野球情報誌『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)に特集されたチーム及び選手が極度の不調に陥るジンクス。
週刊ベースボール側も「週べの呪い」と自称している*1。
概要
「呪い」と称されるが、実態は好調期が終わって普通の状態に戻ったという方が近い(統計学の言葉を借りれば「平均への回帰」)。
主に下記2つの理由より刊行時には好調期が終わっているケースが多く、相対的に紙面との落差が際立って見えるため「呪い」と称される。
- 取材を受ける時点で好調期であり、それが取材を受ける前から継続している。
- 取材から刊行まで期間が空く。
以上を考慮してもなお悲惨な結果が発生した場合は「呪い」が強調されやすい。
また、単に不調になるだけでなくケガや不祥事の発覚など、明らかに調子の良し悪しに関係のないものも存在する。
一方、この雑誌は毎年10月下旬に開催される「ドラフト会議」の一ヶ月前になると「ドラフト特集」も組まれるが、主に指名された選手については(よほどの大型選手でない限り)「呪い」はおろか、話題になることさえ少ない。
事例集
見出しは「発売日(発行日) / 対象 / タイトル*2」の形式。優勝圏内からのV逸、選手の故障離脱など顕著な呪いは赤字、呪いを回避したものは青字で記載。
| 4月29日(5月11日号) / 中日 / 「下馬評を覆せ! 強竜復活」 | ||
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| 特集前 | 4月半ばに首位に立つ。 | |
| 特集後 | 発売時点で4位に転落済み、最終的に5位でシーズン終了。 | |
| 5月27日(6月8日号) / DeNA / 「17年ぶりのVへ突き進め! 熱き星たちよ!!」 | ||
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| 特集前 | 5月5日から約1ヶ月の間セ・リーグ首位をキープ。 | |
| 特集後 | 発売直後に引き分けを挟んで12連敗を喫し、交流戦歴代最低勝率の.176を記録。 | |
| 7月29日(8月10日号) / DeNA / 「BAY DREAMS COME TRUE!夢を叶える星たちよ!!」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 混戦の中を踏みとどまり、7月15日に首位に立つ。 | |
| 特集後 | 発売時点で5位に沈み、最下位でシーズン終了。NPB初の前半戦首位ターンから最下位を喫した。 | |
| 9月2日(9月14日号) / 阪神 / 「セ界制覇へ突き進め Vやで!タイガース」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 8月中旬から首位をキープ。 | |
| 特集後 | 発売から9日後に首位陥落。最終的にBクラスと0.5ゲーム差の3位で終了。詳細はVやで!を参照。 | |
| 11月18日(11月30日号) / 侍ジャパン / 「強い! 侍ジャパンベスト4へ 世界一が見えた!」 | ||
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| 特集前 | WBSC世界野球プレミア12の予選リーグおよび準々決勝を突破。 | |
| 特集後 | 準決勝の韓国戦で敗退。 | |
| 7月13日(7月25日号) / ソフトバンク / 「V3へまっしぐら! 無敵の若鷹軍団」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 交流戦で13勝4敗1分と好調で、NPB史上最速のマジック点灯も見えていた*3。 | |
| 特集後 | 日本ハムに最大11.5ゲーム差をひっくり返され歴史的V逸を喫した。 | |
| 2月1日(2月13・20日合併号) / 侍ジャパン / 「侍戦士“世界一"宣言」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 第4回WBC開幕前。 | |
| 特集後 | 第3回に続き準決勝で敗退。 | |
| 6月7日号(6月19日) / 阪神 / 「やっぱ好きやねん!タイガース!!」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 首位と2ゲーム差の2位。 | |
| 特集後 | 6月17日から8連敗を喫した。 | |
| 6月28日(7月10日号) / 楽天 / 「イーグルスVへの可能性を探る」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | パ・リーグ首位*4。 | |
| 特集後 | 故障者と打撃不振から失速し、8月15日の「コラレスショック」から6連敗して首位から陥落。最終成績は3位。 | |
| 8月2日(8月14日号) / DeNA / 「夏に輝け!!熱き星たちよ GO!ベイスターズ」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 7月中は阪神と3ゲーム差以内で2位を争う。 | |
| 特集後 | 巨人に最大7.0ゲーム差を追いつかれて4位に転落。 | |
| 9月20日(10月2日号) / 広島 / 「黄金時代の到来だ!広島無敵V」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 9月18日に37年ぶりのリーグ連覇を達成。 | |
| 特集後 | 14.5ゲーム差をつけていた3位のDeNAにCSファイナルステージで撃破された。 | |
| 9月27日(10月9日号) / 阪神 / 「クライマックスシリーズへの死闘 阪神タイガース 10月11日(10月23日号) / DeNA / 「CS突破だ!ベイスターズ!!横浜旋風」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 阪神2位、DeNA3位でCS進出。 | |
| 特集後 | 日程の関係でグラウンドコンディションが極めて悪い雨天の中で試合を強行。 阪神→レギュラーシーズンではDeNAに勝ち越しながらもCS敗退。 DeNA→阪神に続き広島も破ってCS突破。日本シリーズで敗れるも(表題のCSに対する)呪いは回避。 | |
| 2月14日(2月26日号) / DeNA / 「ベイスターズ先発陣の星 最強!左腕カルテット」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | シーズン開幕前。 | |
| 特集後 | 今永昇太→怪我で開幕絶望。復帰後も振るわず4勝11敗、防御率6.80。 濵口遥大→今永と同様に怪我で開幕絶望。復帰後も押し出しグランドスラムを喫すなど不調から抜け出せなかった。 石田健大→投球が安定せず、先発から中継ぎに配置転換。 (東克樹→獅子奮迅の活躍を見せて新人王を獲得した。) | |
| 4月11日号(4月23日) / 巨人 / 「Gの絶対的エース菅野智之 逆襲の誓い」「Gの”上原浩治効果”に迫る 10年ぶりの古巣復帰で影響は?」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 菅野智之→特に無し 上原浩治→4登板で無失点と好調。 | |
| 特集後 | 菅野→開幕から2試合でそれぞれ5、4失点し防御率6.23。 上原→2試合連続で3失点し敗戦投手。 | |
| 5月9日(5月21日号) / 西武 / 「埼玉西武ライオンズ特集 黄金の獅子」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | GW9連戦で7勝2敗、特に対楽天6試合を計55得点で全勝。 | |
| 特集後 | 発売前日の5月8日~5月16日にかけての7試合で完封負け4回、2試合で2桁失点と投打ともに壊滅。 | |
| 6月6日(6月18日号) / 大谷翔平 / 「全米驚愕 大谷翔平 MLBで巻き起こる”二刀流”センセーション」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | MLB1年目。2刀流で4勝1敗(防御率3.10)、打率.289, 6本塁打, 20打点と投打ともに結果を残す。 | |
| 特集後 | 発売直後の8日に右肘内側側副じん帯損傷で故障者リスト(IL)入り。 | |
| 9月5日(9月17日号) / 広島 / 「3連覇へ突き進む広島優勝物語」 | ||
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| 特集前 | 2位・ヤクルトを13ゲーム離しリーグ首位を独走。 | |
| 特集後 | 発売日から5連敗を喫するも、追い上げるヤクルトを振り切って9月26日にセ・リーグ三連覇を決めた。 | |
| 3月13日(3月25日号) / 広島 / 「リーグ4連覇へ突き進め!絶対王者広島カープ大特集」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | シーズン開幕前。 | |
| 特集後 | 開幕10試合で3勝7敗。開幕から6カード連続勝ち越し無し。4月10日の対ヤクルト戦で延長戦で1イニング12失点のNPBワースト記録を喫する。 | |
| 5月15日号(5月27日) / 広島 / 「いくぞ4連覇! 逆襲のカープ」 | ||
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| 特集前 | 直近1ヶ月(4月16日~5月15日)で17勝7敗と好調だった。 | |
| 特集後 | 交流戦で5勝12敗の最下位、交流戦直後に10連敗を喫し一時5位へ沈む。 その後はシーズン最後の土壇場で阪神に捲られ、CSを逃して4位で終了。 | |
| 6月5日(6月17日号) / 阪神 / 「TIGERS KEYMAN INTERVIEW 強打の司令塔 梅野隆太郎/強力中継ぎ陣の軸 P.ジョンソン」「ROOKIE CLOSE UP 虎の新スピードスター 近本光司」 | ||
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| 特集前 | 5月から2~3位をキープ。 | |
| 特集後 | ピアース・ジョンソン→発売直後の6月7日に登録抹消され、長期離脱。 近本光司→深刻な打撃不振に陥る。 梅野隆太郎→6月12日のソフトバンク戦にて明日も勝つ!を実施*5。以降6連敗を喫し交流戦10位に沈む。 | |
| 6月12日(6月24日号) / 楽天 / 「GO!EAGLES 2019新生楽天に迫る」 | ||
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| 特集前 | 6月の半分以上は首位を守るなど首位争いに喰らいついていた。 | |
| 特集後 | 6月下旬~7月上旬にかけて10連敗を喫して4位に転落。 | |
| 7月31日(8月12日号) / DeNA / 「セ・リーグの灯は消さない。2019横浜DeNAベイスターズ特集」 | ||
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| 特集前 | 7月に15勝8敗と好調で、首位の巨人とのゲーム差を最大10.5から2まで詰める。 | |
| 特集後 | 発売当日の伊藤光を皮切りに、スペンサー・パットンと宮崎敏郎が相次いで骨折で離脱(パットンは今季絶望)。 これ以降も8月末から9月にかけて東克樹、濵口遥大、石川雄洋、筒香嘉智ら主力選手が次々と離脱(東はオフにトミー・ジョン手術を受け2年間マウンドを離れる)。離脱にこそ至らなかったものの、ホセ・ロペスや大和もアクシデントに見舞われた。 乙坂智の文春砲や井納翔一・桑原将志の交通事故等グラウンド外のトラブルも立て続けに起こり、ゲーム差を0.5まで詰めるも結局首位に立てないまま巨人の優勝を許した。 | |
| 4月1日(4月13日号) / 阪神 / 「不屈の猛虎魂。 85周年、伝統の力 コロナに負けるな!阪神タイガース特集」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 開幕前。この年は新型コロナウイルス感染症の影響でシーズン開幕が遅れていた。 | |
| 特集後 | 開幕直後の7月2日時点で2勝10敗。同日はセ・リーグの借金を独占した。 | |
| 10月14日(10月26日号) / 巨人 / 「どこがすごい? 原辰徳大研究」 | ||
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| 特集前 | 2位中日を13ゲーム離し、首位独走。 | |
| 特集後 | 故障者続出で、発売翌日から優勝決定までの成績は2勝8敗3分。5連敗後の引き分けで優勝決定となり、なんとも締まらない幕切れに。その後日本シリーズでソフトバンクにタコ殴りにされ、26-4をやらかしてシーズン終了となった。 | |
| 8月25日(9月6日号) / 阪神 / 「猛虎進化系 Vを呼ぶ阪神打線特集」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 2位に最大8ゲーム差をつけ、4月4日から首位を堅守*6。 | |
| 特集後 | 発売直後の8月31日に首位陥落。その後一度は首位を奪還するもすぐに陥落、最終的にゲーム差無しの2位となり、下記のヤクルトに優勝をさらわれてしまった。*7 | |
| 10月20日(11月1日号) / ヤクルト / 「ヤクルトVだ! 2021ペナントレース最終章」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 9月28日に阪神を抜いて首位に立ち、その座をキープ。 | |
| 特集後 | 首位浮上以降に失速して阪神と優勝争いのデッドヒートを繰り広げたものの、無事に逃げ切って10月26日に6年ぶりのセ・リーグ優勝を達成。日本シリーズでもオリックスを撃破して20年ぶりの日本一を掴んだ。 | |
| 8月31日(9月12日号) / 西武 / 「混パを勝ち抜く原動力 ライオンズ最強投手陣の秘密」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 優れた投手陣*8を武器に7月29日に首位に躍り出て、そのままトップをキープしていた。 | |
| 特集後 | 9月の平均失点は4.5点、2桁失点2回とあっさり投壊してしまい、一時的に4位まで転落。最終順位は3位でCSには滑り込んだもののV逸を喫した。 | |
| 6月14日(6月26日号) / 阪神 / 「首位快走!岡田タイガースを徹底分析 猛虎が勝つ理由。」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | 5月13日に同率、5月14日に単独首位に立つ。5月末には貯金18に到達し、6月7日には2位とのゲーム差を6.5まで広げる。 | |
| 特集後 | 交流戦後半に失速し、終盤から交流戦明けを挟んで5連敗。6月25日に今季初の同一カード3連敗を喫したDeNAに抜かれ一時的に首位陥落*9。 | |
| 8月30日(9月11日号) / 広島 / 「僕らはまだまだ強くなる。シン・カープ第一章」 | ||
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| 特集前 | 首位・阪神がM21点灯中の8月29日に阪神タイガース企画展「2023年シーズン振り返りA.R.E.特集」を開始したが、その日の巨人戦で広島が勝利、阪神がDeNA戦にて敗北しマジックが消滅。発売当日も阪神が敗北かつ広島が勝利し、5ゲーム差まで迫っていた。 | |
| 特集後 | 翌月1日にあっさりマジックを再点灯させられ、9月7日から13日まで天王山の阪神戦で3タテを食らうなどして6連敗するなど失速。 9月上旬に負けなしの11連勝などで一気にマジックを減らした阪神に(当時)球団史上最速となるリーグ優勝を許した。 優勝時点で阪神とは13ゲームもの大差をつけられていた。 | |
| 8月28日(9月9日号) / DeNA / 「ベイサイドに宿る 十人十色の横浜愛」 | ||
|---|---|---|
| 特集前 | オールスター前後の9連敗、それに伴う首位争いからの陥落。脱出後は徐々に調子が上向きになりつつあり、連敗脱出から12勝8敗1分とCS争いを狙える位置まで戻し始めていた。 | |
| 特集後 | 台風10号の影響で発売翌日からの4試合(移動日を含め5日間)が中止となった*10ものの、この休みを挟んでチームは6連勝。その後も負傷離脱者こそあれど勝率5割台の安定飛行を続け、下記の広島の自滅にも助けられてなんとか3位に滑り込むことに成功。その後のCSでは阪神と巨人を撃破、日本シリーズでもソフトバンクを倒してセ・リーグ3位から大逆転での日本一を掴んだ。 | |
| 9月4日(9月16日号) / 広島 / 「それ行けカープ 勝利の雄叫びを上げろ!」 | ||
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| 特集前 | 安定した先発・救援陣の存在と堅い守備力を武器に巨人との激しい首位争いを展開。マジック点灯目前まで迫るも、その後は2カード連続で負け越し、発売日時点で2位の巨人とは0.5ゲーム差まで詰め寄られていたが、それでも首位をキープし勝負の9月に突入した。 | |
| 特集後 | 9月に大失速し、優勝どころかCS逸の4位まで転落。週ベの呪いの中でも特に強力かつ長期間に渡って呪いが継続した稀なケースとされている。 詳細は広島燃ゆを参照。 | |
| 4月2日(4月14日号) / 長岡秀樹(ヤクルト)*11 / プロ野球、新章開幕 駆けろ次世代ヒーロー! | ||
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| 特集前 | 特になし。 | |
| 特集後 | 打率2割を下回る低調な滑り出しであった中で4月26日に遊ゴロを放った際に負傷、右膝の後十字靭帯損傷により離脱。物理的にも駆けることが不可能となった。 | |
| 6月4日(6月16日号) / 牧秀悟(DeNA) / 進化のために求めた相棒 牧 秀悟 | ||
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| 特集前 | 5月は打率.343、7本塁打、19打点の大活躍で月間MVPを受賞。守備でも2回にわたりチームを救う大ファインプレーを披露するなど絶好調であった。 | |
| 特集後 | 発売日の6月4日から6月8日の第3打席にホームランを打つまで18打席(3日の発売前最後の安打から数えると22打席)連続で凡退するなど不調に陥った。 | |
| 6月25日(7月7日号) / ライデル・マルティネス(巨人)、松山晋也(中日)、平良海馬(西武) 27個目のアウトを奪う「勝利の使者」 クローザーの美学 | ||
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| 特集前 | マルティネス→この年から巨人に移籍し、下馬評通り開幕からセーブを積み重ねて31試合連続無失点のセ・リーグ記録タイを樹立してこの時点で26Sを記録。 松山→マルティネスを引き抜かれた中日で新たな守護神となり、開幕から一度もセーブ失敗がなくこの時点で28Sを記録していたが、2017年のサファテを上回るペースの登板過多状態になっておりコンディションが不安視されていた。 | |
| 特集後 | 松山→7月4日に上半身のコンディション不良(右尺骨肘頭疲労骨折)により離脱。 マルティネス→7月3日の阪神戦で豊田寛にサヨナラ犠牲フライを打たれて無失点記録が31試合で途切れシーズン初敗戦。7月9日の古巣・中日戦では2点リードで9回表二死のフルカウントから細川成也に自身4年ぶりの逆転被弾*12となる3ランを喰らい自身6年ぶりとなる登板2試合連続での敗戦を喫した。 平良→次号で西武特集をされる二重被災状態に陥り登板機会が減ったものの、7月は6登板無失点と優れた月間成績を残し個人としては呪いを回避した。 シーズン終了後→離脱や不調に見舞われた選手こそいたものの、シーズン全体ではマルティネスと松山が46S、平良と杉山一樹(ソフトバンク)が31Sで最多セーブのタイトルを確定させて特集された3人全員がセーブ王を獲得した。 | |
| 7月2日(7月14日号) / 西武 2025埼玉西武ライオンズ特集 獅子逆襲 「ALL ONE」に込められた覚悟 | ||
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| 特集前 | 前年は最下位に沈んだが、この年は投手では今井達也や隅田知一郎らが、野手では表紙の西川愛也やタイラー・ネビン、ルーキーの渡部聖弥が活躍し、6月終了時点で順位こそ4位だが貯金5、首位と4.5ゲーム差で、Aクラス入りやリーグ優勝も十分狙える地位にいた。 | |
| 特集後 | 7月は5勝16敗1分。チーム打率が.205とほとんどの打者が冷温停止し、投手陣も月間防御率3.63と苦しんだ結果、7月末時点で借金6、首位と13ゲーム差の5位に転落した*13。 | |
| 7月9日(7月21日号) / 広陵高校(広島県) / プロフェッショナルの原風景 広陵高校の育成力 | ||
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| 特集前 | 広陵高校で同級生だったルーキーの宗山塁(楽天)、渡部聖弥(西武)の両者ともに即戦力として活躍。他にも佐野恵太(DeNA)、中村奨成(広島)らOBも活躍していた。 | |
| 特集後 | 本誌の表紙を飾った宗山・渡部がオールスターに選出されたものの、中村奨成が負傷。 高校そのものも広島大会を勝ち抜き夏の甲子園行きを決めたが、開幕直前に高校内で集団暴行事件が1月にあった事が発覚。日本高野連は既に報告を受けて3月に厳重注意処分をしており大会出場に影響はないとしたものの、騒動の収拾がつかなくなり1回戦の旭川志峰(北北海道)戦勝利の後に出場を辞退した。 8月21日には単独インタビューも掲載されていた中井哲之監督が引責離任した。 | |
| 7月23日(8月4日号) / 日本ハム / 9年ぶりVへの航路 2025年北海道日本ハムファイターズ | ||
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| 特集前 | この年はフランミル・レイエスが本塁打量産体制に入ったほか伊藤大海を初めとする先発の完投勝利も多く投打ともに噛み合い、オリックス及び西武との混戦から抜け出して5月にオリックスから首位を奪ってからは安定して首位をキープしていた。しかし、4月最下位通過ながらその後交流戦などで一気に巻き返し、更に7月に猛ブーストをかけたソフトバンクの猛追の手が迫ってきていた。 | |
| 特集後 | 7月31日にソフトバンクに抜かれて首位から陥落。8月中は辛うじて喰らいつきを見せていたものの、8月末から9月にかけてチーム状況が疲弊して試合を多く落としたことで追いつけなくなり、9月27日にソフトバンクの優勝が決定した。 | |
| 8月20日(9月1日号) / 阪神 / 阪神タイガース特集 阪神独走 2年ぶりリーグVへ一直線 | ||
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| 特集前 | 6月28日からの11連勝を皮切りに下位5球団を一気に突き放し、8月19日時点で2位・巨人に13ゲーム差をつけて首位を独走。この時点で優勝マジックは21であった。 | |
| 特集後 | 本誌発売日の中日戦こそ敗北したものの、その後もペースを落とすことなく2勝1敗ペースを続け、9月7日にNPB史上最速記録でのリーグ優勝を決めた。優勝決定日時点で2位・巨人と17ゲーム差、下位5球団が全て借金を抱える状態となっていたほどの独走優勝であった*14。 | |
| 8月27日(9月8日号) / 近本光司(阪神)、宮崎敏郎(DeNA) 社会人野球が僕らを強くした あの日があって今がある | ||
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| 特集前 | 近本→セ規定打率3位付近から首位打者と最多安打を狙える位置にいた。 宮崎→長打が出ずに苦しんでいたが、8月になって状態を上げ打率.318・5本塁打・OPS.919と調子を取り戻していた。 | |
| 特集後 | 近本*15→前号発売直後の22日から31日まで自己ワーストの38打席連続無安打の絶不調に陥った。このため「近本が一人で阪神に対する呪いを受け止めた」「週ベの呪い2つ分」とも言われた。 宮崎→9月3日に右膝の後十字靱帯損傷により離脱、今季絶望となった。 | |
| 9月3日(9月15日号) / 近藤健介(ソフトバンク)、村林一輝(楽天) 一流打者の証し 「3割」の美学 | ||
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| 特集前 | 近藤→開幕直後に腰痛が悪化。5月下旬まで長期離脱して規定打席到達はこの時点でほぼ不可能となっていたものの、7月後半から8月前半に打ちまくり一時は打率を.338まで上げていた。 村林→上位打線を任され、8月末時点で首位打者と最多安打を狙える位置にいた。 | |
| 特集後 | 近藤→8月末に腰痛が再発。翌日以降ベンチ入りこそしたものの9月6日まで打席に立てず、復帰後も不調で打率が一時3割を切った。最終的に打率3割はクリアしたものの、規定未到達でCSも全休した*16。 村林→9月に調子を落として首位打者は逃した*17ものの、最多安打のタイトルは何とか獲得した。 | |