初代MHから登場している釣り餌アイテム。
概要
- 釣り餌として使える大型のカエル。しかし普通の魚を釣るには少々大きすぎる。
一部の大型モンスターが大好物としており、これを餌に釣り竿を垂らすと彼らが喰らい付く事がある。- 対象となる大型モンスターは当初はガノトトスのみだったが、
MHGからはガノトトス亜種、MH3からはチャナガブル、MH4からはザボアザギルが新たに登場している。
- 対象となる大型モンスターは当初はガノトトスのみだったが、
- 水中を拠点とする彼らを力尽くで陸地に引き摺りだし、陸上戦に持ち込む事が出来る。
また、釣り上げて陸に叩きつけることで、モンスターにダメージを与える。
与えられるダメージは意外と大きく、これが止めとなってクエストクリアなんて事も。
なお、MHP2Gではモンスターの全体防御率がそれまでの作品より低く設定されており、
爆弾ダメージもあまり通らなくなっていることは有名だが、
同作において全体防御率を無視できるのはこれと毒のみである。
- MHP2Gまで、及びMHFにおいては、他のハンターが同一エリア内に居ると釣れないので注意。
オトモアイルーがいても釣ることはできるが、
MHFではパートニャーも含めたサポート狩人がいると釣ることはできない。
- カエルの色はPTの自身のアイコンの色と同じになる(例:受注者は赤、2番目が青)
そのため、赤、青、黄、緑の四色が存在する。- MHFのみ、4人目の色は紫となる。
これは、猟団チャットの色に緑色が使用されており、猟団員と4Pのハンター、
どっちの発言か紛らわしいので4人目のアイコンの色を全て緑から紫に変更した影響。
その為、一番カエルらしい色のカエルを見ることが出来なくなってしまった。
まあ赤いカエルや青いカエルや黄色いカエルや紫のカエルが実在しない訳ではないが。
- MHFのみ、4人目の色は紫となる。
- MHFでは音爆弾を購入できる上に釣りのダメージ量は多くなく、
前述のようにラスタなどサポート狩人の同行時には釣ることができないので、
あえて釣りで引っ張る必要はない…
が、クエストの中にはガノトトスの一本釣りが必須条件またはサブターゲットになっているものも。
大体の場合小型モンスターが邪魔をしてくるので、対策を用意しておきたいところである。
- 別の用途として、錬金術で角笛と調合させることで鳴き袋にするというものがある。
MHP2Gの集会所下位のイャンクック亜種のクエストは、密林で釣りカエルが大量に採れる上、
支給品に音爆弾が入っているため、音爆弾とその調合素材の鳴き袋、
さらに鳴き袋の素材である釣りカエルを求めて、多くのハンターが足繁く通っていたんだとか…。- また、MHFではシリーズクエスト「智臨迷宮」において
「ピンチに陥った仲間を救おうとあるアイテムを使ったが救うことができず、
そのアイテムもそのことに責任を感じたのか自然に壊れてしまい、
ハンター自身も以後そのアイテムをその用途に使うことはなく、
別の用途に使うために釣りカエルを集め始めた」という問題が出題された。
「別の用途」において釣りカエルを併用するアイテムが問題の対象であるため、
正解は上記錬金術で使うアイテムのもう一方である角笛である。
- また、MHFではシリーズクエスト「智臨迷宮」において
- ちなみにMHP2G以前はガノトトスが喰らいついたらボタンを押して釣り上げなければならないのだが、
MH3以降のガノトトスやチャナガブルは勝手に釣られている。
こっちは何もボタンを押していないのに。この違いはなんだ。- 但し、ハプルボッカを釣る際はこのカエルが不要な代わりにボタン連打が必要。
どうせMH3のチャナガブルと同じだろう……と思って何もしないと手痛い反撃を受けることになる為、
迅速な釣り上げが必要となる。
- 但し、ハプルボッカを釣る際はこのカエルが不要な代わりにボタン連打が必要。
- 釣りカエルによる釣りを成功させると、作品によっては「アングラー」という称号を得ることが出来る。
特にMH3以降では「トライ」という称号もある為、
どこかで聞いた事のある曲名と同じ称号を作ったハンターも居るのではないだろうか。
- MH4では対象となるモンスターはザボアザギルのみだが、未発見状態でないとなかなか釣れない。
しかも釣らなくても勝手に陸上戦となるので、本来の用途で使う機会はほとんど無い。
ザボアザギルを釣ってから戦闘を始めたければけむり玉の使用はほぼ必須となるだろう。- しかし、操虫棍の強化素材に要求されるので、採取はしておこう。
氷海のエリア1の採取ポイントで簡単に集められる。 - また、釣りカエルは使わないが、今作ではガノトトスを「捕る」ことができる。
- しかし、操虫棍の強化素材に要求されるので、採取はしておこう。
- MHXではエリア内に対象モンスターが居るとニャンターの釣り餌がカエルを模したルアーに変わる。
基本的にはアイテムを使えないニャンターのための好意的な仕様であるが、
対象モンスターがエリア内に存在する限りはカエルのルアーで固定されてしまい、
他の魚が一切釣れなくなってしまうという落とし穴がある。
そしてあるニャンタークエストにおいてはこの仕様が障害となり得る。- ガノトトスの現役復帰により釣りカエルの出番も増したが
釣りカエルを入手しやすい氷海に行けるようになるのは緊急ガノトトスの後である。
一応その前にも低確率で採れるフィールドはあるがさすがはドSのカプコン。 - 久々に復活したカエル仲間の笛の生産・強化にも使われるため、若干使い道が増えた。
- ガノトトスの現役復帰により釣りカエルの出番も増したが
- MHWにはガノトトスを始めとした、
カエルが好物な水中に潜むモンスターが登場しないため、MHP3以来の不在となっている。
- MHRiseではとうとう釣りダンゴもろとも削除されてしまった。
余談
- カエルは変温動物なので極端な寒暖には弱い。両生類なので乾燥にも弱い。
にもかかわらず、MHP2G以前のシリーズでは砂漠地帯で入手できる事も多い
(一応、現実でも砂漠地帯に生息するカエルは存在する)。
また、MH4(G)では氷海で入手できる。むしろ氷海以外ではまず入手できない。
これらの地では釣りカエルの対象となるガノトトスやザボアザギルが出現する可能性があるので、
ハンター側が困る事ではないが、とても不思議である。
現実世界のカエルとは異なる、体温調節能力などを持っているのだろうか?- カエルは気温が大きく下がる時期になると地中に潜って冬眠する種が多い。
MH4(G)で入手できる釣りカエルは越冬している最中なのかもしれない。
尤も、氷海に春が訪れても気温の低さはあまり変わらなそうな気もするが……
- MH4(G)では氷海にて、同じくカエル型のモンスターであるテツカブラが姿を見せることもあるため、
実際は氷海で釣りカエルが拾えることはあまり不自然ではないのかもしれない。 - なお、テツカブラは孤島にも徘徊しているが最大の天敵ガノトトスとは、一切、共演しない。
こちらに至っては岩穿すらガノトトスとの共演を避けている事から考えて
ガノトトスにとってのテツカブラは、問答無用で大きな釣りカエルなのだろう。
水ブレスもばっちり「こうかは ばつぐん」であろう。
- カエルは気温が大きく下がる時期になると地中に潜って冬眠する種が多い。
- ガノトトスを初めとする水棲モンスターがこの釣りカエルを好物としているのは上記の通りだが、
彼らの巨体に対して釣りカエルはあまりにも小さい。
彼らが釣れる釣り場ではカジキマグロや古代魚といった大型魚が釣れることもあるが、そういった魚には目もくれず、
一方でカエルの気配を感じただけで食らい付く。この程度で腹の足しになるとは到底思えないが、
それでも迷うことなく食い付くということは釣りカエルは彼らにとってそんなに美味しいのだろうか?- ただ、我々が姿を見ているのはあくまでも蛙の形をした「浮き」であって、
釣りカエル本体ではないことに留意する必要があるだろう。
- ただ、我々が姿を見ているのはあくまでも蛙の形をした「浮き」であって、
- カエルを生餌として釣るという方法は、現実世界にも存在する。
主にライギョやナマズを釣るのに使う釣法であり、日本では「ポカン釣り」と呼ばれている。
針に付けた生きたカエルを水面でポチャポチャと動かして誘い出す。
水面で動くものに反応するというライギョやナマズの習性をうまく利用した釣法でもある。 - 名前は釣り果得ると釣り蛙からだろう。
関連項目
システム/釣り
モンスター/ガノトトス
モンスター/ガノトトス亜種
モンスター/チャナガブル
モンスター/ザボアザギル
オトモ/ケロロフェイク - カエル繋がり