人格ストーリー
人格/イサン/剣契殺手
▌当職は窓を眺めまほしきのみにあれども、ここは影が紙に歪むのみ。わろきことなり。
障子の窓を未だ釈然としないように細い目で見上げる子は、相手のことを気にも掛けていないように見えた。
▌瓦葺きの家で寝たいって言ったのはあなたじゃないか。
ずずずっ。茶を飲む音が不快さを唄うように。
▌そして南方に新しく活動地点を移そうと言ったのもあなた、イサンだ。
▌肯定するが…。
ケチを付けるような子の言葉に、イサンという子はゆっくり顔を下げて相手を見つめた。
▌新たに保護費を奪うに能う場所を探すべきにあらんや?当職は適切な代案を提示しきと思いぬ。
▌やれやれ、一歩も引かないんだな。
▌負くことは性分に合わぬがゆえ。
▌では、あなたが私たちを率いればよいのでは? そんな人がどうして私を推戴するんだ?
▌必要以上の労働と考えは理想的にあらじ。
▌必要以上に殺して殺手と呼ばれるくせに?
▌働くときは真具さなる一心が好し。
テンポ良く問答が行き交い、ふと目の下が暗い子供が何かしばらく考えて言葉を付け加えたんだ。
▌また、そなたがいつぞや言問いしおぼえあり。なぞ常はいたづらなる戯れ言を言いし癖に刀を握らば氷の如く冷ややかで硬き、か?
▌そんな質問もしたな。
▌已上で、答にならん。
ずずずっ。
どうってことないように、子供は自分の湯飲みに口を当てた。
向かい側で決まりの悪そうな顔をしている顔が多くを語っているけど、それをあえて説明するのは何だか似合わない気がするなぁ。
そうでしょう?
人格/ファウスト/剣契殺手
世の中には美しいものが本当に多いです。
降り注ぐ月の光、咲き乱れた紅梅。
その美しいものの中でも、ファウストはこの二つを最も美しいものとして挙げたいと思っております。
...あえて言いますが、ファウストが読めない本は希でファウストに知り得ない知識はありません。
それゆえ、私にとってこの二つより美しいものは確実に存在しないでしょう。
とにかく。
私がこのように考えたことを、筆を通じて記録しながら新しいものを作り出せるので...今は大丈夫です。
...じきに、時期に私たちは拠り所を離れなければなりません。
すでにS社は取り返しのつかないほど没落してしまいました。
上から、まるで川を汚染させるように降りてくる堕落の波紋は抑えきれず。
武を追っていたに過ぎない私たちは、それを防ぐ小さな堤防の役割を果たすことも果たせるわけもありませんでした。
ただ、未だにその汚染をなんとか取り除こうと努力する清廉な人もいましたが...。
私たちは、少なくとも頭目は彼らを助けることを最善と考えていました。
それは頭目個人の正義感だったかもしれませんし、もしかすると私たちが居場所を奪われないための最後の防壁を支援しようとしたのかもしれません。
なにせ無口な人物で、直接聞いたことはありませんが。
しかし意図がどうあれ、私たちは崩れて水が漏れ始めたその堤防を結局護ることはできませんでした。
汚染された波紋はその堤防を守っていた私たちにも氾濫してきて...その結果、結局は拠り所を捨てざるを得なくなったのです。
巣を離れていく決定も簡単ではありませんでした。
頭目が率いる今の剣契は、かつて各々の立ち位置で小さいながらも官職を持っていた羽たちでしたから。
頭目を追跡するために、S社はチュノックンを送ってきて...。
その過程でも色々な同僚が散って命を失ったので、たとえ小規模であれど再び会って意を交わせるだけでも幸運でしょう。
...いつかもう一度、月明かりの中で手紙を書いてみたいです。
ふむ。私は死線を前にして、過去のことを噛み締めるようですね。
それゆえ私は今、私の剣を側にいる親友たちを守り新たな居場所を作るために振りかざしています。
空中で咲く紅梅は今その美しさを果たし枯れたとしても、私はこの刹那の大切さを守るために咲かせ、また咲かせます。
...巣を離れてからどれくらい経ったでしょうか。
月明かりの下ではありませんが、少しのあいだ筆を執る機会ができましたね。
親友の偵察情報に従い、新しく定着する居場所を熱心に探した結果最も有力なのはT社の裏路地に行くことでしたが...。
よりによって、そこを先に牛耳っていた組織がありました。
争いは起こるのは必然ですね。
ふむ。
月の光が遮られたようです。
彼らの名前は黒雲...黒い雲と言いましたっけ。
確かに雲はしばらくの間、月を隠すことはできます。
しかし...。
風が吹き、時間が経てば雲はやがて散ります。
また、月の大きさに比べれば雲はただ小さな埃の欠片に同じ。
雲は...こうやって美しく舞い散る梅の花びらのように散るでしょう。
私の指先から散るかもしれませんし、頭目...あるいは他の殺手の手でそうなることもあるでしょう。
誰であれ、結果は同じでしょう。
雲が散るのも、敵の懐から梅が咲くのも。
どれも自然なことに過ぎませんから。
人格/ドンキホーテ/剣契殺手
▌待て、待て!
酒瓶を持って飲み込む寸前、子供の前に座っていた者は愚かしいという風に大声で叱りつけた。
▌ど、どうした!突然大声で...。
▌我々は平民ではない、ドンキホーテ。今、ラッパ飲みをしようというのか?
▌ラッパ...?
反対側に座っている子供はじれったげに溜め息を大きく吐きながら、目をぎゅっと閉じた。
今はさすらい歩く剣契の一員だけど、もしいつか色んな汚名をそそいで全員S社に戻れるようになったら、高官の任務に就くことになるだろうし...。
そうなると食事の席を共にすることもあるだろうに、このままでは困った未来しか見えないという考えが、頭をじわじわと包み込んでいった。
▌酒を飲むときは杯に注いで飲むんだ...。
▌杯を全て空にして、また新しく注いで飲んで。それが基本中の基本だ。
▌...なにゆえ?
子供は本当に、純粋に分からないって目をしているね。
▌こんな小さな杯に注いで飲めば、無駄に手間だけ増えるではないか!
▌...節酒をしろという意味だ。酒に酔って、人事不省になることがあるから杯に注いで少しずつ飲めというこ―
▌うぇっ!ケホケホ!
向こうの子供が何を言おうが、言うまいが。
子供は瓶から直接中身を呑み...。
期待していた味と香りではなかったせいか、それとも酒が辛く感じられたのか。
...そのまま反対側に噴き出してしまった。
▌......。
そして当然、説教をしていた子供にその中身が全部掛かってしまった。
▌い、いや...わざとではありませぬ!
▌ただ思ってた味と違―
▌......。
▌こ、米で作ったものだと言ったではないか?当然シッケや、甘酒のようなものだろうと...。
▌私が、言っただろ。
▌ひっ!
▌杯に注いで、少しずつ呑めと。
▌言うことを聞いていたなら、こんなことは起こったと思うか?
▌い、いいや...。
▌敬え!今は私が教える立場ではないか!
▌はっ、はい!
▌そもそも、そんな風に箸を持つこと自体間違いだ!
▌こ、これは酒瓶を持とうと一時て―
▌箸は!こう!持つんだ!そうやって雑に...。
...向かい側の子供が繰り広げる説教は、留まるところを知らずに続いた。
今や半分くらいは、怒りを解消するために言っているような気もするけど...。
子供が言うことを聞かずにしでかしたことだし、その対価を支払うのは当然だよね?
▌...このくらいにしておこう。
▌うぅ...。
▌偵察は順調だったか?何日も、その知らせを聞くために待っていた。
▌けほん。近くの裏路地をあちこちをうろつきながら見ておいた良い場所が、5ヶ所ほどあったのだ。
▌うむ。それは良い知らせだ。しかし、それよりかは黒雲会の...。
▌えっへん!そう言われずとも、黒雲会の会食の席を偵察してきたのである。
▌...二日後と言っていたな。
向かい側の子供が持っていた杯がぴくっと動いた。その中の澄み切った酒の中にも、小さな揺らめきが生じた。
▌そうか...結局、転がってきた石は埋まっている石と衝突するしかないということか。
▌しかし、このように放浪しながら生き永らえてさえいれば必ず機会が訪れるはず...頭目はそう仰せられた。
▌それにしてもよく敵陣から抜け出せたな。
▌へへ。実は最後、何人かに首根っこを捕まれはしたが...。
▌後腐れなくうまく処理したのだ。
子供は剣を持ち、組員を斬り倒したことをまるで服についた埃を払い落としたかのような調子で話した。
昔はこうやって裏路地を放浪する組織員ではなかったかもしれないが、彼らが今剣契となって刀を振るうことができた理由はきっと...。
剣契であっても、そうでなくても...昔にも剣と共に長いこと生きてきた殺手だったからだろう。
ただ、違うことがあるとすれば...。
▌......。
以前は誰かのために剣を振りかざしたけど、今は自分のために斬っているだけということだろうね。
人格/ムルソー/剣契頭目
(▌=左議政、▌=右議政)
▌置きました。
▌...おぉ。そうか。
笠をかぶった子供の前には、白くて光沢のある道袍を着た老人が向かい合って座っていた。
かまどに火すら点けないせいで部屋は冷たく、灯火もつけずに、ただ障子を開けおいただけだった。
しかし、煌々と浮かんだ満月の光が凍(しば)れるほど明るかったので...。
二人が座った席と白くて黒い碁石が上がっている盤上まで、すべて鮮明に見えた。
左議政とその護衛武士は、重い対局を通じて隠密な会話をしていた。
▌こりゃすまないね。儂が別のことを考えていたせいで。
▌大丈夫です。この対局では秒読みをしないので。
▌ほっほっほ。
老人は慈しみ深く笑っていた。
そうしてしばらく何も言わないまま、容器に入った黒い碁石をがちゃがちゃしていた。
▌お気になさらずとも。教えを受ける立場で催促する気はありません。
▌その割には、かなり焦っておらぬか?
カチャッ。
ついに石を弄んいた音が止まった。
▌もう7年が過ぎたか。
▌その通りです。
▌左議政様の護衛武士として生きて、7年と4ヶ月が経ちましたね。
▌うぅむ。
▌今まで傍目で見た限りどうだろうか。どん底から登ってきた君なら、蝶よ花よと育ってきた儂の視野とは違うものを見たはずだ。
子供は碁石をカチャカチャさせながらしばらく物思いに耽ると、すぐに優しく言った。
▌ご老人が行こうとする道は、暗く難しい道です。
▌しかし、この巣と羽のために揺るぎない決断をされる方だと思いました。
老人の眉毛が静かに垂れ下がった。子供の答えに満足できなかったのだろうか。
▌君は昔も今も、最後まで自分の意見を言わないの。
▌もっとも、だからこそ儂のそばに置けたのだろうが。
▌申し訳ございません。至らぬ答えだったようです。
▌ほっほ、良いさ。何が申し訳ないだ。
▌...儂の道を追わずに左議政に従っていれば、君は雲剣の座も狙えたかもしれない材木だ。
▌S社で武の道を選んだ者、誰もが夢見る本国第一剣の座ではないか?
▌まさか、そういう類のものを志さなかったという冗談は言ってくれるなよ。
▌私という剣を手に収めたのは左議政様です。
子供は刹那の悩みもなく、淡々と答えた。
▌ならば、収めた剣の処遇を決定することに関しても左議政様の意思のみに懸かっているでしょう。
▌ほっ、こいつめ。どうしてこんな手を打っても長考ひとつすらしないんだか。
▌悩む意味があるとは判断しませんでした。
▌...。
老人、左議政は一方では嬉しそうに口元を上げたが、彼の目にはどこかもの悲しげな雰囲気が漂っていた。
▌そう言ってくれるなら、恥ずかしながら頼みがある。
▌ご下命ください。
▌来週、私はこの上訴を挙げようと思う。そのときまで...儂を守ってくれ。
▌どうして当たり前のことをわざわざお願いされるのか分かりません。
▌...なるほど、この仕事を最後に私を罷職するつもりですか。
▌冗談がかなり上手になったではないか!ハハ!
▌...これには、ここで起こっている醜悪な秘密と悪行そして研究について書かれている。
▌この内容が到達さえすれば、S社をひっくり返せるほどの。
▌......。
▌そのような力のある文言であるから、当然普段より儂の命を狙う者が増えるだろう。
▌...最後まで私が歩まんとする道の剣になっとくれ。それが頼みだ。
▌尊命。
子供はすぐに老人に返事をした。悩む必要もないことだったね。
子供にとって、左議政という人物を守ることは息をするのと同じくらい当然だったからだ。
...それが潰えるという想像すらしなかった。
子供の誓いとは裏腹に、結局老人は命を散らしてしまった。
代わりになれる人が見つからないほどの実力を備えているけど、それでも子供一人だけの力ではS社の全権力者が振り回す権謀術数と謀略に太刀打ちできなかったからだ。
誰が、そしてどうやって老人を殺したのか...S社の人たちには分からなかったけど。
子供だけは知っていた。
これは老人の政敵だった右議政の仕業だということを。
皆が眠りについた明け方。
見知らぬ人の気配に、老人が目を覚ました。
▌なっ...誰かいるのか?
老人は、音の出た方の障子をそっと開け...。
▌あぁっ...!?
子供と目が合った。
▌やはりあなたですか。
▌ど、どうしてお前が生きているんだ。どうやってここまで...。
子供の側には、既に首が失せた者だけが並んでいた。
何かに取り憑かれたかのように、鬼気迫る目で右議政を見つめる子供とバラバラになった右議政の護衛武士であったモノだけがその場にいた。
▌わ、私をこの場で斬ればお前はもちろん、お前の家門まで滅門するだろう!
▌朝廷のチュノックンが付くはずだ!!ちゅ、チュノックンはS社を離れても必ず追いかける非常にしつこい奴らだということを誰よりもよく知っているはず!
伝統と位階が厳しいS社では、雇用人が逃げたり禁忌を犯したときはチュノックンを放って追わせるんだ。
S社ではフィクサーがチュノックンとも呼ばれるみたい。
それに朝廷のチュノックンは...他の翼の禁忌の狩人と同じく、誰よりも破滅的でしつこいということを子供はよく知っていた。
▌斬りません。それで変わることはないだろうから。
子供は剣を鞘に入れ、冷たく沈んだ声で話す。
▌ただ、これは警告です。
▌この腐った根を引き抜ける誰かに出会えたのならば、いつでもまた戻ってくるという警告。
▌あなたの首くらいは簡単に斬れるという警告です。
▌何だと...!
その言葉を最後に、子供は夜明けの空気の中へと姿を消した。
▌おい!!!今すぐに名高いチュノックンたちを雇って、あいつと関係のある者たちを皆捕まえろ!
▌必ず捕まえて、私の目の前にぶら下げておくんだ!!!
朗々と響くその音を後にして、子供はS社の境目に向かって進み続けた。
S社からひっ迫されているが、官職だけを維持していた親友たち。
そしてS社で剣契として剣を振り回していた者たちを引き連れ、いつかまた戻ってくるそのときを待ち焦がれながら。
人格/シンクレア/剣契殺手
▌一体僕はどっちが本当の僕なんだろう…。
子供は、自らが自らを恐れてた。
自分がこんな風に変わることを制御することもできないし、ただ、決めようという勇気が無いだけでしかない。
もしかしたら狂った殺人鬼に過ぎないんじゃ?子供はそういったいろんな考えに、目が眩んでしまいそうだった。
子供が経験してきた剣契の人々は「そのような性分が剣契に最も相応しい、殺手に近いものだ」と褒め称えたりはするけど、
それも子供自らが望むときにしか、褒め言葉として機能しないだろうね。
子供は、むしろそんな言葉を負担に思った。
だから今でも自分の快楽と不安の狭間にて、どこに立つべきか悩んでるんだろう。
▌月は本当に明るいな…。
子供は溜め息を吐いて、空を見上げた。
一人で月を眺めていると、少しは心の慰めになったからだ。
人格/ウーティス/剣契殺手
▌重要なのは腰を掻っ切ることだ。稲妻のように足を動かさねばなるまい…。
▌そう言ったな、あなたは。
子供の静かな独白、いや対話は刃へ向かい。
▌しかし、それを教えてくれたあなたが弟子に腰を切り刻まれたのだから。矛盾であり、逆説的ではないか。
剣術を習った師匠はいても、その師匠が剣契に属してることも、あるいは属してないこともある。
そしてその剣をどのように使うかも全く身についていない、自由と言うには限りなく無秩序に近い人々。
あえて彼らを縛る言葉があるとしたら、それはきっと「生存」だろう。
生きるための手段として剣を選び…。
彼らを邪魔する者たちは剣で斬るという点こそ、大半の剣契組織員が持つ特徴だろうね。
▌やはり、真っ当な道に沿って行くべきだったのだろうか。
彼女は師匠を斬った日を、あまり後悔しないことにした。自分の流れを遮る障害物を切ったのは、妥当なことだったから。
それが一筋の太い流れだったから。
それゆえ、今回も流れ始めた自分を後悔しないことにした。
▌…障害があれば切り捨てるのみ。
子供の目に決意が光った。
台詞
人格/イサン/剣契殺手
人格獲得 | 私は流麗ながらも非凡に心臓を斬る方法を心得けり。 |
---|---|
朝の挨拶 | 剣の饗宴を遂げる時間、到来せり。 |
昼の挨拶 | 笑いが多い者には戒めよ。その虚勢の如し笑いの中には、刀が隠れたり。 |
夕方の挨拶 | 月明かりはあいなしなり。照らしてはならぬものをわざと、ありありと鮮やぐがゆえ。 |
対話1 | この傷達か?既に治し。それよりかは…この痕を作りし者共がいかになりしか、聞くべきにあらずや? |
対話2 | どれほど善く研がれし刀であれど、持たざるは無用に過ぎぬ。 |
対話3 | 私の昔やゆかしき?さなるものは…昔に総て切り捨てにけり。 |
同期化後の対話1 | 秘密を一つ言わば、私は目と耳を塞げども敵を斬らる。…冗なり。ダンテ、そなたはいと心若し。 |
同期化後の対話2 | 今まで時計は私にとって、ただの無用の長物に過ぎぬものなりけり。ダンテ、そなたの時計はげに魅力的なほど異常なり。 |
放置 | そなた、対話が終わるや否や即ち帰るか。いとつれなし。 |
同期化進行 | 刀が折れるまで共にせん。 |
人格編成 | 血が氾濫する時間なり。 |
入場 | そなた、この刀が必要や? |
戦闘中の人格選択 | 刀は未だ鋭し。 |
攻撃開始 | 罪を刻まん。 |
敵混乱時 | 血が狼藉なり。 |
混乱時 | ふむ…。 |
敵討伐 | 痕の結果よ。 |
味方死亡 | 痕は残らじ。 |
選択肢成功 | 痕は経験よ。 |
選択肢失敗 | 墓穴を堀りし心地せり。 |
戦闘勝利 | 彼の者らが順応を知りし者ゆえ幸いなり。 |
EX CLEAR戦闘勝利 | くだくだに切り刻みけり。これより精神が澄みしときはなし。 |
戦闘敗北 | 私の剣は飽くまで切り裂きけり。さすれば未練なぞなし。 |
人格/ファウスト/剣契殺手
人格獲得 | 出戦前夜は、決まって静かなものです。ちょうど…月も満ち満ちていますね。 |
---|---|
朝の挨拶 | おはようございます。素朴な食事と温かいお茶を楽しむのに良い時間ですね。急ぐ必要はないでしょう。 |
昼の挨拶 | 正午の訓練は次回に延期しようと思います。むしろ…今は念のため抜けが無いか、剣術を記録した冊子を見直す方が良いでしょう。 |
夕方の挨拶 | 月が真っ白に輝いています。明るく、陰る部分もなく。今が適期ですね。 |
対話1 | 紅梅の花びらを投げて、その花弁を切り刻む武芸を練習したこともありました。紅い花びらが四方に舞い散る様子は、とても美しかったです。今でも時々、その美しい光景を見ることがあります。どちらかというと液体に近くはありますが。 |
対話2 | 剣術にこだわるのは誰であれ、契に身を寄せている一員なら同じでしょうが…。身体で学ぶ時期はもう過ぎたので、このように頭でする勉強に励んでおります。 |
対話3 | 剣の流れを見ると、希にそれが武術よりかは芸術であるような気はしませんか?流れが途切れないように、流麗に空の上を画用紙に…おっと。少し想像に耽ってしまいましたね。 |
同期化後の対話1 | この程度ですか、黒雲会。夜陰に乗じて我々の拠り所の目と鼻の先まで占拠した無頼漢にしては、乱雑に散るんですね。 |
同期化後の対話2 | 彼らは、自ら舞い散る花びらになったことすら自覚できないでしょう。同じ「剣」という道具を扱いながらも、格の差がこれほどまでに顕著ですから。 |
放置 | 一日中じっとしていても問題ありません。月ともう少し対話しましょうか。 |
同期化進行 | 今日は剣舞を繰り広げるのに良い夜です。月を宿した刃の先から咲き出す花々は絶景ですよ。花遊びはいかがでしょうか。 |
人格編成 | 出征ですね。 |
入場 | 花を咲かせましょうか。 |
戦闘中の人格選択 | 楽しんでいらっしゃいますか? |
攻撃開始 | 無頼漢ども。 |
敵混乱時 | 溢れるほどに。 |
混乱時 | うぅむ。 |
敵討伐 | 咲き乱れろ。 |
本人死亡 | 紅梅…私にも…咲くもの…だったんですね。 |
選択肢成功 | 外れる理由もないでしょう。 |
選択肢失敗 | 外れるのもまた必然。 |
戦闘勝利 | 粗悪な花を散らしました。それでは私たちが住むことになる場を見ておきましょうか。 |
EX CLEAR戦闘勝利 | 花は散り、新しい木がここに芽吹くでしょう。それが私たちの拠り所を守る材木だということは疑いようのない事実です。 |
戦闘敗北 | 私たちは…あてもなくさすらう流れ者、土に降り立つことのできなかった種…いつになれば根を下ろすことができるのでしょうか。 |
人格/ドンキホーテ/剣契殺手
人格獲得 | 酒道…とな、当人はそういうことはよくわからぬが。けほっ、どうしてこんなに苦いのだ!? |
---|---|
朝の挨拶 | 良い朝だ!少し淀んではいるが、ふむぅ~この清々しい香りは悪くないであろう?偵察をするのにも、早朝が一番適しているのだ!!! |
昼の挨拶 | 昼は剣術を磨く時間が長いがゆえ、特に食事はしない方ではあるな。それより、偵察で何があったかというと…。 |
夕方の挨拶 | うむ…夜には酒と共に食事をする文化があると聞いたが、私にはあまり合わない気がしてならぬ…できれば肉のジョンを浴びるほど食べたいのだ! |
対話1 | 当人は剣を思う存分振り回したいのだ!こんな場所で酒の飲み方なぞ勉強するとは…。い、今言ったことはウーティス殿の耳に入らないようにしてくだされ! |
対話2 | 瓶から飲めど、杯に注いで飲めども結果は同じではありませぬか?どうして剣以外のものにそれほど執着するのであるか。そんなことよりも黒雲会、あの輩どもが何を企んでいるか聞くべきではないか? |
対話3 | 当人が感じるに、剣の軌跡に沿って何かを斬ることは、立派な食事をすることよりずっと楽しいことであるようだ!こう、指先に感じられる抵抗に胸が高鳴りはしないか? |
同期化後の対話1 | 通行人がいる時間ではないのに騒がしいと思いきや…このような招かれざる客がいたではないか。この時間には誰も通らないことが正しいがゆえに、本人が正しておいたのである。 |
同期化後の対話2 | 剣術を磨きながら空気を斬ることと、街道を通って斬るべきものを斬ることはさほど変わらぬ。せいぜい…うーん、指先に感じられる重さの差はあるが。 |
放置 | 善い月明かりだ…。剣に傷はついておらぬだろうか…。ふぅ、一片の埃も無いな。 |
同期化進行 | あぁ、外が騒がしくてな。ちょっと見回りながら散策でもして良いだろうか? |
人格編成 | ふむ?しばし待たれい、これだけ呑み込んで…。 |
入場 | 走っていくぞ! |
戦闘中の人格選択 | 少し忙しいのだが? |
攻撃開始 | きっと楽しいであろう! |
敵混乱時 | うん?あはぁ、斬り損ねてしまったか…。 |
混乱時 | うわっ! |
敵討伐 | うむ、確実に割ける感覚がしたな! |
本人死亡 | ああっ、はぁ…そうだ、いつかは…こんな風に斬られると…思っていたさ。 |
選択肢成功 | ほれ!当人がやり遂げたぞ~。 |
選択肢失敗 | う、うぅむ~こういう風にやるものではなかったか…。 |
戦闘勝利 | 軽い散策をした気分であるな。それでは帰…ったらウーティス殿がいるだろう。アイゴ~。*1 |
EX CLEAR戦闘勝利 | 剣を存分に振るってしまったのである!これほどまでにすっきり爽快になれるのであれば、あの古臭い話も笑いながら聞けるであろうな! |
戦闘敗北 | 剣術に瑕があったようだ…当人がかなり鈍ったようだな。より精進しよう…。 |
人格/ムルソー/剣契頭目
人格獲得 | 着手しないのですか。ふむ。石を投げるしかない局面ですね、我々は。 |
---|---|
朝の挨拶 | 朝は早くに始めた方が良い。考えるべきことも、行動すべきことも多いから。 |
昼の挨拶 | 日程が空いているなら、一局どうだろうか。しばらく考えを体系化する時間が必要なので。私たちが定着すべき場所を探すための考慮が必要であるがゆえに。 |
夕方の挨拶 | 月の光が強い時は注意したほうがいい。身体に刻まれた傷を外へ晒すのは良くないであろうから。 |
対話1 | 剣を扱う時は躊躇わないようにしなければならない。迷いがあるということは…すなわち剣の扱いがその分足りないという意味だ。練習にまい進するように。 |
対話2 | 囲碁は相手を前にしてどう戦うかを探るのに適した遊びだ。手を重ねていけば、その中で相手が何を考えているのかも自然に読める。 |
対話3 | じきに大乱が起こりそうだ。私は護衛を頼まれた身であるから、最後まで護り抜くつもりだが…。もしやすると、S社での立場を失うことになるかもな。護るべきあの方も、私と親友たちも。 |
同期化後の対話1 | 浮浪者として生きることなるだろうと誰かが言ったときは鼻で笑ったが…今や本当に、流れ者としての人生を生きることになりそうだ。 |
同期化後の対話2 | 肉を斬り、骨を断つ。すなわち、一度剣を振り下ろすときは、骨まで断ち切れるほどに集中しなければならないという意味だ。直接見て、身体へ刻むように。 |
放置 | うむ。秒読みを始めよう。 |
同期化進行 | いくら刺客を送れど、結局私には盤上の前の一手に過ぎない。まだ私の一手は終わっていないが…応酬するつもりか? |
人格編成 | 井目に置こう。 |
入場 | 着手。 |
戦闘中の人格選択 | 口出しは、禁忌だ。 |
攻撃開始 | 斬るなら、生死を懸ける。 |
敵混乱時 | 肉を斬り、 |
混乱時 | 駄目詰まり…か。 |
敵討伐 | 骨を断つ。 |
本人死亡 | あぁ…親友たちに合わせる顔が…ないな。 |
選択肢成功 | 妙手だな。 |
選択肢失敗 | 悪手だな。 |
戦闘勝利 | 熾烈だったが、良い仕舞いだった。これで我々の活路が見出せそうだな。 |
EX CLEAR戦闘勝利 | 決め手が効いたな。形勢は完璧に私たちへと傾いていた。定着地を探すときまで、この勢いを失わぬように。 |
戦闘敗北 | 敗着があったか。またもや身体に刀の跡がもう一つ刻まれたな。 |
人格/シンクレア/剣契殺手
人格獲得 | 僕は…何を斬れば良いんですか? |
---|---|
朝の挨拶 | 朝の空気を浴びながら刀を振るとき、一番爽やかな気分になりますね。 |
昼の挨拶 | 管理人さんは昼食を誰と摂りますか?あ…僕は普段一人で食べます。それが楽なんですよね。 |
夕方の挨拶 | 暗いですね。月を斬れたら空がもっと明るくなるだろうけど。…あぁ、冗談です。 |
対話1 | 管理人さんは今の仕事に満足していますか?やりがいを感じていますか? |
対話2 | あ、管理人さん!警備していました。一緒に…ですか?う~ん…はい!そうしましょう。 |
対話3 | ロージャさんが羨ましいです。なんであれ深く考えず、心の赴くままに行動してるじゃないですか。僕は昔からそれができなかったんですよ。 |
同期化後の対話1 | 剣を使うときにはいかなる躊躇もあってはいけないらしいです。 でも僕は絶えず自問自答するんです…。誰かの命をそんな簡単に斬り捨ててもいいのかって…。 |
同期化後の対話2 | でもいざ人を斬るときは…僕も知らないうちに喜悦を感じていました。これが僕という人間の本質だったみたいです。 |
放置 | あれ?管理人さんどこに行ったんだろ?もしかして新しい悪戯とかですか? |
同期化進行 | より鋭い剣になります。 |
人格編成 | 躊躇無く。 |
入場 | 研鑽できるチャンスでしょうね…? |
戦闘中の人格選択 | 僕の剣を信じてください…。 |
攻撃開始 | 躊躇無きように…! |
敵混乱時 | 次は斬れますよね? |
混乱時 | うっ…! |
敵討伐 | 斬れました! |
味方死亡 | こんな冗談は嫌いだ…。 |
選択肢成功 | ダンテさんは躊躇無いんですね! |
選択肢失敗 | 予想だにしませんでした…。 |
戦闘勝利 | ちょっと不安だったんですけど…無事終わって良かったです。 |
EX CLEAR戦闘勝利 | 誰かを斬ることは…思っていたより喜悦を感じることなんですね。 |
戦闘敗北 | 決定的な瞬間に躊躇しました。僕のせいです…。 |
人格/ウーティス/剣契殺手
人格獲得 | 流れに沿ってここに来ました。それゆえ、これを塞ぐものは何であれ切り裂きます。 |
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朝の挨拶 | わたくしは主に夜明けに起きるタイプです。日が昇る瞬間に直面してこそ、一日が始まる気がするので。 |
昼の挨拶 | ロジオンが…しきりに食堂を案内すると言ってます。わたくしにはピンと来ないのですが、食べることにも楽しさを見出す者もいるようです。 |
夕方の挨拶 | 頭の中を整理したいときは、月を見上げると良いですよ。 |
対話1 | 目の前に障害物があれば、躊躇わずに斬るのです。たとえそれが管理人様の心を斬ることになっても。 |
対話2 | 長い会話は好みません。刃を交わすこと以上に、心が率直に伝わる会話はありませんので。 |
対話3 | 刀を持っていると、自然と冷静かつ迅速になれるものです。 |
同期化後の対話1 | 導く者になることは、大海原に立つことと似ていますね。果てしなくて、途方に暮れますが…引き下がれる場所がありません。 |
同期化後の対話2 | 管理人様は目標のためならどこまでやれますか。そしてどこまで…差し出すことができますか。 |
放置 | 最近は技術が発達して、血痕等はあっという間に消せるようになりましたね。死なぞ、軽く忘れてしまうことが道理であるかのように。 |
同期化進行 | そうすることをお望みであれば…お仕えいたします。 |
人格編成 | 切り裂きます。 |
入場 | 刃を交わす時間です。 |
戦闘中の人格選択 | 簡単に済むのであれば。 |
攻撃開始 | 引き下がりはしません。 |
敵混乱時 | 切り裂くのには十分です。 |
混乱時 | うっ! |
敵討伐 | 沈着であった結果です。 |
味方死亡 | お疲れ様です。管理人様。 |
選択肢成功 | 刀の使い方を心得ていらっしゃるのですね。 |
選択肢失敗 | 鍛錬しなかったわたくしの過ちです。 |
戦闘勝利 | 道が見えて従ったのみ。 |
EX CLEAR戦闘勝利 | 流れに沿って全て切り裂きました。 |
戦闘敗北 | 後悔はありません。 |