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スキル/広域

Last-modified: 2018-03-07 (水) 21:46:29

サポート系のスキルの一つ。
スキルポイントが10以上で「広域化+1」が、20(MH4以降は15)以上で「広域化+2」が発動。
MHFではさらにスキルポイント30以上で「広域化+3」が発動する。

概要 Edit

  • アイテムの効果を同一エリア内の仲間にも与える。
    回復のチャンスを増やせるので、攻撃力の高いモンスターにPTで挑むときに重宝する。
  • 効果のあるアイテムは、薬草、回復薬、解毒薬、怪力の種、忍耐の種に加え、
    MH3以降の各属性やられ解除アイテム、及びMHFの怯まずの実や抗毒液。
    怯まずの実を事前に使用しておけば一定時間は味方を邪魔する恐れが一切なくなる
    MHPまでは「広域回復」「広域解毒」「種広域化」と無駄に3種類のスキルに分かれていたが、
    MH2で統合されて使い勝手が良くなった。
    なお、MHWorldを除き、回復薬グレートは原則効果対象に含まれない
    (ただしMHFでは後述する広域化+3で回復薬グレートが対象に含まれるようになる)。
    広域を初めて使った時は誰しも「あれ?何で?」と思ったことだろう。
    PTプレイに慣れていない人は素で知らないこともある。
    ついでに言うと回復薬と同じ効果の応急薬にも対応していない。何故だ。
    • 回復薬グレートが対応していないため、15ポイント確保しても粉塵未満では付ける意義が薄いとの意見も強い。
      後述の「広域スキル持ちは地雷」という意見にもあるように、広域の回復量では実益が薄いからである。
      しかし、その意見はあくまでも回復薬に対しての意見であり、
      こちらも後述するが広域化の強みは怪力の種とウチケシの実と解毒薬である。
  • 広域化+1の段階では使用者以外は回復量が半分だったり効果時間が短かったりと、何かしら効果が半減してしまう。
    SPを上げて広域化+2にすれば通常通りの効果を発揮できる。
    ただし広域化+2になっても火消しの実等は効果時間が通常の半分である。
    • しかし解毒薬や、防御DOWN解除を目的とした忍耐の種、
      属性やられ解除を目的としたウチケシの実(MH3では種や粒)などは+1でも+2でも結果は同じ。
      そもそも広域+2にしたところで回復薬しか使えないのでは高が知れているため、
      「仲間の回復がしたいなら生命の粉塵を早食いした方がよっぽど優秀である」と言う意見もある。
  • なお、体力回復アイテム強化(体力回復量UP)アイテム使用強化といった、
    アイテム強化系のスキルは発動者本人のみに作用するので、
    これを発動したハンターが広域化と併用しても味方に対しての効果はない。
    しかし、メンバーそれぞれがつけていれば同時に効果は発揮される。
    ネコスキルやキャラバンスキルの医療術の場合も同じである。
    • 例外は拾い食いであり、スキル発動者とアイテム使用者が一致しなければ効果を発揮しない。

用途 Edit

  • メインシリーズにおいては不人気なスキル。
    他のスキルを犠牲にしてまでこのスキルを有意義に使えるプレイヤーはかなり限られており、
    特にオンラインでの高難度クエストでは地雷扱いされてしまうことが多い。
    なぜなら前述の通り広域スキルは回復薬グレートが対象外であり、
    回復薬程度では全く回復量が足りず、味方をピンチから救うことができないからである。
    ピンチになる前に回復薬を使っておこうとしても、そうなると隙を減らす為に早食い+2が欲しくなる。
    そもそもどちらにしてもまず粉塵使えよという話になる。
    • 粉塵が尽きてしまった場合は回復薬の出番だが、
      粉塵を使い切る様な状況下で回復薬の回復量が足りるのかというと…
      まあ当然ながら無いよりはマシであるが。
    と、こんな理由で広域化は多くのハンターからは要らない子と思われている。
    また、以上のように「弱いスキル」、そして地雷がつけるスキルという認識をもったプレイヤーも多いため、
    付けると自身が地雷扱いされかねない危険なスキルでもある。
    • 良い点に注目すると、怪力の種を使えば全員が追加で攻撃力UP【小】を発動させるのと同等となる。
      更に状態異常の治療に使われる忍耐の種・解毒薬・ウチケシの実は、
      複数人が同時に毒や属性やられなどになった時に非常に効果的となる。
      また、各人が納刀する必要がなくなるので納刀の遅い武器種の仲間も安心である。
      • しかしこれらはアイテムを適切なタイミングで、仲間との意思疎通をしっかり行った上で使った場合である。
        一期一会の野良の狩りの場合、直接出る影響の大きい状態異常については、
        自分のしてほしいタイミングに広域化されたアイテムを使用してもらえるかどうかを期待するよりも、
        自分で治した方が良いと考えるハンターが多いため、使ったとしても無駄になってしまうことも多い。
        というよりも、そもそも回復してもらえることを期待できるほどの採用率はこのスキルにはない。
        タイミングを余り気にしなくても済む怪力の種もボウガンの鬼人弾との両立はできず、
        自分で飲むタイプのハンターがいた場合は効果が被って無駄になってしまう。
        また、隙こそ大きいものの同じ効果をスキルなしで発動させられる鬼人笛の存在もある。
        野良で使用する場合は事前に通知するか、他の人があまり怪力の種を使っていない場合や、
        属性やられなどを自分で治療していないと思った時に付ける程度に抑えた方が良いだろう。
        とは言え、ウチケシの実を立ち止まって使うほどではないと流されがちな雷属性やられなど、
        意思疎通に関係なく有効になる場面もないわけではない。
  • これらの特性を踏まえ、手練れのプレイヤーが広域を使う際は、
    抜刀中でもアイテムが使える片手剣や基本的に納刀状態で行動する大剣を装備し、
    その上で広域化+1に留めていることが多い。
    イビルジョーやジンオウガ亜種のように危険な状態異常を頻発させる相手に対して、
    忍耐の種やウチケシの実を即座に飲むことで仲間の状態異常回復を行うわけである。
    こちらは生存性・火力ともに喜ばれること間違いなしの活躍ができるため、
    特に片手剣を使うハンターは広域の導入を検討してみるのもいいだろう。
    もっとも、前述の粉塵早食いとの相性も非常に良いため、どちらを重視するかは相手による。
    • 近年ではこれらの状態異常を回復しないプレイヤーも増えてきたため、そちらの介護援護がメインとなりつつある。
      属性武器で龍属性やられを打ち消さないなどの行為は火力の減少にも繋がるし、
      気絶を誘発させる雷属性やられや、場合によっては即死を招く防御DOWNはクエストの成否に関わる。
      本来はこれらも各ハンターが自力で治すべきなのだが…
  • もちろん火事場を発動している人にとっては迷惑極まりないスキルである。
    せっかく体力を調整したのに回復薬なんかで水を差されてはたまったものではない。
    PTに火事場持ちがいないか確認しておく事をお勧めする。
    広域がついていることを忘れて回復薬を飲んでしまうなどもってのほか。
    前述の状態異常回復が目的で広域を付けているハンターは回復薬グレートだけを使うようにしよう。
    逆にフルチャージを発動している人にとっては非常にありがたいスキルである。
    大ダメージの後に1度の回復で足りない分を補ってもらえると非常に助かる点や、
    こまめな回復により、些細な攻撃による小ダメージを治療してもらえることで手数を減らさずに済むからである。
    そこまで回復してもらわないとフルチャージを維持できないのもどうかとは思うが…
  • PTの支援用スキルなのでソロで発動させても効果は無い…という訳ではない。
    味方であれば全員効果対象になるため、ハンター以外のオトモやチャチャンバを回復させたりもできる。
    ただし彼らは体力が尽きれば勝手に回復する上にこのスキルは自分自身には何の効果も無いので
    (オトモ、チャチャンバは、力尽きてから復活するまでは、時間がかかる為、回復薬で即復活させるのも有り)、
    やはり基本的にPTでの発動が望ましい。
  • 「味方をサポートする」というイメージからなのか、何故か狩猟笛用のオススメスキルとして挙げられる事が多い。
    攻略本や雑誌などに掲載されるオススメ装備にもこの構成が入っている場合すらある。
    しかし、使ってみれば分かると思うが実際には狩猟笛と広域の相性は全然良くない。
    • 狩猟笛は常に武器を出しっぱなしで立ち回る上、武器の出し入れが早いわけでもなければ、
      片手剣広域のように武器を出した状態からとっさに回復薬を飲んだりすることもできない。
      武器をしまって回復薬を飲んだ時には既にピンチの味方は力尽きている可能性すらある。
      加えて、武器出し攻撃の誤爆で旋律を崩してしまいやすいという問題もある。
    • また、「味方を回復したい」「味方の防御DOWNを消したい」という用途であればその旋律が吹ける笛を選んだり
      笛吹き名人で壊れにくくなっている角笛系のアイテムを持ち込む事で代用できる。
    • こうした事情から、狩猟笛と組み合わせていると「わかってないやつ」というレッテルを貼られたり
      寄生吹き専だと思われやすく、最悪いきなり部屋から蹴りだされたりする事もあるため、
      自衛として広域はつけないという人も多い。
    • にも関わらず、「狩猟笛と広域は相性が良い」としてアドバイスされる事が多く、
      シリーズのどの作品でも事実とは真逆のイメージだけが持たれ続け、多くの嘘テンプレ装備が誕生している。
      こうした風潮は笛吹き名人が現仕様で登場したMHP2の攻略記事や掲示板ログなどでも確認でき、
      同作の発売年(2007年)から数えると実に10年以上誤解が解かれていない事になる。
      狩猟笛でやるべきことを考えた上で、それでも必要だと判断した時のみ付けるようにしたい。
  • MH3Gではよりにもよってペッコ一式での発動スキルが
    広域化とアイテム使用強化、そして笛吹き名人という組み合わせである。
    素材となるクルペッコのイメージには合っているが、
    上述したように狩猟笛と広域化が全く噛み合っていない組み合わせになってしまっている。
    また、この組み合わせのせいで広域化にアイテム使用強化スキルが乗るという勘違いを生みやすい。
  • MHWorldでは強力なスキルというわけではないが、システムと周囲の環境の変化によって使い勝手が変化した。
    まず秘薬系、食料系を除いたほぼすべての口に含むアイテムが広域に対応されるようになった。
    そのため、過去のメインシリーズでは対応していなかった回復薬グレートや鬼人薬のような永続ステータスアップアイテム、そして丸薬も今作では対応している。
    • スキルシステムの変更に伴い、このスキルもスキルレベルに応じて効果範囲が拡大し、
      アイテム効果の減少も緩和されるようになった。
      • 効果範囲については過去作の「エリア基準」ではなく単純な「距離」に変更されており、
        同一エリア内でも離れていれば効果を受けられない代わりに、
        エリアの境界をまたいでも近い距離なら効果を受けられるようになっている。
        ちなみに一番範囲が狭いレベル1でもそれなりの範囲があり、
        (位置取りによっては)剣士・ガンナー混合でも効果を発揮する。
      • アイテム効果の減少は過去作の1/2から1/3に変更された。
        レベル3からは2/3、本来の効果を付与できるのはレベル5のみとなる。
    • 上記の変更に加え、広域スキルの装飾品のサイズが1ということもあり、付けるだけならかなり簡単になった。
      最大レベルの5まで伸ばそうとすると割と重かったのだが、ユラユラフェイクも増えてスキル環境はさらに改善。
      装飾品込みだと単品で広域レベル4まで伸ばせるので頭だけ変えて付けるということもやりやすくなった。
    • スキルの早食いとHP回復系アイテムにはやや複雑な相乗効果がある。
      まず早食いの効果の一つである『回復アイテムによるHP回復速度の上昇』は、
      他のアイテム強化スキルと同様に各プレイヤーの早食いスキルLvに依存している。
      そのため自分だけが早食いを付けているのなら、自分だけが回復速度が上昇する。
      もう一つの『飲むモーションの高速化』については、今作の広域は
      「回復モーションをなんらかでキャンセルするとその時点で他者の回復も止まるが、
       最後まで回復モーションを取ったらもう止まることはない」
      という仕様になっているため、早食いスキルは使い勝手に大きく貢献してくれるだろう。
    • また、MHWではアイテムに様々な調整が入り、
      特に生命の粉塵の回復量が回復薬程度にまで減少したことが地味に大きい。
      さすがに周回効率を重視したパーティーなどでは必要にならないだろうが、
      上記のように使い勝手その他が向上したこともあり、「広域=地雷」との評は覆しつつある。
      一乙アウトの調査クエストなどにおいてはありがたい存在になることも。

MHF Edit

  • 広域+2までは基本的に(MHXXまでの)メインシリーズと一緒だが、
    MHF-G1のアップデート後より「広域化+3」が登場した。
    ついに回復薬グレートに対応。実質的に生命の粉塵と同じ効果になる。
    さらにラヴィエンテ狂暴期の「大巌竜の紅血」でほぼ全ての状態異常を回復できるようにもなった
    (紅血は属性やられ以外の、全ての状態異常を除去できる)。
    • 同時に「広域化-1」というマイナススキルも登場。
      粉塵も含めて味方からの広域効果を受けられなくなってしまう。
    SP装飾品の「気短珠SP」が、「食事+10、広域+10」とお手軽なスキルポイントになっている。
    広域化+3には30必要だが、剛種防具系統によるランクアップを受けるので+2で十分な場合が多い。
  • 対象アイテムが増えた上にスキル環境も異なるため、メインシリーズとは立ち位置が大きく異なる。
    最大の強みはスキル枠を消費せずに広域化+3を自動発動させる手段も用意されているという点。
    最も手軽なのは猟団料理。店売り食材のみで作れるメニューの効果として発動できる。
    他に、特典遷悠防具ギルドバード・スカラーシリーズを1部位でも装備すれば発動する。
  • 回復薬グレートにも有効とはいえ、もともとMHFでは生命の粉塵の調合がかなり容易に行えるため、
    それすらも足りないというような状況でもない限り機能せず、明確な実用性のあるクエストは限定されていた。
    後述の薬仙人がPTプレイにおいては一部除いて使いづらい*1ため、
    苛烈な攻撃を行うモンスターが登場するクエストにおける、強力なスキルとしての認識はあったものの、
    上記の自動発動手段が実装されるまでは最前線で見られることはほとんどなかった。
    G級以降で一般的なGX・GP・辿異・辿異狩護防具、及び精錬装飾品で同スキルを持つものは少なく、
    MHF-Z現在はミクZPを除くとスキルとしての発動が難しい。
  • MHF-Zでは新たな広域化対応アイテムとして「抗毒液」が登場。
    辿異種エスピナスのクエストにしか出現しない精算アイテムだが、
    そのクエストで非常に重要な意味を持ち、PTに広域持ちが一人いるだけでPTの生存率が大きく向上する。
    こちらは薬仙人での代用もできないため、広域化が改めて注目されるきっかけにもなった。
    詳しくは上記リンクを参照のこと。
  • 迎撃戦クエストにおいては、粉塵を調合分まで持ち込むと剥ぎ取り素材を持ち帰る枠が圧迫されるため、
    代用として猟団料理で広域化+3を付けておくと余裕を持って味方を回復できるようになる。
    粉塵3つで十分というならまだしも、誰が来るかわからない野良募集の際には安定感がぐっと増す。
  • そもそもアイテムを持ち込めず、回復の機会が限られている狩煉道においては非常に効果的。
    猟団料理で付ける場合は辿異種対策の耐性強化と迷うところだが、
    「超特殊モンスター」のために周回するような場合はこちらのほうが有効活用しやすい。
  • ラスタに付けても有効なスキル。しっかり回復薬などの効果を飛ばしてくれる。
    粉塵と違って、こちらの体力が大幅に減っていなくても使うので回復のチャンスが増える。
    広域+3の回復薬グレートにも対応しているため生命の粉塵使用ラスタで発動させると
    かなり頻繁に回復してくれる。
    一方で、誰かに火事場が付いていると(実際に発動していなくても)空気を読むのか、
    広域しない回復アイテム(応急薬?)を使うようになる。芸が細かい。
    なお、この仕様は広域化が発動したラスタ自身に火事場スキルが付いていても適用されてしまうので、
    広域化を付けたラスタを作る場合はうっかり火事場スキルが付いてしまわないよう調整したい。
    • ちなみに、G級における最重要スキルの1つとして数えられる真根性は、
      G級スキルの逆鱗、ブチギレで発動させる場合がほとんどである。
      この逆鱗とブチギレは火事場も内包しているため、
      ラスタからの広域化効果を受けられなくなってしまう。
      そのため体力回復のサポート用スキルとしては、下記の薬仙人をラスタに付けている人が多い。
  • 類似スキルに薬仙人がある。
    こちらはパーティ内で2名以上が発動していることが条件だが、全ての回復アイテムが広域対応する。
    ただし体力回復効果のないアイテムには作用しないという点で広域化と差別化されている。
    ちなみに広域化と併用しても、広域回復効果が二重に発揮されるようなことにはならない。

余談 Edit

  • エリア全体にアイテムの効果を飛ばすというのは、原理を考えてみると不思議なスキルである。
    戦闘状態に入っていないなら、ちょっとアイテムを分け与えていると思えばいいのだが、
    何故、バリバリ攻撃中の仲間にもアイテムの効果が飛んでいくのかは未だに大きな謎である。
    まさか食べたアイテムを生命の粉塵のように味方に吐き掛けているのだろうか…?





*1 複数名で発動させておかないと効果が発揮されないため