アクション/剣盾コンボ

Last-modified: 2021-10-20 (水) 20:36:48

片手剣の連続攻撃の途中に組み込まれている技の一つ。通称「盾コン」。なぜか「剣コン」とは呼ばない。
単発で繰り出すことは出来ない。

概要

  • 盾でバックナックルを繰り出し、そこから剣で斬りつける連続攻撃。
    一度繰り出すと剣を振り下ろすまで他の攻撃や回避に繋ぐことが出来ないため、見た目以上にスキが大きい。
    コンボとはいうものの実際には乱舞のような途中キャンセル不可アクションという趣である。
  • タチの悪いことに、隙が少なく出も早い基本攻撃である△やXを連打していると勝手に出てしまうという、
    おおよそ初心者に優しくない仕様となっている。
    コンボ要素のあるアクションゲームは大概そうなのだが、先行入力を受け付けるため、
    適当にボタンを連打するだけだと剣盾コンボまで簡単に繋がってしまう。
  • 発動の回避自体は非常に簡単で、△、あるいはXを2回で止めること。モーションで言えば「横斬り」までにする。
    • △orX始動でも、回避後入力の斬り上げなど他の攻撃から繋いできてもコレは変わらない。
    • 2段目からは◯orAの水平斬りに繋いだり、下記リンクのシールドバッシュへと繋ぐ事も出来る。
      攻撃を続けたい場合はこちらを行うといい。
    • MHX、XXでは狩猟スタイル次第でコンボルートが変化したりする武器が多いものの、
      スタイルによって派生Aが水平斬りかシールドバッシュに変わるだけで、
      片手剣のこのX(縦)・X(横)・A(水平orバッシュ)派生は全スタイル共通で行える。
  • 使用後は回避、回転斬り、水平斬り(MH3~)、旋刈り(MHRise)に繋げることができる。
    上述したようにあくまで剣を振り下ろした後の話だが。
  • 以前は公式ガイドブックなどでは「剣と盾のコンボ」と書かれており、
    プレイヤーからは「盾コン」だけでなく、「盾剣コンボ」及びさらに短くして「盾剣」等とも呼ばれていた。
    MH4以降は公式Webマニュアル、及びゲーム内のハンターノートの武器操作指南では「剣盾コンボ」という名称になり、
    「盾コン」と略されることが多くなった。
    • MHFでは最後まで「剣と盾のコンボ」が正式名称であった。
  • 初代から存在するアクションだが、MHP2Gまでのシリーズでは剣でも盾でも切断属性であった。
    そのため、「盾で殴ったのに尻尾を斬り落とす」という不思議な現象が見られることがあった。
    もっとも、棍棒で斬り落としたりするので今更だが…
    MH3~MH3Gまでは盾で殴ると無属性の打撃、剣で斬ると属性効果を有する斬撃と分けられた。
    ただMHP2Gまで盾の攻撃にも属性が乗ったため弱体化とみるハンターが多かったようだ。
    MH4からは盾攻撃にも属性が乗るようになったが、盾が打撃であるためにP2Gの方がマシである。(肉質が斬>打のモンスターが非常に多いため)
    MHFでは当初はMHP2Gまでと同じ仕様だったが、シーズン10アップデートより盾が打撃属性になった。
    MH4同様、属性は盾にも乗る。
    なおシリーズにもよるが、一連のコンボは弾かれ無効となっている。
  • 下記リンクのシールドバッシュと混同している人が意外にも多い。
    「Xボタンを連打すると最後に出る攻撃」が盾コンである。
    シールドバッシュは基本「単発攻撃」なので、根本的に違う。

問題点

  • このアクションにはいくつか重篤な問題があり、ハンターからの評価はすこぶる悪い。
    最大の理由は、コンシューマーシリーズでは(MHXXまで)ほぼ一貫して剣の攻撃にふっとばし効果があるためである。
    見た感じどう考えても吹き飛ばすようなものではないのに、全くもって謎である。
  • そして隙の大きさの割にモーション値自体も非常に低い。
    MH3までは8+12の「20」であり、隙の大きさやふっとばしのデメリットを考えると物足りないどころではない。
    なお、MHP3以降では10+20の合計「30」と、僅かであるが上昇している。
    • 参考までに、ほぼ同じ時間で繰り出せる基本コンボ、
      「斬り上げ→縦斬り→横斬り」のMHP3でのモーション値は、14+14+13=41である。
  • これだけなら「使わなければいいんでしょう?」と思うかもしれない。
    ところがどっこい、このアクションは片手剣の通常コンボの〆として用意されているため、
    攻撃しようと単にボタンを連打すると100%の確率でこのアクションを繰り出してしまうのである。
    上述したように明確なメリットは乏しく、これを使わなくても火力面などの問題は一切ないため、
    片手剣におけるペナルティ技」「操作ミスによるアクション失敗」と言った散々な評が一般的である。
    そしてビジュアル面でもとてもかっこ悪い
  • これを回避する方法は単純明快で、前述の通り盾攻撃をする前に回避や回転斬りに繋げばよい。
    MH3からは斬り降ろし・横斬りからAで水平斬り→斬り返し→回転斬りへと繋がるようにもなった*1
    ふっとばしに関しては自分自身には何の問題もない(後述するが、これはこれで問題である)ので、
    味方を絶対にふっとばしようのない状況(もしくはソロ)であれば、
    反撃を受けない隙があれば使ってもさしたる問題はないだろう。
    • MHP2Gまでは上述の通り盾攻撃も切断属性。
      モーション値が時間に対して非常に低い事から弾かれ無効という利点を差し引いても片手剣を使い慣れた人はほぼ使わない、いらない子扱いな技であった。
    • 一応、攻撃時の大きめの踏み込みを利用し、「そのままだと剣が届かないが前転すると行き過ぎてしまう」という
      微妙な距離を詰める目的なら使えないことも無くはない。
      もちろん、味方をぶっ飛ばさない保証があるのが大前提だが。
  • MH4では、上記の盾コンの問題が一気に噴出してしまい大問題となった。
    オンライン無料化という今までにない裾野の広さを持ったことで、オンラインPTプレイにおいて、
    盾コンを放って味方を吹き飛ばすプレイヤーが強く強く問題視されるようになったのである。
    その結果として、「盾コンを使う=地雷」という認識が強く浸透してしまい、
    片手剣そのものの評価を引き下げる元凶の地雷アクション」とまで言われるようになってしまった。
    MH4GとMHXでも仕様に一切の変化が無かったことから、片手剣使いからの不満の声が非常に多い。
    • このような状況が起こってしまった原因は大きく分けて二つあるとされる。
      一つは、公式Webマニュアルのおすすめ連携アクションや、
      ハンターノートの「武器操作指南」に、“基本コンボ”として掲載されてしまった事。
      MH3Gの公式WEBマニュアルではおすすめの連携が横斬りからの水平斬り派生であったのに対し、
      こちらはおすすめ連携アクションの最初に剣盾コンボが記されてしまっている
      つまりこれを鵜呑みにすれば、剣盾コンボを連発してしまう可能性は高いだろう。
      なおMH4Gでも一番最初におすすめ連携アクションに剣盾コンボが記載されており、
      MHXではギルドスタイルでは3番目、ストライカーでは剣盾コンボがおすすめになっていないものの、
      エリアルとブシドーでは相変わらずおすすめ連携の最初に剣盾コンボが掲載されている
      というより、エリアルとブシドーには水平斬り・斬り返しがない
      基本的にMHP2G以前の連携なので、自分で回転斬りを操作して出さなければいけない。
    • もう一つの理由としては、片手剣を利用した迷惑行為を働いていたプレイヤーの存在である。
      詳しくはこちらを参照してほしいが、
      MH4ではオンラインのマナーが過去最も悪いとまで言われるほどの状況があり、
      特に「爆殺厨」というPK行為が大きな問題として指摘されていた。
      この爆殺厨が主に使用していたのが片手剣であり、ただでさえ片手剣の印象が悪くなっていた中で、
      大きなメリットもないのに味方を吹き飛ばす剣盾コンボは、
      他武器種のふっとばし攻撃以上に悪質な迷惑行為とみる人が多かったのである。
    • MH4では盾攻撃の属性値が復活した事は上で述べた通りだが、
      今作の疲労状態は弱体化効果がほとんどない上に食事のために早々のエリアチェンジを誘うこと、
      とてもスタンを狙える手数と蓄積値を有していないこと、
      打撃肉質は斬撃肉質より硬いことが多いことの3点から(バッシュ含めて)盾の攻撃自体嫌われていた。
  • これ以降、剣盾コンボについては(それまで以上に)厳しい目線が注がれるようになった。
    MH4(G)では特に深刻で、オンラインで一回でもこの技を使った時点で迷惑プレイヤー扱いされたり、
    MH4Gの高レベルギルドクエストともなると、
    クエスト終了後に即キックアウトされるという事例が報告されている。
    ハンターのアクションで使い道がなかったり厄介な特性があるものは他武器種にも少なからずあるのだが、
    こうもプレイヤーから嫌われたアクションは他にない…かもしれない。
    酷い時は片手剣のハンターが入室した瞬間「問答無用で蹴るという人も存在するほど。
  • MHXXではレンキンスタイルの登場により少々事情が変わった。
    なんとレンキンスタイルの連携では剣盾コンボがオミットされている
    さらにX連打のみでもなんでも、あらゆるコンボの〆が回転斬りに変更されている。
    これは回転斬りがレンキンゲージを溜めやすいアクションであるための変更でもあるが、
    他にもスライドパッド+Aで出せるバックナックル(シールドバッシュ)連携も、
    一段目の盾殴りの次で回転斬りになりバックナックルを出せないようになっている*2など、
    何をどうしても、とにかくぶっ飛ばさない連携になっている。
    問題は片手剣初心者がレンキンスタイルをあまり使わないことだが……
    • ただしぶっ飛ばし効果を持つ攻撃が消えたことで、
      麻痺した味方をぶっ飛ばして救う、といったことはできなくなった。
      無論、他スタイルでは上記の難点が相変わらずなので、
      いい機会だから全スタイルからオミットすべきだったという意見も少なからずある。
  • 上記のような事情から、アクション自体の削除を求める声はかなり多いが、
    剣盾コンボの根本仕様は問題視されるようになってからXXに至るまでも何一つとして変わっていない
    公式の『片手剣紹介動画』でも度々使われているが、
    片手剣使いからは「(真似すると困るので)公式の動画で使わないで欲しい」と悲鳴が上がるほどである。
  • MHWorldでは遂に味方を吹っ飛ばすデメリットが削除された
    これによりマルチ時にうっかり暴発してもあまり迷惑はかからなくなったが、
    イマイチなモーション値・スタン値は特に改善されておらず、相変わらず隙も大きいので積極的に振りに行く技ではない。
    今作では「スティック入力と同時に△ボタン」でスティックを入力した方向に向き直りつつ攻撃する
    「旋回斬り」が追加されているので、従来よりも暴発を予防しやすくなった。
  • Riseでも継続して登場しているが、こちらでも吹っ飛ばしではなく仰け反りに変更されている。
    マルチではひるみ軽減1を付けるのが鉄板なのでどの道暴発しても問題ないとも言えるが
    • 新フィニッシュ技の旋刈りが非常に高威力で脚光を浴びているが、
      一応立ち状態からは縦斬り(X)→横斬り(X)→剣盾コンボ(X)→旋刈り(X+A)
      と連携させると旋刈りに繋がり他のコンボよりも速いため、
      旋刈りを最速で出す手段としては存在価値はゼロというほどではない。
      それでもDPS面で水平斬りやハードバッシュ連携に大きく遅れを取っており、
      使う場面はほぼ皆無となっている。
      汎用性の高い突進斬りやハードバッシュ連携ではなくこっちを入れ替え技にしてくれたらよかったのにという声も
    • 旋回斬り削除に伴い回転斬りが繋ぎ技の役目を引き継いだが、
      こちらは発動時に大きく踏み込むため、距離調整という盾コンほぼ唯一の役割すら失ってしまった。
    • なお、修練場などで確認できるオススメコンボの【基本的な連携】はX→X→A→Aとなっており、
      他の項目でも剣盾コンボはオススメに含まれていない。
      そのため、片手剣新米ハンターが意味もなく暴発させる事態は少なくなっている……かも。
  • MHFの剣盾コンボには当初ふっとばし効果があったのだが、
    黎明期の片手剣の人気がかなり低かったこともあり、大きな問題にはならなかった。
    2010年より人気が上がってきた事に伴いこの点が問題視されるようになり、
    同年末のシーズン10アップデートにてふっとばし効果が削除された
    ただし隙の大きさは相変わらずであり、G1からは無限連斬や横斬りからのスライディング派生など、
    便利な技が追加されたということもあり精力的に使われているとは言えず、
    MH4での悪評が届くようになってからは、
    「MHFでは剣盾コンボが暴発しても重大な支障はない」程度の認識しか持たれていない。
    • ちなみにMHFでは、通常コンボ中の追加入力で定点コンボ「無限連斬」に派生できるのだが、
      盾コンを出すと無限連斬への派生ができなくなる。
      そして「極ノ型」では、盾コン後に「シールドブロウ連打」という盾で連続殴打する派生が可能となる。
      確かに盾を使うコンボではあるのだが…

余談

  • 上述したように散々な評である剣盾コンボだが、対人戦では話は別。
    バックナックルという別手段はあるが、容易にふっとばしを決めることができるだろう……
    と言いたいところだが、何故か対人戦ではなかなかどうして使いどころに困るアクションである。
    というのも当たり判定が妙に薄く、盾を当ててしまうと怯みの無敵時間で剣が外れてしまったり、
    ジャンプ斬りから繰り出しても盾コンが出る頃にはスーパーアーマーは切れているため、
    こっちが逆に怯ませられてしまう事も多いのである。
    だがPTでの普通の狩猟ではまるで狙ったかのように味方がふっとばされてしまう
    そういう点でも不遇なアクションと言えるのかもしれない。
  • メインシリーズでは剣盾コンボを「出さないのが基本」であり、
    まずはこれを暴発しないようにするのが片手剣使いの基礎と言える。
    モンハンは攻撃ボタンを連打してごり押ししても反撃されてやられるだけなので、
    安直にボタン連打をしない、という練習にもなるだろう。
    このような特性からペナルティ技だったり操作失敗扱いだったり散々な評になっているのだが、
    「安直にボタン連打したりせず、豊富な連携を使いこなしてこその片手剣」
    「コンボをうっかり最後まで出すと、技を失敗してしまうよ」
    ということをハンターに教える役割を担っている……のかもしれない。
    …公式での扱いを見る限りは、あくまで主力アクションの一つと定義しているようだが。
  • ちなみにMHFの片手剣の「ジャンプ斬り」や、MH4以降の片手剣の「溜め斬り」等も、
    盾で殴りつけつつ剣で切り込むアクションになっている。
    これらの盾の性質は盾と剣のコンボのそれと全く同じであり、ある意味これも盾コンと言えるだろう。
    もちろん剣で吹っ飛ばしたりはしないのでご安心を。

関連項目

アクション/シールドバッシュ


*1 モーション値も斬り返し側の方が高い。
*2 ちなみに水平斬りでも斬り返しにならずに回転斬りになる。