マンドラゴラと増強剤を調合して作られる薬。
自然治癒力を増強する作用があり、5分間体力の赤ゲージの自然回復量が2倍になる。
目次
全般解説
調合素材として
- ケルビの角と調合するといにしえの秘薬になることが非常に有名、且つ最重要。
必要なものはマンドラゴラに増強剤(にが虫+ハチミツ)と、いずれも他に使い道があるうえに結構貴重な素材である。
その割に効果がいまいち地味なうえに、いにしえの秘薬の効果が絶大なため調合専用素材と見るプレイヤーもいる。 - その他にも怪力の種と調合すると怪力の丸薬、忍耐の種と調合すると忍耐の丸薬も作れ、
どれも強力な効果を秘めたアイテムを作ることはできるがそれ故に成功率は低い。
よって調合書をいくつか持った状態で作ることをお勧めする。- そのまま飲むために怪力の種や忍耐の種を持ち込み、
いにしえの秘薬の現地調達用に持ち込んだ活力剤と間違えて調合し、
丸薬を作ってしまったハンターも少なくないだろう。 - MHRiseでは丸薬がリストラされ、このような事故は起こらなくなった。
- そのまま飲むために怪力の種や忍耐の種を持ち込み、
戦闘補助として
- 5分間、「自然回復力UP」状態(黄色の薬瓶のアイコン)となり、体力の赤ゲージの自然回復量が1増える効果が得られる。
回復薬を節約したい場合に有効。
また、回復速度アップスキルとも併用可能で、回復速度+2の4倍と合わせると、
赤ゲージが通常の8倍の速度で回復するようになる。
受けた赤ゲージがまたたく間に緑に戻るため、総合的にかなりの回復量になる。
また、毒などの状態異常になっている間や、火山などのエリアにいる間は自然回復よりダメージが優先される。- ちなみに作品ごとに微妙に仕様が異なり、
一部の作品では自然回復の頻度が2倍速になるものが存在する。
- ちなみに作品ごとに微妙に仕様が異なり、
- MH2以降、こんがり魚やユクモ温泉たまごをはじめとする、
自然回復量がアップするアイテムが他にも現れた。
これらのアイテムは持続時間は活力剤より短い代わりに赤ゲージを即座に全回復する効果があり、
ガンナーのみならず剣士でも大ダメージを受けた際や毒の自然解除後のリカバリー用に利用されている。
そのためこれらのアイテムが段々と充実していくにつれ、活力剤の活躍の場は徐々に失われてしまった。- しかし最近はその他のアイテムの入手が難しくなってレア化し、
逆に活力剤はポイントで簡単に入手できるようになってきた。
入手難易度の高さという問題さえなければなんだかんだで5分も続き、
10個も持てる上に即座に飲めるため安定性は高い。
戦闘の前にとりあえず飲んでおけばその効果の高さを実感できるだろう。
追加ダメージ分が赤ゲージになる獰猛化状態の敵にはなおさらである。
またその効果時間の長さから回復速度と併用する際はもっとも安定して使える。 - 忘れられがちではあるが裂傷状態の治癒もできる。
MH4Gではモスジャーキーがある上にポイントが発掘装備で大量消費されるため使用が躊躇われたが、
MHXではモスジャーキー等は大量購入することが出来ず、
簡単に手に入り、且つ飲むモーションで使用できるアイテムはこれかサシミウオしかない。
サシミウオで裂傷状態を回復すると自然回復量上昇効果が発動し、
更に体力が20回復するので、裂傷対策ではサシミウオの方が良いが、
今作ではポイントが余り気味であり、裂傷状態でなければサシミウオに自然回復量上昇効果は無いので、
サシミウオが少ない場合の裂傷対策か、
もしくは普段の狩猟で自然回復量を上昇させたいならこちらの方が良いだろう。
どうでもいいがサシミウオをどうやってのんでいるのだろうか…- ただし活力剤はいにしえの秘薬の材料でもあるため、調合書を持ち込んで、
強力な回復手段を多く持ちたいという場合はサシミウオと両方持ち込んだ方が良いこともある。
- ただし活力剤はいにしえの秘薬の材料でもあるため、調合書を持ち込んで、
- しかし最近はその他のアイテムの入手が難しくなってレア化し、
- MHXXでは、ブレイヴスタイルのイナシとの相性もいい。
というのもイナシはある種のガードなのだが、少なからずのダメージを赤ゲージで受けるため。
これにより赤ゲージが発生しやすく、当然自然回復できれば実質的に無傷で立ち回れたことになる。
強力な攻撃ではイナシを発動させてもかなりのダメージが発生するため、
微々たる自然回復量の上昇もバカにはできない。
- MHRiseでは、所持数が3に減少し手持ちのアイテムだけでクエスト中ずっと効果を維持し続けることはできなくなった。
また鋼殻の恩恵Lv3による自然回復効果にも影響を与えるようになった。
その他
- 運搬クエスト等で火薬岩を運ぶ際体力ゲージの減りを抑える目的で飲むハンターもいる。
ギルドもそれを見越しているのか火薬岩運搬クエストでは支給品に活力剤があることも多い。- これに頼らずに運搬できるようなハンターには持って帰られてしまうのもお約束である。
レンキン活力剤
- MHXXのレンキンスタイルでは「レンキン活力剤」というアイテムを使うことができるが、
こちらはアイコンが瓶ではなく種になっており、効果も赤ゲージの回復を早めるのではなく、徐々に体力が回復するというものになっている。- 当然だが、上記の活力剤の代わりに調合材料に使用するのは不可能。
調合はレンキンフェールと調合して数を増やすのみとなる。 - なお活力剤と併用した場合赤ゲージの時は活力剤による回復速度上昇と、
レンキン活力剤の回復効果で通常よりかなり早く赤ゲージが回復し、その後も回復し続けることになる。 - 「食べると一定時間徐々に体力を回復。独特の匂いと苦みは、体に良さそうな気がする。」
というテキストからやはり固体らしく、匂いと苦味もある模様。体に悪かったら完全に罠である
- 当然だが、上記の活力剤の代わりに調合材料に使用するのは不可能。
MHF
- MHFでは活力剤Gも存在する。
回復量増加効果が通常版の2倍、つまり一度に3も回復するようになる。
キャラバンクエストでしか入手はできないが、非常に強力。
- 天廊遠征録では代替品として「密封活力剤」、「密封活力剤G」が登場。
天廊や砦跡に輸送できるアイテムという設定として、密封されているものは多い。
MHSTシリーズ
- ゲームジャンルの違いもあってか、状態変化の自然回復(HP自動回復)を発動するという効果に変更された。
本編とは違って赤ゲージが存在せず自然にはHPが回復しない当作において、長期戦ではそこそこ便利だが
同じ効果はこんがり肉系統を食べても得られるため、単品使用はあまりお勧めできない。
やはり今まで通り、いにしえの秘薬などの調合素材として使うのが一番だろう。- ただし、こんがり肉などはライダーにしか使えないため、
オトモンに自然回復効果を付与したい場合には単品で使ってもいいかもしれない。 - MHSTでは活力剤・こんがり肉系統ともに効果は3ターン継続だが、
MHST2では活力剤のみ10ターン継続するようになった。
こんがり肉系統では5ターン継続のため、単品使用時の差別化がされている。
- ただし、こんがり肉などはライダーにしか使えないため、
余談
- テオ・テスカトルやナナ・テスカトリに挑むハンターには暑さ対策に支給品として渡されることが多い。
当然だが、離れていないと自然回復が起きずに効果がない点には注意。
- 強走薬や元気ドリンコ等とアイコンが全く同じである。間違えて飲まないように注意。
さらにシリーズによっては雷光エキスとも間違えやすい。ボックスの中では近い位置にあるので、
クエストに行って使う&調合しようとしたら大雷光虫の体液でした、ということがないようにしよう。 - MH3とMH3Gでは、なんとサメ型肉食魚から剥ぎ取ることができる。
彼らの体液と同じ成分で活力剤は作られているのだろうか。
そうだとして、一体どうやって水中で彼らのエキスをビン詰めにしているのだろうか
- 活動を生み出す力の助けになる薬剤であれば活力剤と言える筈だが、
現実では専ら「主要3要素*1以外で植物の生育を促進する成分を配合した薬剤」、
「植物活力液」の総称である事が多い。
肥料が食事なら、活力剤は栄養補助食品(サプリメント)と言えるだろう。
関連項目
アイテム/こんがり魚
アイテム/ユクモ温泉たまご
アイテム/タンジアチップス
アイテム/モスジャーキー
スキル/回復速度
システム/自然回復