「だってボディの色は関係ないからさ。大事なのは役に立つ仕事をすることだからね。」
日本版タイトル | カラフルなきかんしゃたち |
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英米版タイトル | An Engine of Many Colours |
脚本 | マイケル・ホワイト |
放送日 | ・2018年9月13日(英国) ・2018年9月16日(オーストラリア) ・2018年11月25日(メキシコ) ・2018年12月6日(ドイツ) ・2018年12月29日(ニュージーランド) ・2019年4月13日(米国) ・2019年5月5日(日本) |
日本話数 | 第522話 第10話(シーズン内) |
英国話数 | 第521話 第9話(シーズン内) |
この話の主役 | ジェームス |
シーズン | 第22シーズン |
登場キャラクターA | トーマス、ジェームス、ビクター、ケビン (ジェームスの悪夢のみ登場:エドワード、ゴードン、パーシー、エミリー、スペンサー、ロージー、スタンリー、ディーゼル、フィリップ) (振り返りセグメントのみ登場:アニーとクララベル) |
登場キャラクターB*1*2 | ヘンリー |
登場キャラクターC*3 | アニーとクララベル |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | トップハム・ハット卿 |
(ジェームスの悪夢のみ登場:ナップフォード駅長、ピンク色の服の女の子、ボックスフォード公爵、ボックスフォード公爵婦人) | |
登場人物B | ジェームスの機関士、白髪の男性*4、ソドー整備工場の作業員 |
(ジェームスの悪夢のみ登場:ボックスフォード駅の作業員) (振り返り映像のみ:副大臣) | |
登場人物C | アルバートの奥様、ナップフォード駅の駅員、ナップフォード駅の作業員 |
(回想シーンのみの登場:ティッドマス機関庫の作業員) | |
(ジェームスの悪夢のみ登場:眼鏡をかけた黒人男性、眼鏡をかけた学生服の男の子、ジンジャー髪の男の子、黄土色の服の女性) | |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ソドー整備工場 ・ティッドマス機関庫(回想シーン) ・ゴードンの丘(回想シーン) |
ジェームスの悪夢のみ登場 ・ヴィカーズタウン橋 ・ナップフォード操車場 ・ボックスフォード駅 | |
あらすじ | ・ジェームスはブレーキの故障でティッドマス機関庫にぶつかる事故を起こし、ソドー整備工場で修理される事に。 以前、問題を起こしたら青いボディにするとトップハム・ハット卿に言われたジェームスは、ケビンから赤いペンキが残ってないと聞き、何度も別の色に塗り替えられる夢を見るが、その度に調子に乗ってぶつかりそうになった所で目が覚める。 |
メモ | ・タイトルに「きかんしゃたち」と入るのは3回目*5。また、『~なきかんしゃ』と付くのは今回で5度目となる。 ・第21シーズン『エドワードのやすむばしょ』でジェームスがソドー整備工場に居た時のお話*6。 ・第21シーズン『はやいぞ!あかいきかんしゃ!』の映像が使用されるが、今回はジェームスの機関士に台詞は無い。 ・スタンリーは長編第12作以来喋る*7。 ・第1シーズン『やっかいなかしゃたち』の冒頭で涙を流していながら泣いていなかったジェームスだが、この話で泣き声をあげている*8。 ・第20シーズン『デイジーととくべつなおきゃくさん』以来久々にアイスを落とす白髪の男性。 ・青のジェームスがゴードン、緑のジェームスがヘンリー、銀色のジェームスがスペンサーの役割である。 ・ジェームスが悪夢を見るのは長編第2作以来*9。 ・この話のスペンサーは第14シーズン『ゴードンとおおそうじ』以来、ロージーは長編第14作に続いて終始笑わなかった。 ・ジェームスがゴードンの丘から飛ぶシーンは『銀河鉄道の夜』をイメージしているらしい。 ・ジェームスの悪夢のみ登場するキャラクターが多い。 ・第1シーズン『ジェームスのあやまち』が言及されている*10。そして、青く塗り替えられたジェームスが初めて映像化された。 ・山崎依里奈さんと樫井笙人さんと田中完さんは其々2役担当している。 ・内山茉莉さんは人間のキャラクターを演じる最初の回でもある。 ・エドワードの声は今回は副音声を流用している*11。 ・ジェームス、初めてゴードンの口癖を真似する。 ・自らを「様」付けするジェームス。 ・夢の中で、ティッドマス機関庫にぶつかった事が、スペンサーとスタンリーとディーゼルとボックスフォード公爵夫妻にまで知れ渡っている事も妄想するジェームス。 ・ヘンリーは今回台詞なし。 ・レギュラー機関車の中で唯一、トビーが登場しない*12。 ・最初の悪夢で、ヴィカーズタウン橋*13に衝突し、2回目の悪夢で、エドワード*14に衝突するジェームス。 ・ジェームス、転車台で大回転するのは4回目。 ・何故か、客車の連結作業を連結係員ではなく、ジェームスの機関士が行なっている。 ・ラストシーンで、紅の帽子を被った女性と白髪の男性がナップフォード駅で自撮り撮影を行っている*15。 ・日本の放送で原語版が流用されるのは第15シーズン『くっついたトーマス』のジェームス以来となる。 ・あの時に続いて、台詞が2回繰り返される。 ・この話でパーシーは『サムソンとはなび』に続いて、エミリーは第21シーズン『クランキーのさいなん』以来終始走っていない。 ・スペンサーとボックスフォード公爵夫妻、本編では現時点でこの話以降、出番無し。 ・この回で学べるのは「犬も歩けば棒に当たる」*16と「二度ある事は三度ある」*17という事。 |
台詞 | ・トーマス「皆も知ってるよね?ソドー島には色んな色の機関車が居る。僕は青いボディがお気に入り。でも、ジェームスは自分の赤いボディが誰よりもかっこいいと思ってる。だからもし、その自慢のボディが違う色になってしまったら大変だよね。さあ、大冒険に出発進行!!」 ・ナレーター「『カラフルなきかんしゃたち』と言うお話。ある日、ジェームスは目立つように走っていた。ソドー島で一番速くて赤い機関車だってアピールする為だ。」 ・ジェームス「ヤッホホホホホホ~!!!!」 ・ナレーター「でも、突然ブレーキの故障でしっかり停まれずに、ティッドマス機関庫にぶつかってしまったんだ。」 ・ジェームス「うわっうわっ!!ア~ハ~!!」 ・ナレーター「ジェームスはソドー整備工場に修理してもらう事になった。」 ・ジェームス「(泣き声)僕のピッカピカでカッコいいボディが!」 ・ビクター「心配いらないぞ、ジェームス。私達があっという間に直してあげるからな。」 ・ジェームス「ずっと昔にトップハム・ハット卿に言われたんだ。『今度問題を起こしたら、ボディを青い色に変える』って。 ・ケビン「すいません、ボス。もう赤いペンキがないみたいですよ。青なら沢山ありますけど。」 ・ジェームス「青だって?ハァ~!青いボディになったら、そんなのもう僕じゃないよ。(悪夢)ジェームス様、参上!!!」 ・トーマス「あっ?!!ジェームス?いつもの赤いボディはどうしたの?!」 ・エミリー「トーマスにそっくりじゃない!」 ・ジェームス「えっ?はぁっ!青になっちゃってる!!まさか、そんな~!!青いボディじゃ、立派な機関車になれないよ!!」 ・トーマス「あぁぁ…」 ・ナップフォード駅長「ゴードンのボイラーが故障したんだ。代わりに急行を牽いてくれないか、ジェームス?」(樫井笙人さん演じるナップフォード駅長の初台詞) ・ジェームス「嫌です!!こんな色してちゃ、どこにも行けませんって!!」 ・トーマス「ボディが何色かは関係ないでしょ、ジェームス。役に立つ仕事をする事が大事なんだから。」 ・ピンク色の服の女の子「パパ見て!エドワードが私達の急行列車を牽くんだって!」 ・ジェームス「もう…。あれっ?急行を牽くのってこんなに簡単だったかな?なんだか客車が軽いから、いくらでもスピードが出せるぞ!!ヤッホー!!立派な機関車だぞ!!先に行かせてくれー!!急行列車のお通りだぁーーー!!」 ・スペンサー「ジェームス!!調子に乗りすぎだ!!またぶつかってもいいのかね?」(現時点で最後の台詞) ・ジェームス「はい、はい、はーい。あっ、うわ!大変だ!!!!!うわ、うおっ!!!(目覚める)はぁ…はぁ…良かった…全部夢だったんだ…ほっ…お?あ~…(悪夢)ジェームス様、参上!!」 ・スタンリー「ジェームス?!一体どうしたんだ?!」 ・パーシー「僕にそっくりだよ!!」 ・ジェームス「えっ?ボディが緑だって?あっ、酷過ぎる!!」 ・スタンリー「でも走れるようになって良かったじゃないか、ジェームス。丁度良い所だったよ。ヘンリーが遅れてるんだ。トップハム・ハット卿が、君にこの重い貨車を運んで欲しいとさ。」 ・ジェームス「フン!ハッハッハッ!さっき重いって言ってたけど、この貨車、物凄く軽いんじゃないか?もしかして、緑のボディになったからかな?ヘンリーみたいに力があって、ボディは緑!それは僕だ!!君も緑のボディにしてもらうといいよ、ロージー!ハッハッハッ!!僕やヘンリーみたいに力強くなりたいだろ?」 ・ロージー「そんな風に調子に乗っていると、そのうち絶対、またぶつかっちゃう!!」 ・ジェームス「アハハハ!!イェーイ!!ハッ!!危ない、エドワード!!」 ・エドワード「はぁっ!」 ・ジェームス「うわ、うわ、うわっ!!!あああああああ!!!!(目覚める)ギャアッ!!はぁ…はぁ…これも夢か。もう悪い夢はうんざりだよ。はあ~…(悪夢)ジェームス様、参上!」 ・ボックスフォード公爵「ああ、ジェームス。スペンサーが留守の間、君が代わりに走ってくれて助かるよ。」 ・ボックスフォード公爵婦人「まあ、ジェームスったら、ボディをキラキラの銀色にしたのね。すごくオシャレだわ。」 ・ジェームス「銀色だって?よーし!やったぞー!これなら間違いなく、最高にカッコいいボディだ!!ヤッホー!!僕のボディ、最高だろう!!」 ・ゴードン「おい!!調子に乗るんじゃない!!」 ・ジェームス「ヤッホー!!!!!」 ・ボックスフォード公爵「ジェームス、だんだん揺れが激しくなってきてるぞ。」(現時点で最後の台詞) ・ジェームス「すみませんでした~。」 ・ボックスフォード公爵婦人「そうやって調子に乗ってると、そのうち絶対に、またぶつかっちゃう!!(こだま)またぶつかっちゃう!!またぶつかっちゃう!!」 ・ロージー「またぶつかっちゃう!!」 ・ボックスフォード公爵婦人「またぶつかっちゃう!!」 ・ロージー「またぶつかっちゃう!!」 ・トーマス「またぶつかっちゃう!!」 ・トーマス、ロージー、ボックスフォード公爵婦人「またぶつかっちゃう!!」(ボックスフォード公爵婦人は現時点で最後の台詞) ・ディーゼル「ほら、ジェームス!!ぶつかる!!ギャハハハハハ!!!」 ・ジェームス「お?あああっ、フィリップ!!」 ・フィリップ「ああっ?」 ・ジェームス「駄目駄目駄目駄目!!もうぶつかるのは懲り懲りなんだよ!!もう!!ほんとに!!嫌なんだって!!はぁ…はぁ…あっ!!!茶色!!うおっ!!紫!!ああっ!!黄色!!ああっ!!緑!!!ああっ!!オレンジ!!うわあああああああああああああ!!!!!!はぁ…はぁ…(目覚める)あれっ?」 ・トップハム・ハット卿「ジェームス!」 ・ジェームス「トップハム・ハット卿、昨日は調子に乗ってしまってごめんなさい。僕はボディが青でも緑でも銀色でも気にしません。役に立つ仕事ができれば、それで良いんですから。」 ・トップハム・ハット卿「ハハハ、ジェームス。確かに私は前にこう言ったな。『今度問題を起こしたら、君のボディを青にする』と。ただ、今の君は、十分に反省している様だ。だから君にはやはり、1番似合うボディでいてもらおうと思っている。」 ・ジェームス「それって…。やあ、トーマス。」 ・トーマス「ああ、やあ、ジェームス。また走れる様になって良かった。修理が終わって、ボディもピカピカだね。」 ・ジェームス「いや、今日はボディの話をするつもりは無いんだよね。」 ・トーマス「そうなの?」 ・ジェームス「だってボディの色は関係ないからさ。大事なのは役に立つ仕事をすることだからね。」 ・トーマス「それ、誰に言われたの?」 ・ジェームス「誰って、君にじゃないか、トーマス。夢の中でさ。だけどさあ、このピッカピカの赤いボディだけはどうやっても隠せないんだよね。ウフフ。」 振り返りセグメント ・トーマス「誰だって自分の良い所は自慢したい。でも調子に乗りすぎると、大きな問題を起こす事になるんだ。スペンサーは、大切なお客さんに自分がいかに早いかアピールしようと夢中で、ナップフォード駅ではなく、間違えてクレイ・ピッツに行ってしまった。ジェームスは、自分の真っ赤なボディをずっと自慢していた。しかも、ボディが何色に変わっても、同じように自慢し続けてしまった。たとえ夢の中でもね。でも最後には、またぶつかって大変な事になるのはまずいと思い、これ以上調子に乗ってはいけないと気づいたんだ。調子に乗ると、ついうっかり失敗しちゃう事があるからね。その所為で色んな問題が起きてしまうんだ。」 ・クララベル「行きましょうトーマス!!」 ・アニー「出発の時間よ!」 ・トーマス「それじゃあまたね!!」 |
英国版CV | ・トーマス/ナレーター:ジョン・ハスラー ・エドワード/ゴードン/トップハム・ハット卿:キース・ウィッカム ・ジェームス:ロブ・ラックストロー ・パーシー:ナイジェル・ピルキントン ・エミリー/ピンク色の服の女の子/ボックスフォード公爵婦人/駅アナウンス:テレサ・ギャラガー ・スペンサー/スタンリー/ケビン/ボックスフォード公爵/ナップフォード駅長:マット・ウィルキンソン ・ロージー:ニコラ・ステープルトン ・ディーゼル:ケリー・シェイル ・フィリップ:ラスムス・ハーディカー ・ビクター:デヴィッド・ベデラ |
米国版CV | ・トーマス/ナレーター:ジョセフ・メイ ・エドワード/ボックスフォード公爵:ウィリアム・ホープ ・ゴードン/ディーゼル/ケビン:ケリー・シェイル ・ジェームス/スタンリー:ロブ・ラックストロー ・パーシー:クリストファー・ラグランド ・エミリー/ピンク色の服の女の子/ボックスフォード公爵婦人:ジュール・デ・ヨング ・スペンサー:グレン・ウレッジ ・ロージー:ニコラ・ステープルトン ・フィリップ:ラスムス・ハーディカー ・ビクター:デヴィッド・ベデラ ・アニーとクララベル/駅アナウンス:テレサ・ギャラガー ・トップハム・ハット卿/ナップフォード駅長:キース・ウィッカム |
日本版CV | ・トーマス/ナレーター:比嘉久美子 ・エドワード:ウィリアム・ホープ(言語版流用)*18*19 ・ゴードン:三宅健太 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・エミリー/ボックスフォード公爵婦人*20:山崎依里奈 ・スペンサー:宗矢樹頼 ・ロージー:望月久代 ・スタンリー:土田大 ・ディーゼル:ケン・サンダース ・フィリップ:小林大紀 ・ビクター:坂口候一 ・アニーとクララベル:吉岡さくら ・ケビン:河杉貴志 ・トップハム・ハット卿:田中完 ・ナップフォード駅長*21/ボックスフォード公爵:樫井笙人 ・ピンク色の服の女の子*22:内山茉莉 ・駅アナウンス:中井美琴 |
シリーズ前回 | トーマスとサルのきゅうでん |
シリーズ次回 | オーストラリアのトーマス |
振り返ったエピソード | 第18シーズン『スペンサーとふくだいじん』 |