【まどうし】

Last-modified: 2020-11-16 (月) 22:02:24

この項目ではDQ1のモンスターを解説しています。
DQ5に登場するモンスターは【まどうし(DQ5)】を参照。

概要

杖を持った魔法使い属のモンスター。FC版、SFC版の公式ガイドブックの表記では「魔道士」。
色違いの同型モンスターとして下位種に【まほうつかい】が、上位種に【だいまどう】が存在する。
そもそも「魔法使い」も「魔道士(または魔道師)」も同じ意味に聞こえるが、修練を積んだ魔法使いなのだろうか。
後述するが、【ラリホー】使いとして有名なモンスターである。
基本的には茶色いローブを着ており赤い宝石の付いた杖を持っているが、登場作品によっては赤いローブに青い宝石の杖という外見の事もある。
 
不思議のダンジョンでのイメージが強すぎるせいか忘れがちだが、ナンバリング作品ではDQ1にしか登場していないモンスターである。DQ2以降は【まどうしのつえ】という武器が度々登場するが、共演も果たしていない。

DQ1

【リムルダール】地方や【岩山の洞窟】に出現する。
下位種の魔法使いと同じく【ギラ】を使うが、それに加えて【ラリホー】を習得している。
眠らされる前に、先にこちらのラリホーで眠らせるか、【マホトーン】で呪文を封じてしまいたい。

FC版

FC版においては、【主人公(DQ1)】にはラリホーの耐性が無く、なおかつ敵には最大MPという概念自体が無いため、マホトーンが効かない限り呪文を無制限に使えて、かつ使われれば確実に眠ってしまう。
高レベルの勇者でも先手を取られたり、または一撃目で倒せないという場合、眠らされた後にギラの連発でそのまま永眠してしまう事すらある。
FC版【公式ガイドブック】にも「ラリホーで甘美な眠りに誘い、ギラで少しずついたぶり回すのを好む悪趣味な奴」などと書かれている。
 
こちらのラリホーもそこそこ効果があるが、ラリホーよりもマホトーンの方が有効である。
だが初対戦時にマホトーン習得LV10にはなっていないプレイヤーがほとんどだろう。
岩山の洞窟では状況を見て逃げも考慮したい。

SFC版以降

リメイク版では勇者に素で眠りの耐性が付いてラリホーで眠らない可能性もあり、敵側にも最大MPが設定された。
余程のことが無い限り嬲り殺しにはされないが、適性レベル前後の冒険中は警戒が必要な相手であることに変わりはない。
余談だが、GB版ではこの系統の中でこいつだけ色数の関係でローブに影が付いていない。

小説版

ザコ敵。【竜王の城】で登場するが、大魔道ザルトータンの唱えた魔法の巻き添えを食って吹き飛ばされる。

ゲームブック(双葉社)

ギラだけでなく、なんと【ベギラマ】も習得している。代わりにラリホーは使わない。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ1~3まで登場している。特に1でのインパクトは絶大である。一貫して茶色いローブで登場している。
存在感のあるモンスターだが、少年ヤンガスではお呼びがかからなかった。

トルネコ1

出現時は基本的に必ず眠っている状態で、例え隣接しても目覚めない。(いわゆる金縛り状態)
しかし、一度起こすと眠りを妨げられた怒りからか【ラリホー】でこちらを眠らせてくる。
しかもドラクエ1と同じく、こいつのラリホーは必中という極悪仕様。
地下2階というかなり早い段階から出現し、2階に出る他のモンスター(【スライム】【ももんじゃ】など)と比べてHPや攻撃力も一際高い。
 
ラリホーを喰らうと5ターンほど経つまで目覚めることはなく、一方的に攻撃を受けることになる。
1では「目を覚ました」というメッセージで1ターン消費するため、起きた瞬間に再びラリホーをかけられると延々と眠らされるハメになる。
強い盾を装備した状態でも、このラリホーハメがあまりに長く続くと何もできずに倒される可能性がある。
迂闊に起こして、眠らされている間にボコられて永眠というパターンは、トルネコ1をやった人なら誰もが通ったことのある道と言えるだろう。
 
基本的にこちらから手を出さない限り起きることは無いので、無視して素通りするのが吉。
「ダンジョンで眠っている敵は相手にしない方がいい事もある」という教訓を教えてくれる存在。
しかし、稀に部屋の入口などの非常に邪魔な位置に出現することもあり、そういう場合はなんとかして倒すしかない。序盤の悩みの種になることも。
また、【モンスターハウス】にいる場合は、ハウスに足を踏み入れるだけで起きてしまう。3階や4階のモンスターハウスはこいつのせいで非常に危険。
 
9階まで出現し続けるが、その頃には一撃で倒せるようになっているはず。アイテムを落とす確率が高めなので、積極的に狩るのもいいだろう。
2階付近でも大量の矢や【火炎草】を拾えたならば、そこから積極的にまどうし狩りに挑戦していくのもいい。失敗しても序盤ならやり直しも効く。
 
公式ガイドブックによると単に眠っているわけではなく、魔法を唱えるためにかなりの精神的パワーを消耗するため、常に瞑想して魔力を高めていると設定されている。そこまでして使えるのがラリホーだけというのはどうなんだ。
一応、唱えれば確実に効くことや無限に使える点で、本編世界のラリホー使いに差をつけているのだろうか。
ちなみに、この頃は敵の眠りグラフィックが無く、静止しているだけな為、あまり眠っているようには見えない。
 
小説版・CDシアター版では、謎の助言を無視してこいつの眠りを妨げたトルネコに対し、ラリホーをかけて眠らせた後に、「よくもわしを起こしてくれおって」や「起こしおって!起こしおって!」とブチ切れてボコボコにし、トルネコを村に強制送還した。
まどうしをうっかり起こして酷い目にあうという場面は、【Vジャンプ】版の攻略本の漫画でも見られた。
また、最初は必ず眠っていると言う設定が度々4コママンガ劇場でネタにされていた。
 
強いのに浅い階から現れる、必ず眠っている、プレイヤーを動けなくさせることから、ローグにおける「氷の怪物」を再現したものと考えられるが、ありがたいことに低レベルだと高確率で即死させられる凍死攻撃は再現されてないようだ。しかし結局のところ、こちらが低レベルだと死ぬまで殴られることが多い。

トルネコ2

【トロ遺跡】以降のダンジョンほぼ全てに出現する。
特徴は1と同じで、眠った状態で出現し、起こされると隣接してからラリホーを使ってくる。
仕様変更により、トルネコが起きた瞬間にラリホーされることがなくなって弱体化した。
トルネコ2ではモンスターにも眠りグラフィックが用意されていて、見事なまでに居眠りしている姿にはちょっと笑える。
 
しかし、【井戸のダンジョン】レベル2では仕様のせいでかなり嫌な敵。
大部屋モンスターハウス型だと単純な能力値も最強クラスの上、【イオの巻物】にも耐えることが多いので、近づいてきて眠らされたら残ったモンスターにタコ殴りにされてしまう。
せめてイオの巻物を2枚持つか、【必中の剣】を合成した武器か、【まほうのたて】を合成した盾が欲しいところ。
絶対に目が覚めない特性のせいで、迷路型でも階段への通路を塞ぐ位置に発生されると邪魔である。火炎草をうまく拾えたらこいつを真っ先に焼いてしまおう。
 
この作品から上位種のだいまどうが登場。
まどうしと違って最初から起きている上に、催眠攻撃でトルネコの行動を操るなど、より嫌な敵になっている。

トルネコ3

最大HP35、攻撃14、防御13、経験値35(レベル1)。
【海底山地 山頂部】【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】などに出現する。
2までとの違いは隣接すると目を覚ますこと。
しかしそれ以外は同じ。ラリホー以外の呪文は使わないのか…?
 
仲間にした時の成長タイプは【防御・晩成】で、デフォ名は「ウィズ」。
賢き者を意味しRPGではよく魔道士の事として使われるウィザードが由来と思われる。どちらかというと賢者に近い意味で普通の魔道士はマジシャンやソーサラー(こちらはモンスターの魔法使いに使われる事が多い)と呼ばれるのだが…。
出現場所の関係でエンディング後にしか仲間にできないが、【ラリホー】を唱え敵をその場で眠らせるという他にない特技を持っている。
眠り状態にすれば100%安全にこちらから一方的に殴ることができるため、モンスターの安全な勧誘や、弱い味方のレベルアップに利用できる。
地味ながらもとりあえず上位種の【だいまどう】よりは使い道があるだろう。
防御・晩成タイプかつ唯一無二の強力な特殊能力持ちということで【ドーピング】のしがいがあるとも言えるか。
しかし魔法無効ではないので洗脳や催眠を食らうと隣接してる仲間モンスターやポポロを眠らせてしまうことがあるので注意。その状態で敵に囲まれるとリンチされて終わる。

剣神

下位種のまほうつかい同様にマイラの森に出現するが、季節変わって冬のステージ5で出現する。
瞬間移動、杖の先からの炎に関しては特に変わってないが、
時間差で飛んでくる炎の攻撃が4回になり一気に攻撃が激しくなっている。
体力も増え、攻撃している間に瞬間移動されてしまいコンボが途切れてしまうかもしれない。

DQB

3章終章および【フリービルドモード】の三の島・四の島に出現する。
実は1章のピラミッドにも1匹だけ出現するが
逃走を前提にしたイベントなのであまり意識することはないだろう。
 
この手の作品だと、トルネコのように迂闊に戦うとラリホー使われるような要素がありそうだが使ってこない。
後ずさりとワープで距離をとって魔法攻撃というパターンはまほうつかいと同じだが
攻撃パターンがギラとベギラマの2種に増えている。
こちらとの距離が長いときは放物線を描くベギラマの大火球を撃ち出し
中距離まで詰めると直線的なギラの小火球を撃ってくる。
接近戦では無力になるのもまほうつかいと同じなので
ベギラマを撃たせてその下をくぐり、一気に距離を詰めるのが有効。
ドロップは終章と四の島では【ととのえた布】。それ以外は【ボロきれ】
ととのえた布はストーリーを進めるため、【玉座の間】などを作るのに必要なので必ず倒すことになる。
 
3章では敵の砦を守っている他、【竜王軍バトル】【フレイム】の司令塔として登場。
序盤ではフレイムを倒す手段がないので
後からやってくるまどうしを倒してフレイムごと消滅させる必要がある。
たいてい仲間たちは倒せもしないフレイムへの攻撃に夢中なので
彼らを囮にして単身まどうしに立ち向かわねばならない。
青のとびらの先の城塞では【あくまのきし】とともにウジャウジャ出てくる。
こちらを発見した時の「ピキンッ!」という音が聞こえないほどの遠距離からサーチし、何も知らないビルダーとあらくれ一行を視界外からベギラマで焼いてくる。
やたらしぶとい悪魔の騎士の相手をしているところをコイツがベギラマで援護、という絶妙な連携も見せてくれる。
極め付けには城塞のカベの上に出現し、そこからギラやベギラマを撃ちこんでくる。
いずれにしても放っておくと面倒なので見かけたら即始末しよう。

DQB2

【ムーンブルク島】のムーンペタ南の辺りに出現する。
低確率だが、ムーンブルク島では貴重な【金】をドロップする。
ムーンブルク島攻略中に兵士用の【ガイアのつるぎ】を量産したければ頑張って狩ろう。

モンパレ

悪魔系Bランクの遠隔タイプモンスターとして実装された。初期とくぎは【ベギラゴン】
後期実装モンスターの例に漏れず高いステータスを持ち、そのステータス合計値は【ダークドリアード】に次いでBランク2位と極めてハイスペック。
HPとMPとかしこさがSランクに匹敵するほど高い。攻撃呪文を覚えさせることで真価を発揮することができた。
やはり育成において欠点となるのは仲間にできる時期の遅さだろう。サービス終了時までにはたんけんスカウトで入手できたものの、【タマゴロン】などは基本SSランクに使うのも相まって育成は厳しい部類に入っていた。

DQウォーク

2019/9/19~10/24まで開催された「DQ1イベント」にてイベントクエストを受注している間のザコ敵として登場した。
こころの色は緑でコストは20。グレードSでラリホーを覚える。
余談だが、まめちしきには「ラリホーで甘美な眠りに誘い、ギラで少しずついたぶり回すのを好む悪趣味な奴」とFC版DQ1の公式ガイドブックと全く同じ文言が書いてある。

DQ2ゲームブック(エニックス版)

【ハーゴン】の手下。ウラニウスという固有名が与えられている。
まず【ラダトーム】周辺で夜一人で歩く【ムーンブルクの王女】ナナの前に現れ、戦闘結果によっては「魔道士の指輪」を彼女の指にはめて去っていく。
 
そして【大灯台】で妖術師とコンビを組んで戦闘になる。
この前座の戦いでは魔道士の指輪をはめられていると、ナナが操られてしまう。【魔除けの鈴】で回避可能だが、これを持っておらず、かつカインが死んでいると、戦闘中に毎ターン彼女の【バギ】を食らってしまう。
 
はっとするような端正な容貌をした男だが、正体は怪物、もしくは既に悪魔に魂を売り渡して人間を止めてしまった存在であるらしく、その影は異様な怪物の形状をしている。
王子達に敗れた後、魂だけの身となってハーゴンにそのことを報告したが、ハーゴンにその魂を握り潰された。

トルネコ一家の冒険記

【シルバーデビル】の部下として登場。
本編のようにいつも眠っているわけではなく、都合が悪くなった時にすぐ寝たフリをする。
スライムくんのオナラ対策として様々なアイテムを開発するが、失敗作ばかりでいつもシルバーデビルにぶっとばされている。
ようやくまともなガスマスクが完成するが、そのベルトが【のろいのベルト】だったため外せなくなってしまい、仕方なく自らトルネコを襲う刺客になる。
得意のラリホーでトルネコを眠らせ、勝ったかと思ったらなんとトルネコが寝返り攻撃を発動させ、退散させられてしまう。