スキル/広域

Last-modified: 2021-08-31 (火) 10:18:41

サポート系のスキルの一つ。
スキルポイントが10以上で「広域化+1」が、20(MH4以降は15)以上で「広域化+2」が発動。
MHFではさらにスキルポイント30以上で「広域化+3」が発動する。

目次

概要

  • アイテムの効果を同一エリア内の仲間にも与える。
    回復のチャンスを増やせるので、攻撃力の高いモンスターにPTで挑むときに重宝する。
  • 効果のあるアイテムは、薬草、回復薬、解毒薬、怪力の種、忍耐の種に加え、
    MH3以降の各属性やられ解除アイテム、及びMHFの怯まずの実や抗毒液。
    怯まずの実を事前に使用しておけば一定時間は味方を邪魔する恐れが一切なくなる
    MHPまでは「広域回復」「広域解毒」「種広域化」と無駄に3種類のスキルに分かれていたが、
    MH2で統合されて使い勝手が良くなった。
    なお、MHWorld以降の作品を除き、回復薬グレートは原則効果対象に含まれない
    (ただしMHFでは後述する広域化+3で回復薬グレートが対象に含まれるようになる)。
    広域を初めて使った時は誰しも「あれ?何で?」と思ったことだろう。
    PTプレイに慣れていない人は素で知らないこともある。
    ついでに言うと回復薬と同じ効果の応急薬にも対応していない。何故だ。
    • 回復薬グレートが対応していないため、15ポイント確保しても粉塵未満では付ける意義が薄いとの意見も強い。
      後述の「広域スキル持ちは地雷」という意見にもあるように、広域の回復量では実益が薄いからである。
      しかし、その意見はあくまでも回復薬に対しての意見であり、
      こちらも後述するが広域化の強みは忍耐の種とウチケシの実と解毒薬である。
  • 広域化+1の段階では使用者以外は回復量が半分だったり効果時間が短かったりと、何かしら効果が半減してしまう。
    SPを上げて広域化+2にすれば通常通りの効果を発揮できる。
    ただし広域化+2になっても火消しの実等は効果時間が通常の半分である。
    • しかし解毒薬や、防御DOWN解除を目的とした忍耐の種、
      属性やられ解除を目的としたウチケシの実(MH3では種や粒)などは+1でも+2でも結果は同じ。
      そもそも広域+2にしたところで回復薬しか使えないのでは高が知れているため、
      「仲間の回復がしたいなら生命の粉塵を早食いした方がよっぽど優秀である」と言う意見もある。
  • なお、体力回復アイテム強化(体力回復量UP)アイテム使用強化といった、
    アイテム強化系のスキルは発動者本人のみに作用するので、
    これを発動したハンターが広域化と併用しても味方に対しての効果はない。
    しかし、メンバーそれぞれがつけていれば同時に効果は発揮される。
    ネコスキルやキャラバンスキルの医療術の場合も同じである。
    • 例外は拾い食いであり、スキル発動者とアイテム使用者が一致しなければ効果を発揮しない。

用途

MH~MHX(X)

  • メインシリーズにおいては不人気なスキル。
    他のスキルを犠牲にしてまでこのスキルを有意義に使えるプレイヤーはかなり限られており、
    特にオンラインでの高難度クエストでは地雷扱いされてしまうことが多い。
    なぜなら前述の通り広域スキルは回復薬グレートが対象外であり、
    回復薬程度では全く回復量が足りず、味方をピンチから救うことができないからである。
    ピンチになる前に回復薬を使っておこうとしても、そうなると隙を減らす為に早食い+2が欲しくなる。
    そもそもどちらにしてもまず粉塵使えよという話になる。
    • 粉塵が尽きてしまった場合は回復薬の出番だが、
      粉塵を使い切る様な状況下で回復薬の回復量が足りるのかというと…
      まあ当然ながら無いよりはマシであるが。
    と、こんな理由で広域化は多くのハンターからは要らない子と思われている。
    また、以上のように「弱いスキル」、そして地雷がつけるスキルという認識をもったプレイヤーも多いため、
    付けると自身が地雷扱いされかねない危険なスキルでもある。
    • 良い点に注目すると、怪力の種を使えば全員が追加で攻撃力UP【小】を発動させるのと同等となる。
      更に状態異常の治療に使われる忍耐の種・解毒薬・ウチケシの実は、
      複数人が同時に毒や属性やられなどになった時に非常に効果的となる。
      また、各人が納刀する必要がなくなるので納刀の遅い武器種の仲間も安心である。
      • しかしこれらはアイテムを適切なタイミングで、仲間との意思疎通をしっかり行った上で使った場合
        である。一期一会の野良の狩りの場合、直接出る影響の大きい状態異常については、
        自分のしてほしいタイミングに広域化されたアイテムを使用してもらえるかどうかを期待するよりも、
        自分で治した方が良いと考えるハンターが多いため、使ったとしても無駄になってしまうことも多い。
        というよりも、そもそも回復してもらえることを期待できるほどの採用率はこのスキルにはない。
        タイミングを余り気にしなくても済む怪力の種もボウガンの鬼人弾との両立はできず、
        自分で飲むタイプのハンターがいた場合は効果が被って無駄になってしまう。
        また、隙こそ大きいものの同じ効果をスキルなしで発動させられる鬼人笛の存在もある。
        野良で使用する場合は事前に通知するか、他の人があまり怪力の種を使っていない場合や、
        属性やられなどを自分で治療していないと思った時に付ける程度に抑えた方が良いだろう。
        とは言え、ウチケシの実を立ち止まって使うほどではないと流されがちな雷属性やられなど、
        意思疎通に関係なく有効になる場面もないわけではない。
  • これらの特性を踏まえ、手練れのプレイヤーが広域を使う際は、
    抜刀中でもアイテムが使える片手剣や基本的に納刀状態で行動する大剣を装備し、
    その上で広域化+1に留めていることが多い。
    イビルジョーやジンオウガ亜種のように危険な状態異常を頻発させる相手に対して、
    忍耐の種やウチケシの実を即座に飲むことで仲間の状態異常回復を行うわけである。
    こちらは生存性・火力ともに喜ばれること間違いなしの活躍ができるため、
    特に片手剣を使うハンターは広域の導入を検討してみるのもいいだろう。
    もっとも、前述の粉塵早食いとの相性も非常に良いため、どちらを重視するかは相手による。
    • 近年ではこれらの状態異常を回復しないプレイヤーも増えてきたため、
      そちらの介護援護がメインとなりつつある。
      属性武器で龍属性やられを打ち消さないなどの行為は火力の減少にも繋がるし、
      気絶を誘発させる雷属性やられや、場合によっては即死を招く防御DOWNはクエストの成否に関わる。
      本来はこれらも各ハンターが自力で治すべきなのだが…
  • もちろん火事場を発動している人にとっては迷惑極まりないスキルである。
    せっかく体力を調整したのに回復薬なんかで水を差されてはたまったものではない。
    PTに火事場持ちがいないか確認しておく事をお勧めする。
    周囲からすれば火事場発動の為にいつ乙するかわからない体力でいられるほうが迷惑とか言っちゃいけない
    広域がついていることを忘れて回復薬を飲んでしまうなどもってのほか。
    前述の状態異常回復が目的で広域を付けているハンターは回復薬グレートだけを使うようにしよう。
    逆にフルチャージを発動している人にとっては非常にありがたいスキルである。
    大ダメージの後に1度の回復で足りない分を補ってもらえると非常に助かる点や、
    こまめな回復により、些細な攻撃による小ダメージを治療してもらえることで手数を減らさずに済むからである。
    そこまで回復してもらわないとフルチャージを維持できないのもどうかとは思うが…
  • PTの支援用スキルなのでソロで発動させても効果は無い…という訳ではない。
    味方であれば全員効果対象になるため、ハンター以外のオトモやチャチャンバを回復させたりもできる。
    ただし彼らは体力が尽きれば勝手に回復する上にこのスキルは自分自身には何の効果も無いので
    (オトモ、チャチャンバは、力尽きてから復活するまでは、時間がかかる為、回復薬で即復活させるのも有り)、
    やはり基本的にPTでの発動が望ましい。

MHWorld

  • MHWorldでは強力なスキルというわけではないが、システムと周囲の環境の変化によって使い勝手が変化した。
    まず秘薬系を除いた殆どの口に含むアイテムが広域に対応するようになった。
    そのため、過去のメインシリーズでは対応していなかった回復薬グレートや
    鬼人薬のような永続ステータスアップアイテム、そして丸薬も今作では対応している。
    • スキルシステムの変更に伴い、このスキルもスキルレベルに応じて効果範囲が拡大し、
      アイテム効果の減少も緩和されるようになった。
      • 効果範囲については過去作の「エリア基準」ではなく単純な「距離」に変更されており、
        同一エリア内でも離れていれば効果を受けられない代わりに、
        エリアの境界をまたいでも近い距離なら効果を受けられるようになっている。
        ちなみに一番範囲が狭いレベル1でもそれなりの範囲があり、
        (位置取りによっては)剣士・ガンナー混合でも効果を発揮する。
      • アイテム効果の減少は過去作の1/2から1/3に変更された。
        レベル3からは2/3、本来の効果を付与できるのはレベル5のみとなる。
    • 上記の変更に加え、広域スキルの装飾品のサイズが1ということもあり、
      付けるだけならかなり簡単になった。
      最大レベルの5まで伸ばそうとすると割と重かったのだが、
      ユラユラフェイクも増えてスキル環境はさらに改善。
      装飾品込みだと単品で広域レベル4まで伸ばせるので頭だけ変えて付けるということもやりやすくなった。
      また、スキル拡張性の高いエンプレスアームは当スキルレベル2が発動する。
      効果減少を受けないレベル5まで上げずにクーラードリンクや時限性のバフアイテムを使用した際、
      既に同じ系統のアイテムを使用していたパーティメンバーがいると、
      効果時間を短く上書きしてしまう可能性があるので注意が必要である。
      • 効果時間の上書きに関してはver.5.00のアップデートで修正されており、現在は気にする必要は無い。
    • スキルの早食いとHP回復系アイテムにはやや複雑な相乗効果がある。
      まず早食いの効果の一つである『回復アイテムによるHP回復速度の上昇』は、
      他のアイテム強化スキルと同様に各プレイヤーの早食いスキルLvに依存している。
      そのため自分だけが早食いを付けているのなら、自分だけが回復速度が上昇する。
      もう一つの『飲むモーションの高速化』については、
      今作の広域は「回復モーションをなんらかでキャンセルするとその時点で他者の回復も止まるが、
      最後まで回復モーションを取ったらもう止まることはない」
      という仕様になっているため、早食いスキルは使い勝手に大きく貢献してくれるだろう。
    • キノコ大好きとも相性がいい。
      消費アイテムをキノコにも適用できるようになるため単純に持ち込めるアイテム数が増える点もあるが、
      本作ではキノコ食用の場合、齧るモーションでアイテム効果が始まるためとにかく早い。
      更に飲み物と違いこぼす恐れが低いからか使用しながらの移動速度も早く、使用者自身も安全。
      スキル発動できる防具が限られ、また装飾品入手の確率が非常に低いことが最大の難点である。
    • 今作ではアイテムに様々な調整が入り、
      特に生命の粉塵の回復量が回復薬程度にまで減少したことが地味に大きい。
      さすがに周回効率を重視したパーティーなどでは必要にならないだろうが、
      上記のように使い勝手その他が向上したこともあり、「広域=地雷」との評は覆されつつある。
      一乙アウトの調査クエストなどにおいてはありがたい存在になることも。
      • ベヒーモスやエンシェント・レーシェンなどで広域回復の有用性が認知されたことに伴い、
        味方の広域を恃みにして体力が危険域であるのに気にせず攻撃を続行する者も現れている。
        言わずもがな、乙ってしまえば広域でもどうしようもない上に
        他者のアイテムを浪費させることになるので、回復はできる限り自分で行おう。
      • 逆にヒーラーのみに徹し、攻撃にほとんどあるいは一切参加しない者も見受けられる。
        モンスターから離れて回復を飲み続ければ狩猟笛の吹き専のように要らぬヘイトを集め、
        突進を誘発するなど戦況を却って乱す結果になりかねない。
        また上記の回復を完全に依存するようなプレイヤーでなければ、普通自分で回復するため、
        残り体力と敵の火力次第では被弾したプレイヤーへの起き攻めをスリンガー弾で怯ませて防ぐなど、
        ヒーラー=回復がぶ飲みだけではなくあらゆる手を尽くし、
        味方を生存させるための行動をとる事も重要となる。
        とはいえ、全てのプレイヤーが即座に的確な行動を取れるわけではなく、
        味方の為に回復行動を取っているという事に変わりはない。
        決してマナーに反する行為をしているわけではない。理不尽に責め立てたりましてやキックアウトなど、
        逆にマナー違反を問われても文句の言えない言語道断な行為である。
        最悪の場合「気に入らない奴はすぐに追い出す地雷野郎」などと晒される危険もあるので
        問答無用で責めたりせずマナーを守ったプレイを心がけると共に、
        そもそもお互いがソロで狩れるよう腕を磨くべきだろう。
    上記の様に体力が危険域にも関わらず他人の広域や回復カスタムを過信したり、
    龍紋シリーズの龍脈覚醒やストームスリンガー(逸品)による自爆ダメージが祟った結果
    力尽きるプレイヤーもいるので一概には言えないが、一時期はSNS上でのトラブルによって
    Twitterのトレンドに「ヒーラー」がくい込んだことすらあるほど。
    モンハンにおいて「ヒーラー」という単語が広まったことが広く伝わり、
    MHWをプレイしていない古参プレイヤーや、上記の歴戦王やベヒーモスやエンシェント・レーシェン等の
    イビルジョー以降の追加コンテンツを殆ど未プレイのプレイヤーには特に衝撃を与えた。
    • アイスボーンからは「生命の粉塵」の上位互換アイテムである「生命の大粉塵」が登場。
      所持数は減少したが回復量が上昇した。また、粉塵から調合する事も可能。
      過去作とは違い大粉塵本体も蒸気機関をある程度回せば大量に手に入るため、入手に困ることもないだろう。
      広域化自体は強化されていないが、満足感が強化された事により
      アイテム不足に陥りにくいヒーラーが可能になった。
      また、MHW:IBに関しては「友愛・攻撃珠」のように火力と広域を両立した複合珠も存在し、
      特に攻撃や達人、匠はLv4SP2の装飾品が出にくいため、
      広域を積極的に採用したい訳ではないが発動させざるを得ないケースもある。
      しかも攻撃・達人・匠のSPの複合珠はそれらSPの有用性からか、飛燕や奪気、耐属、滑走等、
      武器種や敵モンスターによってはイマイチで汎用性に欠くスキルが複合する場合も少なくない。
      ならばいっそヒーラー目的でなくても友愛SPを2~3程度入れておき、
      仲間が乙りそうな時の保険にしたり、味方の回復の手間を少なくし狩猟時間削減に繋げるという手もある。
      最近はドラゴンの追加もあり、火力を維持しつつ広域を投入するのも難しくない。
      特にフレンドとのプレイであれば全員で火力スキルのついでに広域を発動、
      ある程度のダメージを受けてもカスタム強化と味方から勝手に回復が飛んでくるおかげで殴り続けられる
      というかなり攻撃的な広域の使用法も現実味を帯びる。

MHRise

  • MHWの仕様に近い形で本作でも登場。全レベル5まであり、レベルに応じて効果量と効果範囲が拡大する。
    レベル1~2で1/3、レベル3~4で2/3、レベル5で等倍の効果量になる点も大体同じである。
    効果範囲はレベルに比例する。
    • なお、本作は歴代シリーズでもトップと言い切れる程にマップに高低差があるが、
      この点に関してはしっかりと対策されており、高さだけは無視されるようになっている
      (2Dマップ上での距離と理解すればわかりやすいか)。
    • 装飾品がLv2になってしまったので、装飾品で補うには少々厳しくなった。
      困ったことにLv2装飾品には攻防いずれにも有用なスキルが固まっているため
      広域化の充実はその分犠牲にするものも大きくなっている。
  • 今作では回復薬系アイテムの挙動が「飲んだ瞬間一定量回復」、そして「残りを飲み続けて回復する」
    という2段階に別れたため、この双方で広域の影響が出る。
    このため味方との距離次第では片方の回復効果しか出ない事も。
    後半の継続回復部分を回避等でキャンセルした場合、その時点までの回復量に応じた効果が即時反映される。
    この仕様を利用して、早食いLV3が発動していない状況でも
    緊急時に回復薬グレートを飲んで1回目の即時回復効果が出た瞬間に
    回避行動でキャンセルしてもう一度飲む事で素早く回復と言った芸当も可能。
    ただしアイテムの消費が激しいのでご利用は計画的に
  • アイテム使用強化に関しては、自身に掛かる効果は強化・延長されるが味方にかかる効果はスキルなしと同じである。
    また、自分がアイテム使用強化を付けていて広域を受ける場合も効果が無い点も前作と同じである。
    • 体力回復量UPは広域を付けているハンターが一緒に付けていても味方全体の回復量が増えることはないが、
      広域の効果を受ける側が付けていた場合は効果が乗る。
    • カモシワラシ、おだんご医療術(小)or(大)の効果は適用されない。
    • キノコ大好きとは相変わらず相性が良いが、装飾品がLV3スロットを要求するため、
      装備構成は今までよりもやや縛りがきつくなっている。
  • Ver.1.X時点では一部アイテムでバグがあり、例えばこんがり魚は本来「90秒間体力継続回復」させる効果のはずが
    広域LV5を付けた状態で食べて味方に効果を与えると何故か倍の180秒間効果が掛かるようになっていた。
    更に広域の効果を受ける味方がアイテム使用強化Lv3を発動させていると270秒まで延長された。
    Ver.2.0のアップデートによって現在は修正されている。
  • これはMHW時代から言えた話ではあるのだが、
    広域化の使い方は何も回復だけではなく、怪力の種&鬼人薬グレートをばら撒くことで
    味方全員に常に攻撃力倍率17、最大で17*3=51の倍率を増やせるという考え方もある。
    例えば攻撃Lv5と広域Lv5を比較した場合、MHRiseの武器倍率は高くても230程度のため
    攻撃5は自身の火力を20引き上げる一方、広域Lv5は自身の火力を20下げる代わりに仲間の火力を51上昇。
    単純計算で言えば倍率31の分だけ広域Lv5の方が効果は上である。
    勿論この計算が成り立つには4人であることが前提、味方の技量や武器種など条件が多く
    特に野良となると実際にはこの計算が成り立たないことも多いが、
    このように間接的な火力スキルという捉え方も可能であることは抑えておくべきだろう。
    • これまでの時代との違いとして、蟲受け身による復帰のおかげで回復や解毒までが非常に早く、
      広域化持ちに頼るまでもなく体力を維持しやすい環境になっている。
      加えて今作では前作MHW:Iと比べ動きが比較的易しくなっている代わりに
      剣士すら即死級の火力を持つ敵も既にちらほら出ているため、そもそも回復が機能しないケースも増えつつある。
      以上の2点から、今作で広域化をフル活用したい場合、回復によるヒーラー運用よりも
      むしろ怪力の種等によるバッファー運用を重視した方が貢献出来るかもしれない。
      回復と異なり味方を見るのは種・粉塵バフの切れ目のみでよいため
      より手軽に味方を支援しつつ、自身も積極的に戦闘に参加できるのが強みである。

MHF

  • 広域+2までは基本的に(MHXXまでの)メインシリーズと一緒だが、
    MHF-G1のアップデート後より「広域化+3」が登場した。
    ついに回復薬グレートに対応。実質的に生命の粉塵と同じ効果になる。
    さらにラヴィエンテ狂暴期の「大巌竜の紅血」でほぼ全ての状態異常を回復できるようにもなった
    (紅血は属性やられ以外の、全ての状態異常を除去できる)。
    • 同時に「広域化-1」というマイナススキルも登場。
      粉塵も含めて味方からの広域効果を受けられなくなってしまう。
    SP装飾品の「気短珠SP」が、「食事+10、広域+10」とお手軽なスキルポイントになっている。
    広域化+3には30必要だが、剛種防具系統によるランクアップを受けるので+2で十分な場合が多い。
  • 対象アイテムが増えた上にスキル環境も異なるため、メインシリーズとは立ち位置が大きく異なる。
    最大の強みはスキル枠を消費せずに広域化+3を自動発動させる手段も用意されているという点。
    最も手軽なのは猟団料理。店売り食材のみで作れるメニューの効果として発動できる。
    他に、特典遷悠防具ギルドバード・スカラーシリーズを1部位でも装備すれば発動する。
  • 回復薬グレートにも有効とはいえ、もともとMHFでは生命の粉塵の調合がかなり容易に行えるため、
    それすらも足りないというような状況でもない限り機能せず、明確な実用性のあるクエストは限定されていた。
    後述の薬仙人がPTプレイにおいては一部除いて使いづらい*1ため、
    苛烈な攻撃を行うモンスターが登場するクエストにおける、強力なスキルとしての認識はあったものの、
    上記の自動発動手段が実装されるまでは最前線で見られることはほとんどなかった。
    G級以降で一般的なGX・GP・辿異・辿異狩護防具、及び精錬装飾品で同スキルを持つものは少なく、
    MHF-Z現在はミクZPを除くとスキルとしての発動が難しい。
  • MHF-Zでは新たな広域化対応アイテムとして「抗毒液」が登場。
    辿異種エスピナス辿異種ガスラバズラのクエストにしか出現しない精算アイテムだが、
    そのクエストで非常に重要な意味を持ち、PTに広域持ちが一人いるだけでPTの生存率が大きく向上する。
    こちらは薬仙人での代用もできないため、広域化が改めて注目されるきっかけにもなった。
    詳しくは上記リンクを参照のこと。
  • 迎撃戦クエストにおいては、粉塵を調合分まで持ち込むと剥ぎ取り素材を持ち帰る枠が圧迫されるため、
    代用として猟団料理で広域化+3を付けておくと余裕を持って味方を回復できるようになる。
    粉塵3つで十分というならまだしも、誰が来るかわからない野良募集の際には安定感がぐっと増す。
  • そもそもアイテムを持ち込めず、回復の機会が限られている狩煉道においては非常に効果的。
    猟団料理で付ける場合は辿異種対策の耐性強化と迷うところだが、
    「超特殊モンスター」のために周回するような場合はこちらのほうが有効活用しやすい。
  • ラスタに付けても有効なスキル。しっかり回復薬などの効果を飛ばしてくれる。
    粉塵と違って、こちらの体力が大幅に減っていなくても使うので回復のチャンスが増える。
    広域+3の回復薬グレートにも対応しているため、生命の粉塵使用ラスタで発動させると
    かなり頻繁に回復してくれる。
    • かつては、誰かに火事場が付いていると(実際に発動していなくても)空気を読むのか、
      広域しない回復アイテム(応急薬?)を使うようになるという、妙に芸が細かい仕様があった。
      なお、この仕様は広域化が発動したラスタ自身に火事場スキルが付いていても適用されてしまうので、
      広域化を付けたラスタを作る場合はうっかり火事場スキルが付いてしまわないよう調整する必要があった。
      2018年7月アップデート以降は、NPCの回復行動は火事場スキルを考慮しなくなった
    • G級以降、ほとんどのハンターは火事場効果を含むG級スキルである、
      逆鱗/ブチギレ紅焔の威光不退ノ構のいずれかあるいは複数を発動させているため、
      「G級以降はラスタの広域化は機能しない」という認識があった。
      そのため体力回復のサポート用スキルとしては、下記の薬仙人をラスタに付けている人が多い。
      上記のように現在では広域化が機能するようになったものの、どちらを選ぶかは状況次第である。
      詳しくは薬仙人の記事を参照。
  • 類似スキルに薬仙人がある。
    こちらはパーティ内で2名以上が発動していることが条件だが、全ての回復アイテムが広域対応する。
    ただし体力回復効果のないアイテムには作用しないという点で広域化と差別化されている。
    ちなみに広域化と併用しても、広域回復効果が二重に発揮されるようなことにはならない。

余談

  • エリア全体にアイテムの効果を飛ばすというのは、原理を考えてみると不思議なスキルである。
    戦闘状態に入っていないなら、ちょっとアイテムを分け与えていると思えばいいのだが、
    何故、バリバリ攻撃中の仲間にもアイテムの効果が飛んでいくのかは未だに大きな謎である。
    まさか食べたアイテムを生命の粉塵のように味方に吐き掛けているのだろうか…?
    もしかしたらプラシーボ効果の1種なのかもしれない
  • 「味方をサポートする」というイメージからなのか、一部の人間によって
    「狩猟笛と相性が良い」という大嘘が長年流布され続けている。
    実際に使ってみるとわかるが、狩猟笛と広域に並以上のシナジーがあるとは言い難い作品が殆どである。
    • そもそも狩猟笛は基本的に武器を出しっぱなしで立ち回る上、抜刀・納刀が遅い、
      抜刀攻撃で旋律効果が崩れる等、シナジーがあるどころか逆に使いづらくなるような仕様が多い。
      一般に相性が良いと言われている片手剣や大剣などは武器を出していてもとっさに回復薬を飲めたり、
      納刀して立ち回る事が多いためにそう言われているのであって、狩猟笛は演奏中など
      操作を受け付けないタイミングが多い事を考えると並~それ以下の相性である事が多い。
      • また、「味方を回復したい」「味方の状態異常や防御DOWNを消したい」という用途であれば
        回復・予防効果旋律のある笛をチョイスするなり、笛吹き名人の副次効果で壊れにくい
        角笛系アイテムを持ち込むことで充分代用が効く。
    • こうした事情から、狩猟笛+広域の組み合わせは吹き専寄生扱いされてしまう事が多く、
      最悪それを理由に部屋から蹴られる事も少なからずあるため、狩猟笛使いの間では広域は
      好まれるどころか逆に忌避されやすいスキルの一つである。実際に狩猟笛使いの間では
      汎用剣士装備に鼓笛珠を付けたものや一部のパーツを変えた派生装備の人気が高く、
      MH2で初登場して以来広域が入った狩猟笛のテンプレ装備というのはほぼ存在しない。
    • …にも関わらず、狩猟笛をあまり使い込んでいない人が適当に嘘テンプレや嘘最強装備を
      考案・喧伝する事が多く、度々「広域支援狩猟笛」装備という物が爆誕している。
      こうした現象は笛吹き名人が現使用で登場したMHP2当時の攻略記事・掲示板ログ等でも
      確認でき、同作の発売年(2007年)から数えるとそろそろ15年を迎えようかという
      MHRiseでも未だに散見されており、非常に根深い問題となっている。
      • こうした誤解が中々消えない原因として、公式も誤解しているのではないかという説もある。
        実際、過去作品の攻略本やゲーム雑誌に広域狩猟笛装備が掲載されていた事例があったり、
        MH3Gのペッコ一式笛吹き名人と一緒に広域化と
        (広域化には効果の乗らない)アイテム使用強化をわざわざ付けていたり、
        MHW:IBにおけるEXクロオビアームαの広域化Lv2+笛吹き名人Lv2などが
        ついていた例があるためこう言われる。
        ただ前述のように、MHWのエンドコンテンツ~MHW:IBでは
        火力スキルと並立して広域を付ける事が多いため、
        EXクロオビに関しても、そうした需要を見越して付けられたものという側面が強い。
        現に別パーツにはランナー等が付いているため、わかってやっているはずである。
      • なお最新作にあたるMHRiseでも未だに一部で
        「最強ヒーラー装備」等と称してかんなりの神笛Ⅰが推されたり
        テンプレ装備のスキル構成をグチャグチャにしてまで
        広域や体力回復強化を付けた装備などが一部で紹介されているが、
        そもそも本作では回復薬が尽きるほど長期戦になる事が稀である事、
        最悪ベースキャンプで無限に補充出来る事、猟具生物やオトモのサポート行動でも味方を回復できる事、
        殴っているだけで味方の回復もある程度こなせる事等から
        採用する意義があるかというと余程の事が無ければ非常に怪しいところである。
        回復にこだわるにしても、本作の衝撃波ダメージの仕様上有利な百竜笛Ⅳの百竜強化で旋律を
        【攻撃】Ⅱから【回復】Ⅱに変更、入れ替え技を「共鳴音珠」にしておけば
        火力と回復を割と高い次元で両立できるため、
        態々初心者やアレな人の面倒を見るためだけに自身の火力を投げ捨てる必要も無い。

*1 複数名で発動させておかないと効果が発揮されないため