活力剤と、怪力の種もしくは忍耐の種を調合して作る薬。
「がんやく」と読み、それぞれ怪力の丸薬と忍耐の丸薬となる。
概要 
- 服用すると短時間の間だが、急激にステータスが上昇する。服用前後でステータスを比べてみよう。
しかし効果時間は本当に短い。なんとたったの20秒間である。
調合前の種ならば効果時間は3分なので、単純に長時間効果を継続させたいなら種を口にした方が良い。
一方で上昇率と服用後にスキが出来ない点では優れているので、
罠や麻痺で動きを封じたモンスターに短時間で大量のダメージを与えたいなら、
怪力の種より丸薬を使った方が良い。
- 怪力の丸薬の武器倍率上昇量は驚きの+25。
武器倍率上昇アイテムの中ではぶっちぎりでトップの効果であり、
攻撃力UP【大】より更に5高く、挑戦者+2の武器倍率上昇量と同じである。
しかし効果時間は上述のように20秒。
丸薬系は飲んだ後にガッツポーズを取らない為、
素早く攻撃に移る事が可能だが、それでも20秒はあまりにも短い。
一応アイテム使用強化の効果は乗り、30秒にすることはできる。
つまりこの丸薬は動けないモンスターへ必殺技を叩き込む時に使うものなのである。
睡眠時のモンスターに大剣の溜め斬りを叩き込む際などによく用いられる。
- 忍耐の丸薬は防御力を上げるだけでなく、スーパーアーマーを付与する効果もある。
むしろこちらの効果を目的として使われることの方が多い。
効果時間から、乱戦の中で捕獲するための罠を仕掛けたりする際の補助に適任なアイテムである。
またすぐに飲めるという点から、腐食やられ(防御ダウン)の解除にも重宝する。
- 鬼人薬・硬化薬や食事効果とグループが違うので重複が可能だが、
逆に種とはグループが同じなので、こちらとは重複出来ず、
種使用中に丸薬を使用すると丸薬の効果に上書きされ、効果時間も丸薬のもので終了となる。
- MH3では効果時間が1秒間延長された。が、動作は速いもののガッツポーズを取るようになったため、ほぼ変わらない。
また、他のアイテムと併せて使う事で、とんでもない性能を発揮する。
- MH4では乗り攻撃からのダウンの追加で怪力の丸薬を使いやすくなった。
仲間が乗って格闘している間に飲んでおけば、成功後のダウン中の攻撃でのダメージをブースト出来る。
麻痺や罠と違い、実際の攻撃チャンスの直前に飲む猶予があるのが強み。
- MHWorldでは丸薬ということで飲みモーションが短く、飲み後すぐ行動開始出来るようになっている。
それでいて効果時間は21秒なので瞬間的な攻撃力の持続性が微増している。
また、スキル/広域が適用されるようになったため、
怪力の丸薬はモンスターダウン時や麻痺・拘束などチャンスに畳み掛ける際に重宝する。
忍耐の丸薬は効果が変更になっており、防具防御力を1.3倍する。
粉塵や広域での回復Gでも足りない・間に合わないような仲間のピンチを広域使用で救えるかも知れない。
- MHRiseでは残念ながらリストラされてしまった。
おそらくはクエスト中ハンターを永続的に強化する花結とヒトダマドリや、
反対に短い時間のみだが大きく強化できる瞬間強化生物の登場により、
それらに置き換えられた、もしくは共存させた上でのバランス調整が困難だったためと考えられる。
MH4以降、チャンス時のバフとして有用性が見出だされつつあっただけに惜しい。
登場していれば兵糧丸を重宝した忍者と言うイメージにも合っていたのだが…。
- MHFの狩人珠スキル「リベンジ!」は、ダメージを受けた後にそのダメージに応じた確率で、
怪力の丸薬・忍耐の丸薬の効果が自動発動するというもの。
インフレしたMHFにおいても倍率+25は決して無視できず、
武器や状態を問わずにスーパーアーマーが付加される価値は大きい。
G7以降は武器術または暴れ撃ちとリベンジ【小】を同時に付けられるようになり使いやすくなった。
またG9では効果時間の異なる怪力の種と丸薬を同時服用した場合、
効果の高い丸薬の効果が20秒間発揮され、
その後は(有効時間が残っているなら)怪力の種の効果が引き続き持続するようになっている。