した【すぎやまこういち】の面目躍如たるものがある。
なおカジノ自体はDQ4以降だが、同じギャンブル要素としてDQ2の【福引き所】・DQ3の【格闘場】をその前身と考えることができる。
 
【コイン】1枚につき20Gで買って、それを賭けて遊ぶのが主なスタイル。
稼いだコインは景品に交換することができるが、【ゴールド】に換金することはできない。
そのため「余ったお金で楽しむのが良かろう」等と道行く人によく言われる。熱中しすぎて身を滅ぼすことのないようにするためである。
景品に換えてそれを売る事で間接的に換金はできるが、当然ながら換金と考えるとレートは物凄く悪いので、裏技などを使ってコインを大量増殖するのでもない限り金策としては非効率的。
 
基本的に直前にセーブをし、儲けたらすぐセーブに戻り、大負けしたらリセットするのが定番。
完全にズルだが、多額のゴールドをつぎ込んでいることが多いためそうも言っていられないのだ。
まあお金がなくてもこれを使ってしまえば、スロット1回分の元手からグリンガムのムチや破壊の鉄球のような目玉商品まで到達することもできる。
これがバランス崩壊だとしてカジノの存在そのものが批判されることがあるが、本編中(特に序盤)でそれらを入手するためには上記の通りリセットマラソンがほぼ必須である。
ズルをすればバランスが壊れるのは他のチート行為と同様に当然の話で、それを承知の上でやる・やらないはプレイヤー個人の判断・自由にゆだねられているため、カジノの存在そのものを論難するのは失当といえる。
DQ6以降のカジノは序盤から高性能の装備品などを入手出来ないよう、カジノを複数設置する・イベントに組み込む等の対策が施されており、高ベットのスロットや高性能の景品が交換できるカジノは物語後半にならないと利用できないようになっている。
DQ11ではストーリーの進行具合に応じて景品や高ベットの台が追加される方式になっている。
 
上記のアドバイスもそうだが、どの作品でもやけにリアルで教訓めいたセリフが多い。
一日の稼ぎを全てスッてしまう人、勝つリターンばかりを考えてリスクを見落とす人。
アドバイスに見せかけたトラップめいたセリフをいう人もいるが、これも然り。
賭け事に没頭する人々の心理をわかっていないと描けない人物ばかりいる。
 
カジノはとどのつまり商売であるため、現実のカジノは胴元が必ず儲かるようになっており、よほど運が良くない限りプレイし続ければ長期的には総資産は減少していくシステムになっている。
しかし、ミニゲームのカジノでそんなシステムでは誰も得をしないため、全体的にプレイヤー有利のバランスになっている。
基本的には同じギャンブルをひたすら続けていると総コインは上昇するようになっており、遠からず胴元が破産しそうである。
まぁゲーム中ではそんなことは起きないので思う存分稼がせてもらおう。
主人公たちに大きくコインを持っていかれるのは仕方ないことであるが、ゴールドに換金できないことを考えると、損をしない程度の利益が出るよう計算しているのだろう。
 
スタッフとして【バニーガール】が働いているのが定番である。
シリーズ通しての常連になっているが、カジノもバニーも現代社会特有の存在であり、ドラクエのような中世ヨーロッパ風の世界観からかなり懸け離れているが、プレイヤーから問題視されることはなぜかあまりない。
 
カジノの景品一覧についてはこちら→【カジノの景品】

DQ4

遊戯種目は【スロット】【ポーカー】【モンスター闘技場】の3つ。
カジノのBGMは【楽しいカジノ】
 
【エンドール】の宿屋の地下にあり、第二章、第三章、第五章で利用できる。
第二章と第五章はエンドールに到達した時点で遊べるが、第三章でのみクリア直前まで営業休止中で、【ライアン】が中をウロついている。
なおカジノのゲームをやらない場合でも、第三章では【ブランカへの洞窟】開通のフラグを立てるために入る必要があり、第五章でも【マーニャ】を仲間にするために訪問が必須。
 
初登場の本作ではコインレートが各章によって異なっており、第二章では1枚10G、お金を稼げる第三章では足元を見られてか200Gとなる。コイン1枚につき20Gになるのは第五章以降。
FC版ではこのコイン購入金額のオーバーフローを利用した【838861枚】なる裏技がある。
 
本作のスロットは効率が悪い。まだ本格的にカジノでの稼ぎを念頭に置いた設計ではなかったのである。
他ナンバリング作品では最終的なコイン稼ぎに使われる事もあるスロットだが、それは50~100コインという単価の高いスロットがあるからである。
本作ではまだ1コインスロットオンリーで、最高の役がそろったとしても獲得コインはたったの1000枚。
また、ボーナスゲームが発生するシステムなども一切無い。
台によっては5方向揃う可能性も無くは無いのだが、そんな極稀な奇跡が起こったとしても5000枚止まり。
3種のギャンブルのうち唯一、打ち止めの10000枚に届かないのである。
しかも、FC版では大きな役を当てた時でも、1枚ずつコインが加算されるため、コインが出終わるまで物凄く時間がかかってしまうというのもテンポを悪くしている。
加算は約3秒で20枚程度のペースなので、1000枚を当てようものなら延々2、3分も待たされることになる。
FC版の説明書ではアリーナが777×3方向を当ててブライが目を丸くするというイラストが掲載されているが、そのあと数分の足止めを喰らったであろう事は想像に難くない。
 
ちなみに件の777×5方向が揃う台は、かなり特殊な目の構成になっている。
同じマークが3連続で配置されている場所が多く、やたらと縦に揃いやすいのである。
なぜ縦にもコインを賭けられないのか、理不尽に思ったプレイヤーも多いのではなかろうか。
しかも目の配置に大きな偏りがあり、左は月、中は星、右は水がやたらと多く配置されている。
その他のマークが相対的に少なくなるので、通常であれば稼ぎ所である水(20枚)・星(50枚)・月(100枚)が、とにかく揃いにくい。
むろん太陽とBARも普通かそれ以上に揃いにくい。
ただチェリーだけはすべての目で出やすくなっており、3連続の配置が多い分だけ多方向に揃いやすい。
それでも50枚以下、大抵は10枚から20枚というレベルなので、あまり救済にはなっていない。
つまりこの台はチェリーか777かという両極端な台なのである。
他の台よりは777が揃いやすいので一攫千金を狙うこともできなくはないが、期待値を得るにはそれなりの回数をこなす必要があるので、所持コインが限られているような切羽詰った状況では分の悪い台と言える。
 
ポーカーも他作品と同様にイマイチ。
しかも、ダブルアップの方式が「左端のカードより強いカードを伏せられた残りの4枚から選ぶ」方式しか無いため、途中でジョーカーやAなどの強いカードが出てしまって「実はどれを選んでも失敗する」ような状況も多々ある。
そもそもツーペア(倍率×1)すらそう簡単にそろわない上、ダブルアップで最高に勝ち上がったとしても2万枚未満というショボさ。
1000枚(台によっては5000枚)が限度であるスロットに比べればポーカーはずいぶんマシではあるが、後述の闘技場と比べれば五十歩百歩。
他の客の反応を見ても、8枚が16枚にアップした規模で病み付きになっているので、そういうことである。
ちなみに他のギャンブルと違い、獲得コインが500枚に満たない場合でもストレートフラッシュ以上を出せば500枚達成時のファンファーレが鳴る。
ストレートフラッシュは50倍なので、9枚以下を賭ければそのような状況となる。
多くの場合において9枚スタートであればダブルアップを1回多く行うことができる利点があるので、9枚賭けしたプレイヤーも多かったと思われる。
なお9枚賭けが有効な役はツーペア・スリーカード・ストレート、およびフルハウスが該当する。
これらは10枚賭けだと10240枚が限度だが、9枚賭けでは18432枚まで狙える。
他にも、滅多に出ないが一応ロイヤルストレートフラッシュも該当する(10000枚→18000枚)。
これら以外の役では10枚賭けと9枚賭けでダブルアップできる回数は同じなので、むしろ損。
フラッシュとフォーカードの場合は7枚賭けが最も多い枚数(17920枚)を狙える。
ストレートフラッシュとファイブカードは6枚賭けで19200枚まで狙える。
これがダブルアップで狙える限界となる。もちろん3枚賭けでも同様だが、意味は無い。
いずれにせよ効率はそんなに良くはないので、当時のコイン獲得率の悪さを物語るエピソードと言える。
逆にもっともしょぼいのはロイヤルストレートフラッシュの5枚賭けか10枚賭けで、10000枚ぴったりで終了する。
 
そんな訳で、稼ぐならモンスター闘技場一択である。
ポーカーのダブルアップとは違い、「どれを選んでも必敗」なんていう事にはまずならず、ある程度は知識と経験によって当てる確率を上げられる。
最初は50枚ずつしか賭けられないが、獲得コインを次の試合にそのままベットできるシステムがあるため、繰り返すことで大きく稼げる。
但し、獲得コインを次の試合にそのままベットした場合、この試合のキャンセルは不可能となる。
これをした試合が引き分けで還元された場合は次の試合も同様だ。
ポーカーのダブルアップと同じく、1万枚以上になるとそこで強制終了になるが、ダブルアップと違って倍率が2倍で固定ではないので、運次第で10万枚超えもありうる。
ちなみに、9999枚ギリギリまでアップさせて、最後に100倍超の大穴を当てる事で理論上は100万枚以上のコインを一度に獲得する事ができるが、当然ながら受け取ると999,999枚になる(さすがにこんな状況は現実ではほぼ起きないが)。
例外的にブランカへの洞窟でのイベントを利用すれば100万枚のコインを所持することができる(詳細は当該項目を参照)。
 
なお、本作の景品はそこまで高くないため、儲かりにくいカジノゲームで稼ぐより、【ミステリドール】狩りで確実に資金稼ぎをして大量にコインを購入する手段も選択肢に入るかもしれない。

リメイク版

新たに追加された移民の町に2つ目のカジノができる。PS版では【グランドスラム】(DQ7と同じ構造)、DS版以降では最終形態の城の地下に設置される。
また、エンドールのカジノも景品が変更されている。
 
五章開始前から【ふくろ】のあるDS版以降なら三章からのトルネコマネーの大量投入も有効。
ただしDS版のクリア後では【出現数バグ】に注意。

DQ5

前作のポーカーが削除され、【スライムレース】が新たに登場。
BGMは【カジノ都市】
本作からコインの価格が一律1枚20ゴールドに統一された。
 
青年時代以降で訪問可能な【オラクルベリー】で営業している。
なんと地下ではなく町のど真ん中に専用の豪華な建物を持ち、それもネオン完備で、夜にはライトオンという凝りよう。
ステージも備えており、【踊り子】のダンスの他に演劇・詩人のリサイタルなども行われている。
賭け事をする関係上、ガラの悪い人間も多く集まるというもので、オラクルベリーの牢屋にはこのカジノでイカサマをして捕まった人がいる。これがなんとあのヘンリー誘拐事件の実行犯の1人というのだからたまらない。
幸いにして主人公たちが訪れている間にそうしたガラの悪い人間の姿は見ない。
 
SFC版では、スロットのコイン単位がなぜかドルになっており、スロットにも$マークが書かれているほか、コインをBETした数がデジタル表示になっており、BET時の効果音も現代的。まるで現実世界の(それも現代の)それをメタ的に輸入したかのよう。ネオンの規模と相まって、時代考証などを(他の作品のカジノと比べても)思い切って切り離している。
本作から1ドル、10ドル、100ドルスロットの3種類が楽しめるようになった。
10ドルスロットの右から2番目はセブンのパネルが他よりも多く配置されており、コンスタントにスリーセブンが出やすいので、コイン1000枚ほど持った状態でずっと続ければほぼコインを減らすことなくじわじわと稼げるようになっている。ここが当たりやすいという事実は【まほうのかぎ】の牢屋(?)にいる人物から教えてもらえる。
ただし、10ドルスロットでは仮にファイブセブンの大当たりをしても10万枚までしか稼げないので、大儲けを狙うなら途中から100ドルスロットに切り替えた方がよいかもしれない。
 
なお、前作DQ4に引き続き景品の換金率は非常に悪く、最も効率が良い【エルフののみぐすり】で2.75%なので、カジノで金を稼ぐのは難しい。
高額で売れる物は【グリンガムのムチ】があるが、そのグリンガムも25万枚で15000G(換金効率0.15%)と全く割に合わない
リメイク版なら湯水のごとくコインを稼げる方法があるので、使えない事もないが…

リメイク版

新たに【カジノ船】が登場、そのカジノ船ではポーカーが復活した。ただし景品はオラクルベリーと同じ。
【ルドマン】の所有物の船舶であり、【フローラ】(DS版以降は【デボラ】も)と【結婚】する場合、ここで結婚式を挙げることになる。
猥雑な雰囲気のオラクルベリーと比較すると、カジノ船は立地の関係からかゆったりした雰囲気でセレブたちの憩いの場となっており、収益は各地の教会や修道院に寄付されているのだとか。
ゲームの中では、このカジノ船はずっと同じ島に停泊し続けているのだが、船長や船員もきちんと居るため、平和な時代であれば、この船が航行する姿も見られるのであろう。
 
なお、2つのカジノの双方ともに【すごろく場】もあるが、こちらはコインではなく【すごろくけん】【セレブリティパス】を使うので、カジノとは独立したゲームである。
併設しているのならカジノの景品にすごろく券を入れてくれてもよさそうなものだが……。

スロットがやたらと当たりやすくなっており、PS2版ではそれこそエリアバグや裏技を併用して馬車さえあれば青年時代開始直後に主人公とピエールにメタルキングのけん、ヘンリーとイエティにグリンガムのむちを与えることが可能。
もちろんゲームバランスが木端となるのはいうまでもない。

DQ6

ポーカーが復活した代わりにスライムレースが削除され、モンスター闘技場も【スライム格闘場】に置き換わる形でカジノからは姿を消した。したがってナンバリングで唯一、遊べるゲームがスロットとポーカーの2種類のみになった。
BGMは【ハッピーハミング】
 
この作品よりカジノの施設が複数設置され、賭けるコイン枚数やゲームルールの細部、景品も場所によって異なる。ストーリーを進めることでハイリスクハイリターンのカジノが解禁される仕組みになった。
本作では3か所にあり、いずれも地下型のカジノ。
 
最初のカジノは【サンマリーノ】。ただし、初到達の時点では体が【透明】で誰にも気づかれることがなく、コインが買えないためカジノでも遊べない。
まずは、町で唯一気づいてもらえる【ミレーユ】についていき、【夢見の洞窟】でのイベントをこなせば、晴れてカジノで遊べるようになる。
シリーズ史上早く到達し、その気になればここで大当たりをして冒険を楽にできる。ここの景品に加えその後の冒険で少し整えれば【ベストドレッサーコンテスト】は余裕で突破可能。【TAS】並みの運が無い限りそういうのはなさそうだが、コンテスト分を引き換えて余ったら適当な換金アイテム貰ってレイドックで売り払おう。
 
2軒目は【ロンガデセオ】にあるが、【マウントスノー】のイベントを終えて【デセオのパス】が無いと町に入れず、カジノも利用できない。従って先述の1件目からここに来るまでには長丁場となる。
 
最後は【はざまの世界】【欲望の町】。ここは到達した時点から遊べる。
それにしてもはざまの世界にまでカジノを作る欲望の町の住人は大したものである。町を作った【デスタムーア】の計算ずくだったとしたら、それはそれで怖いものがあるが。
 
本作のカジノは景品の交換枚数から言っても当たりやすさから言っても屈指のマゾゲーである。
特にスロットは、掛け金のレートが高くなるほど、777が揃う確率が低く運良く姫が3つ揃うのがやっとの程。
ではポーカーはと言うと、こちらは一度にベットできるのは10枚までで、単発ではたとえロイヤルストレートフラッシュを出しても5,000枚と旨味が少なくほぼダブルアップ前提。
 
そのダブルアップも曲者で、サンマリーノとロンガデセオではDQ4と同じ既に配られた中から強いカードを選ぶ方式(=絶対に勝てない状況が存在する)。
欲望の町の方は次引くカードが手元のカードより大か小かを選ぶ方式、いわゆる「Big or Small」が初めて導入された。
こちらは偏った数字なら一見あたりをつけやすそうだが、例え2やAが手元に来ても同じカードやジョーカーをディーラーのイカサマを疑うレベルでバシバシ叩き付け、結局効率は半端なく悪い。実際には10以上の場合はそれより大きいカードが、6以下の場合はそれ未満のカードが一定確率で差し込まれるようになっている。
しかも本作のBig or Smallは引き分けだと負け扱いとなる鬼畜仕様。そのため従来方式と同じで「絶対に勝てない」状況が出てきてしまう。
景品の交換効率は【きぬのタキシード】が500枚で2625Gで売れるため、前作までに比べて飛躍的に上がっているのだが、そもそもコインを稼ぎにくいのでやはり資金稼ぎには使えない。
 
本作でコイン6桁の大台景品である【メタルキングよろい】【はかいのてっきゅう】を目指すとなると、いっそのこと【あなほり】で所持金カンストからの16,666枚換金を粘るほうがまだ効率が良いくらいである。
 
【公式ガイドブック】によるとサンマリーノとロンガデセオのスロットは、台によって当たり具合が異なっており、絵柄が揃いやすい台か高額が当たりやすい台などが存在するようだが、詳しい検証データなどが示されているわけではないので、どの程度信用できるかは未知数。
 
SFC版ではバグがあり、手持ちのコインは10,000,000枚が上限なのだが、スロットで当たりを出しても上限を「超過」してしまうと、1枚も戻ってこない。上限ピッタリなら通常通り戻ってくる。
コイン購入時でも上限処理が甘く、10,000,000枚を超過する分を購入しようとしても一切引き止められず、ただ超過した分の購入代金を失うだけである。

リメイク版

流石に悪どすぎると判断されたのか、スロットがDQ5からの流用・ポーカーのダブルアップで引き分けが出ると引き直しになる、といった形でだいぶ勝ちやすくなっている。

DQ7

スロット、ポーカーに加えて【ラッキーパネル】が新登場。
BGMは【パラダイス】
 
最初のカジノは【旅の宿】【井戸】の中に設けられている。過去・現代ともに存在し、両者とも景品は同じだがラッキーパネルの内容が異なる。
過去ではダーマ神殿イベント前にも遊ぶことができるので、帰れなくなってしまう前に稼いで装備を強化しておけば後の辛く長いシナリオを少しでも楽に進められる。
 
2軒目は現代の【コスタール】。城が【ホビット族の洞窟】に移転したため、過去で城だった場所がカジノに改造されている。
このカジノには重要アイテムの【ふしぎな石版?】があり、本編では必要ないが裏ダンジョンクリアには必ず入手する必要がある。ちなみにコインをゴールドで購入しようとしても、必要額は4万Gであり、手が届く値にはなっている。
4万Gならクレージュでゴールデンスライム狩ればなんとかなる額だし。
 
最後のカジノは移民の町の【グランドスラム】の中心に設けられる。移民集めが必要で、遊べるようになるまでの道のりが大変である。
 
この作品以降、今までの作品よりも圧倒的にコインを稼ぎやすくなっており、ゲームバランスを崩壊させる原因となっている。
カジノ施設が、余興で遊ぶ場所から、稼ぐ場所へと変わった転換期と言える。
本作のカジノにおいて最凶悪なコイン稼ぎの手段はスロット。理論上必ずプラスに傾いていくため、コントローラのボタンをセロハンテープで固定して放置するという反則技が存在する。
こうするとオートでスロットが回り無造作にコインが増え続けるため、プレイヤーの出勤・登校前、就寝前等にボタンを固定してオートプレイ、そして帰宅時や起床時には、とんでもない枚数のコインがドル箱に収まっているだろう。
ラッキーパネルは、序盤のものは現金にして100G分の少ないコインで高額の装備品を手に入れることができ、換金だけでなく装備するだけで大幅な戦力強化になる(というより、間違いなくバランス崩壊)。さらに、旅の宿は現代と過去でラッキーパネルのレートが異なる。
また、「いつ来ても 火事のカジノ。」という【いっぱつギャグ】が存在する。ここまで大盤振る舞いだと経営的な意味で火事なのかもしれない。
 
今後の作品でも、コインの稼ぎやすさは伝統のものとなってゆくのだった。

リメイク版

移民の町の仕様が変更されたことにより、最終形態になると地下にカジノが開かれる。
また、【ダークパレス】が出現すると、景品が最高級の物に入れ替わる。

DQ8

スロット以外のゲームが一新され、【ビンゴ】【ルーレット】が初登場。
BGMはDQ4と同じく『楽しいカジノ』。
 
先に利用可能になるのは【パルミド】のものである。なおルーレットはこちらには無い。
このカジノは「パルミド公営」らしい。ならず者共の吹き溜まりに、娯楽施設として賭場が開かれること自体は珍しくもなんともないが、特にそれらしい統治機関や権力者のいない無法地帯のあの町で、一体全体どこのだれを指して「公」と言い放っているのやら。胴元のはっきりしない施設である。
こちらはコインの排出率が極端に悪い。
最低限の運転資金を手にしたら、あとは1プレイの異様に長いビンゴを相手に延々気の遠くなるリセマラを余儀なくされる。
【シルバートレイ】【はやてのリング】【プラチナヘッド】など、早期に手に入れることで冒険の助けになるアイテムは多いが、そのための労力として見合うかどうかの判断はプレイヤーによって異なるだろう。
 
【ベルガラック】では町の外壁にもカジノの看板があるほどのカジノの本場とされるが、経営者の【ギャリング】【ドルマゲス】に殺害された影響で閉鎖中。
【ゼシカ】復帰後に発生するギャリングの跡目争いを解決すれば、利用可能になる。跡目争いを解決した場合は、お礼にコイン600枚を貰える。
一方、このイベントを無視してそのまま冒険を進めても、【暗黒魔城都市】出現までストーリーを進めれば再開するが、さすがに遅い。
世界有数のリゾート地にあるだけあって、しみったれたパルミドとは異なり、施設の規模や回転式の看板、そして内装が非常に豪華。宿屋とも通路で連結されている。
なによりコイン排出率が異様に高い。
100枚スロットを回していればウン十万単位のコインが貯まる。(3DS版では当たりにくくなった)
グリンガムのムチやはぐれメタル鎧を人数分揃えるのも難しくないし、【聖者の灰】【いのりのゆびわ】といったアイテムの量産も容易く可能。
ハッキリ言ってゲームバランス崩壊気味の内容なので場合によっては自主規制したほうがいいかもしれない。
なおルーレットにおいて、賭ける枚数の4%を0,1,2,3の27倍に1点ずつ、21%を4~9,10~15,16~21,22~27の6倍に4点賭けると必ず儲けが出る。
 
本作のカジノにはポーカーが存在せず、パルミドや再開後のベルガラックのカジノでは【ククール】がこれを嘆いている。
ククールのようなイカサマが横行して、廃れでもしたのだろうか?

DQ9〈没〉

【リッカの宿屋】の地下に設けられ、「スラスロット」なるものも導入される予定であったが、開発リソース等の問題で実装が見送られた(かわりに入ったのがアイテムの拾える泉と【すれちがい通信】)。
ただし、カジノを作ろうとしたデータは残っており、移動メニュー内にカジノコインの所持枚数を確認できる場所がある。

DQ10

娯楽島ラッカランにあり、Ver.2.0よりオープン。【ジャックポット】のシステムが初めて導入された。
Ver.3ではすごろくやスライムレースも設置された。
当たり前だがオンラインゲームのため、セーブを利用してのズルは一切できない。
詳しくはこちらを参照。
 
また、『ドラゴンクエスト ライバルズ』は、もともと同作のカジノでプレイできるゲームとして作られ始めたが、途中で方針が変更され、独立したゲームとして配信されることになった。

DQ11

DQ10からスロット、ポーカー、ルーレットが継承され(ジャックポット含む)、新登場の【マジックスロット】(3DS版除く)が登場。
BGMはDQ7の『パラダイス』。
なおPS4版・DQ11S3Dモードでは早朝は準備中で閉店しており、宿屋やキャンプなどで朝にしてすぐ来た場合、入口のバニーに話しかけて開店時間まで待つ必要がある。
 
初めは船の入手後から【ソルティコの町】でプレイ可能。こちらは地下型のカジノであり、【シルビア】の話によると最近(少なくともシルビアが家出した後)出来たものらしい。
ここにあるカジノは、最初は100コインスロットと100コインポーカーは遊べない(スロットは機械の故障、ポーカーは「坊やにはまだ早い」という理由)。
また、世界に異変が起きた後に【プチャラオ村】のパレードをソルティコに連れて来てからシルビアが再加入するまでの間は入口のバニーに不審者が大勢来ているからと警戒されて入れなくなる。
デルカダール城の攻略を終えてからシルビアイベント発生まで、あるいはシルビアイベント終了後~下記のイベント開始前には通常通りカジノが使えるが、異変が起きた時点で景品が変わっており、この時に100コイン賭けのスロットとポーカーも解禁される。
スロットはそのまま修理が終わっただけだが、ポーカーの場合はディーラーが主人公を見てその苦労を察し「大人のカオつき」になったから、とのこと。
 
世界に異変が起きた後・過ぎ去りし時を求めた後は【グロッタの町】【コロシアム】がカジノに改造される。
【妖魔軍王ブギー】のイベント進行中、このカジノはモンスターに占領された所謂「モンスターカジノ」となっており、景品も特殊なものである(詳細はグロッタの町の頁を参照)。その間はルーレットを遊ぶことが出来ないほか、ソルティコのカジノも清掃のため休業している。ブギーを倒すことで両方共に開放され、グロッタの町の景品も通常のものに変わる。
また、このグロッタのカジノは、景品を交換しないとシナリオを進行できない他、【クエスト】にも必須になった。エンディング前のシナリオでカジノが必須となるのはシリーズ初。
この兼ね合いからか、買い物禁止縛りを設定していてもコインは買え、景品との交換も買い物とは看做されない仕様になっている。
この時のモンスターカジノでは大当たりが異常に出やすい仕様になっているが、ここで大当たりを出してもそれに伴う称号は貰えないようになっているので注意。 
今作では、現品限りのアイテムが複数存在し、コイン100万枚が必要な景品まである。
【ふしぎな鍛冶】のようなズル防止機能はないので安心(?)してリセットできる。 
 
その一方で、今作はジャックポットシステムの導入やマジックスロット(3DS版除く)の存在もあり、過去作よりもカジノコインが集めやすい上に100万枚交換の景品もそれ相応な代物なものだが、歴作通り最終装備候補になるかと言われたらノーであり、「別になくて良い」程度になっている。
さらに言うと、初めてプレイ可能なソルティコでは、異変前の最高レベルの景品は異変前の終盤にレシピが手に入り、ふしぎな鍛冶で簡単に作成可能になっていたりする。
それどころか、他の方法で簡単に入手出来るのに莫大なコインを要求される地雷景品も多数存在する(特に、過ぎ去りし時を求めた後のソルティコのカジノに追加される【メビウスの盾】が酷い)。
つまり、本作でのカジノは別に戦力強化のために没頭してもしなくても大差ない調整になっているのだ。
一応、クエスト【成金ベシムの挑戦状】でジャックポットを要求されたり、カジノ限定のレシピや【グリンガムのムチ】(および【きわどい水着】)などで、若干没頭する必要はあるが。

DQ11S

カジノの景品が変更され、【キラパン呼びのすず】などが新たに加わった。
グロッタの町のカジノは【気高き戦姫マルティナ】のシナリオ内で、町を占拠した魔物の命令によりカジノが建設されている様子が見られる。この時点では遊ぶことはできない。
更にオートセーブにタイトルに戻る機能の追加により、フロアを出入りするだけで容易にリセットマラソンが可能。

DQM・テリワン3D

【やすらぎのとびら】の最深部、ぬしフロアがカジノになっている。このカジノでは「まものゴールド」というコインが使われている。
ただし、スロットを調べるといろいろとメッセージが表示されるだけで、本格的に遊ぶことはできない。
テリワン3Dでは自動で会話が進むためスロットを調べることもできない。

DQM2

略式ではあるが、カジノ船が登場。
詳細は【他国マスター】を参照。
 
ちなみにPS版やイルルカでは廃止された。

DQMCH

【遊び人】【ギャンブラー】がいると、ベースキャンプにカジノができる。
【職業】のランクによって内容も変わってくる。
景品はランクによる変動はなく、マスターランクの職業の心が多種手に入る。
取り分け【魔物マスター】、マスター賢者の心は重要な【耐性】の上昇に役立つ。

トルネコ3

【コスタリベラ】にひみつクラブとしてカジノがある。
ポーカー、ブラックジャック、モンスター闘技場の他、
【体重じまん大会】【福引き】があり、体重じまん大会のみクリア後限定。
GBA版では上記が全て廃止され、モンスター闘技場のみとなっている。
開発スタッフはバカラを入れたかったが、ルールが複雑なので断念したとコメントしている。

DQR

第8弾カードパック「一攫千金!カジノパラダイス」のテーマ。
コインを手に入れる「GET」と、それを消費して能力を発動する「BET」という新効果が登場した他、コインは各職業の「〇〇の交換所」カードにて他のカードと交換できる。
他にも【マデサゴーラ】【スロットマジーン】【ゴールデントーテム】など、この弾にはカジノやお金に縁のある新カードが多い。

カジノで行えるゲーム

スロット

トルネコ3以外のすべてのカジノで登場。
おなじみのスロット・マシーンを回して絵柄を揃えるゲーム。
場所によっては1度に莫大なコインを賭けられるため、一攫千金を狙うことができる。
詳細は【スロット】を参照。

ポーカー

DQ8以外のすべてのカジノで登場(DQ5ではリメイク版のカジノ船のみ)。
配られたトランプを1度だけチェンジして役を作るゲーム。
 
現実で行われるポーカーと異なりディーラーや他のプレイヤーと勝負する訳ではなく、単純に役を作れるかどうかのみを試行し、作った役に応じた配当金を貰うのみ。
詳細は【ポーカー】を参照。

モンスター闘技場

DQ4・DQ5・トルネコ3に登場。
【モンスター】を戦わせてどのモンスターが勝つかを当てるゲーム。
こんな事のために命がけで戦う魔物たちの心境やいかに。
詳細は【モンスター闘技場】を参照。
なお、DQ3のものは【格闘場】である。

スライムレース

DQ5・10に登場。
【スライム】で競馬をするゲーム。
とにかくゆるくてかわいい癒し系ゲームである。
【スライムレース】を参照。

ラッキーパネル

DQ7に登場。
勝ってもコインがもらえない、唯一のゲーム。
簡単に言えば神経衰弱であり、揃えたパネルに描かれた【アイテム】を賞品として入手できる。
【ラッキーパネル】を参照。

ビンゴ

DQ8・DQ10に登場。

DQ8

24個の数字が書かれたカードを配られ、縦・横・斜めのいずれかを揃えるおなじみのゲーム。
【ホイミスライム】がディーラーをしているのが最大の特徴。
時間がかかるしランダム要素が強いが、当たる確率は悪くない。元手が少ない時やホイミスライムの動きに癒されたい時にはやってみる価値はある。
詳しくは【ビンゴ】を参照。

DQ10

台はスマートボールに似ており、ボールが入ったマスの数字が抽選番号となる。
詳しくは【ビンゴ】を参照。

ルーレット

DQ8・DQ10・DQ11に登場。DQ8ではベルガラックのカジノにのみ、DQ11ではグロッタのカジノにのみ登場する。
現実のカジノのルーレットと同じように、色ごと、グループごと、数字ごとに賭けて勝負する。
ルーレットの回転の時間はそれほど長くないので思っているよりも時間はかからない。
賭け方次第で確実な儲けを期待できるため、これで資金を稼いでスロットに挑むといい。
詳しくは【ルーレット】にて。

マジックスロット

DQ11(3DS版除く)に登場。DQ版パチスロと思っても間違いないだろう。
プレイヤーからはマジスロの略称で親しまれている。
詳しくは【マジックスロット】を参照。

ブラックジャック

トルネコ3に登場。
トランプを使ってするゲームで、唯一ディーラーと勝負するゲーム。
お互いが1枚ずつカードを引いていって『21』に近づけていくゲーム。絵札は10、Aは1か11として数える。
いつでも止めることができ、21に近い方が勝者となるが、22以上になってしまったらその時点で負け。
こちらが勝った場合のみ賞金がもらえ、倍率は役によって異なる。
どこまでで止めるか、勇気が試されるゲーム。